寿司屋さんには申し訳ないが、とんと行かなくなった。
ネタの種類が少ないし、いちいち注文するのがめんどくさい。
ましてや、「上寿司○人前」なんて注文するのは、
プライドが許さねえ。そこで、回転寿司行脚とあい成った。
千葉県館山市スーパー回転寿司やまと。ここ1年で3回目。
広い駐車場。ナンバーは足立、品川・・・、ほとんど東京だ。
都内からはアクアライン経由でも、1時間じゃ来れねえぜ。
もちろん「長野」ナンバーはない。
 

  店内には、畳3枚分くらいのいけすがあって、
鯛やひらめに、アジ、さば、シマ鯛
かごには、ミル貝、あわび、岩ガキ、赤貝
自称「貝えび三昧」のおじさんは、
食うよりも、包丁を持ちたくなる。
うちにも、この半分くらいのいけすがほしいね。
ウン、ウン!
で、来るたびに、構造をじっくり観察している。
 

  この店の魅力は、
長野の回転寿司では
お目にかかれないネタ。
まずは、金目鯛

  つづいて、活〆生さば。かすかに酢が感じられる程度。
余談ですが、昔、釣具屋のおやじと船釣り談義。
おやじ曰く 「サバはねー、自分が食う分は釣った後すぐ〆て、
氷をだかせて大事に大事に持って帰って、さしみで食うとねー、
マグロのトロよりうめーよ。2回に1回はあたるけどね。アハハハ。」
(注)ここでの「〆」は、
酢でしめることではなく
生きているうちに血抜き
までして鮮度を保つこと
です。生臭さがまったく
違います。
 


江戸前のシャコ  
えびのような派手さはねえが、
食ってうめえのが、これ。
そのうえ、尾羽までやわらかい。
いい仕事してるねえ。
 
話題の本マグロの大トロ
けっ、こいつが食えなくなりゃー
日本人、やめっちまわー!

というようなことは、思っても言いません。 
今日(4月4日 日曜日)は、午前11時の開店直後に店に入った。
40席ほどのカウンターは、20分後には満席。
さらに、あとから、あとから客が来て、後ろで待ってる。
その視線が痛いから、そろそろ帰ろーか。長野は遠いし。
1か月後にまた来よう。
たぶん、その頃には、信州人には珍しい貝が食えるはずだ。