高校の、クラブの先輩 「おかださん」 が、鉄工所をやってるというので、訪ねた。

・・・ それほどのもんじゃねえよ。

   直してくれって持って来る人がいるから、さて、どうやったら直るか、と考えるのがおもしろくてなあ。

・・・ なるほどね、三つ子の魂なんとか、っていうけど本当ですね。 そういう俺も、今、自称 「電気屋」 です。



高校では、「物理倶楽部」 に所属していた。

別に、物理学を研究してたわけじゃない。アマチュア無線で交信したり、ラジオやアンプを作ったり壊したり、

ラジコン・Uコン飛行機を作って、飛ばした。要するに、電気・機械大好き人間の集まりだった。

そういば、高校1年の文化祭出品作品は、「安物ウィスキーを熟成させて、高級ウィスキーにしてしまう装置」

ウィスキーならぬ水道水を、装置にかけて、スイッチ・オン。見学の女子高生を呼び止めては 「旨いでしょ?」

怪しげな装置、口でカバーする特技。考えて見れば、この頃からでありました。みなさん、ごめんね、かんべんね。