朝霧の中に、黒岩山が浮かんで見える。こんな日は、いい天気になる。
わたくし、「地域のなんでも屋」 で、水道修理を依頼されましたが、ちょっと難しそう。
そんな時は、電気工事の 「師」 (1年前逝去、現在その妻が社長) が経営する会社の、
水道工事ベテラン従業員に同行してもらう。
この人、よく言えば 「馬鹿丁寧で、自分が納得するまで、とことんやる職人気質(かたぎ)」
経営的に見れば、「コストを考えず、やらなくていいことまで無料でやってやる、お人よし」
わたくし、後者の目で見ておりましたが ・・・ まてよ!
時代は ・・・ 特に田舎では ・・・ 高齢者宅では ・・・ こういう対応が、必要とされている。
頼まれたらすぐに駆けつけ、親身になってやってあげれば、依頼した人は大満足する。
効率化を追及する大企業に対抗して、中小企業が生き残る道は、これなんじゃないか。
彼の仕事ぶりに、最初はちょっと 「むっ!」 として、後から 「うーむ、できる!」 と感心。
いかん、いかん。おれは田舎に住みながら、考え方が現役時代の効率第一のままだ、と反省。
思わず知らず、頭(こうべ)をたれた、爺でありました。 「師の従業員もまた師なり」
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