連休と連休の谷間、飯山本町通り。歩行者の姿は、まったくない、と思ったら ・・・ 
いたっ!  まゆみんぐ・おばさん! 

高橋まゆみ人形館見学ツアー 「
ing」 のおばさん。私は、親しみをこめてこう呼びます。
これが、由緒正しいスタイルでありまして、まず、帽子がこんな形。そして背中にリュック型バッグ。
ペッたんこの靴を履いて、信号が青でも、駆け足で渡ります。 ・・・ こっち見なくて、いいって!

・・・ いささか、心配であります ・・・

新幹線飯山駅が開業したら、こういう人たちに、飯山を占拠されるんじゃないかと。
それまでに、是非、収容施設を造っていただきたい。
田舎の 「かあちゃ」 相手の店でなく、元気な都会のおばさん相手のお店を。

この方たち、まゆみ人形館に 「ノスタルジア」 を求めて来ます。
「中の上」 になった今、みんな貧しくても毎日が満ち足りていた昭和三十年代を覗きたくて。
だから、そういう 「施設」 つまり、地元住人は興味ないようなものがいいんです。

そう、富倉そばの 「はしば」 みたいに、雑然とした田舎風住宅兼みせ屋で、
おばさんたちが ・・・ 昔こうだったわねえ ・・・ なんて、無遠慮にあちこち覗きまわって、
ちょっぴり 「中の上」 の優越感に浸れ、我が身の幸せを実感できるところ ・・・ 

・・・ そういう感覚って ・・・
・・・ 田舎から都会に出て ・・・ 田舎者と言われたくない一心で生きた ・・・
その人達にしかわからない、我が人生の原点だからこそ ・・・ 訪ねてみたい、心のふるさと!