1984年製 ポケットコンピューター いまだ現役!
当時、シャープとカシオから廉価のポケコンが
相次いで発売された。
シャープPC−1245(17,800円)
カシオPB−100(14,500円)。両方とも持っていた。
そのちょっと上の機種がこれ。PB−500

当時、勤務先で全本支店に導入したパソコン、
FACOM9450のセット価格が100万円近くだった時代、
個人で買える手軽なコンピューターとして人気だった。
 
電卓として使う場合でも超便利。
例えば、右の計算式、掛け算、割り算を先にやって、
出た答えを、足し引きするのが、算数のお約束。
てことは、電卓なら、メモするなり、面倒なメモリーを使う。
ところが、こいつはお利口で算数のお約束通りやってくれる。
いろいろ考えずに、式だけ入れりゃいい。
よくある失敗。
電卓で答えを出した後、電源OFF。あれれっ、忘れちゃった!
これでしたら心配なし。再度、電源入れれば、しっかり覚えてる。

もちろんプログラム言語が使える。
ちょっとした計算式は、パソコンに向かう前にこれでプログラム化。
画面指示に従ってデータ入力すればいいので、誰にでも使える。

当時、ある結婚式場に頼まれて、見積書作成システムを作った。
カセットテープ、ミニプリンターまでセットにした画期的携帯端末。
パソコン普及までの数年間、結構重宝したそうだ。
えっ、報酬?
何回も飲ませていただきました。
結婚式で、栓を抜いたまま残ったビールを・・・!!!