日々の診療で気がついたことや、患者様が病院や医院を受診したとき担当医になかなか聞けないことや、現在の保健医療の仕組みなどを実際の診療型式で先生、看護師、技師、事務員及び数名の仮空の患者様と周囲の人々と会話方式で面白おかしく、この日記を更新していきたいと思います。
戸狩診療所診療日記
2004年12月29日(水)
来年もよろしくお願いいたします。「行く年、来る年」

今年の出来事や、感想を簡単に書いてみましたが、まだまだ、いろんなことがいっぱいありましたが、
今回は、戸狩診療所の来年に向けての展望をスタッフに語ってもらいました。

先生  「いちごチャン、来年は何しましょうかねぇ?何か希望はありますか、皆さんはどうですか?」
いちご 「ウーン、そうですねぇ、やはり、美容手術の予約状況の改善ですかね」
技師  「そうカッショ、来年の11月まで目いっぱいの手術を何とか早く改善しなければいけませんよね」
先生  「そうですね、一般診療をやめるわけにいきませんからね、大きな手術が多いので難しいですよね」

いちご 「今は、脂肪注入や、簡単な手術(1時間以内)は昼休みに行っていますが、それも、かなり先までいっぱいですよね」
クラーク「ホーホホッ、美容の患者様は、皆さん元気で可愛いじゃないですか、私は、手術大歓迎ですわ、ホーホホ」
いちご 「でも、先生一人だから、限界があるし、私たちだって、結構くたびれモードですよ」

技師  「先生は、くたびれないですか?カッショ」
先生  「僕は、全く、くたびれないですよ。元々手術大好きですから、ただ、いちごチャンたちスタッフに気を使うほうがくたびれますよ」
いちご 「先生!、私たちだって、休みたいですよ」
先生  「いやいや、本音を言ったまでですよ」

クラーク「私も、待ってる患者様のためにも、何とか時間を工面して手術を早くしてあげてほしいですわ、だって女性は少しでも早く綺麗になりたいと思ってるんですもの」
技師  「それは、分かるカッショ、でもいちごチャンたちも、くたびれるカッショ」
先生  「ウーン、何とかスムースに予約手術をあまり待たないでできるように考えなければね」
クラーク「昼休み延長して、もう一件手術を入れるとか、1週間に2日くらい早めに手術を始めてもう一件多く手術するとか」
いちご 「でも、手術に入る看護師も今目いっぱい状態でしょ」

先生  「そうですね、でも私もクラークさんと似たような考えで対応するしかないと思うんですよ、後は、土曜日の午後に手術を入れるかしかないですよね」
いちご 「土曜日の手術はやめようって、今年決めたじゃないですか」
先生  「まあまあ、決まったわけじゃないですから、あまりむきにならない、ならない」
いちご 「また、話をそらす」
技師  「私は、どうなるカッショ?」
一同  「どうにもならないってぇの!」

来年も、更に忙しい1年が予想されます。手術をお待ちの患者様にご迷惑をおかけしておりますが、もうしばらくお待ちくださいね。
何とか、いい方法を考えているところです、良い方法が決まりましたら、日記なり、ホームページなりに情報を記載させていただきます。
今年1年間、本当にありがとうございました。皆様もよいお年を迎えれますことを心から祈っております。

忙しさにかまけて、日記の更新が遅れてしまっていることをお詫びいたします。本年は、今回で終了させていただきます。
来年も診療日記をよろしくお願いいたします。  
                                     院長 武田公利  スタッフ一同
2004年12月28日(火)
今年1年ありがとうございました。「行く年、来る年」

とうとう、いつもの冬の診療所になりました。
日本でも有数の豪雪地帯の、ここ、飯山市でも雪も多い地域に診療所はあります。しかしこの地域を含め、飯山市は除雪が充実しているため、道路にはほとんど雪がありません。
さて、戸狩診療所の「行く年、来る年」も盛り上がっています。

クラーク「ホーホホッ、今年1番の出来事は、美容専用サロン、メディカル ビューティサロンができたことですわ」
技師  「カッショ、先生が今年の春頃、突然レーザー室作るって言い出したとこから始まったカッショ」
いちご 「そうそう、以前から、何か新しいこと、やりたいって、先生行ってましたからね」
先生  「そうですね、何か変わったことやりたいと思っていましたから」
いちご 「何で、レーザー治療室の予定が、サロンになったんですか?」

クラーク「そこのところ、私も聞きたいです」
技師  「そうカッショ、まさか、私をリストラしようと考えたのではないカッショ?」
先生  「そんなこと考えたことないですよ、ただ、私は形成外科、美容外科が専門ですからね、田舎に、こんな施設があってもいいじゃないかって、思っただけですよ」
いちご 「でも、こんな大きな施設を患者様一人で好きなように時間いっぱい使用できるようにして、更にこの料金で採算取れるんですか?」

クラーク「ホーホホツ、いちごチャン、何年先生と仕事してるんですか?先生は患者様が満足してくださることが1番嬉しいと、いつもおしゃってるじゃありませんか」
いちご 「そうは言っても、この料金じゃ、さすがに厳しいと思うよ、クラークさん」
先生  「確かに、採算は取れませんよ、でもいいじゃないですか、元々利益を上げようなんて思っていませんからね」
いちご 「じゃぁ、何のために莫大な費用をかけてサロン作ろうと思ったんですか?」
技師  「そうカッショ、一般診療も大忙しなのに」

先生  「綺麗になりたい人が好きなだけですよ、それに遠くからわざわざこんな田舎まで来てくれる患者様への感謝の気持で、くつろいでいただく場所がほしかったしね」
いちご 「でも、チョットお茶を入れるのに、1脚何万もするカップを使わなくてもいい様な気もしますがね」
技師  「トイレだってカッショ、それに全身シャワーもすごいカッショ」

クラーク「皆さん、先生そんな、けち臭いお考えじゃないこと、よーく知ってるでしょ」
先生  「まあ、ちょっとした遊び心と思っていただければ、いいんじゃないですか」
いちご 「いつもそうなんだから、先生は、思ったと同時に行動に移すんだから」
先生  「今年はもういいですから、来年の抱負でも聞きたいですね」
いちご 「すぐ話をそらすんだから」

まだまだ、盛り上がる「行く年、来る年」です。

                                 つづく
2004年12月27日(月)
今年1年間ありがとうございました。「行く年、来る年」

2004年も、残すところ、あと数日となりました。
我が、戸狩診療所も2004年は、いろんなことがありました。ホームページを作ったり、美容専用サロンの建設など。
さて、いつものメンバーによる「行く年、来る年」の始まりです。

いちご 「私は、やはり今年一番は、診療所のホームページができたことですかねぇ」
クラーク「ホーホホッ、そうね、いちごチャン、私もそう思いますわ、その影響で、私も自分のホームページを作りましたのよ」
先生  「そうですね、今年(2004年)の2月に診療所用のパソコンを買ったので、見よう見まねで診療時間の空いたときにコツコツ作ってみたんですよね」

技師  「そうカッショ、最初は四苦八苦してたカッショ」
いちご 「診察時間に先生作ってるもんだから患者様を待たすこともしばしばでしたよね、先生」
先生  「いやー、申し訳なかったね、なかなか思うようにできなくてね、もうチョットというとろで呼ばれるもんだから、いやー申し訳ない」

クラーク「でも、今ではHP見て電話くださる患者様、多くなりましたね、すごいとですよね」
先生  「HP開設して約11ヶ月で3万件を超えるアクセスがあったんですから、すごいですよね」
いちご 「先生、自分で関心してどうするんですか」
技師  「そうカッショ、先生思いつきで、新しくページを更新するから、問い合わせあっても困っちゃうカショ」
いちご 「そうですよ、そんなこと書いてあったっけって、対応に困るときあるんですよ」
先生  「重ね重ね、申し訳ない、まだまだ、新しい情報いっぱいあるんですけど、なかなか更新できないんですよ」
クラーク「何か、更新したときはスタッフに一言お伝えくださいね、先生」
先生  「ハーイ、申し訳ない」

クラーク「そうそう、私は、診療所のHPができて間もない頃、雑誌の取材で俳優の「どうするアイフルおじさん」が来られて一緒にお話したり、写真一緒にとったりサインをしてもらったのも嬉しかったです」
いちご 「クラークさんに合いに来たわけでなく、先生の取材でしょう」
技師  「そうカッショ」
クラーク「でも、かなり、親切にお話してくれたわよ」

先生  「そうでしたね、アイフルおじさんも、クラークさんと結構ニコニコしながら取材が終わってからも話してましたねえ」
技師  「ずるいカッショ、いつも良いとこ取りなんだから」
先生  「まあ、まあ、またそういう機会もあるでしょうから」

いちご 「あとは、新しいレーザーが増えたことですよね、知識がついていかないですよ」
先生  「でも、皆さん、自分達でまだ、どこにもないようなレーザーや新しい治療を実際に体験できるですから」
クラーク「ホーホホッ、そうですわよ、いちごチャン、その証拠に取材の方や、アンチエイジングネットワークの塩谷北里大学形成外名誉科教授にお会いしたときも、私達の若さに驚いておられたでしょ」
いちご 「そうでしたね、でも塩谷教授って気さくで紳士でしたよね」
クラーク「ほんとに、お会いできてお話できたこと良かったですわ」

まだまだ、続く戸狩診療所の「行く年、来る年」です。
2004年12月26日(日)
今年1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

戸狩診療所のある、長野県飯山市は、いつもより遅い雪がクリスマス前に降りました。
例年より、かなり遅い雪です。
 さて、当診療所も、開設して早、丸8年が経ちました、開院当初から、順調に数多くの患者様に支えられ現在までやって来れました。
これも、地域の方々をはじめ遠方から当院にいらして下さっている多くの患者様のおかげです。
現在、当院には1万8千人を超える患者のカルテがあります。本当にありがとうございます。
新たに開設した、美容専用サロン、メディカルビューティサロンもほぼ完成し、現在仮オープン状態ですが順調に、ご予約の方が増えております。重ねがさねありがとうございます。
 このサロンは、院長が以前より、多くの患者様に感謝の気持をこめて、開設したもので、ゆったりとリッチな気分でくつろいで頂ける、癒しの空間です。治療一つの料金がどうのこうのと、けち臭い考えで作った物ではありませんので、予約時間内(全身コースの場合)は当サロンにある医療機器は何でも使い放題という設定になっております、しかも考えられないような料金で。1度ご利用された方には判っていただけると思いますが、皆様から、おほめの言葉や満足したとのお言葉を頂きスタッフをはじめ、私も本当にサロンを作ってよかったなぁと思っております。
前置きが長くなりましたが、本年を振り返って来年への戸狩診療所の展望や構想をいつものメンバーで面白おかしく書いてみました。

先生  「いちごちゃん、ところでいくつになった?」
いちご 「先生!レディーに年を聞くなんて失礼ですよ!」
クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい。そうですわよ、先生。」

先生  「そうですか、いまさら年を気にしてるとは思えませんがねぇ」
いちご 「何言ってんですか、先生、今月号(1月号)の健康雑誌、安心で当院が美容液エルバイスで紹介された記事にスタッフの年齢まで記載されちゃって、私28歳じゃないのが、ばれちゃったじゃないですか、プンプン!」

クラーク「ホーホホッ、私なんかボーイフレンド達にほんとの年ごまかしてたのに、ショックですわ」
技師  「仕方ないカッショ、ホンとのことなんだから、もうあきらめたらイイカッショ」
クラーク「何をおっしゃるんですか、女性はいつまでも永遠に若く美しくありたいと思うでしょう」
技師  「そうカッショ?私はあきらめてるカッショ」
いちご 「だめだよ技師さん、だから先生にオバサンなんて言われるんだよ」
技師  「そう、先生のオバサンはひどいカッショ」

先生  「まあまあ、冷静に、年を聞いたのには、深い意味はありませんが、当院も開設して丸8年が経過したわけで、皆さん、当院に就職した頃は、ふと、いくつだったかな?と思っただけですよ」
いちご 「なら、他に聞き方もあるでしょ、先生」
先生  「まま、落ち着いて、落ち着いて。というのも、皆さんに今年を振り返ってみて、気になることや、来年の抱負などを聞かせてほしいと思いましてね」

スタッフ「来年の抱負?」
先生  「そうです、それぞれの希望や抱負を聞きたいと思いましてね」

先生を含め「行く年、来る年」の始まりです。
2004年11月30日(火)
冬は脱毛の季節(レーザー脱毛)

急に寒くなりましたね〜。飯山はまだかろうじて雪は降っていませんが・・・今年の雪の状況はどうなるのでしょうか?
何しろここは有数の豪雪地帯・・・昨年はなぜか?少なかったのですが・・・今年も・・・なんてことを思っては、スキー場のふもととしては、邪道ですかね??
 
新人の新子ちゃんも少しずつ仕事に慣れ、スタッフの中でも人気者です。そんな新子ちゃんにこれからは、診療所で体験できることは何でも体験してもらおうと・・・私たちスタッフは思っております。これも新子ちゃんに少しでも、患者様の気持ちになってもらうことも、1つの目的です。
 
いちご  「新子ちゃん、レーザー脱毛受けたことあった?」
新子  「ないです。興味はあるけど・・・ちょっと怖いな〜」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。新子ちゃん!レーザーが怖い???何をおっしゃっているのですか???当院のレーザーは、キャンデラ社のジェントルレーズと言って1番新しい機種で安全性も十分なのですよ〜。怖いとは??」

当院にはジェントルレーズが2台あります、診療所に1台、サロンに1台です。全身の脱毛を1日で済ましたい方は、メディカルビューティサロンでお受けいたします。(一応予約が必要です) TEL 0269 65−1136(イイサロン)です。
更に、まだ日本に数台しかないジェントル***が今年中にサロンに導入されます。


新子  「でも〜、ほら〜冬ですし・・・長袖着ていれば・・・見えないですよね・・・エヘへ」
いちご  「え〜〜〜〜〜。新子ちゃん。間違ってる〜」
新子  「・・・・???」
クラーク「そーですわ!!たまにはいいこと言う!いちごちゃん。」
 
心: たまにわって・・・どーいうこと??でもまだ何も言ってないんだけど。
 
新子  「私何を間違えているんでしょうか?」
クラーク 「ホーッホッホ!無駄毛の処理は、基本ですわ〜。冬だからいいなんてことは、ありませんよ!!」

いちご  「そうだよ!冬だからこそ、脱毛!!脱毛!!見えない時にやってしまうことが来年の夏を楽しく過ごすか!にかかっているんですよ。」
新子  「ホーッホッホ・・。そういうことですか。いちご先輩はそんな先のことまで考えているんですか?」
 
心:  クラークさんみたいになってきたぞ〜っていうか、私は先を読みすぎ??いいえ!間違っていないぞ〜
 
いちご  「まだ、冬にはなっていないけど・・・夏に脱毛して、日焼け心配しているより、チャンスは今ですよ〜」
クラーク 「そうですわ〜。チャンスはこの秋から冬!!絶対お勧めですわ〜ホーッホッホ!私はますます美しい〜」
新子  「そうですね〜。来年の夏にあせってやるより、チャンスなんですね。」
いちご  「わかってくれた??これもそうだけど、患者様は遠くから時間を作って通院されているにもかかわらず、新子ちゃんは、仕事の合間に受けれるのだから、これだけでも先生に感謝して欲してくださいね。」
新子  「そうでした。。先生にお礼を言ってきます・・・」
 
心:  う〜〜良くぞ分かってくれました。
 
いちご  「では新子ちゃんいきますよ〜」
 
まずは脇から・・・レーザー脱毛!!
 
新子  「わー。怖い!痛い!!痛い。痛い。」
いちご  「患者様も同じ気持ちなんですよ。分かりましたか??」
新子  「分かりました。優しくしまーす。」
 
*いちご情報*
新子ちゃんにも説明しましたが、脱毛を考えられている方。秋冬がお勧めですよ。この季節に脱毛をして、春から夏は、スベスベの自慢のお肌を出してください!!
 
2004年11月24日(水)
お肌しっとりプルプル フォトRF(オーロラ) PartW

あらら・・・いつの間にか11月のお給料日が近づいて〜気分はウキウキ!!なんていっている場合じゃないですね。日記の更新が〜〜〜〜〜こんなに遅れてしまっています。大変申し訳ございませんでした。これは単なるいちごの怠慢です。すみませーーーーん。
 
話題も忘れてしまうほど。ですが・・・・フォトRF オーロラの話でしたね。そうです。前回は怖いながらもいちごが、オーロラを体験した時までの話でした。今回はその後の結果です。皆さんも興味ありますよね〜〜。
 
クラーク 「ホーホッホッホ!私は綺麗〜美しい〜。久々の登場ですわ〜いちごちゃん、最近サボり癖がついてますわね。後輩もできているのですから、しっかりしてくださいよ。」
いちご  「すっすみましぇ〜ん。しっかりしま〜す。」
新子  「ほーんと。いちご先輩、しっかりしてくださいよ!!」
 
心:  新子ちゃんまで・・・・でも何もいえません。
 
クラーク 「ところで、フォトRF オーロラをかけたところはどうなりました?」
技師  「私も知りたいカッショ!」
 
いちご  「そうです、そうです。ご報告を・・・オーロラをかけてから、そうですね。2日後くらいから、シミが浮き出るように薄く茶色になったんです。その後、5日〜7日目くらいから、シミの部分が全体に皮膚がボロボロむけてきたんですよ。」
クラーク「ボロボロ?って垢みたいにってことですの?」

いちご  「う〜ん・・・こすって剥けてくるのではなく、日焼けのあとみたいに勝手にむけてくるんです。」
技師  「あ〜そういえば、いちごちゃん、前になんだか化粧浮きしている時があったでカッショ。あの時カッショ??」
いちご  「たぶんそうです。でも今見てください。皮膚がむけたこの部分の薄いシミまでなくなってしまいましたよ。赤みもありませんでしたし、むける時に痛みもないんですよ。毎日の通常の洗顔で綺麗になりました。」
 
*いちご情報*
オーロラのシミが取れるときは、日記にも書きましたように、シミがあった皮膚全体がボロボロはげるような感じです。細かいシミも自然にはげてしまいます。これとは別のジェントルレーザーは、シミの部分が、カタブサのようになって取れるのです。この微妙な違いは分かっていただけるでしょうか?
 
