このあいだ、薪をもらってきた千曲川の堤防、行ってみたら全部なくなってる。
なるほどなあ、薪ストーブ人気、恐るべし。
で、残ってるのは大量の木の皮。なんだい、これは誰も持って行かないの?

・・・ じゃ、おれっち、戴いちゃう ・・・
どうすんのかって?
乾かして、焚き付けにします。

・・・ かつて ・・・ 

新聞紙、使用済割りばし、薪の細割り、市販の着火剤
チェンソーのおがくずを灯油漬けにした自家製着火剤など
いろいろやってみましたが ・・・

今は、薪割りで出た、木くずや木の皮を乾かして、
草焼用・火炎放射機で ・・・ ブオーッ! ・・・
これ、楽で確実で、場所とらず。
 
一番の 「売り」 は、その 「送風効果」

薪ストーブは、火が安定すれば対流が起きて、煙突が煙をどんどん吸い出してくれますが、
焚き始めは煙突が冷えてるから室内に煙が逆流、えらい目にあう。こんなはずじゃなかった、と後悔する。
その点、これは、火を付け、煙突内空気を温め、強制排気効果もあって、なおかつ、カセットガス燃料・手軽で安い。

・・・ 焚き始め用に、「煙突強制排煙装置」 を自作しようと真剣に考えていた7〜8年前 ・・・

こいつに出会って、目からうろこが落ちたのでした。
薪ストーブも、15シーズン目。 こんな些細なテクニックにも、家族の冷たい視線に耐えた試行錯誤の歴史があって 
これもまた ・・・ わが、コロンブスの卵! ・・・ と、悦にいってる爺であります。