猟師になりましょうというイベントがありました。
野生鳥獣による農林漁業被害が拡大しているからです。

ジビエ料理の展示試食コーナーがありまして、
一本だけポケットにつっこんで帰りました。
孫娘に「おみやげーっ!」と渡すと、
「じいちゃん、チョーうまい。もっとないの」だって。
こちらは、鹿肉大和煮の缶詰とイノシシの角煮
どちらも、うまかったですよ。
どうしてこんなイベントが開かれたかっていうと・・・

信州大学 泉山教授の講演で、野生動物が増えたのは
人と動物の力関係が逆転した、
つまり狩猟者が極端に少なくなったことも、原因の一つという。
要するにあれよ、警官が減って、どろぼうが増えた。
クマによる人身被害、人家周辺で発生し始めたのは、
ホントに5年前くらいからなんですって。

件数が、飛躍的に増えたのは15年前から。
確かにその数年前から、目に見えて猟師仲間が減りましたねー。
ここからは、クマ被害対策編

被害が多いのは、圧倒的に8月。
クマは昼間も行動する。
したがって、昼間の事故が多い。
そーかー、夜行性かと思ってたー!

ということで、
同世代の退職おやじのみなさん、会社勤めを辞めたんだったら、
猟師を始めて、世のため人のために「伊達直人」になりませんか。
悪行を働く野生鳥獣を懲らしめて、
みんなの暮らしを守る「地域のスーパーヒーロー」になってください。

もうひとつ、有害鳥獣駆除とはまったく関係ありませんが、
銃を背負うと男の野生の血が騒ぎ、「復活」するかもしれませんよ。


※ 本日、飯山市役所から猪が出没しているので至急捕獲せよと、通報がありました。
   1月21日 太田地区三郷で、猪が民家のタネ(池)に転落したので、住民がスコップで一撃したら昇天した。
   1月23日 外様地区中条で、夜間に道路を走り回った後、姿を消した。
   1月23日 太田地区小境で、早朝住民がごみ出しに行ったら猪にはち合わせ、幸い相手が逃げて「やれやれ」。