いちご  「あっ、それとオーロラを受けた直後から肌がしっとりしているのが特徴です。乾燥気味のいちごの肌ですが、何もつけなくても1日中ツッパリ感全くなし!!これもすごくビックリしました。」
クラーク「ジェルのお陰ですか?」

いちご  「ど〜なんだろう???でも今まで感じたことのない、しっとりふんわり感が肌で感じれますよ。後は・・・そうそう!次の日から、肌のハリ感が、すっごーーーいんです。これお勧めですよ」
技師  「いちごちゃん、ハリ感って、食べすぎなかった?カッショ?」
いちご  「ひどいですね〜。そんなことないですよ。あれは絶対、オーロラの効果ですよ。」
先生  「いちごちゃんの言うことは正しいですよ。オーロラをするときに伺いましたが、オーロラは、シミ、ハリ に特に効果があるのです。ですからシミを重点にした場合でも、十分ハリ効果も期待できるのですよ。う〜ん、いちごちゃんにしては、いいレポートができましたね。」
 
心:  ???いちごちゃんにしては???って先生どーいうこと!!いつも良いレポしてますよ!!
 
いちご  「先生、今度は1ヶ月後ですよね。」
先生  「そうですね。いちごちゃんはたまたま1回でも効果を感じられたようですが、オーロラは最低5回は続けて欲しいと、メーカー側から言われていますね。」
いちご  「そうですね。いちごはしばらくオーロラを続けてみます。何でも続けなければ、効果は現れにくいものですよね。気長に〜気長に〜。」
 
クラーク「いちごちゃん、気長はいいけど・・・忘れっぽいから1ヵ月後に覚えていられるかしら・・・・」
技師  「心配カッショ!!」
 
2004年11月9日(火)
お肌しっとりプルプル フォトRF(オーロラ) PartV

11月になり、サロンのオープンももう間近・・・の予定ですが・・・
その一つが暖房の検討。エアコンだけの予定でしたが、サロンでくつろいでいただくにあたり、シャワーの御使用ができます。でもエアコンだけでは、ここ極寒の地では寒すぎる〜〜〜ということで、急遽床暖房を入れることにしたのです。これで真冬でも、温かい空間をご提供できます。そしてまたまた問題が〜〜〜。最近の地震・台風など、予期せぬことがおこり、これに伴い停電の心配が・・・これを解決するために、自家発電か?バッテリー? での対策を電気設備の方々と検討など・・・このように初期の予定にはないことを組み入れなければならなくなり、建設が遅れているのです。ということで、ほぼ出来上がってはいるのですが、まだオープンは少し先になりそうです。お楽しみに〜

そうそう、名前もメディカルビューティサロンに決まりました。電話は、0269 65−1136(イイサロン)です。
まだ、電話は、設置していませんのでかかりません、オープン間じかになったら設置いたします、よろしくお願いいたします。
 
フォトRFの治療内容は、しっかり説明できたいちごですが・・・今日は、体験!!う〜初めてのことは心配。心配。
痛いかな?というのが、1番の悩みなのです。でも新しい機械は試してみないと〜
 
先生  「これはジェルをつけて行います。眼のところは、直接光が当たらないように、保護しますよ。ハイいちごちゃんにもこれをのせて・・・」
新子  「いちご先輩、ウルトラマンみたいですよ。」
いちご  「新子ちゃんは、あっちに行っていて〜」

先生  「ダメですよ。皆にもみて欲しいのですから。はい。おしゃべりしないで、いちごちゃんは、シミ、しわどちらが気になりますか?」
いちご  「もちろん、シミですよ。ここ、ここ、このあたりにありますよね〜」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しいー〜。いちごちゃん、どのシミですか?ここですか?それともこれかしら?ここにもあるし・・・迷ってしまいますわね〜。先生、どれだかわかりますか?」
いちご  「そっ、そんなにないですよね〜。クラークさん。ジョーダンはやめてください。右の頬のところですよ。先生シミをお願いします。」

先生  「このフォトRF、オーロラはシミかしわをどちらかに重点的に効かせる事ができるのです。とりあえず、いちごちゃんは、シミね。では強さをこのあたりにして・・・いきますよ。」
いちご  「はい、願いします。う〜でも怖いな〜」
 
フォトRF・オーロラを照射します。とても明るい光を放ちます。
 
いちご  「先生、すごい明るい、黄色系の光です。でも・・・痛みは、私がいつもやっているレーザーよりも痛くないかも?」
先生  「そうですか、ではもう少し上げてみますか?っと。これくらいでどーだ!」
いちご  「やめてくださいよ〜。怖いですよ。このままでいいですよ。」
技師  「いちごちゃん、遠慮なんて、らしくないカッショ。」

いちご  「技師さんもー。余計なことは言わないでくださいよ。」
先生  「フォトRF、オーロラは、同じ箇所を3週くらいすると効果があるのですよ。さらにシミの所は続けて3回。ピッピッピ!!」
いちご  「先生、1週目より2週目。2週目より3週目のほうが、痛いです。シミのところ続けて3回は、効きます。でもまあ、ちくって感じなのですが・・・」
先生  「ホーそうですか?勉強になります。」
 
心:  勉強になる?ナヌ???これじゃあ実験台だよ。先生。。。
2004年11月6日(土)
お肌しっとりプルプル フォトRF(オーロラ) PartU

毎日遅くまで手術があり、なかなか日記が更新できなくて申し訳ありません。
サロンの完成も近日中の予定で、設備や機器の搬入が立て込み、毎日ほとんど休み時間もないくらいです。
更に簡単な手術も昼休みに予定がギッシリ状態でスタッフ一同バテバテ状態です。更に新しい美容液エピサージュの使用テストなどサロンオープンまでにやらなければならないことが山積みです。
カーボメットの患者様も日に日に多くなり使用データもだいぶ出そろって参りました、結構、良いかも。

     さて前回の続きです。

先生  「ところでいちごちゃん、フォトRFの利点は分かっているのですよね〜」
いちご 「もっもちろんです。」
新子  「いちご先輩、説明してみてください。」
いちご 「ナヌ?説明するのはいいけど・・・どーして、新人の新子ちゃんに命令されなきゃいけないの?ブツブツ・・」
先生  「いいじゃないですか。さあ、説明してください。」
 
いちご 「フォトRF(オーロラ)
とは、APL:光エネルギー と RF:高周波エネルギー を組合せた治療方法です。
2つのエネルギーを併用したことで相乗効果が得られ、肌の奥深くまでエネルギーを浸透させることができます。効果的で安全な治療方法です。
 
効果は、光と高周波の2つのエネルギーを肌の奥深くまで浸透させ、シミ・ソバカス・赤ら顔が改善され、はりのあるプルプルの肌になるのです。今までの治療方法に比べ、美肌効果が更に進化しているのです。また光では難しかった細かい毛の脱毛も簡単にできるようになりました。
どうですか?わかりましたか?」
 
先生  「フフーーン。よくできました。では少し付け加えですが・・・
これまでの光エネルギーは必要最小限の照射とし、同時に高周波を照射することで、表皮に存在するメラニンの量に左右されることなく、エネルギーを効果的に真皮層に伝え繊維芽細胞を刺激します。これによりコラーゲンやエラスチンの生成が促され、シワを改善すると同時にメラニンの排出によってシミやくすみも改善するという、仕組みなのです。これは専門的すぎて難しかったかな?」

では、体験体験。試してみましょう。
       
                                       つづく

2004年11月1日(月)
お肌しっとりプルプル フォトRF(オーロラ)

久しぶりの日記です。地震の余震も少しずつ減ってきました。JRも1部はまだバス代行で運転しているようですが、そろそろ復旧のめどが立ち始めているようです。天気はまだ不安定ですが・・・診療所のサロン建設は、順調です。
壁は以前から貼られていましたが、ここ数日で天井も貼られました。各部屋で壁も天井も色が違います。お楽しみに〜
 
いちご 「地震怖かったですね〜。皆さんは大丈夫でしたか?」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。私は大丈夫でしたわ〜。いつも冷静ですもの。ホーッホッホ!」
技師  「本当?カッショ?!私は怖くて外に飛び出したでカッショ。今もすぐに非難できるように、非常袋玄関に準備してあるでカッショ。」

いちご  「いい心がけですbね〜。ところで、クラークさんは地震の時は、晩酌中?とかって聞きましたけど・・・」
クラーク「ホーッホッホホオオオオ・・・チョット旅館にいたので、飲んでいました。何だか足元がふらついていたのかどうか???」
技師  「何だかカッショ!!また飲んでいたでカッショ?ところで、いちごちゃんもなんだか浮かれていた時だったと聞いたでカッショ!!」
いちご  「ええ〜〜〜。浮かれていた・・・わけではないのですが〜。まあ、ちょっとコンサート会場になんていたものですから、もしかすると浮かれていたかも・・・でも、揺れは感じましたよ。」
 
とまあ、飯山の揺れはすごかったのですが、少し離れると感じ方は少なかったようです。
 
さあ、診療所にはフォトRFという器械が搬入されました。アメリカから渡ってきました!!
これは光と電気の両方の作用により、脱毛・シミ・肌のハリに効果を示します。
 
先生  「フォトRFがきましたので、みなさん説明書をよく読んで試してみましょう。ではまずクラークさん、試してみましょうか?」

クラーク 「ホーッホッホ!私からでよろしいでしょうか?」
いちご  「いいですよ〜クラークさんはとっても美しいので、更に磨きをかけるためにもフォトRFやってみてくださいよ。」
クラーク「なんだか、怪しいです。いちごちゃんが進める時は、危険な時??」

技師  「そんなことはないカッショ!いちごちゃんは気が小さいカッショ。だからまず他人に勧めるカッショ。」
先生  「何を言っているのですか?先日、デモンストレーションの器械で試したでしょう?やりますよ〜順番ですから、いちごちゃんも怖がっていないで、次ですから、準備していてください。それとやり方よくみてくださいよ。」
一同  「は〜い。すみません。」

                                       つづく
 
2004年10月25日(月)
OH!カーボメット PartV

先週から、ここ診療所の地域は災害に悩まされております。まず台風23号の影響で、大雨による水害です。まあ、診療所は運よく、浸水などの被害はなかったのですが・・・(良かったです〜) ご近所は、床下浸水してしまったようです。そして・・・皆様もTVでご存知かと思いますが・・・そうです。新潟の地震です。ここは長野県の県境で新潟にとっても近いのです。ですから飯山市でも、1部は停電などの被害はありました。もちろん今までに体験したことのないほどの、揺れはありましたが。診療所はと申しますと・・・・以前まで使っていたカルテ棚が1部倒れてしまった、他に薬品棚の薬が少し飛び出ていました。時間も土曜日の夕方であったため、患者様もいなかったので、特に怪我などの被害はありませんでした。交通の便も飯山腺は再開しました。しかしまだ、余震が時々ありますので、不安は続きそうです。(この日記を書いている今も・・・ゆれました〜こわーい!)
 
先生  「では、実際に炭酸ガスを入れて見ましょう。いちごちゃんいいですか?」
いちご  「はい。準備はいいです。」
先生  「膝のこの辺りでいいですか?では、このガードをここにあわせて・・・」
 
*いちご情報*
炭酸ガスを入れたい部分を決めて、それ以上ガスが移動しないように軽く周りを抑えます。これがHPでみえるガードなのです。こうしないとどんどんガスは移動してしまいます。まあ、移動しても別に害があるわけではないのですが、効きたい場所の効果が低下してしまいますので・・・
 
先生  「では針を刺しますよ〜」
いちご  「こわーい。アレレ???痛くないです。全く!!」
先生  「当たり前ですよ。かなり細い針ですから、ほとんど針を刺す痛みはないですよ。30ゲージですよ。」
技師  「そんな細い針でいちごちゃんの頑固な脂肪にガスが入っていくカッショ??」
いちご  「頑固な脂肪とは・・・どーゆうことですか?失礼ですね。でも本当に先生、入っていくのですか?」
先生  「ハハハ・・・大丈夫ですよ。ではガスを入れますよ。今日は初めてですから、1分間に20cc で3分間入れてみましょう。ではスタート」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。 いちごちゃん、風船になる気分はいかが〜アラ?お顔が引きつっていますわ〜」
いちご  「クラークさん、あっちに行っていてください。気がち・り・ま・す。」
 
ガスは、器械により正確に入っていきます。始めはなんともなかったのですが、少しずつメリメリ・・っていう感じで、脂肪に入っていきます。外から見てすこーし膨れてきます。その後は少し押し付けられるような、重い感じがしてきました。
でも、皆さんの1番の気になるところは痛みですよね〜。これは全く痛くないわけではないですが、痛がりのいちごでも十分対応できる程度の痛みですので、普通の方ならば、「全く痛くない」 とおっしゃるかもしれません。
 
先生  「はい、3分経ちました。針を抜いておしまいです。どうですか?」
いちご  「どうもないです。あー膝を押すと、プツプツって感じがします。少し重いけど・・・別に普通に動けるのですね。」
先生  「そうなんです。これはすぐに動けますし、みてください。もうほとんどガスを入れる前と変わりないですよね。」
いちご  「本当だ!さっきまで少し腫れているかなっと思ったら、もう戻っている。これで先生効果あるのですか?」
先生  「いちごちゃん、ちゃんと勉強したのですか?6〜12回くらい繰り返さないと・・・て言いましたよ。」
いちご  「す・み・ま・せ・ん・・・・そうでした。今日はまだガスの通る道をつけるのでした・・・」
 
その後・・いちごはすでに3回済ませました。この効果はまた後ほど・・・ご報告します。
2004年10月21日(木)
OH!カーボメット PartU

    新人の新子ちゃんを迎えて、診療所は少し活気ついています。そしていちごの心も・・・
    カーボメット、カーボメット。ぜっえったい〜チャレンジしてやる〜〜〜
    本日は、落ち着いていますように。
 
*いちご情報*
戸狩診療所では、新しい器械など導入されると、導入された時は、メーカーさんからの説明で器械の使い方をまず聞きます。(これは基本的にスタッフ全員で聞きます。先生が誰もが同じ用に理解できるようにとの心使いです。)
次に、2〜3日中に患者様に施行する前に、自分たちでも体験してみます。(これは、患者様に説明する時のわかりやすい説明と不安を最小限にするためでもあります。)
そして・・・何といっても、新しい物は必ず体験してみたいため、時間がある時、先生からのOKサインが出た時は、即チャレンジです。
 
先生   「では、今日はいちごちゃんの膝でカーボメットを試してみましょうか?」
いちご  「え〜〜〜。良いんですか?」
 
心:  待ってました!でもここは、一応謙遜気味に・・・
 
新子   「いちご先輩、顔がやけにうれしそうですよ〜。本当はその言葉待っていたんじゃないですか?」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗ですし、美しいから、必要ないのですが、いちごちゃんは、お試しになってくださいね。」
いちご  「今日のクラークさんは、なんだか、とげがありますね〜。」
 
心:  しかし本当にクラークさんは、綺麗でスタイルも抜群!!カーボメットの出番なし・・・
 
先生  「無駄話はいいから、早く準備してください。患者様がみえたらできませんよ。いちごちゃん、器械の用意。新子ちゃん、ボンベの用意。」
 
*いちご情報*
何故今、カーボメットに興味深々かといいますと・・・カーボメットは、痩せたい部分に炭酸ガスを注入すると、痩せるんです!!怖がり・痛がりのいちごにとっては願ってもない治療方法なのです。脂肪吸引をやるほどの度胸はない。ダイエットは持続できない。こんないちごにとっては救世主なのです。でもこれだけでは少し説明不足??かなり説明不足のようですので・・・・ここは、先生の力を借りましょう。
 
先生  「いちごちゃんの説明では、なんだか皆さんには理解できないようですので・・・

1)注入部位細胞の新陳代謝の向上
 カーボメットにより炭酸ガスを体内に注入すると細胞が必要とする酸素が、赤血球の「ヘモグロビン」より放出されやすくなります(Bohr効果)。その結果注入部位にたくさんの酸素が集まり、細胞の新陳代謝が非常に活発になり、自己再生能力が高まり肌荒れ、老化防止(若返り)などの期待ができます。


2)セルライトの破壊
 炭酸ガスを注入することでセルライト(脂肪の繊維組織)の結合をつかさどる組織が砕け、トリグリセロイドに作用して脂肪を分解します。

3)血管拡張作用、血液流動性の改善
 Bohr効果により末梢の血管が拡張して血流量が増大し、新生血管の再生を促します。
これにより酸素が行き渡り易くなり、血液流動性が向上し細胞の新陳代謝が活発化されます。
このような効果により、痩せたい部分を痩せやすくするのです。少し難しかったですか?」
 
心:  さすが先生。解り易いし、説得力が違いますね〜
 
新子  「みなさんもこの程度の説明はできるのですよね〜。私もがんばって覚えなきゃ!」
先生  「??新子ちゃんにこんなこと言われていますが・・・できるのですよねえ〜」
スタッフ 「ホーッホッホ!ホホホホホッホ・・・・」
 
スタッフはもう少し時間がかかりそうです。
2004年10月18日(月)
OH!カーボメット

みなさん、お久しぶりです。いちごです。すっかり日記を書くことを忘れて・・・・ではないのですが。
気にはなっているのですが、毎日レーザーの患者様や美容の患者様、一般の患者様・・・とまあ忙しかったわけです。すみません。
更に新しいスタッフも仲間入り (バンザーイ) しており・・・いちごも先輩になったりと・・・診療所もリニューアル??中なのです。
(一部では若返り?中とも・・)
 
診療所にはすでに皆様HPでチェック中の 『カーボメット』 が導入されております。最近、いちごはこれに興味津々!!忙しい合間をぬって・・・今日こそはチャレンジするぞ〜
 
クラーク「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜 いちごちゃん、おはようございます。今朝は一段となんだか鼻息が荒いですわね〜」
いちご 「そっそんなことないですよ。ほら、今日も新しいスタッフの教育・教育ですよ。そのせいですよ〜」
 
心:  あっぶなーい。そんなにカーボメットへの意気込みでていたのかな?気をつけないと!でも本当に今日はチャレンジだ〜
 
技師  「いちごちゃん、何言ってるでカッショ!いちごちゃんは今週研修係りではないカッショ。何かたくらんでいるでカッショ!!」
いちご  「なにもないカッショ!アっうつっちゃったじゃないですか〜。」
新人  「何盛り上がってるんですか〜。おばちゃんたちで〜」
 
クラーク・いちご・技師:  ギロッ!!
 
