朝霧の中に、黒岩山が浮かんで見える。こんな日は、いい天気になる。

わたくし、「地域のなんでも屋」 で、水道修理を依頼されましたが、ちょっと難しそう。
そんな時は、電気工事の 「師」 (1年前逝去、現在その妻が社長) が経営する会社の、
水道工事ベテラン従業員に同行してもらう。

この人、よく言えば 「馬鹿丁寧で、自分が納得するまで、とことんやる職人気質(かたぎ)」
経営的に見れば、「コストを考えず、やらなくていいことまで無料でやってやる、お人よし」
わたくし、後者の目で見ておりましたが ・・・ まてよ!

時代は ・・・ 特に田舎では ・・・ 高齢者宅では ・・・ こういう対応が、必要とされている。
頼まれたらすぐに駆けつけ、親身になってやってあげれば、依頼した人は大満足する。
効率化を追及する大企業に対抗して、中小企業が生き残る道は、これなんじゃないか。

彼の仕事ぶりに、最初はちょっと 「むっ!」 として、後から 「うーむ、できる!」 と感心。
いかん、いかん。おれは田舎に住みながら、考え方が現役時代の効率第一のままだ、と反省。
思わず知らず、頭(こうべ)をたれた、爺でありました。  「師の従業員もまた師なり」



・・ やっぱり、いい天気になった ・・


・・・ おまけ ・・・ 

区費1年分を一括で持って来た人から、アンチョコに、はいはいと目視確認で受け取った。あとで数
えたら1枚(1万円)多かった。あわてて「多かったよ」 と届けてあげた。先方恐縮して、黙ってりゃ
それまでなのに、なんで、という。元プロの意地があるのさと答えた。酒をくれた。有難く頂戴した。