・・・ 千曲川なら必ずカモがいる ・・・
高倍率の双眼鏡で向こう岸を見て ・・・ イタッ! ・・・ 迂回して土手の上からそっと覗き込み ・・・ ばーん!
・・・ あたったーっ! ・・・
カモは川岸の柳の下、逃げる際、一旦 川の中央に向かい、その後、川の上空を上流か下流に向かう
・・・ したがって ・・・ 撃たれたカモは、必ず川に落ちて流される ・・・
水面に下りて拾おうとしても、3m以上の崖がずっと続き、さらに、ヤブが行く手をさえぎる
ゴムボートがあっても、おろす場所がない、ムリしておろしたら、崖の上に戻れない ・・・
双眼鏡覗きながら、流れるカモを追って ・・・ 下流へ、さらに、下流へ、いつか見失って、まず、回収はムリ
・・・ 千曲川、岸からのカモ猟 ・・・
誰でも挑戦するものの失敗する=無益な殺生
・・・ 元勤務先上司・トキワさん ・・・
狩猟しないが、若い頃、取引先に頼まれ、トヤのずっと下流で待機、手漕ぎボートで回収を手伝ったという
つまり 犬がわり ・・・ 携帯電話はむろん、無線機もない時代、さぞかし大変だったろう ・・・ お気の毒に!