3月といえば、異動の季節

我々猟師の世界にも、浮世の風が吹く。
 
山の達人たちの宴は、
てんでに持ち寄る、自慢の一品。

したがって、
会場は、持ち込み自由でなければならぬ。
となれば、馬曲温泉・梨の木荘。

これ即ち、三段論法。
 
「ときださん」 の 「鹿肉のから揚げ」 は

部屋のお勝手で、自ら調理。
普段からの、実践あればこその、仕上がり。
「ふはふは、うんめーっ!鹿肉とは思えん!」

「しんちゃん」 の、熊肉ソーセージ ・・ 絶品!

「もとちゃん」 の野沢菜漬
「すーさん」 の沢庵漬け 
「ひだいさん」 の山葡萄ワイン

うんめーっ! 

これだから、猟師、やめらんねー。 

延々6時間、飲み続けても、
誰一人、醜態さらす者もなく
全員で後片付け、さらに、布団敷いて寝る。

紳士で、なおかつ、生活力抜群。
世人が想像する 「鉄砲撃ち」 から、かけ離れた
これこそが、山の達人たちの真の姿。

・・・ 猟師 ・・・ かく、ありたしっ!・・・