子よ孫よ　・・・　キミらに言って置きたいことがある オレは　・・・　ヒトの幸せの量というのは決まってるんじゃないか　・・・　と思うのだ 人間　万事　塞翁(にんげんばんじさいおう)　が馬　・・・　と、似てるけど　・・・　ちょっと違う　カモ オレ流に言えば、幸福大きければ不幸も大きく、苦労多ければ楽また多い、逆も真なり 我が父、２０才で兵役、当時、若者羨望(せんぼう)の的(まと)、近衛兵、皇居勤務、天皇守るエリート軍人 戦後　・・・　１０年近い兵役にかかわらず、危険少なかったからと、軍人恩給もらえず 親戚多く　・・・　若い頃から　・・・　「本家！、本家の若旦那」　ともてはやされたが 晩年　・・・　親戚の保証人で借金肩代わり　・・・　失意のまま　この世を去った そう言うオレ　・・・　１才で大病(たいびょう) その後、年(とし)　重ねるごとに、上向きに推移　・・・　晩年、みんな勇退しても、いま尚、現役 幼少期の不幸　・・・　後年の幸せで　「埋め合わせ、して貰ってる」　 ・・・　したがって　キミが　・・・ 「大過(たいか)なく」　生きてこれたなら　・・・　この先、不幸が待つやもしれぬ、と、わが身戒(いまし)め 「苦労の連続」　ならば　・・・　ヒトも羨(うらや)む幸せ待ってるに違いない、と、明るく考えるべし 人生は　・・・　考え方一つで、良くも悪くもなる　・・・　と　・・・　オレは思うぞ ※　画像は「よもやま話」専属イラストレーター　「雛鳥」　オリジナル、コピペ　フリー