新人  「すみません。おばちゃんじゃなかったです。私も交えてください!!何でも覚えますし、やりますから・・・」
いちご  「じゃあ、今日さーなんでも体験してミヨーよ。」

クラーク 「??さては・・・いちごちゃん。自分が何か体験してみたいのではないですか?ホーッホッホ!私にはお見通しですわよ!!」
いちご  「ばれましたか・・・実は・・・」
新人  「あ〜〜〜〜カーボメットですね〜。だって最近やけに器械の周りうろついていたんですよ〜」
 
心:  今回の新人は、やけに鋭い!!手ごわそうです。
 
技師  「いちごちゃん、何をしたいでカッショ!どこの場所??」
いちご  「もちろん、足ですよ。それも膝です。膝。膝。この膝が・・・・」
新人  「本当だ〜これ適応ですよ。ねー先生!」
先生  「いちごちゃんも、たじたじですね。でも本当にその膝何とかしたほうがいいですよ〜」
 
心:  だから言っているじゃないですか〜やりたいんですよ。カーボメットを・・・・よーし。今日は絶対時間を作って体験してやるう〜〜〜〜
 
2004年10月6日(水)
ウ〜ン スレンダーボディになりたい・・・PartW

     あゆみさんの体脂肪を減らす方法として・・・先生は手っ取り早い方法?!って何々????いちごだって〜〜〜〜気になるウウウウ
 
あゆみ 「先生、手っ取り早く脂肪をなくす方法なんてあるのですか?まさか運動で地道になんていうのでは?」
先生  「それは嫌なんでしょ?ではもう少し簡単にお手伝いできる方法を・・・あゆみさんは、CoQ10って聞いたことありますか?」
あゆみ 「えっ??塩コショウ??」
 
心:  あゆみさん、料理じゃないんだから・・・シーオーキューテンって言っていますよ。
 
先生  「あれ?知らないですか?今、TVなんかでも結構注目浴びてきているのですが。まあ、では少し説明しましょう。
『CoQ10は脂質などを細胞内でエネルギーに変換する』という作用があります。『L−カルニチンは脂質を細胞まで運ぶ』役目をしています。ですから、この両方が揃うと、脂肪をより効率よくエネルギーに消費できるのです。」
 
あゆみ 「そーなんですか。でもどうやってCoQ10とL−カルニチンを取ればいいのですか?」
先生  「L-カルニチンは、数百種あるアミノ酸の中の1つなのです。そして先ほども言いましたが、L−カルニチンには体脂肪を燃焼させる働きがあることが、科学的に明らかにされています。簡単にいえば、体脂肪をエネルギー源として燃やすために、細胞まで運ぶのがL−カルニチンなのです。つまり、L−カルニチンが不足していると、体脂肪は燃えたくても燃えることができず、おなか周りや二の腕にとどまってしまう。という現象が起こるのです。」
 
あゆみ 「では、私の太ももの内側にはこれと同じような症状が起きているのですね。L-カルニチンが不足してるのですね。」
 
先生  「でもL−カルニチンはもともと肝臓や腎臓で自然につくられているものなのです。つまり、誰もがこの“体脂肪を燃やす”物質を体に備えているのです。」
 
心:  えええ〜〜〜??じゃあ、いちごのL−カルニチンは何しているの??先生、教えて〜
 
先生  「でもみんなもっているのなら、どうして体脂肪が多くなってしまうのか?って思うでしょう?これには年齢も関係してくるのです。L−カルニチンは若いうちはどんどん再生産できるのですが、加齢とともに生産スピードが落ちてくるのです。更に、L−カルニチンが少なくなると、体は脂肪を燃やすシステムから溜め込むシステムに方向転換してしまうのです。」
 
心:  そんな〜〜〜。燃やさないだけでなく、溜め込むなんて・・・・勘弁してよ〜
 
先生  「これが年齢が高くなると、太りやすいという原因なのです。いわゆる中年太りですね。」
あゆみ 「では、L−カルニチンが不足したらもう脂肪を溜め込むしかないのですか?」
先生  「そんなことないですよ。補えばいいのです。不足しているL−カルニチンをとるのに一番適した食品は、羊肉の特に足の部分に多く含まれているといわれています。でもなかなかこれでは、毎日とることは、難しいですよね。このような時は、サプリメントを利用することが容易いと思います。」
 
心:  そうですよ〜。毎日羊ばかり食べられませんよ。調理方法も知らないし〜
 
先生  「この時、あゆみさんのようにダイエット効果を期待するなら、CoQ10と一緒にとることが大事なことです。
どちらもエネルギーを効率よくつくりだす成分で、それぞれ単独で利用しても効果はありますが、両方とると相乗効果が上がるそうです。現にどちらも、スポーツ選手が摂取すると運動能力がアップするというデータが出ており、スポーツ選手のためのサプリメントとしても注目されています。」
あゆみ 「先生。このサプリメントは、どこにあるのですか?絶対欲しいです。」
先生  「当院でも取り扱っていますよ。『プラセンタル メタボライザー』 といい、総合的成分が含まれており、発売当初から、とても人気商品で全国的にも爆発的に売れているようです。」
あゆみ 「買います、買って今日から飲みまーす。」
先生  「これは体脂肪を燃やすのですから、食後に内服しなければなりません。だいたい1日2〜3回内服するのがいいようです。」
あゆみ 「はい、ではがんばって内服して体脂肪をもやすぞ〜」
先生  「でもやはり若いのですから、運動もしてくださいね。」
あゆみ 「そうですね。少しは自分でも努力しないと・・・。がんばります。」
 
心:  ふ〜ん。そういうことでよく売れていたのか〜。いちごもこっそり買っちゃおうかな?
 
クラーク「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。私はもちろん内服しております。体調も良くなりますよ。いちごちゃんは、こっそりなんて考えているのではないですか?」
いちご 「えへへ・・・やだなー。こっそりだなんて・・・私はまだ大丈夫ですよ〜。技師さんに勧めなくっちゃ」
技師  「飲みたいカッショ!クラークさんみたいになれるでカッショ??」
 
心:  技師さん、いつもクラークさんに対抗しているけど・・・・そんなに気にしなくても・・・それとも技師さんの目標はクラークさんなの??じゃああ、ホーッホッホ!カッショ!とかになっちゃうわけ???
 
 
2004年10月5日(火)
ウ〜ン スレンダーボディになりたい・・・PartV
     
      あゆみさんの脂肪の測定結果を先生が、解説します。さあ、どのくらいあるのでしょう?
 
先生   「カツトシ君での結果は、23.5% まあ、これなら標準でしょう。そしてCTでの測定結果は・・・」
あゆみ  「結果は?すごいですか?」
先生   「まあ、そうあせらないで・・まずここが骨盤の骨です。そしてこの映像は、あゆみさんを下から見上げて輪切りにした物なのです。ここが脂肪です。」
あゆみ   「うわーこれが脂肪の厚さなのですね。」
先生   「そうです。うーん、もう少し見易いように色を変えて・・・これならわかりますか?今太ももの内側が気になるのですよね。」
あゆみ  「はい。そうなんです。このプルプルしたところです。」
先生   「では計算してみますか。まずこことココのの長さを計測して、太ももの長さをかけて・・・・と言う具合に計算すると。あゆみさんの太ももの内側の脂肪の量は実際のところ、100〜150ccぐらいになります。」
あゆみ   「え〜〜〜〜それだけ?」
先生    「そうですよ。実際のところそれほどではないのですよ。体脂肪も標準ですし・・・」
あゆみ   「そうかな?太いんだけど。もっと痩せたいし、体脂肪も減らしたい。」
 
*いちご情報*
若い方の中で、あゆみさんのように痩せたいとダイエットしている方が多くいます。しかし多くの方は、実際のところ痩せていているのに、太っていると思い込んでいる方が多く見られます。もう少し自分をよくみてください。
 
先生   「運動されてはいかがですか?」
あゆみ  「そうは思うのですが・・・なかなかできないですねーなんかもっと手っ取りはやい方法はないのですか?」
先生   「ないこともないのですが・・・」
 
えええ〜〜〜手っ取りはやい方法なんてあるの??
2004年10月4日(月)
ウ〜ン スレンダーボディになりたい・・・PartU

     ちょっと太ってしまった あゆみさん。今日はまず測定から入りそうです。
 
先生   「あゆみさん、太ってしまったことと、体脂肪が気になるのですね。では、実際脂肪がどうなのか、測定してみましょうか?」
あゆみ  「そんなことできるのですか?」
先生   「できますよ。体脂肪は、体脂肪計がありますので、それで計測しましょう。さらに太ももの脂肪は、本当に脂肪がどのくらいついているのかは、CT・FCRで測定すれば、わかりますよ。やってみますか?」

あゆみ  「やりたいです。」
先生   「では、いちごちゃんまず体脂肪から測定してください。」
いちご  「はーい。カツトシ君ですね・・・・」
あゆみ  「えっ??男の人に測定してもらうのですか?」
いちご  「あっ、違うんですよー。カツトシ君とは、体脂肪計の名前なんです。」
 
*いちご情報*
体脂肪計の名前が 『活歳(カツトシ) 君 』というのです。うまいネーミングですね。この器械では、身長・体重 他に簡単な日常生活情報を入力すると、体脂肪の量に合わせた食事方法や、運動方法もアドバイスもしてくれます。測定時間は、数秒です。
 
      あゆみさんは、早速測定してみました。
 
いちご  「技師さーん。体脂肪測定は終了しました。後は、CTお願いしマース。骨盤から膝までだそうです。」
技師   「わかった、カッショ!あゆみさんこちらにお越し下さい。」
 
心:  技師さん、患者様と話すときは、『カッショ』 言わないんだ〜。ふーーん。
 
     あゆみさんは、CT・FCRでの脂肪の量を測定しました。
     さあ、実際どのくらいあったのでしょう???
 
2004年10月1日(金)
ウ〜ン スレンダーボディになりたい・・・

サロンは、床の土台が張られ、ますます立体的になってきました。
今のいちごの課題は・・・トイレの手洗いのデザインをどーするか?で検討中。
おしゃれで、使い易いものを、考えているのですが・・・・いろいろあって迷ってしまいます。
う〜ん、薄いグリーンもいいけど、ステンレスのシンプルな物もいいし・・・でも 予算が・・・これは、まあいいか??
 
食欲の秋。おいしい果物、野菜など出回っています。更に暑くも寒くもなく、すごしやすい!!何を食べても
「お・い・し・い」 って、喜んでばかりはいられません。
今日は、診療所に20代のあゆみさんが来院されています。
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜〜。あゆみさん、今日はどうされました?」
あゆみ 「クラークさん、いつもお美しいですね〜。それにとってもスタイルもいいですね〜。」
クラーク 「ホーッホッホ!とーぜんですわ、あゆみさん。私はいつも気を抜かないのですよ〜。気合ですわよ〜ホーッホッホ!」
 
心:  って、クラークさん。確かにクラークさんはとてもスタイルがいいです。でも、それって・・・気合だけでどーにかなるわけ???
 
あゆみ 「ふーん。気合ですか?で、どうやって気合を入れているのですか?」
 
心:  ほーら、質問されちゃった・・・クラークさんは、時々いい加減ではないけど、ちょっと理解し図らいこというからなー
 
クラーク 「気合ですか??そっそっそれは・・ホーホッホホホホホホホ・・・気合ですわよ〜〜〜」
いちご  「ところであゆみさん。今日はどうされたのですか?」
あゆみ  「いいのかな?こんなことで受診しても・・・実は最近太ってしまって・・・まあ、以前から太ももの辺りは太かったのは、気になっていたのだけど。先日、会社の健康診断で測定したら、体脂肪もすごく上がっていて。」

いちご  「そうですか。わかりました。では診察してもらいましょう。それに当院には体脂肪計もありますので、必要があれば、測定もできますしね。」
あゆみ 「よかった〜。こんなことで受診する人いないですよね〜。」
いちご  「そんなこと気にしないで下さい。体のことなんですから。」
 
あゆみさんの気になることは、先生はどうやって治療?解決するのでしょう?
2004年9月30日(木)
フォトRF導入決定!カーボメット来週到着!

診療所の朝は最近、カーンカーンカーン。ドドドドド・・・キイーキキーン
という、金属音と木をたたく音で始まります。外のサロン建設の音です。
見上げてみれば、いつの間にか銀ピカの屋根が・・・・おおーっと叫びたいほどの高さと大きさです。
でも まだまだサロンの建設は途中。そして、まだまだ決まっていないことがたくさんあります。
先週の土曜日も、設計士さんと、電気設備屋さんと、 設備屋さんが集まり、壁の色や、ドアの色、コンセントの位置、冷暖房の対策・・・とまあ、まだ決めなければならないことが、山積みです。
 
設計士 「ここの壁は、先日話していた色でいいですか?このあたりが、サンプルの色ですが。」
先生   「うーん、こう見ると・・・これってつやありの色ないかな?」
設計士 「どうでしょう?メーカーが違えばあるかも・・・次回までに探してみます。では、次にココのドアの色は?どうしましょう。」
先生   「そうですね。このドアは、3つあるので1色は、この色。次のドアが、この色。ここって、スライド式のドア?」
設計士 「規制の物でなければ、何色でもいいですよ。特注で作りますから。」
 
心:  とっ特注?そんなことできるんだー
 
先生   「ここは曲線を描いていて、ココは1段低くすることできる?」
設備屋 「できますよ。ここのドレッサーみたいな物を選んでいただいて。1段下げるとちょっといいかなーと思って。」
先生   「そうだね、シャワーはどうなってんの?」
設備屋 「すぐ栓をひねれば設定温度のお湯が出るようになってますよ、もちろん全身シャワーです」
 
心:  みんな平面図だけでイメージついているのかな?いちごは、ちっとも立体的にみえなーい。
 
今日は、短いけどこのくらいで・・・・ねむくなっちゃった、久しぶりに頭つかちゃってくたびれた〜

いちご 「そうそう、皆様にいいお知らせです、とうとうカーボメットが来週やってきます、やったぁー、これでいちごも・・・・・」
先生  「いちごちゃん、何考えてるの」
いちご 「れれれ、先生、カーボメットだけでなく、フォトRF(オーロラ)もサロン開設までに導入されるんですよね?」
先生  「そうですよ、何言ってんですか、フォトRFはデモンストレーション用の貸出機が今ここにあるでしょ、10月末には届くって言ってたでしょ」
いちご 「そうでした」

院長からのメーセージ

サロンオープンのため戸狩診療所は更にフォトRF、更にカーボメットも導入いたします。料金はニッポン1、いや世界1の低料金を目指します。
以前から多くの患者様がはるばる遠方から当院を訪れてくださっています、これらの患者様にできる限り、最高のおもてなしができますよう、また、来て良かったと言っていただけますよう頑張って行きたいと思います。これからもよろしくお願いいたします


いちご 「先生、また遠くから来ていただいたんだからサービスって、ただにしちゃうんでしょ、まったく・・・・」
2004年9月25日(土)
美容外科(整形)日記 A脂肪注入 PartV

診療所のサロンは着々と・・・といいたいところ、最近は雨が多く、工事もなかなか進みません。でも、建物はしっかりそびえたっています。屋根の土台も出来上がりました。カーブを描いた変わった形をしています。かなりの大きさに来院される患者様からは、何ができるのかと・・中から外からよーく見ています。
いちごだって興味津々!!診療の合間をぬって、ちょっと覗いてみたりして・・・時々大工さんと眼が合ったりして、あわてて仕事に戻っています。大工さんは、きっといちごのことサボっているのだと、思っているだろーなー。でもサボリでは、ないのですよ。あくまでも工事の進み具合を見ているのですから・・・あくまでも工事の進行具合を確認ですからね・・・
 
田中さんからの鼻を高くしたいという、電話での問い合わせ中です。脂肪注入についての説明が終わったところ・・・でもまだまだ、質問があるようです。
 
田中  「脂肪注入も興味あるのですが、最近HPで ダーマライヴ という物を発見したのですが・・・これは??何ですか?」
 
いちご  「先ほどは、ヒアルロン酸・コラーゲンは吸収されてしまうといいましたが、これはHPにも書いてありますように、
アクリルハイドロゲルを混入してありますヒアルロン酸ですので、注入量の約40%が残存するといわれております。もちろんこの中のヒアルロン酸部分は徐々に吸収されてしまいますが、アクリルハイドロゲルは26%という高率で水と結合残存するので、ヒアルロン酸単体に比べ残るようになるわけです。」
 
田中  「そういうことですか〜。これも興味深いですね。どーしよーかな?」
いちご  「診療所は、安全性が確立しているもので、最新の治療をご提供できるようにしておりますが、ダーマライブに関してはまだなんともいえないですが使用する部位によっては対応できると院長は、判断されたんだと思いますが、またよく考えてみてはいかがでしょうか?」
田中  「そうします。今はまだ答えがすぐに出せないので・・でも予約はいっぱいだと聞いたのですが・・・やっぱりそうですか?」
 
いちご  「そうですね。手術の予定は、いっぱいですが注入だけでしたら、予定は入れれますよ。もしご都合の良い日がございましたらまた連絡してください。」
田中  「わかりました。ちょっと安心しました。またよく考えて連絡します。」
 
心:  はあ〜、無事電話の問い合わせがおわった〜
 
クラーク 「ホーッホッホ。私は綺麗・美しい〜。いちごちゃん、無事患者様のご要望にはお答えできました?」
いちご  「はい。とりあえず・・・」
クラーク「じゃあ、いつまでも電話近くにいないで、仕事に戻ってくださいね。ホーッホッホ。忙しいのですから・・・電話の近くで、邪魔もしないでくださいね。」
 
心:  はあ〜、一息つく間もないのですね〜 トホホ・・・・はいはい戻りますよ〜???邪魔?私が??
 
