30年前から愛用している「山スキー」

左側は、深雪用にトンキン竹の輪っかで補強したストック。

右側は、斜面を登るための「シール」
これを滑走面に付けておけば、後戻りせず直登できる。
取り付けるための切込がスキーの最後尾にあり、
最前部には穴があいている。
下りは、シールをはずして普通に滑る。





金具は、つま先が固定されていて、かかとが上がるから、
歩くときに楽だ。
下りは、かかとを固定して、ゲレンデスキーのように滑る。

靴は山スキー専用靴で、数年前に買った。
それまでは登山靴を使っていた。



最近、山スキーが静かなブームになっているが、
私の目的は「狩猟」だ。

30年前、雪山での狩猟は「輪かんじき」が当たり前だった。
「ホリディ・ハンター」としては、
「鉄砲撃ち」のイメージは面白くない。
それに、登りはともかく、下りも歩くのは合理的じゃないし、
得意の、悪雪深雪滑走で下ればらくちん。

冬季オリンピック種目の「バイアスロン」風で、
ちょっと「かっこいい」じゃないか。

ただ、この辺りでは、スキーを使って狩猟している人は、
いまだに見かけません。