菜の花渡し舟 反省会・慰労会

この店、40年ぶりか?

昔、同級生こんどうくんの結婚式をしたところだ。
あの時は、ひなびた店だったが 
今、次から次へと、客が入って行く。

栄枯盛衰、世の流れはわからんもんだ。
3日間の乗船客、1000人をはるかに超えたという。 なにしろ、忙しかった。

飯山市人口 22,423人(25.4.1現在)、何人の方が、これっくらい近くから、千曲川を見たことがあるだろうか。
多くの方は ・・・ どーせ、アオミドロで、くさいんじゃねーの ・・・ と思ってるかもしれない。
確かに、私が高校生だった頃、千曲川を近くから見るなんて気には、なれなかった。

今、千曲川の魅力は非常に大きい。 ・・・ 密かに温めている構想がある ・・・

平成27年春、新幹線飯山駅開業予定。その春の、菜の花渡し舟・船着場は、新幹線飯山駅から徒歩10分
その昔、文豪:島崎藤村が飯山を訪れた頃、上船渡(かみふなと)と呼ばれた、現在の綱切橋あたりにしたい。
新幹線駅から、これほど近い 「渡し舟乗り場」 は、日本全国にないだろう。

船に乗ったら、「千曲川のスケッチ」(藤村)の一節を朗読し、唱歌 「おぼろ月夜」 を全員で歌い、
「むかーし、昔、飯山地方では ・・・ 」 と、民話を語って、あの山は、鍋倉山(1289m) ・・・ あの山は ・・・
と、川面からの風景を案内、信濃川は全長367q、その中間点が 「ここ」 です、と、ガイド兼・船長の私。

帰りは、船のコタツに入って、熱燗で ・・・ おっとっとっと ・・・ ♪ 寺は36、人なら慧端(えたん:飯山小唄) ♪
そう、大都会の隅田川屋形船に対抗して、東京駅から1時間半、菜の花・屋形船を楽しんじゃうのだ。
そんな日が来るか来ないか ・・・ 思い描いて熱く語れば ・・・ あるいは、「夢」 が夢でなくなるかもしれない。

いま ・・・ 今年の同級会の企画に入れたいと ・・・ 渡し舟を思い出しながら ・・・ 構想を練っている。