深山幽谷のおもむき ・・・

そろそろ今年の薪をなんとかしないと、と、ボンヤリ考えていたところ
山小屋の達人Kさんから、とびきりの話をいただいて、連れてってもらった。
 
なんと、間伐された広葉樹がいたるところに
ごろごろしている。

灌漑用水路保全のために、
補助を受けて森林組合に伐ってもらったのだ、と、
地区の責任者。

好きなだけ持ってっていい、と!

わーおっ!

薪つくり人は・・・
 
この光景を見ただけで、満ち足りた気持ちになる。

この先・・・

運べる長さに切って、軽トラに載せて運び出して、
自宅作業場におろして、
更にストーブに入る長さに切って、薪割りして、
割った薪を、薪棚に積んで・・・

それを、約半年分用意するという気の遠くなるような話。

その苛酷な作業を嬉々としてこなすのが、薪つくり人。
薪ストーブ人気が高まって、煙突と薪棚があちこちに見られるようになったが、ホントにみんな薪づくりしてるんだろうか?
乗用車での運搬は無理だし、チェーンソーが必要だし、斧で割るには限界があるし、住宅街では作業騒音と煙の苦情。
焚きつけに慣れないと家じゅう煙だらけになっちゃうから、人知れずやめちゃった薪ストーブ設置者って、いるだろうなあ。

そう思いつつ、13年目の薪づくりに突入した『薪つくり人』で、ありました。