飯山市最北端に位置する 東京電力 西大滝ダム 鮭の遡上時期が近づいたので、放流量を増やし、 普段とは逆の、魚道に近い水門から放流している。 遡上する鮭は、水の流れがある方へ、寄ってくるからだ。 手前、崖の下に魚道がある。 対岸から見ると、こうなっている。 上の写真は、赤い矢印から写した。 魚道は、黄色い矢印。 鮭は、日本海からここまで 約150qを、飲まず(?)食わずでやって来て、 階段状の滝を、一段ずつ乗り越えて、赤線のように登り、 ダムを乗り越え、さらに上流を目指す。 階段は、一段登るごとに深みがあって、休憩できる。 昨年は、この魚道で、戦後最多の33尾の鮭を確認、 最も上流まで遡ったのは、更に100q上流の 長野県上田市まで辿り着いた。 もうすぐ、今年の遡上調査が始まる。