雑然と、ものが溢れるオヤジの隠れ家、無造作に立てかけた空気銃 

サスペンス・ドラマ ・・・ 別荘・暖炉の上に飾った猟銃 ・・・ 昔、テレビで見た光景

しかし、今、銃の扱いは非常に厳しい。保管庫に入れ、幾重にも鍵をかけねばならない。
壁に飾るなど、ありえない。
さらに、散弾銃や、人気の高性能エアライフル、部屋に置いただけで、違和感がある。

ところが、昔ながらの空気銃、それなりに重厚感あるが、ほのぼのとして、心がなごむ。
除雪しなくていい平日、保管庫から出し、かたわらに置いて、目をたのしませる。
時々手にとって、スコープを覗き、妄想する。 つまり、オトナのおもちゃ。

そういえば、こんな会話、したことがあった。

・・・ 男の子、おもちゃのテッポ好きなのに、大人になると興味なくなるの、なぜだろう。
・・・ 分別付くと、男の本能忘れちゃうんじゃない。
・・・ そうは思わない。母親や女房の影響じゃないか。
・・・ 男女同権の時代だからなあ。
・・・ オトコは男の、おんなは女の、それぞれの生き方、大切にすべきだ。
・・・ 女房に指示され、唯々諾々と従う亭主には、なりたくないね。
・・・ それには、オトコも、自立できんじゃ、いかんぞー!
・・・ はっ、はーっ!