一生、金に困らない勤務先を選び、酒に不自由しないように酒屋の娘を嫁にした。
更に、飲兵衛を看板にして ・・・ あそこは酒さえ持ってけば喜ぶ ・・・ と思われてる。
この年末も、地酒 「北光正宗」 を沢山いただいた。日本酒は、これが一番ありがたい。
私が 「水尾」 を嫌いなのは、この村では、誰もが知っている。
地元酒店主や、長野のソムリエも推奨するが、私は飲みたくない。
秋祭り、氏神様 「三桜神社」 に、奉納されてるのを見ると、ゾッとする。
だから、それは ・・・ 私のところには ・・・ 1本も届かない。
好きなものは好き、嫌いなら嫌いと、はっきり明言しておけば、お互い無駄を省ける。
若い頃、亡父が言った。
・・・ 嫁の実家が酒屋でも、日本酒は 「北光」 でなくちゃいかんゾ ・・・
なめる程度にしか飲まない父が、そう言ったのだ。
血は争えん ・・・ 飲む量は、大蛇とカナチョロほども違うが ・・・ 嗜好は変わらん!