・・・ 集落捕獲隊情報 ・・・
同じ場所に二個、わなを仕掛けたら、両方の前足に、それぞれ別のわながかかった。名付けて 「二刀流猟法」
さらに、死んだ池の鯉を埋めておいたら、匂いで寄ってきたらしい。これを、「墓あばき猟法」 という。(ウソ)
                                                     

わな(トラバサミ)の置き方も重要、侵入獣の進行方向両側から閉じるように置くと、かかり易い。
反対に、進行方向と直角に閉じるように置くと、空振りし易いという。 ・・・ なるほど、もっともだ。
こういう貴重な 「発見」 は、長い現役生活で培った試行錯誤の経験に基づく。集落捕獲隊の面目躍如。

・・・ ところで ・・・

ムジナといえば、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の 「むじな」 をはじめ、怪談、民話に数多く登場する。
とくに、巨大な古ムジナが、いけにえの人間を食うという、おどろおどろしい話が多いが、根拠のない話ではない。
現に、裏の空き地に、イノシシの死骸を埋めておいたら、翌日には跡かたもなくなっていた。

当地では、私が子供の頃まで土葬だった。記憶では、棺桶の上に1mぐらい土をかけただけ。
また、山あいの村では、野原に薪を積んで火葬にした。たぶん、ムジナの 「墓あばき」 対策だと思う。
イノシシの一件以来、バックホーで深く埋め、土をかけ、バケットで叩いて固める。 あばかれなくなった。

・・・ ということは ・・・ 逆手にとれば ・・・ おびき寄せることができる ・・・ ひひひひひ!


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