とまあ、田中様からの問い合わせについてお答えしました。皆様もHPだけでわからないことは、お問い合わせ下さい。
 
 
2004年9月22日(水)
美容外科(整形)日記 A脂肪注入 PartU

先週は、日記の更新が遅れました・・・すみません!!
いちごは 「防火管理者講習」 に出席していました。2日間の講習も終え、無事修了証書もいただきました。これは、サロン併設に伴い、消防法の規定に診療所が該当したため、講習を受けました。近年の雑居ビル火災など、防火管理の不備により、火災が発生したこともあり、管理者が必要になったようです。
診療所も患者様が多く出入りしますので、十分に防火管理体制を整えたいと思います。いちごは、この講習で非難はしごでの脱出!(というより、消防士さんたちに助けられていたけど・・・) 消火器を使った消火活動など、行いました。まあ、ともあれ、座っての講義が何よりも辛かったということは、言うまでもありません。
 
診療所には、美容の問い合わせがたくさんあります。ありがとうございます。)
看護師がお聞きし、答えさせていただいております。もちろん、先生への報告は忘れません。みなさんも、何か質問や疑問がございましたら、診療時間内に御気軽にお問い合わせ下さい。(診療時間を過ぎますと、OPEなどで、電話に看護師が出られないときがございますので・・・)
 
花子さんの次に、田中さんからの電話での質問でした。鼻を高くしたいという、ご希望!これには、脂肪注入の方法もいいかも〜
 
田中  「どうやって高くするのですか?」
いちご  「簡単に言いますと、御自分の脂肪を鼻のご希望の場所にいれて、高くするのです。」
田中  「え〜〜〜だったらー、ふくらはぎから取って入れることもできますか?」
いちご  「もちろんできますが、田中様のように鼻を高くしたい事が目的でしたら、少量ですのでふくらはぎから取っても、ふくらはぎの脂肪の量は変わりませんよ。だいたいは、おなかからとります。」
田中  「そうですか。私は注入が目的ですから、でしたらどこからでもかまいません。」
いちご  「田中様は、鼻をどのように高くされたいでのですか?」
田中  「全体的に低いので、どうすればいいのでしょう?」
いちご  「多くの方は、眼と眼の間、つまり鼻の付け根のところに注入しますと、鼻が高くなります。そして眼の内側も少し、引っ張られますので、目元がはっきりし大きくなったように見えます。」
 
*いちご情報*
脂肪を鼻の根元に入れますと、本当に眼が大きくなったようになります。大げさに言いますと目頭切開したような雰囲気になります。魅力的な脂肪注入方法です。
 
田中  「いいですね〜。いい、いい。わーやりたいなー。でも、これってまたなくなってしまいますよねー。」
いちご  「そうですね。でも2mmは残りますよ。ヒアルロン酸・コラーゲンは、長く持ちますがいずれは吸収されてしまいますが。」
田中  「残るんですか?ますます、いい!!変なこと聞いてもいいですか?」
いちご  「いいですよ。何ですか?」
 
心:  変なことって?何??他にどんな物入れれるかとか・・・・そんなはずないか・・・
 
田中  「では。この方法は、どこの病院でもやっているのでしょうか?」
いちご  「もちろん、脂肪注入は美容関係の病院では行っているところは多いと思いますよ。でも、当院の脂肪注入は、院長が考案した方法で、注入場所も高くしたいところではなく、少しはなれたところから行います。またこれによって、感染などのトラブル回避にもなります。というような方法なのです。」
 
*いちご情報*
そうそう!!院長の腕前とセンスは、本当にすばらしいのです。スタッフでも、患者様の前でほめてしまいそうになるほど・・・毎回、心の中で 「Oh〜」 とうなってしまうほどです!!
 
田中  「ますます、興味わいちゃいました。他にまだ、聞きたいことがあるのですか・・・」
 
田中様の質問は、まだまだ続きそう。いちごの口もだいぶ調子に乗ってきました。この調子で・・・
 
クラーク 「いちごちゃん、調子にのっているのはいいけど・・・大丈夫かしら??ホーッホッホ。」
 
心:  クラークさん、もう。通りがかりに・・・大丈夫ですよ。いつも先生にいろいろな方法、教えていただいているのですから・・・でも、次の質問ってなんだろう???ちょっと不安。
2004年9月16日(木)
美容外科(整形)日記 A脂肪注入 

     花子さんからの電話をきって、ホッとしていると・・・また呼ばれました〜
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。いちごちゃん、また美容の患者様からのお問い合わせですよ。しっかりお答えしてください。」
 
心:  またまたクラークさん。本当に ホーッホッホ・・・は口癖なんだな〜いちごも何か、独自の口癖もって真似してみよーかな?
 
クラーク「いちごちゃん、ブツブツ言ってないで、早く電話に出てくださいよ〜」
 
心:  そうだった!!いけなーい。あ〜今回は、何のご質問だろう?
 
いちご  「はい、大変お待たせいたしました。いちごと申します。どのようなご相談でしょうか?」
田中  「田中と申します。実は、私 鼻が低いんです。だからこれを何とかしたくて・・・ヒアルロン酸はいくらですか?」
いちご  「ヒアルロン酸は、だいたい1本 3〜10万円くらいします。ちょっと高いですよね〜。」
田中  「そんなにするのですか?他が安いから、ヒアルロン酸も安いのかと思っていました。」

いちご  「そうですね、鼻の高さを得るためには分子量の大きなヒアルロン酸を使用します」
田中  「そのヒアルロン酸は、高いんですか?」
いちご  「すみません。こればかりは、納入価格が高いため、なかなか安くはできないのです。」

田中  「では、コラーゲンはどうですか?」
いちご  「コラーゲンは、1本 1万8千円です。しかし、これにはアレルギーのテストを行いますので、テストをしてから1ヶ月後、アレルギー反応が陰性でないと使用できないのです。」
田中  「アレルギーテストは有料ですか?」
いちご  「いいえ、もちろん無料です」
田中  「そうですか〜。私は、東京から行こうと思っているので、何度も通うのはちょっと・・・」

いちご  「そうですよね。大変ですよね。でしたら御自分の脂肪を注入すると言う方法もありますが?」
田中  「あ〜、脂肪注入ね、HPにも書いてありましたよね。これって、何ですか???」
いちご  「御自分の脂肪を必要な分だけ吸引して、高くしたい部分に注入する方法です、費用も1万5千〜1万8千円で全て込みです。」

田中  「エーッ、そんなに安いんですか?」
いちご 「そうなんです」
 
     田中さんは、脂肪注入に興味を示しているようです。さあ、田中さんのコンプレックスは、脂肪注入で解消できるのでしょうか?
     って、いうか〜 いちごは、上手く説明できるのでしょうか???

                                 つづく
 
2004年9月13日(月)
美容外科(整形)日記 @脂肪吸引 PartU
     
     花子さんの 電話でのお問い合わせに、いちごが答えています。
     花子さん、まだまだ質問がありそう・・・いちごは、次の質問は何かとハラハラ ドキドキ・・・
 
花子  「プチの料金は、魅力だったけど・・・脂肪もとれて、ヒップアップにもなるなんて。値段もプチじゃなくても、他のところから考えれば。安い!!」
いちご  「そうですね。お値段は安いと思います。これは、HPでも院長の意思として描いてありますので、みてください。」
 
花子  「全身麻酔じゃないんですよね〜 ところで麻酔って痛いですか?」
いちご  「そうですね。当院は、局所麻酔で行っています。始めの注射は、痛いですが、次からは麻酔の効いたところへしていきますので、痛みは少ないと思いますよ。」

花子  「え〜〜、でも怖いな〜。全身麻酔にはならないですか?」
いちご  「全身麻酔がだめなわけではないのですが、これも麻酔方法としては、リスクの高い麻酔ですからね。当院としては、患者様の体のことを考え、局所麻酔としております。」
 
*いちご情報*
全身麻酔とは、みなさんが知っているように、意識をなくして行う麻酔です。これでしたら、手術中の痛みや音などによる不安もなく手術が受けれます。しかし、麻酔中は筋肉の緊張を取るための筋弛緩薬を使います。これによって呼吸も自力ではできないので、呼吸を器械で管理します。血圧なども不安定になりやすい状況になる場合があります。大きな手術などで、必ず全身麻酔が必要な場合は仕方がないのですが、他の麻酔でできる手術などは、リスクの少ない方が、後のケアも簡単です。このあたりから、局所麻酔を使用しています。
 
花子  「そうですか。がんばれるかな?」
いちご  「みなさん、不安が大きいようです。注射をしますから痛みは、ありますが、お話もできますので、途中心配なことや何かありましたら、周りのスタッフに声をかけれますよ。また、いやでなければ、脂肪の取れ具合を確認もできますよ。」
花子  「そうなんですか。確認もできるのですね。ちょっと、うれしいな。」
いちご  「他に何か心配なことや、ご質問はありますか?」
花子  「うーん。手術のあとは、痛くないのですか?」

いちご  「痛み止めもでますから、大丈夫だと思いますよ。受けられた方で、痛くて眠れなかったという方はいなかったと思います。もし、すごく心配なようでしたら、坐薬を出してもらえるように、先生はなしますよ。」
花子  「そうですか。だいぶわかってきました。最後にもう1つ、聞いていいですか?」
いちご  「いいですよ。どんなことですか?」
花子  「手術のあとは、何かで圧迫とかしないのですか?」
いちご  「しますよ。手術後は、脂肪吸引した部分を弾性包帯で巻きます。この圧迫は1週間は、きちんとしていただきます。その後は、2〜3週間くらい圧迫していただきたいのですが・・・できない場合は、1週間だけでもかまいません。もちろん手術の次の日の診察では、こちらで巻きなおしますよ。」
花子  「そうですか。わかりました。では、行く時は少し、ゆるい服を着ていった方がいいですよね。」
いちご  「そうですね。包帯の分だけ厚くなりますので。」
 
*いちご情報*
圧迫は、包帯でしますが、その上から御自分のガードルをお持ちいただいて、はいていただきます。こうすることにより、より包帯がずれにくくなります。さらに当院でも医療用のサポーターを更に場合によっては、つけさせていただくことがあります。脂肪吸引は、手術も大切ですが、その後の圧迫もとても重要です。
 
花子  「少し、不安がなくなりました。でももう1度本当にやるべきか、やるとしたらどこをやるのか、よく考えてみたいと思います。いいですか?」
いちご  「いいですよ。これは、必ず行わなければならないものではないので、よく考えて下さい。そして、また不安やわからないことがございましたら、御電話で結構ですので、御気軽におかけ下さい。」
花子  「ありがとうございました。」
いちご  「こちらこそ。また御電話お待ちしております。」
 
心:  花子さんの不安は、少し減ったようで良かったな〜。いちごの説明もまんざらでもさそうだな〜

先生  「脂肪吸引はそれなりのリスクが付きまとう手術です、ダイエットのための手段ではありません、説明を充分してあげてくださいね」
いちご 「は〜い」
先生  「患者様に充分考える時間と知識を提供いて差し上げるよう、分かりやすく説明お願いしますね、ただ、最終的に手術可能か否かは、私が判断いたします」
 
心:  また、心の声が聞こえてる〜〜〜〜。????何故?って、気をつけよう!!
2004年9月11日(土)
美容外科(整形)日記 @脂肪吸引 PartT

サロンの建設は、順調??順調?いえいえ。器械を搬入するにあたり、扉が狭すぎるらしい・・・今日も設計士さんと、協X医Xの北X副社長さんと、先生が頭をつき合わせて相談中!
その横で、いちごたちスタッフは、内装の家具選び!さあ、何色になることか??
 
診療所は、今日も手術があり。毎日満員御礼!!
本当に毎日の手術予定がいっぱい!!当院の予約カレンダーは、メモ紙で、短冊をつけた笹のようです
そして、皆様のご希望も様々ですが、特に多い野は 二重(切開法) 女性器(小陰唇) 脂肪注入(鼻、顎) 脂肪吸引です。
今回は、スタッフも患者様も一番体力を消耗する脂肪吸引についての日記です、皆様の参考にお役に立てばと、いちごが書いてみました。
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜 いちごちゃーん。電話ですよ。脂肪吸引についてです。お答えお願いいたします。」
 
心:  クラークさん。電話の時は、「ホーッホッホ・・・」 言っていないで、早めにまわしてください。患者様は遠くから電話されている方が、多いですからね〜
 
いちご  「はい、御電話変わりました、看護師のいちごと申します。脂肪吸引のご質問ですね。」
花子   「ハナコといいます。ちょっと聞きたいのですが〜・・・脂肪吸引したいのですが、どうすればいいですか?」
いちご  「はい。ではまずいくつか、お伺いしてもよろしいですか?どこの脂肪吸引をご希望ですか?」
花子   「足です。特に太もも全部です。これって、一度に全部脂肪吸引できますか?」
いちご  「はい。ただ 太ももでも、全部に一度というのはお体のことを考えると難しいかもしれませんね。特にどこか気になるところは、あるのですか?」
花子   「う〜ん、全体なんですよね〜、お尻のほうも、横も前も・・・とにかく全部なんです。」
いちご  「そうですか。では、前後、外側、内側に分けた時、どこが一番気になりますか?」
花子   「そうですねー。外側から後ろかな〜。HPでみたけど、うしろのほうは、ヒップラインをつくり足を長く見せる・・・ってかいてあったから。これってホント??」
いちご  「本当ですよ。お尻と、太ももの辺りを脂肪吸引して、区切りをつけるとこで、足長効果があるんですよ。」
 
*いちご情報*
おしりと太ももに区切りをつけると、ヒップラインがアップして、足長効果になります。ためしに、鏡の前でお尻をキュッと持ち上げてみてください。ほらね、長くなったでしょ。この効果を院長は、取り入れているのです。
 
花子   「それそれ、それやりたーーい。ところでプチ脂肪吸引って、フツーの脂肪吸引と何が違うの?」
いちご  「プチはちょっと気になるところだけを、吸引して整えることが、メインです」
花子   「じゃあ、私の場合は・・・プチでは無理ですよね。」
いちご  「そうですね。ハナコ様お話を伺っていると、お尻、太ももはプチは無理かも知れませんね。」
花子   「プチの料金魅力なんだけどな〜」

*いちご情報*
ちなみに当院で脂肪吸引された方で
一箇所、例えばウエストや大腿外側などで7万円を超える手術料金を今まで頂いた方はお一人もおられません。もちろん手抜きなしでアフターケアを含め全て込みです。院長は、それぐらいが適正価格と思っているようです。
 
心:  お尻・太もも・おなかなどは、かなり範囲が広いので、プチ脂肪吸引では、無理な場合があります。プチはあくまでも、1部分のみ気になる という方 にお勧めです。」
 
さあ、花子さんの質問は、まだまだ続く。いちごの説明はうまくできますか???
 
 
                     
2004年9月9日(木)
お腹が痛い!便秘症?PartW

昨日は、短い日記ですみませんでした。
毎日の仕事で、いちごは少しお疲れモード・・・最近、予定していた手術以外をご依頼される患者様が増えています。
患者様の体のことを考え、あまり1回に多くの手術は控えましょう。体への負担は大きい物です。やりたい気持ちばかり先走りしすぎて、体のこともいたわってあげてください。
 
では・・・りょうこさんの便秘の治療方法と、予防方法について・・・
 
先生  「長々と説明していましたが、では治療方法を・・・
まずは、原因でも言いましたように、食物繊維の不足がないように、十分にとりましょう。これは野菜や海草に含まれているものが多いです。そして、このとき十分な水分を取る事を忘れないで下さい。水分を取らないと、反対に便秘の原因となったり、便秘を悪化させることもあります。」
 
*いちご情報*
油物を多くとると、下痢症状になり易くなります。ダイエット目的に油物を極端に控えていると、反対に便秘になり易くなります。お肌の潤いなども考えると、極端な油抜きは控えて、バランスよく食事を取ることも健康にダイエットをするコツですよ。
 
先生  「次に、排便の習慣をつけるようにしましょう。朝食の後が一番便意の起こりやすい時ですから、朝食後に排便の習慣をつける方が多いです。朝食を食べて食べ物が胃にはいると、胃から大腸へと信号が送られ、大腸の蠕動運動が始まり、便が直腸へと送られ便意が起こります。 」
 
*いちご情報*
あくまでもこれは一般的な例であり、朝食後にこだわることはありません。それぞれの生活パターンがありますから、それにあわせてで良いと思います。例えば、朝は出勤や通学で時間的余裕がないと、どうしても習慣つけが難しい方もいると思います。そんな方は、夜の習慣でもかまわないと思います。時間ではなく、毎日トイレに行く習慣が大切です。
 
先生  「運動不足を解消し、日常生活の中でこまめに体を動かすようにし、運動不足の解消につとめましょう。腹筋が弱いのは大腸がだらんとし、いきむ力や腹筋によって動く腸の動きも弱くなるので便秘にはよくありません。腹筋運動をして鍛えましょう。」
 
*いちご情報*
腹筋が弱くなりやすい高齢の方は、便秘症の方が多いです。腹筋を鍛えて、便秘の解消、下腹部のダイエットにも役立ててはいかがですか?
運動方法はいろいろありますが、寝た状態で膝を曲げ、頭を持ち上げ腹筋をしますが、このとき上半身が上がらなくてもいいそうです。自分のおへそが見える程度でも、十分な効果があるそうです。また、立った状態で、おなかに手をつけ、ふ〜っとおなかの空気をすべて吐き出してみてください。これを何回か繰り返すだけでも、おなかの運動になります。結構つらいですよ。
 
りょうこ  「食事と運動ですね。でも先生、今日のこのおなかの痛みと張ったおなかをなんとかしていただけませんか?」
先生  「そうですね。今つらそうですね。とりあえず、今日は、下剤をお出ししましょう。自然な便通をつける少し弱めの、漢方薬と、少し強めの内服薬があります。」

りょうこ  「う〜ん、水分も取ってみるので、漢方薬にしてみます。」
先生  「はい、わかりました。では、漢方薬をお出ししますね。この時も十分な水分は、忘れないで下さい。また、寝る前に内服し、翌朝便通がつくようにするのですが、朝出ないからと、また薬をすぐに飲むのではなく、また夜寝る前に、少し多めに内服してみましょう。」
りょうこ  「わかりました。早速今夜から試してみみます。それと運動もがんばってみます。あとは、無理すぎるダイエットには、注意しま〜す。」
 
ひとまず、便秘は解消されそうですね。皆さんも腹筋を鍛えて、美しいプロポーションを保ちましょう。また、便秘ですとお肌のトラブルの原因にもつながります。3回の食事を大切にしてみて下さい。

 
 
2004年9月8日(水)
お腹が痛い!便秘症?PartV

     便秘のりょうこさん。便秘のなぞがとけてきましたね。でもまだまだ原因はありそう・・・
 
先生  「便秘になる原因は、たくさんあるのですが、りょうこさんの場合先ほど、少し気になることを 言っていたので。」
りょうこ  「気になること?!何ですか?」
先生  「会話の中で、食物繊維をとっていると言っていましたね。これは、便秘にならないためにとてもいいことです。しかし、今回便秘になった。何故でしょ?その前に・・・他に便秘に便利になりやすいことを・・・

食べ物の繊維不足
食物繊維は腸で消化されず、便として排泄されます。食物繊維は便通を整える仕事と、腸を刺激し、スムーズな排便を促します。
また、繊維は腸内細菌の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることもしています。

がまん癖
便意が起きた時はすぐトイレへ。我慢すると便意が消えて便秘習慣がついてしまいます。

精神的ストレスで
精神的ストレスが自律神経のバランスを崩し、ケイレン性便秘を起こしやすいです。
ケイレン性便秘とは:特徴としては便意は強いが排便困難、腹痛、腹がゴロゴロ鳴ったり、腹が張ったりする便秘の種類です。

運動不足
運動不足は、腸の動きにも影響します。腸は運動などで活発化します。

とまあ、このあたりが、一般的に原因となるような項目です。」

便秘になる原因も、様々ですね。今日は、先生の説明だけですが・・・台風も大接近しているので、だいぶ短いですが、ここまでにしま〜す。

 

2004年9月7日(火)
お腹が痛い!便秘症?PartU

     OL りょうこさんの便秘について・・・
 
りょうこ 「えっ??腸がうまく動いていない。て、どういうことですか〜。」
先生  「腸が上手く動いてないということは・・・上手く動いていないのですよ。」
 
心:  はあ〜??これじゃあ、説明になっていないよう〜
 
りょうこ 「そうですか。動いていないのですね。」
 
心:  え〜???これでいいの???
 
