伐ったばかりの栗の木(下:白っぽい) リンゴ(上:黄色っぽい)




『雪が降ってから 焚き木集める 泥縄亭主』 と、言われた時代

わが亡父(ちち) ・・・ 真冬に木を伐って焚き木にした ・・・ なぜ?


凍結防止帯など持たない樹木は

冬期間、水分を断って

寒気で凍結・枯れ死、しないよう、自らを乾燥させる

したがって

雪や雨で濡れた外皮だけ乾かせば、すぐに燃料になる




オラが、今頃 伐った薪(↑)

栗の木は、実を落として2か月経って、既に芯まで乾燥してる

リンゴは、1週間前まで実をつけてたので、乾燥は いま少し

いずれも

玄関、薪ストーブのそばで更に乾燥させ、正月明けから燃料にする




世の習わしを守り、精を出し、黙々と働くことは尊い

しかし ・・・ 常識と陰口 ・・・ に、左右されず

ものごとの道理を知って、合理的に生きれば、「進歩」 を産み出す

それを

自らの生きざまで 子に教えるのが父親の役目 である。