サギという鳥は、池のふちに、じっと立ったまま、魚がそばに寄ってくるのを、待ち続ける。
微動だにしない。追われなければ、池の魚を食いつくすまで、何日でも立っている。

想像してください。
丹精込めて、慈しみながら育てていた錦鯉が、ある日、サギにくわえられて行ったとしたら。
そして、その、あくる日。  性懲りもなく、池の縁に、また、サギが立っていたとしたら。
ぎりぎりと、歯ぎしりするほどの口惜しさ。できることなら、絞め殺してやりたい。

れっきとした日本国内、それも人家の近く。囲うか、追い払うしか対策がないという、この無念!
そんな時は、 「ゴルゴ63」 に、ご一報ください。
万感の思いを託した一発、「当たるか否かは時の運」 でありますが、サギは確実に近寄らなくなります。