初雪は、ささやかに降ってくれた。そのつもりで、いや、それを期待して、まだ普通タイヤ。
タイヤ交換、1週間ぐらい先延ばししたって、タイヤの減りに、どれくらいの違いがあるか、とは思いますが
できることなら、根雪を1日でも先延ばししたい、雪国住人の心情なのであります。

だから、麓に雪が来るぎりぎりまで、畑の野沢菜は採らない。
野沢菜は、一度、雪をかぶってから収穫して漬けると、柔らかくておいしくなるという。それを待っている。
初雪が降ったらすぐ収穫、お菜洗い、漬けこみと、とたんに忙しくなる。

雪囲いだってそう。降る前にやっておけば、家の中が暗くなる。だから、できるだけ先延ばしする。
1回降ったら大慌てでやる。降ってしまえば ・・・ 冬・家の中が暗いのは、いつものことさと諦めがつく。
できるだけ、なくのは待ってよ、ほととぎす!  (「ほととぎす」に掛けた雪国住人の本音)