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わが狩猟人生のスタートで、 日本ＩＢМ に、クレー射撃を教えてもらい、彼の愛犬、イングリッシュ・セッター 「ラリー」 と渉猟できたことは その後の、４０年を超える狩猟人生を方向づける、極めて貴重な体験だった 彼は、いわゆる田舎の 「テッポ撃ち」 とはほど遠い、趣味人 「ハンター」 だった れっきとした血統書つき猟犬を、自ら鳥猟犬に仕立て上げ、 同行したキジ猟で、最高のシチュエーションにオレを立たせ ・・・ よしっ、と言えば犬がキジを追い出す、出たら 撃て ・・・ という、夢のような体験を何度もさせてくれたのだった 犬の働きに報いるために、クレー射撃で腕を磨かねばならぬ、というのが 彼の持論だった しかし、２年後 ・・・ 彼は ・・・ 妻子を伴って、長野からドイツへ転勤した ・・・ そして、同行 叶わなかった名犬 「ラリー」 は ・・・ |
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