孫に手紙をもらった。

3年間、毎朝8時過ぎに家を出て

保育園バスまで、お見送りしたのだった。
 
外様、柳原、富倉、三地区統合の泉台保育園

・・・ ここを卒園して ・・・
・・・ 今週 ・・・

おねいちゃんも通ってる、泉台小学校に入学する。
 
・・・ 思えば ・・・ 

退職して、糸の切れた凧だった。
じいちゃんは、君のおかげで規則正しい3年間を送れた。・・・ ほんのわずかな時間ではあるが ・・・ でも毎日
だから ・・・ 弁当を持って公園へ出勤する、なんてことを、しなくて済んだんだった。

もうすぐ、君は、真新しいランドセルを背負って
家から30分も歩いて、さらに定期バスにも乗って、小学校へ通学を始める。
・・・ じいちゃんも一緒に行っていいか、と聞くと ・・・ じいちゃんは来ちゃいけないんだ、という。

そーかー、そんなら、じいちゃんも ・・・ これからの新しい日課、考えなきゃいかんなあ。

そう言いながら、自分が孫と同じ年令だった頃の、祖父のやさしい顔を思い出す爺でありました。