先生  「いちごちゃんが、理解できていないようなので、便秘について説明しましょう。」
 
心:  って、今度は、いちごにふっちゃうの???まあこの際いいやー、先生の説明聞いてみよう!!
 
先生   「便秘というのは、老廃物が長時間 腸の内にとどまり、この間に、水分が吸収されて排便に困難を伴うような状態のことです。つまり、便が硬くなってしまう時のことです。健康な人は普通1日一回の排便というのが多いのですが、中には2〜3日に一回というリズムの人もあります。このリズムでも、充分に満足でき、また不規則な排便であっても苦痛を感じない場合は便秘ではないのです。
毎日便通があっても苦痛や、便が残っているように感じる人や、不快感を伴う場合は、『便秘』
の一種です。 」

りょうこ 「そうなんですか。毎日、排便があっても、便秘ということがあるのですね。そして、私の場合は、このリズムがないのですね。」

*いちご情報*
先生の説明にもあったように、便秘は単に排便が毎日ないというだけでは、ないのです。一人一人リズムや便の状態が違っても、便秘症となることがあります。

先生   「りょうこさん、何か不規則な生活以外に、原因に考えられることありますか?」
りょうこ 「?なんだろう?かなり食物繊維もとってはいるのに・・・」
先生   「では、原因になりそうな事を挙げて見ましょうか?」
りょうこ 「お願いします。」

先生   「食べ物が便の素ということは、わかりますよね。ですから、極端に食べる量が少ないと便秘を起こします。若い女性に多い、絶食のダイエットは、もっとも便秘になりやすいのですよ。更に、水分をとらないと便が硬くなり便秘となります。 」

心:  いちごは、水分不足だ〜。飲む物って、かなり苦手!!だからよく水分取ったほうがいいよと、スタッフに言われるんだ〜

りょうこ 「最近、太ってきたので、ダイエットしてました。それも運動ではなく、食事で・・・・でも食事といっても、手っ取り早くやりたかったので、食べないようにしてました。これも原因ですね。それに、食べないからつい水分も減ってしまっていたのですね。」
先生   「それも原因みたいですね。食べないダイエットはよくないですよ。必要なカロリーはとらなければ、体にとって危険ですよ。食べる量は、腹8分目ですよ。これでも結構効果があるんですよ。」

いちご  「腹八分目ですね。今日からいちごもがんばってみようかな〜」
先生   「いちごちゃん、うるさい!りょうこさんの診察中なんだから。」

心:  おおっと、心の中の独り言だったのに・・・つい声になってしまっていたとは・・・ってことは、この心の声も聞こえてる???

りょうこさんの便秘の原因がみえてきましたね。そして、解決方法も少し出ていますね。でもまだまだ、便秘の原因が潜んでいる香りが〜〜〜

2004年9月6日(月)
お腹が痛い!便秘症?

今日も、サロンの建設は順調です。基礎工事の枠組みをつくり・・・おおっと、また覗いてばかりいると、先生に見つかっちゃうかも・・・仕事!仕事しなきゃ。
 
待合室には、OLのりょうこさんが、いらっしゃいます。なんだか辛そうだけど・・・
 
おやじ 「お〜い、いちごちゃーん。診察まだ??」
いちご 「はい、今はじめますよ。それより、おじさん今日はどうしたのですか?」
おやじ 「えっ?おらは、別に・・・いいんだけど。ほら、オラの隣のべっぴんさん。なんか辛そうだで〜」
りょうこ 「私ですか?ああ・・・私はいいんです。気にしないで下さい」
おやじ 「そうは言ってもな〜。で、どこが具合悪いんだ?」

いちご 「おじさん。心配してくれるのは、ありがたいけど 人のことはいいの!!」
りょうこ 「すみません。ご心配してくれて、ありがとうございます。でも、気にしないで下さい」
おやじ 「そうか?なんか顔色も悪いで。」
いちご 「はいはい、後はこちらでお聞きしますので、おじさんは?何?リハビリ?」
おやじ 「う〜ん、これといってはないんだけど・・・ちょっと、診療所の様子を見に・・・でも、リハビリでいいや」
 
心:  また、おじさんは〜。 リハビリでいいやとは・・・それより、りょうこさんの様子が気になります。
 
顔色の悪い、りょうこさんですの診察の順番が、回ってきました。
 
先生  「何だか、顔色が悪いですね。どうしました?」
りょうこ 「今朝からおなかが痛くて・・・おなかといっても、下っ腹の方なのですが・・・痛たた・・」
先生  「では、早速診察してみましょう。ベットに寝てみてください」
いちご 「ベットに寝ていただいて、膝を立ててください。」
 
*いちご情報*
診察する時よく、『膝を立ててください』 といわれたことありませんか?こうすると、おなかの筋肉が柔らかくなり、おなかの状態がわかりやすくなるのです。おなかが痛いと、膝を曲げるような格好や、体をくの字のようにするのは、本能的におなかの筋肉の緊張をほぐしているのですね。
 
先生  「このあたりは痛くありませんか?ではこの下の方はどうですか?」
りょうこ 「下の方が痛いです。上の方は痛みはありません。
先生  「今度は、おなかの音を聴いて診ますよ。は、では起きて頂いてかまいません。」
 
りょうこさんのおなかの診察は終わったようです。結果は・・・
 
先生  「最近お通じはありますか?」
りょうこ 「私は、不規則な生活が多くて  う〜ん、3日ほど出ていないです。おなかも張っているような気がします。」
先生  「そうですか。おなかの診察をさせていただいたのですが、おなかも張っていて、ガスがたまっているようですね。お通じがないことからも、便秘かも知れませんよ。」

りょうこ 「あっ、私結構便秘になるんです。どうしてですか?」
先生  「おなかの音も少し弱いから、腸が上手く活動していないのかな?」
 
りょうこさんの病名は、『便秘症』 のようです。この病気の原因と、治療法は?
今日は、ここまで!!
 
 
2004年9月4日(土)
戸狩診療所、美容専用サロン?PartV

      昨日から、基礎工事が始まりました。HPでも写真を使って、経過報告?!してくれるのかな??
 
設計士 「おはようございます。今日から、工事に入らせていただきます。まず、中庭の車を移動してもらえますか?」
 
診療所のスタッフは、出勤順に奥のほうから、駐車していきます。月初めは、レセプトといい、保険請求の仕事があります。これは、専属のスタッフがおり、月始めだけ、お願いしてあります。ですから、本日は、スタッフの車の数も多かったようです。
 
*いちご情報*
中庭とは・・・ココはもともと保育園でした。ですから、中庭があるのです。もちろん診療所を建設した時に、不必要な物は、取り除きましたが、中庭はなんとなく残っているのです。診療所の周りには、まだブランコや砂場も残っています。その他、園児たちが植えたと思われる、チューリップや水仙も毎年、咲いています。
何故、すべて取り去らなかったかと言いますと・・・院長が、『少しでも昔の保育園の面影を残してあげて』 というやさしい心遣いからなのです。
 
心:  う〜、先生は本当に優しい・良い方ですね。
 
     ドドドドドオオオオオ〜 ガガガガッガガガアアア〜
     診療所に地響きが走ります。
 
いちご 「今、みてきたけど、外の昔の水道を取り除いていたよ〜。すごいね〜。」
 
     しばらくして・・・
 
いちご 「外は、コンクリートに杭を打ち込んでいたよ〜」
 
     またまた・・・
 
いちご  「今度は、サロン建設予定部分を板で囲っていたよ〜、紐も引いてあったよ。」
 
先生  「いちごちゃん、実況中継はいいから、仕事をしてください。レーザーの方がお待ちですよ。」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。 本当に、いちごちゃんは、落ち着きがないのですから。外は、大丈夫ですよ。ちゃんと、設計士さんが仕事をしてくれてますので・・」
 
心:  え〜〜〜。クラークさんだって、さっきトイレとか言いながら、こっそりブラインド開けてみていたじゃないですか〜。気になっているのは、同じだと・・・
 
      あっという間に、夕方になりました。外に出て、よーくみてみましたけど・・・かなり広い!!ますます出来上がりが楽しみです。
 
先生  「みなさん、囲いができていますので、車をぶつけないようにお願いしますね。」
 
心:  本当だ!!いちごもバックででるので、気をつけないと車に傷がつく??サロンの建設場所を壊さないようにだった。
 
今日は、比較的診療所は落ち着いておりました。このため工事の方もあまり、気にならなかったのですが、明日からは、騒音・振動でご迷惑をかけるかもしれません。よろしくお願いいたします。私的にはカーボメットが気になるなぁ・・・・・・
 
2004年9月3日(金)
戸狩診療所、美容専用サロン?PartU

     サロン建設に伴い、今回は先生の意気込みを取材しちゃお〜 オ〜!
 
いちご 「先生、今回サロンを建設しようとした理由は?なんですか?」

先生  「HPでも書いてあるように、この美容・美容外科サロン(仮名)は数年前より手術件数の増加に伴い予約待ちの患者様が増え続け、現状の診療体系では患者様にご迷惑をかけ過ぎていること対し、少しでも改善を図らねばと昨年末より計画を進めてまいりました、ということですね。」
 
いちご 「ふ〜ん・・・そうですか。でもぶっちゃけは???」
先生  「ぶっ ぶっちゃけ?そうですね〜。まあ、診療所も8年目を向かえ、地域の方々や、遠方から来院される患者様に感謝とお礼のつもりで、少しでも、気持ちよく診療所をご利用していただきたく建設を計画しました、こんなところですか?どう??」
 
心:  そうですよね〜もう8年目か・・・早いな〜。
 
先生  「それと何かまた新しいことをしてみたくなったのです。今回のサロン建設は特に新しいことを始めようというではないのですが(カーボメットは導入しますが)、やっと少し診療に余裕?というか変化が欲しかったのかもしれませんね。HP作成もこのあたりから、挑戦してみたのです。」
 
いちご 「そうですか〜。HPも先生は、『ホームページビルダー8』 を購入して、自作ですよね。すごいですね〜。仕事の後や合間に作ってしまうとは・・・」
 
*いちご情報*
診療所のHPは、院長自ら、まったくゼロからの手作りです。時々、患者様から 『誤字脱字が多い』 と ご指摘されるのですが、このあたりは、院長の忙しさということで、勘弁してあげてください。スタッフも時々チェックしているのですが・・・なかなか、修正の時間もなく。ご迷惑をおかけしております。
PS: いちごの日記も時々、誤字がありますが・・・(昨日も最後にありました。シュン) これも、一緒に多めにみてくださいね。
 
先生  「サロンは、特に美容で来院される方は、他の人とは、会いたくないと思われる方も多いと思います。このような方にも対応できるように、専用の診療スペースを と考えていたところからも建設の運びとなりました。そして、全国から来られる方に、疲れを癒せる場所の1つになればと思い、ゆったりとした広いスペースを確保しています。
また、田舎にいても最新の医療を、ご提供し、皆様に 『美』 を意識していただきたい という考えからです。」
 
いちご 「フムフム。昨日の会話の中にもありましたが、今回のサロンの コンセプトは何ですか?」
先生  「え〜、いちごちゃんに言うの?ネタばれしない?」
いちご 「失礼な!これは、HPをみてくださっている方を代表しての意見ですよ。少しだけ、少しでいいから先生、教えて〜〜〜」
 
先生  「そうですね。では少しだけ・・・ヒントのようですが、ラウンジは、余裕とくつろぎを感じられるスペースを希望しています。」
いちご 「余裕とくつろぎ?、バニーガールとか出てきますか?」
先生  「やっぱり、いちごちゃんには、無理だったか・・・・・・やっぱりまだ内緒にしておきましょう。ただ、設計図からもわかるように、ラウンジは曲線を描いています。」
 
いちご 「内緒ですか。う〜知りたい!!でも、設計図である程度は、形はわかるから、内装は建築中に覗いてきます。それにしても、かなり広いですね。」
先生  「そうです。ラウンジもですが、レーザー治療室も、OPE室もゆったりとスペースをとりました。これからまだまだ、医療界は、新技術が発達しますからね。どんな機械導入にも対応できるように・・・それにOPE前にシャワーも浴びれるように、シャワー室もありますよ。」
 
心:  まだまだ、医療界は未知ですからね。あと何年かしたら、もっとすごい器械とかでるのでしょうか?
 
先生  「そうそう、この広さになると、行政的にもかなりいろいろ手続きが、多くなるのです。消防法でも、主任をおかにといけないとか・・・設計士さんが言っていましたよ。2日間講習会が、ありますから いちごちゃん行って来て下さいね。」
いちご 「消防の講習?これって、消防士になれたりするんですかね?」
先生  「そんなはずないでしょ!いちごちゃんは、看護師なんですから。それに講習は2日間ですよ。これだけで、消防士さんになれるはずないでしょう!後で、申込書を渡しますから、記入しておいてくださいね。」
 
いちご 「ふぁ〜い。」
クラーク「ホーッホッホ! 通りがかりで耳にしましたけど・・・いちごちゃん、講習なんて大丈夫?居眠りしないように、まぶたに眼を描いておいきなさいね。」
いちご 「ひっどーーーい。大丈夫ですよ。」
 
心:  そうか、その手があったか・・・
 
こんなところで、今日は先生のレポはおしまい。
  
 
2004年9月2日(木)
戸狩診療所、美容専用サロン?

    昨日は、日記の更新ができませんでした。すみません。連日の仕事で疲れてしまいまして・・・
    今日は、日記を1日お休みさせていただきましたので、元気いっぱい???元気回復!!
 
    当診療所のHPに追加された・・・『美容・美容外科サロン』 を拝見されましたでしょうか?
    そうなんです。
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗・美しい〜。院長、XX建設の設計士さんが、お見えになりました〜」
先生  「そうですか、サロンの最終確認ですね。」
設計士 「先生。今日は、サロンの設計図と見積書を持ってきました。」
先生  「フムフム。。いいですね〜。では、設計士さん、これで着工よろしくお願いします。」
設計士 「はい。でも先生、当初の予定より、かなり拡大しちゃいましたね。XX建設にとっては、うれしいことなのですが・・・」

先生  「そうですね。初めは、
レーザーや、カーボメット、美容外科手術を中心とした手術室及びサロンを・・・と考えていたのですが。患者様のことを考えますと、少しでもリラックスでき、優雅な気持ちになれる場所をご提供したく・・・また、最新機器の導入を考えますと、処置・手術のスペースは、広くできるように。など、考えていくうちに、このような規模になってしまいました。ははは・・・」
 
そうなんです。今度建設予定のサロンは・・・まず、なんと言っても、広い!!!HPにも掲載されているように、ココは田舎ですから、診療所も待合室など、かなりゆったりできていますが・・・サロンも負けないほどの、広さをご提供できます。
 
クラーク 「先生。今度のサロンのコンセプトは何ですか?私としましては、ゴーーージャスを希望いたします。」
いちご  「いちごは・・・ゆったりくつろぎたいです!!それに・・それに・・う〜ん、都会のエステみたいな〜、感じの綺麗なところがいいな〜〜〜」
技師  「私は、コーヒーが飲みたいカッショ!!レントゲン室も移動お願いするカッショ。」
 
心:  技師さん、これは無理なお願いだと思います。レントゲンやCTスキャンはとても高価なもので、また一般の患者様の治療の検査にも必要なものですから、診療所にこのまま設置だと・・・
 
先生  「はいはい、わかりましたが、まずは患者様のご要望に沿わないと・・・みなさんは、患者様によりよい医療をご提供できるように、待遇など勉強してくださいね。」
一同  「はーい、わかりました。」
先生  「内装は、XX建設の建築士の方とより良い素材を検討してます。」
 
心:  う〜楽しみ!!こっそり、内装用のカタログ見たけど・・・たくさんありすぎて、いちごえらべな〜い。(っていうか、先生からも、誰からも頼まれていないのに・・・)
 
サロンの建設は、明日からにも着工です。しばらく診療所の周りは騒がしくなりそう!!いちごもなんだか、落ち着きがなくなってしまいそうです。
明日は、サロンを建設しようとした、院長の心意気をインタビュー いちゃおうかな・・・
2004年8月31日(火)
思春期の悩み、PartW

     さあ、ナオミちゃんのニキビの治療方法でレーザーが・・・
     ニキビにも??効果が・・・万能じゃん!!
 
