テレビでおもしろい話をしていた。 何をする人か知らないが、「杏」という女性が大のネギ好きで、 司会の、これまたネギ好きの「ヤモリ」とかいう人と、盛り上がっていた。 女性曰く・・・ 旅先で、箸の代わりにネギ一本で食べるおそばに出会った。 そばと一緒に、ネギ１本を丸かじりしたという。 ふーん・・・　　　（興味しんしん） 今朝、福島県へ旅行しようという放送を見ていたら、あらまあ・・・ 出てきちゃったじゃない！ そのうえ・・・ もとは、信州の食べ方だってえ？

なるほど、そう言えば・・・　　そのむかし、わが父は・・・ 食事の都度、ネギを１本持ってちゃぶ台に座ると、がぶりっとかじっては、うまそうにほほ笑んだ。 子供の私も真似してみたが、そのからいこと、辛いこと・・・　　それ以来、やっていない。 またまた、司会の「ヤモリ」氏いわく。 「ラーメンを食う時は、お皿に山盛りのネギを別に注文する。」 ほほう！ 親譲りの「ネギ好き」としては、大いに気を良くした。　『なーんだ、ネギ好きって恥ずかしいことじゃねえ！』 今度ラーメン屋に行ったら　『ネギラーメンのネギだくだく』　って注文してみよう！ 更に、亡き父の言・・・ 「塩尻駅ホームの立ち喰いそばはうまい。店のばあさんがあっち見てる隙に、ネギをしこたま入れるのが楽しみだ。」 （残念ながら、今は、客がネギを自分で入れる立ち喰いそばは、ほとんどなくなりました） ネギではないが、浅葱（あさつき）を好きなだけ食べられるそば屋がある。 ２０年ほど前、栄村のお得意を訪問する度に、訪問先の社長が連れてってくれた。 テーブルに座って浅葱の皮をいくつもむきながら、そばを待つ。そばをすすっては浅葱をかじる。これがまた、うめーんだ。