再び雪に覆われた我が家の庭で

おとなり中野市での避寒 ・・・ 早すぎた帰省・繁殖 ・・・ の、スズメ

少しばかり顔を出した地べた

ほじくって、土の中にこぼれた芝草の種子をついばんでいる

巣作り

したくっても、巣の材料は み〜んな雪の下

いささか

気の毒 では ありますが、

このアトの攻防 思えば、ホトケ心は禁物です 

 
昔 ・・・ 寒雀(かんすずめ) ・・・ 冬のスズメは米だけ食ってるから旨い

と、言われました

当時は、このあたり、どの家にも農作業専用建物がありまして

そこには、脱穀後の大量の米がこぼれてて、出入口は開けっぴろげ

スズメは、出入り自由

雪が降っても、野山が深い雪で覆われても、餌にも ネグラにも

困ることはありませんでした

が 今 

脱穀は、コンバインで田んぼから稲を刈り取ると同時にしてしまい

そのアトの作業は、お米工場のようなライスセンターで行い

自宅で脱穀籾摺り、する家なんかありません

したがって

雪に覆われっちまうと、スズメの餌は、まったく無いのであります

 
 

じゃあ、なんで 「避寒」 して、また戻って来るのか

飯山は

雪が無いと、餌が豊富 & 巣作りしやすい環境

だから、なんでしょうね

これは ・・・ スズメばかりでなく ・・・ 人間にも通ずる 

かも・・・


・・・ 戻ってくる、もどってくる ・・・

と、つぶやきながら、今日も薪ストーブで微睡(まどろ)む爺、で、ありました。