先生  「いちごちゃん、ではジェントルレーザーの準備してください。」
いちご  「はい。了解!!」
 
ナオミ  「なんか、怖いですね。でもこのベットに寝るともうまな板の鯉って感じですね。」
 
*いちご情報*
当院のレーザーを受ける時は、専用のベットに寝ておいただきます。体の曲線にフィットして、パイル地のシーツがとても気持ちがいいです。また、腕などは、ベットがリクライニングチェアーのように電動で動きますので、腰掛けたような状態でリラックスしてレーザー治療を受けることができます。
 
先生  「ナオミちゃん、レーザーを顔にかけるときは、部屋の掃除と同じように行います。まず汚れた部屋をいきなり、拭き掃除からは行わないでしょ。掃き掃除からですよね。お顔も同じです。弱く 掃き掃除のように、顔全体にレーザーを今日は当ててみましょう。」

ナオミ  「掃き掃除ですね。はい、わかりました。でも・・・痛くないですか?」
先生  「では、手のひらに試してみましょう。レーザーはメラニン (色素) に反応します。ジェントルレーザーの場合は、黒色に反応しますから、メラニンのない白い手のひらは、反応しませんので、痛みはありません。ただ冷却のための、炭酸ガスがでますので、これに驚かないようにしてくださいね。」
 
早速、手のひらにためしてみてから、レーザーフェイシャルを行いました。レーザーの後は、照射した部分を専用のゲルマスクで、よく冷やします。結果は?!・・・
 
いちご 「ナオミちゃん、お顔は痛くないですか?ヒリヒリしませんか?」
ナオミ  「う〜ん、少し熱い感じがするのと、おでこのあたりは、ヒリヒリしますね。でも、思ったより痛みもなく、途中からは、マッサージされているような感じでしたよ。」
いちご 「そうですか。良かったです。痛みと赤みがなくなるまで、冷やしますが、家に帰ってから、ヒリヒリするようでしたら、冷たいタオルでよく冷やしてください。」
 
先生  「ナオミちゃん、お顔を診察しますよ。ニキビのところが少し赤くなっていますね、これも時間が経てばよくなりますから、心配しないで下さい。今回は弱く試しにやってみましたので、次回から少し、レベルを上げてみてもいいですよ。効果が上がりますから。」
 
それから、2週間後・・・
ナオミちゃんが明るい表情で、来院されました。
 
ナオミ  「先生、レーザーすごく良かったです。まだ、ニキビはできますが、以前より少し少なくなったような気がします。それに、毛穴もすこ〜しだけ、引き締まったような。。。ウフフ〜」
先生  「なんだか、とてもうれしそうですね。すぐに完全にはよくなりませんが、気長に治療していきましょう。」
 
*いちご情報*
今回は、現在できているニキビでしたので、効果が高い『ジェントルレーザー』を使いましたが、ニキビ痕もレーザーで治療することができます。これは、赤色に反応する、 『Vビーム』 を使い治療します。これも、ニキビ痕のでこぼこを退治してくれる、頼もしいレーザーです。他に血管種という、『 赤アザ 』 の治療に使われることが多いです。このレーザーは、まだ置いてある病院・医院が少なく、問い合わせが多いレーザーです。美容的には、しわ取りにも効果があります。
 
*おまけ情報*
他に、ニキビ?吹き出物が出たときには、当院で取り扱っている、美容液 『エルバイス』 もとても効果があります。ニキビなどがでているところは、いつもより念入りにつけると、以前までは、何日もジクジクしていたニキビが、早く乾燥して、皮膚と一緒にはがれます。これもいちごをはじめ、当院スタッフで実証済みです。値段的に少々高いかもしれませんが、添加物もなく、お子様にも安心の商品です。もちろん、女性には肌を選ばす(アトピーの方でも使えます) 、また男性も日焼け後につけると、後のヒリヒリ感が、少なくて済みます。
宣伝のようになってしまいましたが、お肌のトラブルを抱えている方の、少しでもお役に立てればと思い、書きました。
当院で扱っている商品・治療(レーザー、プラセンタ、ニンニク注射・・・)は、スタッフも行って、その良さを実証済みですので、興味のある方は、お問い合わせ下さい。
 
     いちごでした。さあ〜明日は何を書こうかな???
2004年8月30日(月)
思春期の悩み、PartV

     今日で、ナオミちゃんのお悩みのニキビができる仕組みが、わかりそうです。そして、ニキビは退治できるのでしょうか??
 
いちご  「先生、では私も時々できるものは ニキビでいいんですよね〜」
先生  「さあ〜?いちごちゃんは、もういわゆる・・・ふきでもの?!では???・・・」
いちご  「そ、そんな〜」
 
先生  「さあ、いちごちゃんの冗談なんて聞いていられませんよ。ニキビのでき方の説明しなきゃね。
正常な肌にもニキビ桿菌の細菌が、住んでいる事はわかりましたか?ここで、リパーゼという酵素を生産します。これは、皮膚の脂肪を遊離脂肪酸 と とグリセリンに分解します。この桿菌は、脂肪を好む性質があります。ですから、糖分や脂肪分を取りすぎると、皮脂の生産が活発になって、どんどん増殖し、脂肪を分解するので、遊離脂肪酸も増え、これが毛穴を刺激して、角化作用や炎症作用をおこさせ、ニキビができるのです。」
 
いちご  「ちょっと、難しいですね。では、ナオミちゃんのような思春期は、体質が変わってきているので、これと同じようなことが起こっているために、ニキビができるのですね。」
 
先生  「そうです。思春期は、皮脂の生産が活発になります。これと同時にニキビ桿菌の働きによって、皮脂が分解され、毛包が厚くなってきます。こうなると毛穴も狭くなり、皮脂の排出が困難になります。でも、体はどんどん皮脂を生産し続けるため、皮脂の圧力が毛包を外側へ押し広げ盛り上がってきます。」
 
ナオミ  「難しいけど・・・なんとなくわかってきました。では、大好きなチョコレートもケーキも食べちゃダメなんですね。それに、トンカツやてんぷらもやめなきゃ。今日から油抜きの食事にします。」
先生  「食べちゃダメ、ではないですよ。少し控えてください。と言うことですよ。」
 
*いちご情報*
ナオミちゃんの年齢は、まだまだ体を作る大切な年齢です。無理なダイエットは、とても危険です。無理に食べたい物を我慢するのではありません。必要な栄養やエネルギーは必要です。ですから3回の食事は、バランスよくきちんととることが必要です。さらに、おやつも大切なエネルギーです。毎日チョコレートやケーキは、よくないですが、ストレスをためないために時々は、食べることも必要です。
 
ナオミ   「時々ならば、ケーキも食べていいんですね。は〜よかった。」
先生  「ナオミちゃん、今日もし時間があるようだったら、レーザー治療してみますか?」
ナオミ   「えっ??レーザー治療??うちの母が顔にやっているのと同じですか??私にも効くのですか?」
先生  「そうですよ。同じレーザーです。ジェントルレーザーを当ててみましょう。ニキビへの殺菌効果につながり、ニキビがひどくなるのを防ぎます。」
ナオミ   「やってみたいです。」
 
さあ、ナオミちゃんの治療開始です。レーザーがここでも活躍です。
2004年8月28日(土)
思春期の悩み、PartU
   
    「乾燥肌」 と 「脂性」 については、わかったでしょうか?では、本題のナオミちゃんのお悩み!!
    ニキビ とは・・・
 
ナオミ  「私は 『脂性』 です。いつも鼻の辺りからすごい量の脂が出てるんです。もう脂取り紙がべっとりですよ。」
先生  「そうですか。でも ナオミちゃんくらいの年齢は成長期で ホルモンの関係で脂が出やすいときがあるのですよ。」
ナオミ  「ふーーん。友達は全然脂っぽくないのに・・・きれいな肌の人を見ると、うらやましいなー。」

先生  「人それぞれですからね。
@思春期になると、『そろそろ大人になるための準備を始めよう!』 と頭の中の視床下部が脳下垂体に合図のホルモンを送ります。
A脳下垂体は、性腺刺激ホルモンを分泌して 男性ならば精巣へ 女性ならば卵巣へと性腺に運びます。
B性腺では、性ホルモンが分泌され、血管を通って、体中にいきわたるようになります。
Cこれと同時に、男女ともに精巣ホルモン(テストステロン)という、男性ホルモンが盛んに分泌されます。
D精巣ホルモンが皮脂腺に運ばれると、ジヒドロテストステロンというホルモンに変化します。そしてこのホルモンが皮脂腺に刺激を加え、皮脂の生産を活発にします。」
 
ナオミ  「私たちの年齢は、体の中で大人になるために、いろいろなことが起こっているのですね。」
先生  「そうですね。ちょっと難しい説明だったかもしれないけど、ナオミちゃんは、精巣ホルモン つまり 男性ホルモンの量が多いようですね。」
ナオミ  「え〜〜。私、男になっちゃうの???」
先生  「あはは・・ 違う違う。ナオミちゃんは、女性ですよ。そうではなくて、男性ホルモンの量が多いと、説明したように、皮脂の生産が活発になり、脂性の原因なんですよ。特に思春期はホルモンのバランスが一定でなく、バランスが崩れやすいんですよ。わかったかな?」
ナオミ  「あ〜そういうことですか。ビックリしましたよ。でも、脂性の人、すべてがニキビで悩んでいるわけじゃないですよね。どうーしてですか?」
 
先生  「そうですね。長い説明になっちゃtけど、本題のニキビのできる仕組みを・・・
人の皮膚には、毛を包んでいる長い袋があります。これを『毛包』と言います。この中には、ニキビ桿菌(アクネ桿菌)が常在菌として、住んでいます。つまり、正常な肌でも、ホルモンのアンバランスやストレスなど、ちょっとしたきっかけで、ニキビができる可能性がひそんでいるのです。」
 
ナオミ  「そうなんですか。みんなニキビ菌があるんだー。」
 
ナオミちゃん とても興味深く聞いているようですね。でも今日の日記はここまで・・・いちごは、ちょっと疲れたので〜ごめんなさい。(ペコリ)
 
2004年8月27日(金)
思春期の悩み
   
    待合室には、高校生のナオミちゃん。うつむいたまま、なんだか表情が暗いぞ!!
 
いちご 「高校生のナオミちゃーん、診察室へお入り下さい。」
ナオミ  「・・・・・」
先生  「ナオミちゃん、久しぶりだね。もう高校生になったんですね。今日はどうされたのですか?」
ナオミ  「・・・ええーっと・・・・ニキビが・・・・ひどくて・・・恥ずかしいんです。」
先生  「では、ナオミちゃん、顔を見せてください。ムムーーー。これはちょっとひどいですね。」
ナオミ  「夏休みに入った頃から、ひどくなっちゃって・・・学校が始まるのに〜行きたくないなー」
 
*いちご情報*
田舎の夏休みは短いのです。いちごが小学生の時は、7月30日〜8月18日 なんていう 感じでした。だからラジオ体操のカードは、何故?7月20日〜8月31日まで印刷されているのか?とても不思議でした。いちごは、毎日行っても、空白だらけでした。(余談です)
 
ナオミちゃんの顔は、確かに顔全体に赤いニキビがいっぱい。頬やおでこは、特にたくさんできています。
 
先生  「では、ナオミちゃん ニキビができる原因を説明しましょう。
まず、肌に脂がでてくる仕組みについてです。
皮膚には、脂肪腺という皮膚の脂肪分を生産する腺があります。これは、皮膚の中にあり、導管という脂肪分が通る道のような管で皮膚の表面につながっています。皮脂腺で生産された脂肪分は、導管をとおり、毛穴から皮膚の表面に押し出されます。これにより、脂肪膜ができ、皮膚はしっとりします。」
 
ナオミ  「ふ〜〜〜ん。そうなのかー。ところてんみたいな原理なんだー。」
 
心:  ナオミちゃんところてんの作り方なんて知っているんだ。って、感心している場合じゃなかった。続きを聞かなきゃ。
 
先生  「よく人によっては、肌のことを 『脂性』 とか 『乾燥肌』 と言ってますが、これは皮脂腺の働きにより違いがでるのです。例えば、皮脂腺の働きが活発だと、皮脂がたくさん生産され、脂肪幕が厚くなります。結果として『脂性』 と言うことになりす。また反対に皮脂腺の働きが低下している時などは、脂肪分泌も低下しており、脂肪幕も薄くなります。乾燥肌と言うことになります。」
 
     今日は、ニキビのできかたについて、説明いたしました。さあ、明日はこの続きです。
2004年8月26日(木)
オリンピック PartV

昨夜も日本勢大活躍!!いいね〜日本。
しかし、おじさんの眼精疲労はどうなったのでしょうか?
 
おやじ 「え〜〜〜。じゃあオラの眼は今、バランスを崩しているんだ。これじゃあ、平均台からおっこっちゃうかな?どーすりゃいいんだい?」
 
心:  ??平均台?って、やっぱり頭の中は・・・オリンピックでいっぱいだー
 
先生  「そうですね。だいぶ疲れてしまっているようですね。今、肩は凝っていますか?」
おやじ  「Oh〜。ガチガチ・コリコリだ!!」
先生  「そうですか。肩こり・頭痛があるようでしたら、プラセンタ注射をしてみますか?首から肩の血行がよくなると思います。そうすれば、頭痛も和らぐと思いますよ。」
おやじ  「やってくれ〜。頭悪いの治してくれ〜」
 
心:  頭が悪い??頭の具合がわるいんじゃ????これって、いい間違えると大きく違う意味になっているような??
 
先生  「では、注射をして、更にこりをほぐすためにリハビリで、肩のマッサージをしてみましょう。」
おやじ  「それはいい、やらなくて。オラっち (私の家に) に××で買った器械があるから。」
いちご  「そうですか?診療所にあるものは、ただのマッサージの器械ではないですよ。低周波といって効果が高いですよ。」
おやじ  「やっぱり、やっていく。そんないい物だったら、はじめっから、教えてくれなくちゃ。」
 
心:  だから、やりますかって?先生が聞いていましたよ。
 
先生  「他におうちでも、お風呂に入ったときに、眼の辺りをお湯につけたり、温かくしたタオルで眼の辺りを、温めてみて下さい。これだけでもかなり効果がありますよ。」
 
*いちご情報*(久しぶり)
夏のこの季節は、エアコンンや扇風機などを使っていることが多いです。これが原因で、肩や首を冷やしていることが多く、血行不良による肩こりにつながります。このような時は、1枚肩に羽織ったり、冷房気の風向きを変えるなどで、解消できます。
また、暑いからといって、シャワーだけで入浴を済ませていませんか?時には、暑い季節でも、ゆっくりお湯につかって体を温めることもお忘れなく・・・
 
おじさんは、プラセンタ注射をしてもらい、リハビリを行いました。
 
おやじ  「あれ?あれれ??なんだか肩が軽くなったでー。それに頭が悪いのも治った。ん?んん??眼の奥の痛みも・・・ない!!」
 
心:  また〜頭の具合ですよ〜。でもこんなにすぐに効果がでるんだー
 
先生  「楽になったようですね。プラセンタは、時に即効性があります。特に肩こりにはね。」
いちご  「良かったですね。おじさん、今回の眼の痛みは、TV見過ぎちゃったことから、眼精疲労になっちゃったんですね。」
おやじ  「ふぇ〜。それはそうだけど・・・じゃあ、先生どうーすりゃいいんだ??日本の応援は???」
 
心:  日本の応援って・・・おじさん、自分の体は??
 
先生  「ハハハ〜。おじさんがいつも応援していなくても日本勢はがんばってくれますよ。」
いちご  「そうですよ。それにTV見ても、時々休憩をとれば、大丈夫ですよ。もちろん、居眠りなんてダメですよ〜」
おやじ  「ふぁ〜い。じゃあ、今夜はいちごちゃんに応援は頼んで、ゆっくり寝ます。」
 
先生  「眼精疲労は予防が大切です。目を正しく使えば、目の疲れを防ぐことができます。眼精疲労の多くは、自らが気をつけることによって予防できます。みなさんもオリンピックの応援のし過ぎに注意してください。ところで、今夜は何の種目応援すればいいんだっけ???」
 
一同  「・・・・・」
 
     みなさんもオリンピックに応援のし過ぎに気をつけましょう???アレ?そうじゃなかった!!TVの見すぎに注意しましょうでした。
2004年8月25日(水)
オリンピック PartU

     昨日のおじさんの目の奥の痛みの原因。さて何なのでしょう?先生は、オリンピックに原因があると・・・言っていたけど。
 
先生  「おじさんは寝ている間に、誰かに殴られたわけではありませんよ。」
おやじ  「ほうー、ほっほ。」
 
心:  おじさん、感心している場合じゃありませよ。当たり前じゃないですかー
 
先生  「本を読んだり、文字を書いたりする時、初めはなんともなくても、時間が経つにつれて、眼がぼんやりしたり、かすんだりしたことはありませんか?」
 
おやじ  「おおー、あるある。オラあるで〜。漫画読みすぎた時なんか、かすんじゃうんだよな〜」
 
心:  やっぱり・・・おじさんは漫画でしたか・・・
 
先生  「このような状態を 『眼精疲労』 といいます。」
おやじ  「えっ??おかしいなーオラ、青山だで〜!! 『男性広尾』 じゃ、違うで〜」

いちご  「おじさん、 『男性』 じゃなくて、 『眼精』 ですよ。それに 『広尾』 じゃなくって、疲れの『疲労』ですよ。女性も同じ症状になるんですから」
おやじ  「がんせいひろう???」
 
先生  「そうです。眼精疲労とは、最近は、パソコンやTVゲームのをすることが多くなりましたよね。それに伴い、年齢を問わず、子供から大人まで、眼を酷使する機会が増えてきています。
これが、単なる疲れの場合は一晩ぐっすり眠ると治ります。しかし、眼精疲労は休んでも治らない状態のことなのです。症状は様々ですが、目が重い、ショボショボする、目の奥が痛い、かすむ、充血する、目が乾くといった目の症状が主な物です。しかしこれ以外にも、肩こり、頭痛、吐き気といった体の症状や、更にイライラやうつ病の症状をきたすことも少なくありません。」
 
いちご  「おじさんの症状もこの中の1つなのですね。」

先生  「そうだと思います。ではこの症状の原因について少し説明しましょう。
目の健康な状態は、*眼の能力 、*眼の使用*耐える力
の3つのバランスによって、保たれています。ですからこのバランスを常に保つように心がけることが、大切なのです。
例えば、健康な眼でも使い過ぎれば、眼の使用が大きくなります。また糖尿病や緑内障など、眼の病気になれば、耐える力が小さくなります。眼鏡など使用している時に、度数が合っていないと、眼の能力を低下させます。このような、ちょっとしたことでも、3つのバランスは崩れてしまうのです。」
 
おやじ  「つまり三角形でできているってことかい?」

先生  「そうですね。正三角形のバランスを崩さないとこですね。長い距離を歩くと足が疲れます。歩き過ぎると、体にも疲れを感じます。走ったときには、歩いたときよりも疲れを感じますし、病気になって体の調子が悪いときには、なおひどい疲れが生じます。
同じように、目を使うと目が疲れます。目を使いすぎると、全身にも疲れを感じます。これが眼精疲労です。目が正しく使われていないと、目の疲れは起こりやすくなりますし、目や全身に病気があるときには、なお疲れやすくなります。」
 
おじさんの目の奥の痛みは、「眼精疲労」だったようですね。眼の健康のバランスが崩れているようです。さあ、これを克服するには・・・オリンピックの応援はどうなるのでしょう???
 
