箱わなのエサ=義兄んちからいただいたリンゴ ・・・ 重宝してたが、ついに、在庫切れ。
やむなく、道の駅 「千曲川」 に行って見ると ・・・
 
ちっちゃくて、みすぼらしいリンゴ(失礼) ・・・ でも ・・・ あって、ラッキーッ! ・・・ 

そういえば ・・・ ある人から聞いた、ちっちゃいリンゴの、感動的な話 ・・・



終戦後、オヤジはシベリアから帰還、

九州の炭坑で抗夫になって、オレはボタ山脇に住む小学生でした。

田舎(飯山)から、ちっちゃいリンゴ・国光が送られて来た。モミガラのなかに沢山あった。
同級生を連れてきて言った ・・・ リンゴ、丸かじりさせてやる、好きなだけ食え ・・・

当時、九州の炭坑では、リンゴは高価で珍しい果物。 みんな、丸かじりなんか、したことない。
オレ、モミガラに手を突っ込み、無造作にリンゴをつかんで、ガブッ ・・・ みんな目を白黒させた。
・・・ さあ、食え ・・・ 同級生は ・・・ 夢中で、リンゴにかじりついた。

あれから50年 ・・・ 同窓会で顔を合わせる度に言われます ・・・ 

あんなうまいリンゴ ・・・ 後にも先にも ・・・ あのときだけ、って。

ちっぽけな ・・・ 固い国光でした ・・・ みんな ・・・ 貧しかったんですね!