御柱祭の行列がやってきました。
「るみちゃーん!」と声をかけたら、
「はーい!」と巫女さんが返事しました。
 
御柱が、鳥居に到着。
これから、急坂を引き上げます。

「わかります? 白い点々。」
桜吹雪です。
遠山の金さんも祝福?
直径50センチ、長さ20メートルの御柱を
200人ほどの人が、山の上の神社まで
引き上げます。

御柱は2本、こちらは「一の御柱]

はっきり言って「重い」
各戸から1名以上の「人足」が出ていますが、
とても手に負えない。

来賓の県会議員、市長などのお偉いさんも、
ハチマキしめて、革靴ほこりまみれにして、
そのうえ素手で、「うんしょ、うんしょ!」



境内に到着した「二の御柱」

引っ張っている人たちは、
ずっと奥の杉林の中です。

菜の花祭りのついでにやってきた行楽客も、
しっかり動員されて、帰るに帰れない。
とはいえ、見ているだけより
やったほうが楽しいのは、もちろんです。

途中で帰る人はほとんどいませんでした。
 
「やれやれ」
苦闘の末に、御柱がりっぱに建ちました。

お宮の屋根の上で綱を引き、
ラッパを吹くのは消防団員。

元飯山市消防団ラッパ隊副隊長のわたくし、
吹きたくて、吹きたくて、口がむずむず。

終了後の慰労会で、ついに
吹いてしまったのでありました。

「ホラとラッパは、吹いてるうちが花
吹けなくなったら 人間、おしめーよ!」
と、寅さんが言った。
           (という記録はありません)
  (御柱には、要所、要所でのセレモニーと前夜祭の司会として参加しました。)