昭和57年 木島地区水害時、この堤防上には多数の自家用車が駐車してあった。
水害常襲地では、氾濫を想定して、少しでも高い所へ車を移動させておくのは住民の常識。
水が引いた後、買い出しに行く所は被災地以外の遠隔地商店、車が使えなければ不可能だからだ。
単純な疑問
@ 車は、どこまで水に浸かっても動けるか?
私自身は、運転席の床面までは可能、と考えている。実際、平成7年新潟県上越市保倉川の氾濫時
マイボートの転覆回避のため現地へ駆けつけ、水深50pの道路をゆっくり走行、支障なかった。
ただし、これは軽トラックでの話、車種により異なるので注意が必要。 ⇒ 参照
A 動けなくなったらどうやって脱出すればいいか? ⇒ 参照
B 洪水被害を受けた車は修理で復活するか?
復活するが、その後も、いろいろなトラブルが頻発し、早期に手放す人が多いと聞く。
したがって、今後数年間、御買得な中古車は要注意。
ちなみに、洪水地帯を航行したボートのエンジンは、そのあと必ず真水で運転、洗浄しなければならない。
なぜなら、船外機のエンジン冷却水は、航行水面から取水・排出、したがって、使用後放置すれば腐食する。
それだけ不純物にまみれた水であり、人間が浸かって素足で歩くなど ・・・ ブルブル、 おー、こわっ!
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