飯山の学校では、冬、体育の授業はスキー、 これ実に、100年の歴史 


飯山シャンツェ(ジャンプ台) が見えるあたり ・・・ かつて飯山スキー場があったが
慢性的に雪不足だったため、私が高校生だった昭和41年頃、飯山北高のスキー授業は
北飯山スキー場で行われた。

・・・ スキー授業は週1回・午後の3時限をぶっ通し ・・・

まず朝、冬季間下宿していた菩提寺:蓮證寺から、スキーを担いで登校し ・・・
昼食後、再びスキー担いで、田んぼのあぜ道歩いて、ジャンプ台がある山を越え小1時間
ようやく北飯山スキー場へ到着した。体育の授業とはいえ、アプローチは過酷なものだった。

当時の北飯山スキー場での授業風景   後ろに見える柱、夏はホップ畑になる

スキー場までの道のりは大変だったが ・・・ スキーは、先生より生徒の方が格段にうまい
したがって ・・・ 授業そのものは遊んでるようなもの ・・・ コレって小学校からズーっと!

スキーが苦手な教師は、教えられないから自由に滑らせただけでなく、点数も甘かった。
・・・ おかげさまで高校3年間で唯一、通知表に 「10」 の評価をもらった。

また、飯山北高には、クラス対抗・スキークラスマッチがあった(↓)
 
同級生イワガミ君 学生帽かぶって回転競技、純朴で生真面目な飯山の若者そのまま

・・・ 思えば ・・・

小学校から通算・20年近い学校生活で、モノになったのは、唯一スキーだけかもしれない

地域の特性を生かしたスキー授業 ・・・ 生涯忘れ得ぬ思い出の一つである!