「わらにお」 という。脱穀した後の稲ワラを、来年、作物の根元に敷いて乾燥防止、
雑草防止などに利用する。そのまま畑に置けば堆肥にもなる。
知らなかったが、標準語らしい。 日本は稲作の国だから、当然といえば当然か。

幼児の頃は、ワラで編んだ 「つぐら」 に入って囲炉裏端。
小学生の頃、同じコタツで、自家製わらづと納豆と寝起きし、
中学生の頃、洋風生活にあこがれ、木製リンゴ箱の上にワラ布団を敷いてベットを作り
高校生の頃、ごんぞかんじき、新雪を踏んで道をつける「道踏み」をした。

その後、ずーっと、ワラとは無縁で今日まできたが、もっと活用方法があるんじゃないか
と、さがしてみれば ・・・ やっぱりね、時代が必要とすれば、こんな技術が生まれ
さらに、脱穀した後のモミガラを活用したこんなものや、こんなものもある。

必要は発明の母という。日本の高度な技術力、この分野での発展に、大いに期待したい。