2004年8月24日(火)
オリンピック、金メダル!おめでとう

     アテネのオリンピックで、日本勢は活躍していますね〜
     うれしいことです。いちごももちろん、TVのチャンネルを変えながら、ありとあらゆる日本選手を応援しています。
 
おやじ  「ふぁ〜ふぁ〜。うーんねむーい。」
技師  「おじさん、久しぶりですね。最近は、健康だったのですね。でも今日は、どうしたカッショ?」
おやじ  「おお〜おばちゃん。じゃなかった。技師さん、おはよう。今日は、おら ねみーんだ。(眠いんです) ふぁ〜」
いちご  「おじさん、それでは診察になりませんよ。だって、眠いのは、病気じゃないでしょ。今日はどうされたのですか?」
技師  「そうだカッショ。おばちゃんじゃないでカッショ!眠いのは、いちごちゃんも同じだカッショ。ねーいちごちゃん」
 
心:  Oh〜そうきますか。確かに寝坊が多いけど、今日はまだ、月曜日。眠くないカッショ??アレレ・・・元気いっぱいですよ〜
 
おやじ 「ねみーんだ。それに頭がいてーんだ(痛いんです) 」
いちご 「おじさんは、寝不足と頭痛なんですね。では、診察に呼ばれるまで、お待ちくださいね。」
 
さあ、朝の診察が始まりました。今日もおじさんが、1番のり。順調に診察が終わればいいのですが・・・ちょっと心配。
 
先生  「おじさん、久しぶりですね。今日は、頭痛がするのですね。」
おやじ  「オオー先生。そうなんだ!なんとかしてくんねいかい。頭いてーだけじゃなくって、他に眼の奥がいてーんだ。なんか殴られた後みたいに」
 
心:  おじさん、殴られたんじゃなくって、寝ぼけてぶつけたのでは??
 
先生  「おじさん、昨日はよく寝ましたか?」
おやじ  「え?ええっと・・・あんまり、寝なかった。でもオラがわりーんじゃねーんだ。(悪いのではないのです) 」
先生  「何をしていたのですか?眠れない原因は何かあるのですか?」
クラーク「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい〜。先生、昨夜は女子のマラソンでしたよ。ね、おじさん。」
先生  「??マラソン? あっ、オリンピックね。おじさん見てたの?」
おやじ  「でへへ〜。見てました。だって、おら日本人だでー。応援しなきゃ。」
 
心:  うん、うん。その気持ちわかります。いちごもTVの前で応援しちゃいました。がんばれ野口!!
 
おやじ 「先生。応援すると、殴られたようになるんかい?」
 
心:  ・・・・そんなはずないでしょ!!でも、どうして、殴られちゃったんだろ??って、殴られてはいないんだよね。
 
先生  「おじさん、これはオリンピックに原因がありそうですね。」
おやじ  「おーオリンピックが、今回の病気の原因ね。???先生これってどういうことなんだい?」
 
オリンピックが、今回のおじさんの 『殴られたような眼の痛み』 の原因???これは、難題だ!!
2004年8月23日(月)
いちご日記復活 今日も白、白!!

    長野の夏は短い〜。お盆を過ぎる頃から、夏の暑さは少し和らぎ〜、秋の気配???
    まあ、ともあれ 涼しくなってきたということです。
    夏休み気分も抜いて、さあ今週もがんばりますよ〜〜!!
 
いちご  「おはようございまーす。」
クラーク 「ホーッホッホ!!私は相変わらず綺麗・美しい〜。Oh〜お久しぶりの登場です。いちごちゃん、おはようございます。今朝もお決まりのことからはじめているいのですね〜。」
いちご  「はい。これをしないと・・・美白!美白!っと」
 
いちごは、毎朝出勤すると、半袖の白衣に着替え腕に日焼け止めを塗ります。これが朝の仕事の始まりなのです。
 
技師  「いちごちゃん、研修行って来てもまだこれは続けているカッショ!!」
いちご  「当たり前じゃないですか〜。でもカナダでも美白?といいますか、日焼けに対して、防止していましたよ。」
技師  「外人は白いでカッショ?なんでカッショ??」
 
いちご 「技師さん、紫外線は日本より強いんですよ〜。ですから子供の時からきちんと紫外線防止しているのですよ。実際、ドラッグストアーやスーパーに日焼け止めがたくさん置いてありましたよ。日本でももちろんこの時期は陳列されていますが、大きさが違うんです。そう!ファミリーサイズって感じで・・・600mlくらいのサイズがたくさんでしたよ。日本の物は、バックにも入るような、30〜50mlサイズがほとんどですがね。」
 
先生  「いちごちゃん、朝から何?熱弁しているのですか??」
いちご  「あっ、おはようございます。先生、登場にきがつきませんで・・・すみましぇーん!ええっとですね。カナダの美白について、話していたんです。」
先生  「早速、研修の効果が出せそうですか?あまり勉強しすぎると、知恵熱出しますよ〜」
クラーク 「ホーッホッホ!先生、良いことおっしゃいますね。いちごちゃんは、普段勉強しないから、本当に気をつけてくださいね。」
 
いちご  「みんな、ひっどーーい。そんなことないですよ。たまには勉強もしますよ。そんなことはどうでもよかった。
そうそう、外国の人は、肌の色が白い分、シミやそばかすができやすいんですよね〜。」
先生  「そうですね。紫外線から肌を守ろうと、メラニンが特に多く出てシミやそばかすができてしまうのは確かです。」
いちご  「確か・・・レーザー治療も初めは、白人のシミそばかすの治療用に開発された?って先生言いました?」
先生  「Oh〜覚えていてくれましたかー。そうですよ。白人は顔だけでなく、肩や背中にもシミができている人が多いですから。反対に、黒人はレーザー治療できないんですよ。」
 
いちご  「だから、日焼けしている方は、秋〜冬にレーザーをお勧めするのですね。」
先生  「そうです。患者様のことを考えてのアドバイスなんですよ。」
 
心:  そうだったんだ〜。根拠があったんだ!混んでいるから、秋冬をお勧めしているのかと・・・いちごまた1つ勉強になった。危なかった〜。
 
クラーク 「いちごちゃん、なんか汗かいているけど・・何か勘違いでもしていたこと、気がついたのでは??ホーッホッホ」
いちご 「ち、違いますよ。やだなークラークさん。汗なんかかいていませんよ。さあ、仕事しなきゃ。」
 
    さあ、朝から学ぶこともあったことだし、今週も患者様により良い看護ができるようにがんばりますよ=
2004年8月21日(土)
いちご、カナダレポート PartV

カナダでハプニングもありました。それは・・・
同行者が途中、体調を崩しました。吐き気と熱を出しました。
もちろん日本からは、常備薬??を持っていきましたから、それを内服しました。
しかし、熱はなかなか下がらず、とりあえず現地で薬を購入をしました。
 
カナダでは、日本と同じようにドラッグストアーがあります。このほかにスーパーの中にもドラッグ売り場が設けてありました。しかし日本のようにスーパーの中の一角に、あるわけでなく他の商品と同じように、薬は陳列されていました。
 
その数と種類の多さには驚きました。もちろんすべての薬が、陳列されていて手に取ることができるわけではありません。サプリメントや日常的な薬(風邪薬や鎮痛剤、胃薬etc・・・)は、自分で手に取りかごに入れることができます。
そのほかの劇薬的なものなどは、薬剤師管理になっているようでした。
これは、カウンターや鎖のようなもので、仕切られており、症状の説明をして購入できるようです。
 
いちごは、解熱(げねつ)剤を購入しましたので、陳列された中で選ぶことができました。
でも、かなりの数の中で選ぶのは、とても大変でした。(英語能力的にもね!)
 
日本でも栄養補助食品として、サプリメントが多く発売されていますが、カナダでも数十種類のサプリメントが、色とりどりにズラ〜〜〜っと並んでいました。
 
余談ですが、スーパーは日本の規模とは比べ物にならないほど大きく (最近はすっごく大きなスーパーだったら、同じ規模があるかもしれませんが・・・) 中も すごく多くの商品が並んでいました。その中には、お菓子などは、いかにも合成着色料を使っている物や、まるで鶏の餌のような大きな袋でスナック菓子などが売られていました。
他にケーキなども、これって結婚式のケーキカット??と思わせるほどのケーキも陳列されていました。鶏は1羽丸ごと冷凍されていましたよ。(Oh〜グロテスク)
 
このあたりが、外国は体のことを考えているのかな〜?と思うのですが、薬などをみると健康維持に積極的だな〜?!と思うし・・・どうなんでしょう。
 
サプリメントは、やはり現在社会では常識なのでしょうか?実際いちごも毎日内服していますが、体調がいいですね。特にアミノ酸を内服するようになり、疲れがあまりたまらなくなり、疲れにくくなっているような気がします。
忙しく、食生活が乱れると、お肌にも影響しますよね。こんな時にも、ビタミン剤は効果を発揮しています。
ビタミンB2などは、特にお肌にいいですよ。当診療所で処方してるサプリメントは、一般では購入できない物ばかり・・・
(おおっと、これは宣伝でした。でも一般で購入するより、かなり安くよい物をご提供できますよ〜〜)
 
とまあ、カナダ研修での1部を皆様にお話いたしましたが・・・・
同じ医療界でも、日本とはまた違う1面を見ることができました。しかし、どこでも人は、常に綺麗で元気でいたいと願っていることだけは、変わらないようですね。
また今回の研修が、いちごの知識と力になり、皆様にご提供できるといいな〜〜〜〜と思います。
 
来週からは、いつもの「いちご日記」になりますよ。(また先生に勝手に名前を変えてーと言われそう・・・)
 
 
2004年8月20日(金)
いちご、カナダレポート PartU
カナダレポート 2です。
 
医療界は、日本に比べかなりいろいろな物が解禁されています。
特に・・日本では厚生労働省の規制で手に入りにくい「ボトックス」つまり、ボツリヌス菌の毒素のことです。
これは、1種の神経毒素ですが、この作用を使いしわの治療に使われています。日本では、この毒素を治療として使う人は、医師だけに限られております。そして、これは本来、猛毒なため細心の注意が必要とされています。ですから、熟練された技術の医師のみが、しようしているようです。

ちなみに当院の先生もボトックスの使用実習や講習を受けて受講証を頂いています。
 
このため日本では、眼瞼痙攣や痙性斜頚の治療として保険適応で治療に使用されているはにすぎません。
しかし、カナダではもっともポピュラーなシワの治療方法だそうです。この治療は3〜6ヶ月しか効果がないため、まあ今時の日本の言葉で言うならば・・・「プチしわとり」みたいにあたる物ですね。

治療方法としては、しわの気になるところの筋肉へ注入して、筋肉を麻痺させます。そうすることで、引きつられた筋肉がうごかなくなり、結果しわがなくなるのです。しかし、副作用として使う場所によっては、表情がなくなってしまうのです。口元は笑っているのに、頬や目の辺りが全く表情がないというように・・・

(Oh〜こわーい)

先生曰く、顔の筋肉の解剖や機能を考えて注射すれば非常に簡単で安全な
シワ治療との事。更に海外や日本でも脇の汗が多い方(多汗症)にも良く使用するそうです。
また、猛毒には違いありませんが1バイアル(100単位)ほどでは、まったく致死量に満たないそうです。
顔のしわに使用する場合、その範囲にもよりますが、だいたい30単位前後だそうです。
でも、上記にも書いたように、いずれはまた戻るのですから・・・心配はないですね。実際には、このような方にはお会いしませんでしたが、カナダに限らず、この治療法は、外国では一般的だそうです。
 
2004年8月19日(木)
いちご、カナダレポート


皆さん、忙しさのあまり、日記の更新が遅れてすみません。

サボっていたわけではありません。ホームページ開設から約6ヶ月半が経過しました。
まだまだ、皆様に当院で行っている治療内容のページを何とか作成しようと頑張っているところです。
最近問い合わせの多いことから新しいページを作成しています、少しでも皆様の疑問にお答えできるページ作りをと考えています、これからもよろしくお願いいたします。
さて、つい先日いちごちゃんがカナダでの研修?を終えて帰ってまいりました。今日からしばらく、いちごちゃんのカナダ放浪記?いや、研修記録?を報告させていただきます。

いちご、カナダレポートの始まり始まりぃ〜


みなさん、お久しぶりです!!いちごです。長い間日記をお休みしてしまい、申し訳ございませんでした。(ぺこり〜)

7月末の「カナダ研修」から無事帰り、現在はこの研修の効果???で、楽しく診療の介助をしております。
 
カナダでは、主にバンクーバーに滞在しておりました。久しぶりの外国は・・・なんだか開放感でいっぱいでした。
この時期は、夜暗くなるのが、10時くらいなんですよ〜。ですから花火大会なんて、10時30分〜なんていうことは、当たり前なんです。夕食を食べてもまだまだ明るい!!不思議な感じでしたよ。でもこのいい季節はこの7・8月くらいだそうです。10月ごろからは、重い空が続き、雨も多く日照時間もかなり減るそうです。
 
カナダのバンクーバーは、カナダ人も多いのですが、他民族であり、インド・アジア系の人もたくさんおります。
美容に関しましても、やはり日本と同じく??いやそれ以上に最近は、注目度が高く、中心都市のあたりはかなり多くの美容外科が、ビル診療を行っております。
やはり特にアジア系の(韓国人??)の方の美容への感心は、大きいようです。
(これは日本でも有名ですよね。親子で整形なんて当たり前〜の世界のようです)
 
それにしても、外国人は背が高いですね〜。いちごもそれなりに、背は高いと思うのですが・・・ちっとも上が見えない!そして、足の長さもすごいですね。本当に「スラ〜」っという感じでしたよ。やはり遺伝ですね。すれ違う人みんなモデルさんのようでしたよ。
鼻も高いし、眼もパッチリ。日本人が鼻を高く・眼を二重にしたい気持ちがわかります。私もあんなほりの深い綺麗な顔に・・・そしてあんなに背が高くスレンダーな体になりたーい。と思いました。
 
そして、驚きがもう1つ。白人系は子供が子供に見えない!!エレメンタリースクールの子供でも、年を聞かなければ、どうみても20歳くらいにしか見えないんです。
 
はあ〜世界は広い!!こんなにも違う人々がいるとは・・・
いちごはこの夏、世界の広さを肌で感じました。
       
                                    つづく
 
2004年8月16日(月)
顔の傷跡、心の傷 PartV


     8月13日から15日まで診療所は、お盆休みでした。ご迷惑をおかけいたしました。
     さて、頬に傷のある女子大生に対してどのような方法で傷跡を目立たなくするのでしょうか。
     今回は、形成外科の基本であり、最も難しい瘢痕修正の一つの方法のお話です。

女子大 「私の頬の傷跡、目立たなく出来るんですか?」
先生  「現状よりはかなり目立たなく出来ると思いますよ」
女子大 「どんな方法で、手術するんですか?」

先生  「まず、瘢痕(傷跡)は全て切除できます」
女子大 「傷跡を取れば、更に傷跡が残るじゃないですか?」
先生  「もちろんですよ、ただ切除するだけではありません、傷の向きを変えることと、傷跡の連続性を絶ちます」
女子大 「傷の向きを変えたり出来るんですか?」
先生  「傷の向きを少しでも、シワの出来る方向に平行になるようにデザインします、今回は、Z形成術を行います」

女子大 「Z形成術?」
先生  「そうです、Z形成術です、この方法で少し引きつれた部分を延長し傷の向きを出来るだけシワに平行にすることで、直線的な傷跡は、Z型になり、上下の部分はかなり目立たなくなります」
女子大 「ただZ型にするだけですか?」
先生  「ただ、Z型にするだけではZ型の傷跡を作るだけです」
女子大 「では、どうするんですか、目立たなくするには?」
先生  「縫合方法に特色があります」
女子大 「縫合って縫い方ですか」
先生  「そうです、これも形成外科では、あたりまえですが真皮縫合をきちっと行うかどうかで傷跡は決まってしまします」

女子大 「真皮縫合?」
先生  「皮膚には、表皮と真皮があります、真皮は皮膚の深い部分です、その部分を充分に傷の緊張を取るように縫合する事で、傷の幅が出るのを防ぎます」
女子大 「表面は、縫わないんですか?」
先生  「いいえ、もちろん表面は縫いますよ、傷の緊張は、真皮縫合で充分取れていますから、表面は細い糸(7−0)で寄せるだけの縫い方をして、糸の跡を残さないようにします」
女子大 「なるほど、ところで、抜糸は術後何日頃行うんですか?」
先生  「だいたい、4〜5日目に行います」
女子大 「早いですね」
先生  「真皮縫合しているから、可能なんです」

     更にいろいろな質問と説明が続き、女子大生は手術を受けることになりました。
     手術も終え、抜糸も終え数ヶ月経過した頃、自信に満ちあふれ、明るくなった女子大生の姿があったことは言うまでもありません。
     顔の傷跡を目立たなくすることで心の傷も治った、と言うお話でした。

2004年8月12日(木)
顔の傷跡、心の傷 PartU


     ほっぺに傷跡があり、何時もうつむきかげんぼ女子大生のお話です。
     実際には、よく見なければきずかない程度の傷跡ですが、ご本人にとっては、とても苦しいことと思います。
     そこで、今回は傷跡(瘢痕)についてのお話です。

おやじ 「先生、早速診察にきたでぇ」
いちご 「うわーぁ、綺麗な方」
女子大 「心にもないこと、言わないでください・・・」
いちご 「・・・・?」

先生  「こんにちは、@@さん、おやじさんから、ある程度のお話は聞いていますが、もしよろしければ、私にお聞かせ願いますか」
女子大 「先生、聞いてどうなるんですか」・・・うつむきかげんで
先生  「いやいや、お話したくなければかまいませんよ、でも、ちょっとだけその傷跡を見せていただけますか」
おやじ 「@@ちゃん、先生に診察してもらいなよ」
女子大 「・・・・はい、・・・」

先生  「右頬に縦方向に幅3〜5mm縦2.7cmのホワイトスカーですか、角度によっては、光って見えますね」
女子大 「醜いですよね、この顔・・・・」
先生  「いいえ、あなたはとても美しいですよ」
女子大 「・・・皮肉ですか・・・」
先生  「いやいや、とんでもない、あなたの様な美しい女性はめったにいませんよ」
おやじ 「そうだよ、先生、形成外科で美容の先生がそういうんだから、間違いねえよ」
女子大 「・・・・・・」

