新潟県上越市直江津の、関川河口。防波堤の向こうは、日本海。
今年初めて、マリーナに預けてある、マイボートの
様子を見に来た。

真鯛釣りの最盛期(「のっこみ」という)も、終盤。
ホントは、船釣りの一番いい時期が終わろうとしてるのに
のんきな船長 ・・・

いーんだもんね。

気が向いた時に乗り出して、食うだけ釣ったら帰ってくる。
損得考えれば、魚買った方が、安いに決まってる。
「趣味」 とは、そんなもんさ。 と、腹の中で、自己弁護。


先月、この河口を出たちょっと先で、プレジャーボートが転覆。乗ってた65歳の船長が、亡くなった。
10年ほど前にも、沖から帰って来たボートが河口で転覆。やはり、亡くなっている。いずれも趣味で、船釣りしてる人だ。
沖から打ち寄せる波が、浅瀬で急に大きくなって川の流れとぶつかるから、海が荒れてる時の河口は、非常に危険だ。



20年ちょっと前には ・・・ 長野県木島平村住人が所有するボートも、ここで転覆したが、全員助かった。
知らずに、その船を譲り受け、5年乗った。知ってる人には、笑われたが、特に気にしなかったし、別段、支障なかった。
もしかすれば、「犠牲者なし・転覆船」 でのスタートが、以後20年の船乗り無事故を、支えてるのかもしれない。


 バッテリー、よしっ! イグニッションスイッチ・オン。 エンジン始動。よっしゃーっ! 近日中に、出漁しまっせ!