新潟県 直江津港近く、富寿し上越みなと店で昼酒 ・・

谷浜海水浴場の蔵元・田中酒造 「能鷹」 をシコタマ飲んだ




酒名は 「能ある鷹は爪を隠す」 からとったものだと容易に推測できる

しかし、それは

(かつ)て 織田信長が 「大うつけ」 を演じ、

弱小だった尾張の国を守ったように

能力を隠すことが生きる為に必要であった

のであって

一般に理解されてる 「爪を隠す=才能をひけらかさない=美徳」 

ではなかった




而して ・・・ 今の時代に生きる我ら ・・・ ツメ(能力) 隠すべきや、否や?

能力は ・・・ 見せて、発揮して、他に利用されて、こそ ・・・ 生きる

無い能力は ・・・ 見せられず、発揮できず ・・・ ダレも利用しようなどとは考えず

生きながらに、この世から忘れ去られる

ツメ(能力)を隠す、などと考える前に、ツメを研いで使えるようにこそ、すべきである




で ・・・ 鷹は、ホントに爪を隠すのか?

そんなコト、あるわっきゃネエ

鷹、のみならず鳥類すべて、離着陸時だけ車輪(足)を出し

飛行中は空気抵抗を少なくするよう胴体の後ろに隠してる、のであります

したがって

すべての鳥は、能力の有無にかかわらず、飛翔技術として爪を隠す

のでありまして ・・・ 各々がた ・・・ イカにも事実っぽい ・・・ 即ち

能力無い者が能力ある者に ・・・ あんまし出過ぎんじゃねーぞ

と、牽制してる似非教訓

ダマされては成りませんゾ




そうそう、肝心なコト、忘れとりました

越後の酒 ・・・ かつてもてはやされた 「越の三梅」 ・・・ 水っぽくてダメ

八海山、久保田 ・・・ (ひや)がよし

能鷹 ・・・ 燗酒(かんざけ)で何杯でも飲める ・・・ 大酒飲み向きの酒

佐渡汽船見て、佐渡へ行った気になって、のどぐろ肴に一杯、一杯、(また)一杯

いやーっ、 いー じょんのび、 で、ありました。