薪棚にすき間が目立つようになった。 昨年の10月から薪ストーブをたき始めて4か月、 確実に、春は近づいている。 が、棚を見ては、計算する。 えーっと、上段で2月いっぱいもつだろー。 2段目で3月、最下段が4月でえー・・・ 給料日前の気分です。 そういえば昔、高校の頃・・・ 春が近くなると、ストーブ用の石炭の貯蔵が残り少なくなって、 各クラスへの配給が減りました。 すると・・・ ロッカーの扉がなくなったり、空いている机が消えちゃったり・・・ うちの土蔵には、 亡くなった親父が、『捨てるのは、もったいない。』 と、しまっておいた古い建具や、 『いずれ使う日が来る』 と、雪や台風で倒れた樹木を製材したものがたくさん残っている。 いつも、春になる前に薪の在庫がなくなったら、あれを薪がわりにしようと思いながら、10余年。 いまだ出番がないのは喜ぶべきことか、処分できないことを嘆くべきか。