朝7時、廃品回収のおばさん(というのは気の毒だがお姉さんには無理がある)が回ってきた。
ん、こんな時間に?話し言葉がちょっとヘンだ。ははあ、○国だ。そーだよなー、日本人はこんな時間から働かないぜ。

曰く「昨日来たら、○○機械の壊れたのがあったけど、あれ使う?」
思わず語気荒く「なに?○○機械の壊れたのだと?どうしてそんなの知ってるんだ。」実は、それは建物の中にあります。中と言っても、田舎の建物は開放的。ドアを開けずに入れるスペースが結構ある。外からは見えないが、そこに置いてある。問い詰めると、あわてて去った。
5分後、カメラ片手にバイクで追いかけた。1Kmほど先で追いついた。後ろからカメラを構えると、軽トラがストップ。男が運転席から降りてきた。

どうして、いつもこういう場面を自分で作っちゃうんだろー。よせばいいのに、ガキじゃあるまいし。ろくな死にかたしないぜ。いつかきっと報道される。「飯山市の○○さんが、持ち前の正義感があだとなって、注意した相手に刺されて亡くなりました。○歳でした」で、嘆き悲しむ家族の姿がテレビに出る。倅が涙を流しながら「いい親父でした。いつも家族で忠告してたんです。正義感で命落とすからやめろって。親父は、聞きませんでした。言うべきことを言わずに死ぬほうが、もっと悔しいや、と。」
うーん、やっぱ、いい人は早く死んじゃうね。そーでもない人は、長生きだね。
えっ、それより、さっきの話の続きはどうなったって?そうそう・・

売り言葉に、買い言葉。○国人の男女相手に、ちゃんわ、ちゃんわの大立ち回り!あの、言葉だけですけどね。その場から警察に電話。状況と、車のナンバーを通報して帰ってきた。
お礼参りに来られても迷惑だから「家には防犯カメラが設置してあるから、昨日の画像を警察に持ってっとくからな!」と言っておいた。これホント。帰って防犯カメラの映像を再生すると、そのおばさんもどき、2回家の中に入った。しかし、何も取られていない。あとで、反省した。人のよさそうな夫婦だった。悪いことしたなあ。たぶん、日本の法律知らないんだろう。日本では、人んちの建物に無断で入れば住居侵入罪に当たるんだぜ、って親切に教えてやればよかったのに。
んっ!さっきの電話番号、警察?調べると、市役所の警備室へ電話してたんだ。なーんだ。

飯山線で36年通勤した。割り込みと座席を占有する荷物を許せなかった。見れば必ず注意した。あるとき、座席の荷物を注意しているおばさんがいた。はとこ(またいとこ)だった。血はあらそえんなあ。
車内禁煙になる前、中学生と思しきあんちゃんがたばこを吸っていた。くわえた煙草をつかみとるや、車外に投げ捨てた。ガキがすごんだ。おもいきり顔を近づけて、歌舞伎役者のようににらみ返してやった。そのまま、1時間にらみ続けた。相手が先に列車を降りた。ふーっ!力が抜けた。

勤務先では、クレーマーや暴力団の相手をした。おもしろいことに、金融機関の人間は絶対に大声を出さず、事を荒立てないようにすると思ってる。甘いなー!最初に大声で一喝する。相手はびっくりする。大抵はあわてて逃げかえる。それでも帰らなければ、警察を呼ぶという。相手は、ホントに警察を呼ぶとは思っていない。目の前で、知り合いの警察幹部に電話する。すぐ、警察官が駆け付ける。相手にとって、きのどくな状況が出現する。

経験から出た結論「無理難題を言うお客は、どんなに優良取引先であっても付き合わない方がいい。たぶん、よそでも鼻つまみなんだろう。こういう客は一刻も早く追い返さなければならない。そうしなければ、部下がかわいそうだ。なーに、取引なんか新たに探せばいい。理不尽には絶対服従せんぞー!」一抹の不安がなかった訳ではない。こじれて訴訟、マスコミネタ。実際、それで、1年間減給になったことだってある。しかし、言わずに悔しい思いを抱えて我慢するなんて、おらー、できねーや!

あれっ?最初の話題なんだったっけ!