・・・ かつて ・・・

長峰丘陵、我が家の里山には炭焼き窯があって、

毎年、その冬使う炭の材料に必要なだけ、広葉樹を伐採した

切り株からは、新しい枝が出て再生、10年で直径20pくらいに育ち、

1000坪の里山、伐採と再生を無限に繰り返す豊かな燃料庫だった

しかし ・・・ 昭和30年 ・・・ ミツウロコ豆炭が製造開始されると

コタツの燃料が 「自家製・炭」 から 「手軽な市販・豆炭」 に代わった

したがって、最後に炭焼きしたのは、オイラが小学校4年生、昭和34年

以来、60年、生活水準は向上しつづけたが、里山も荒廃しつづけた

その結果が、クマ、イノシシ、日本鹿、カモシカ、サル、の大繁殖

里山を荒廃させるからいけない ・・・ と、訳知り顔に言うのは簡単だ

昔に戻った暮らしをせよ、とか、オオカミを放せ、などと、非現実的な話でなく

何か、ウマい手ないか? 

・・・ ある! ・・・

増え続ける薪ストーブ愛好家に、立木だけ買ってもらうのだ

たとえば、我が家の里山1000坪、5万円なら売る

買った人は、契約年数だけ、自由に伐採できる

1000坪全部伐り終わった頃には、また、元に戻って伐れる

土地の取得じゃないから登記不要、不動産取得税・固定資産税かからん

どーだ ・・・ この話、現実的で、イーだろー ・・・ のらんか?