・・・ 尾崎・三桜神社 ・・・
杉の大木が日陰になって、我が家の土蔵と同じように、南側の屋根だけ、1mの雪が残った。
片側だけの雪は怖い。バランスが悪いから、地震が起れば、建物はひとたまりもない。
こういう古い建物はなおさら。雪下ろしする時も、加重が平均するよう、気遣ってやらねばならぬ。
消防団員の若者たちに、有料出動を依頼。
こころよく引き受けてもらったが、幸い、雨で雪がすべり落ちた。
・・・ かくの如く ・・・ 建物に隣接する 『伸びすぎた大木』 は害をなす。
うっそうと生い茂る鎮守の森、その中に、ひっそりたたずむ古風な社(やしろ)
郷愁を誘う風景ではあるが、維持に手がかかるようでは、かえって住民を悩ませる。
雪がとけたら、伐採しよう。 これまた、合理化の一環。
・・・ 一抹の寂しさ ・・・ これも時代、と我が身に言い聞かせつつ、社殿を後にした。