ウナギでもナマズでもありません。ドジョウのようですが、違います。
全長約70pの 「雷魚」(ライギョ) 
マムシのような体側の文様で、いかにもおどろおどろしいところから、ついた名前のようです。

食ってみてえ、と言ったら、律義な漁師が、千曲川で獲って、届けてくれた。
さっそく三枚におろして、カレイの煮つけの要領で煮る。 ・・・ 
うめーっ! ・・・
姿からは信じられない、くせのない味。皮がまた、えもいわれぬ旨さ。

・・・ なるほどね! ・・・ 

子供の頃、当たり前のように、田んぼのタニシ、小川の「あぶ貝」 を煮て食った。
「あぶ貝」 は、大好物だった。なのに、なぜ食わなくなったのか?
・・・ 農薬、水質汚染? ・・・ それもあるだろう
思うに、買って調達することが当たり前になって、田舎だからできる自然食料、
特に動物性タンパク質は、ほとんど顧みられなくなったのだ。

大災害を経験し、年金の財源不足も顕著になり、将来に対する漠然とした不安。
・・・ 嘆いていても、はじまらない ・・・
楽しみながら、買わずに済む暮らしを、模索したい。 

・・・ 次は、何を食ってみようか!・・・