ある日、猟師が山へ行くと、一匹のタヌキに出会いました。
タヌキは、手をすり合わせて「撃たんでちょ」と言いました。

そこで猟師は、
「タヌキとかけて、何ととく」となぞかけしました。

すかさずタヌキは
「タヌキとかけて、ちつてと ととく」
と答えました。
感心した猟師は、逃がしてやりましたとさ。
めでたし、めでたし。