・・・ 昔、娘が生まれたら桐の木を植えろと言った ・・・

嫁に行く頃、切り倒して桐の箪笥にできるという。

真面目に、教えを守って、桐を植えた。そして ・・・

手前が70年、向こうが60年。

娘は嫁に行って婆さんになったが、桐の木は残った。

つまり、植えて20年後、高度成長時代。

桐を切って箪笥を作る人なんか、いなくなったのさ。

それだけならいい。

ここは子供達の通学路。雪で枝が折れて怪我させれば大変。

というわけで、枝を切った。

ご心配なく。枯れやしない。

春になれば、新しい枝が伸びて、芽も出て、木は若返る。

これで、今後20年は、枝の心配ないだろう。

ホントは、根元まで切っちゃった方が、安心だけどね。
ヒーローは、これ!

これが駐車できるスペースさえあれば、費用は数万円ですむ。

それがなければ、 「空師」 に泣きつくしかない。

そっちの方が、もちろん高い。

木は高さも、処分料も高い。

植えて3年、30年 ・・・ 決断の時。