蛙の子がカエルなら、カエルの爺だって、昔とった杵柄 と
春休みのボクと、暇な爺ちゃん ・・・
ゴンドラに乗って、標高1400mの 野沢温泉スキー場 「上の平」 ゲレンデへ  
 

ゴンドラを降りるや、ボクはとび出してゆく、 が、あいにく ガスってて、何も見えない。

・・・ ちょっと、待ってくれーっ! ・・・

とり残された爺、足元はおぼつかない、周りがまったく見えない、で、完全に初心者がえり。
トシはとりたくねえもんだ! いやいや、デブがいけねえんだ! と反省しきり。
早々に 「上の平」 をあきらめ、再びゴンドラに乗って、一番下のゲレンデへ。



おーっ、ここなら、まわりが見えるから、爺でも、なんとかなる。

とはいえ ・・・ 1年ボーズに負けるわけねえ ・・・ と、ひそかに思ってた爺
朝方の、ベテランぶったそぶりもどこへやら、あまりの不甲斐なさに意気消沈。
密かにリベンジを誓って ・・・ 春休み中に、も一回、こようぜ ・・・ と言えば

・・・ オレ、いつも、もっと急なとこで、滑ってんだからね ・・・ と言う。

・・・ 恐れ入りました! ・・・ 

この子に付き合って貰える運動能力、回復せにゃならぬ、と固く誓った爺でありました。