長野県の話をするとき、
北信 (ほくしん) 東信 (とうしん)
中信 (ちゅうしん) 南信 (なんしん)
と、表現することが多い。
また、東北信、中南信と、
二つに分けて使うこともある。
が、中北信、東南信とは言わない。
これは、明治時代、
東北信が長野県、中南信が筑摩県と、
二つに分かれていたことによるようだ。
長野県人には常識であっても、
県外の人からすれば、
「それって、具体的には、どこのこと?」
という、素朴な疑問がありますよね。
これが長野県の、その4地域です。
不思議なのは中信。
松本は、ほぼ真ん中にあるから、わかるよ。
でも、大町は北だし、木曽は南。
どっちかっていうと 「西信」 じゃないの?
・・・ んなこと、おらに言われたって困る。
山の地図を見ると、
それぞれの地域の、つながりがよくわかって
なるほどね、と頷けます。