おやじ 「いちごちゃんを見てみなよ、これでも自分は美人と思ってんだよ」
いちご 「ムムムッ、おじさん私が変な顔だって言ってるの」
おやじ 「イイイイヤッ、そんなこと、口が裂けても言えませんです」
先生  「二人とも、やめなさい、いちごちゃんも、綺麗な子が来るとすぐ競争心だすのはやめてください」
おやじ 「ほーら、怒られた」

先生  「@@さん、その傷は何時ごろの怪我の跡ですか?」
女子大 「・・・幼稚園のとき、お兄ちゃんと遊んでいたとき、お兄ちゃんの足につまずき転んじゃったんです。そこで机の角にぶつけて・・」
女子大 「実家は田舎でしたから、形成外科や外科がなく、縫わずに消毒だけで治したんです」
先生  「そうですね、そのとき縫合していれば少しは違ったかも知れませんね」
女子大 「小学校に上がっても傷の赤みが続き皆によくいじめられました・・・」
先生  「そういうことがあったんですね」
女子大 「・・・・・」

先生  「もし、嫌でなければ手術でかなり目立たなくは出来ますよ」
女子大 「本当ですか?」
先生  「はい、本当です」

     さて、どんな方法で傷跡を治そうと言うのでしょう。

                                     つづく

2004年8月11日(水)
顔の傷跡、心の傷

     お盆前ということもあり、大勢の患者様で戸狩診療所の待合室は、ごったがえしています。
     戸狩診療所は8月13日〜15日までお盆休みです。
     にもかかわらず、いつものように、わがままおやじの姿がありました。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「はーい、今日も込んでるねぇ」
いちご 「おじさん、今日は、何の相談ですか?患者様沢山お待ちですから、手短にね」
おやじ 「わりい、わりい、込んでるから別の機会にしようと思ったんだが、おらとこに合宿に来てる女子大の子のことで相談に来たんだ」
いちご 「また、何か無理させてケガでもさせたんでしょう」
おやじ 「なんてこと言うんだよ、いちごちゃんは、相変わらず口悪いねぇ」
いちご 「口悪いのは、おじさんでしょ、一緒にしないでよ」
先生  「これこれ、いちごちゃん、おやじさんは相談に来られてるんだよ、そんな風に言ってはいけませんよ」

おやじ 「そらみろ、先生にしかられた」
いちご 「ふん、おじさんのせいだからね、プンプン!」
おやじ 「まったく、逆切れしちゃうんだから」
先生  「お互いやめなさい」
いちご 「だって、だってぇ」
先生  「だっては無い、もうお終い」
おやじ 「ファーイ、ごめん」

先生  「ところで、その女子大生がどうしたんですか」
おやじ 「おっと、いけねえ、大事なこと、いちごちゃんのせいで、すっかり忘れるとこだった」
いちご 「また、人のせいにする、まったくモウ」
先生  「で、どうしたんですか?」
おやじ 「そう、その子のほっぺに引きつった傷跡があってさあ、可愛い子なんだけど、いつも、うつむきかげんなんだよ」
先生  「かなり、目立ちますか、傷跡は?」

おやじ 「いやぁ、本人に聞いて、よくよく見れば分かる程度なんだよ」
いちご 「まったく、デリカシーがないんだから、おじさんは、本人はかなり気にしてるのよ、きっと」
おやじ 「そうなんだよ、おら、いつものように、そんなの気にすんないって言っちゃったんだ、そしたら泣き出しちゃってさ、まいったよ」
いちご 「ほんと、ひどいんだから」
先生  「顔の傷跡に心の傷ですか」

おやじ 「先生、傷跡治すの得意だって聞いてたから直ぐ来たんだよ」
先生  「僕で力になれるなら、協力しましょう」
おやじ 「本当かい、よかったぁ、早速本人に言ってみる」

     今回は、傷跡と共に心の傷跡の治療についてのお話です。
2004年8月9日(月)
眼瞼下垂?治してパッチリ二重?PartV


     眼瞼下垂症の手術とサービスで目頭切開を受ける日がやってきました。

     **子さんはこの日のくるのを、指折り数えて待っていました。
     いつものようにわがままおやじも心配そうに付いてきています。
     一般診療がPM6:30頃終わったころ、手術は行われます。

いちご 「**子さんこちらへお入りください」
おやじ 「呼ばれたよ、頑張ってな、おら待ってるで」
**子 「おじさん、私頑張ってくるね」
おやじ 「おう、ガンバレや」
いちご 「**子さん、どうぞ」

**子 「はい、すみません、よろしくお願いいたします」
先生  「待たして申し訳ありません、心の準備はいいですか」
**子 「はい、昨日も良く眠れました、お願いします」
先生  「特に手術に関して質問や疑問はないですか?」
**子 「はい、この前の説明で充分分かりました、後は先生にお任せいたします」
先生  「最後にもう一度確認します、二重のラインは末広がりで、少しパッチリさせるんですね」
**子 「はい、睫毛の上がるんですよね?」
先生  「もちろんです」

いちご 「先生、手術の準備が出来ました、お願いしまーす」
先生  「手術中も、お話できますから、気になることがあれば、手術中聞いていただいてかまいませんからね、さあ頑張りましょう」
いちご 「**子様、特に体調不良はないですね、看護師のいちごと申します、よろしくお願いいたします」
**子 「よろしく、お願いします」
いちご 「まず、点眼麻酔をしますよ」

     髪の毛が邪魔にならないよう白いテープでとめ、血圧モニターをつけました

先生  「それでは、消毒始めますよ」
先生は顔全体を消毒し、清潔な布を顔にかけました、
先生  「それでは、デザインしますね、よろしくお願いします」
**子 「お願いします」
二重のラインや目頭切開のラインをデザインします、その後、局所麻酔です。
先生  「それでは、麻酔します、少しチックとしますね」
先生  「それでは、手術始めます、お願いします」
いちご 「お願いします」
     
     まずは目頭切開から開始し約20分ほどで目頭切開、続いて眼瞼下垂手術へと行われました、
     手術は、約1時間20分ほどで全て終了しました。
     結果は、いうまでもなく現在の**子さんの笑顔を見れば、お分かりでしょう

2004年8月7日(土)
眼瞼下垂?、治してパッチリ二重 PartU


     ++**子さんは以前から瞼がたれて、目を開けずらいのが気になっていました。
     先生に眼瞼下垂症と診断され、説明を受けています。

いちご 「おじさんがいると、話が進まなくなるので、技師さんと遊んでいてください」
おやじ 「おらも、先生のカンケリシヨウの話聞きたい」
いちご 「眼瞼下垂症、ガンケンカスイ!」
おやじ 「似たようなもんでねえか」

いちご 「カッショさん(技師さん)、おじさんの相手していて、お願しまーす」
技師  「またカショ、ささっ、おじさん、こっちへどうぞ、あまり手間かけたら駄目カッショ」
おやじ 「なんで、いつも技師さんなんだよ」
技師  「お黙りカッショ、早く来なさい!」
おやじ 「おおー、怖、はいはい分かりました」
いちご 「技師さんと、お茶でも飲んでいてくださいね」
おやじ 「・・・おら、コーヒーがいい」
技師  「わがママ言わないの」
おやじ 「ふぁーい」

先生  「それでは、説明を続けましょう」
**子 「お願いします」
先生  「**子さんの眼瞼下垂は軽症なので、眼瞼挙筋は、切断しないで縫いちじめる方法で改善すると思います」
**子 「縫いちじめる?」
先生  「そうです、切断し短縮するとかなり多く切断しなければなりませんが縫いちじめる方法だと、リスクも少ないし効果も変わりません」

**子 「X尾法って言われている方法ですか?」
先生  「まあ、そうですね、私は10数年前からこの方法で手術していましたけどね」
**子 「へぇーそうなんですか」
先生  「まあ、方法のネーミングなんてどうでもいいですが、それに二重になりますが、いいですか?」
**子 「二重?二重になるんですか?」
先生  「二重がいやなら一重のままでも可能ですよ」
**子 「い、いえ、二重でお願いします」
先生  「せっかくですから、自分の好きな二重のラインを作りましょう、よくを言えば目頭切開もすれば更にスッキリした眼になりそうですね」

**子 「目頭切開?」
先生  「そうです、目頭切開(目頭形成)です」

先生は眼瞼下垂を治しせっかくなら、自分の気に入った二重と目頭切開もサービスで行おうとしています。眼瞼下垂症は保険適応です、目頭切開はサービスで気にいるようなスッキリ二重にしましょうと・・・・・

                                       つづく

2004年8月6日(金)
眼瞼下垂?、治してパッチリ二重


     昨日は忙しさと、地域医師会の会議のため診療日記更新できず申し訳ありませんでした。

     今回は、瞼が瞳までかぶっている眼瞼下垂症の治療です。
     わがままおやじは、今日は、また別の女性を連れてきています。

いちご 「++**子さん、診察室1番にお入りください」
**子 「おはようございます、よろしくお願いいたします」
おやじ 「おらとこのお客さんが、瞼が重くかぶさってるみたいで、何とかならねえか、って言うもんで、連れてきた」
先生  「はい、おはようございます、瞼ですね**子さん」
**子 「そうです先生、以前から気になってはいたんですが、最近特に瞼が下がってきたみたいで、肩こりもひどくてこまります」

先生  「少し眉毛を押さえさせてもらいますよ」
**子 「はい、お願いいたします」
先生  「はい、頑張って眼を、大きく開いてみましょう」

先生は、顔や、額、眉毛の位置や動きを診察して

先生  「**子さん、軽い眼瞼下垂症ですね」
おやじ 「カンケリシヨウよ?今仕事中だろ、先生」
いちご 「またまた、何言ってんですか、カンケリなんかするわけないじゃないですか」
おやじ 「先生、カンケリシヨウよって、言ったでぇ」
いちご 「眼瞼下垂症、がんけんかすい」
おやじ 「がんけんかすい?ってなんだい?」

先生  「そうですね、簡単に言えば、瞼が黒目の瞳まで下がっていて、自分の力で眼を開けない状態ですよ」
**子 「そうなんです、私の場合まだ額にシワ寄せれば何とか普通に見ること出来ますが」
先生  「眼を開けるのに、眼瞼挙筋という筋肉があるんですが、その筋肉が上手く働かないか、力が弱く瞼を上手く開けられない状態です」
おやじ 「怠け者なんだ」
いちご 「・・・・・・」
先生  「・・・・・・・・」

先生  「とにかく瞼が開けにくいということですよ、だから変わりにお前頭筋を使って額にシワを寄せながら眼を開けようとします、すると眉毛の位置は上がってしまうわけですよ」
おやじ 「じゃあ、よく時代劇で悪役がどっちかの眉毛吊り上げてるのは、眼瞼下垂症の真似してるのかい?」
いちご 「・・・・・・」
**子 「・・・・・・・・XX?」
先生  「ちょっと、違いますけど、まあ話をすすめましょう」
**子 「お願いいたします」
                        
                                  つづく

2004年8月4日(水)
脂肪?脂肪注入って何?PartV


     XXさんは脂肪注入について説明を受けています。

     脂肪を取った部位は1〜2日の圧迫でいいと聞いてちょっと安心したXXさんでした。

先生  「何となく分かっていただけましたか?」
XX   「はい、脂肪を注入した部分などうしとけばいいんですか?」
先生  「注入は、例えば鼻の場合は、高くする部分から少し離た部位から針を刺します」
XX   「どうしてですか?」

先生  「直接高くしたい部分の真上に傷をつけたり、針穴があると、移植した脂肪に感染し易いし、その部分を何かしたって、疑われるのも嫌でしょう、だからです」
XX   「へぇー、気を使ってるんですね」
先生  「そうですよ、患者様の大事なお顔をいじらせて頂くわけですからね、気を使いますよ」
XX   「それで、脂肪って全部残るんですか?」
先生  「ヒアルロン酸やコラーゲンは完全に無くなりますが、脂肪は上手くいけばかなり残ります」

XX   「どれぐらい残るんですか?」
先生  「注入する部位にもよりますが、顔のように血行の良い部分はかなり残る確立が高いです」
XX   「どれくらいですか?」
先生  「最低10〜20%は残ります、場合によっては50〜60%残ることもありますよ」

XX   「鼻はどうですか?」
先生  「鼻根部は結構残りますよ、かなり吸収されても、2mmは高くなります、確実に」
XX   「エーッ、ホンとですか?2mm高くなればだいぶ違いますよね」
先生  「そうですね、もちろん2〜3回注入すれば理想の高さを得ることが可能ですよ」

XX   「顎はどうですか?」
先生  「顎も同様です、1回目でオーバーに入れておけば、吸収されてちょうどいい感じになるんですが、皆さんあまりオーバーにはしたくないようなので、最初は、完成時の状態くらいにしておくことが多いです、また入れればいいですからね」

XX   「腫れや、内出血はどうですか?」
先生  「鼻や顎先は、まったくといっていいほど腫れません、刺入部に小さな絆創膏を張るだけで、圧迫もいりませんし、翌日から洗顔もOKです、お化粧もOKですが、針穴の部分だけは、数日避けていただきたいです」

XX   「麻酔はするんですよね?」
先生  「もちろんですよ、ただ、注入時に押し広げられている感覚はありますよ」

XX   「あとの痛みはどうですか?」
先生  「オーバーに入れて場合は少し痛いこともありますが、ほぼ全員に近い方があまり痛くなかったと、おしゃっておられます」
XX   「もう、早く脂肪注入したくてたまらなくなっちゃいました、お願いします先生」
先生  「さっきまでの緊張気味のXXさんは、何処へやら、ですね」
XX   「ささ、先生、早くお願いします」
     
                いやはや、まだ説明終わってないんですが・・・・・・

2004年8月3日(火)
脂肪?脂肪注入って何?PartU


     鼻と顎を何とかしてほしいとXXさんは戸狩診療所を訪れています。

     XXさんの要望に、先生は脂肪注入で対応できると診断しました。
     初めて聴く言葉にXXさんは何のことだか分かりません。

XX   「先生、脂肪って、この脂肪のことですか?」
先生  「そうですよ、御自分の脂肪ですよ」
XX   「脂肪って柔らかいじゃないですか、鼻や顎に入れて大丈夫なんですか?」
先生  「XXさん、今、いろんな美容外科でヒアルロン酸や、コラーゲンを注入してプチ整形なんて、沢山行われているじゃないですか」
XX   「はい、ヒアルロン酸やコラーゲンって、すごく高いんですよね、私には、高くて手が出ませんよ」

先生  「そうですね、いくら、うちが安くご提供しようにも納入価格が、高いですからね、でも、自分の脂肪はただですよね、しかも入れる量や部位にもよりますが、かなり自然な弾力になります」
XX   「でも、脂肪吸引って、大変じゃないですか、手術の後も」
先生  「XXさん、脂肪を取るといっても必要な量しか取りませんし、針で、吸引しながら取るだけですから傷跡も残りませんよ」
XX   「じゃあ、取った部分は、へこまないんですか?」

先生  「へこむほど取りませんよ、そりゃあ、胸やお尻に入れるというなら沢山必要ですから脂肪吸引器で取りますから、ご希望の部位の脂肪吸引と、豊胸、ヒップアップということになります」

XX   「・・・ちょと残念かな・・・」
先生  「XXさん、主な目的は鼻と顎でしょう、あんまり欲張らないほうがいいですよ」
XX   「はーい、すみません」
先生  「それでは、手術の説明をしますね、まず局所麻酔で、お腹か、お尻など脂肪の多い部分からつぶつぶの脂肪を、加工した注射器で必要な量だけ吸引します、だいたい15〜20mlほどです、15分ほどで終わります」

XX   「15分で終わるんですか?」
先生  「1箇所分、例えば鼻だけというなら、5分もあれば充分採取できます」
XX   「へぇ〜」
先生  「その脂肪は、血液が混じった状態なので、生理食塩水で、洗浄します」
XX   「血液を洗い流すんですね」
先生  「そうです、経験上、生食水が薄いピンク色になるぐらいが1番生着がいいみたいです」

XX   「取ったところはどうするんでしょうか?」
先生  「針穴を消毒しガーゼで圧迫しその上から弾性包帯でしめます」
XX   「何日くらい圧迫するんですか?」
先生  「1〜2日で充分ですよ、沢山取るわけじゃないですから」
    
                                   つづく

2004年8月2日(月)
脂肪?脂肪注入って何?


     今日も朝から、戸狩診療所の待合室は、若い女性からおじいちゃんやおばあちゃんまで様々な患者様でザワザワしています。
     わがままおやじもその中にまぎれて診察の順番を待っていますが、何やら若い女性と一緒です。
     さて、今日はどんな、難問を持ってきたのでしょう。

いちご 「わがままおやじさん、XXさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「ふぁーい、さあ、XXちゃん呼ばれたよ、おらも一緒に入ってあげる」
XX   「ありがとう、おじさん、お願いします、私緊張しちゃう」
おやじ 「大丈夫だで、先生気さくだで、何でも相談できるで」
XX   「はい、頑張ります」

いちご 「おじさん、どうしたの?可愛い女性と一緒で」
先生  「はい、こんにちは、どうしましたか?」
おやじ 「ささ、XXちゃん先生に聞きたいこと言ってみな」
XX   「は、はい、あの、あの、・・・」
先生  「XXさん、そんなに緊張しないで、自分の言葉でお話していいんですよ」
XX   「わ、わ、わたし、鼻、低いでしょう、それに顎短いでしょう、だからぁ、それ直したいんです、何とかお願いします」
先生  「何言うのかと、内心こっちがドキドキしましたよ」
XX   「す、すみません、緊張するほうなんで」

先生  「XXさん、今でも充分可愛いし綺麗ですよ、鼻もそんなに低いわけじゃないし、顎だって」
XX   「先生、よく見てください、どう見ても変でしょう、私の顔」
先生  「そうかなぁ、僕は可愛いと思いますけどねぇ・・・そんなに気になりますか

XX   「ずーっと悩んでいたんです、先生何とかしてください、お願いします」
先生  「そうですか、そんなに気になってたんですね、分かりました、まず顔の診察と計測をさせていただきます」
XX   「は、はい、お願いします」
先生  「いちごちゃん、スケールをお願いします」
いちご 「はい」

     先生は、スケールで大まかな顔のサイズを計測しチャートに書き込んでいきます。

先生  「だいたい、計測は終わりました。うーん、そうですね、確かに顎の長さは2〜3ミリ前方にでしたほうが、かっこいいですよね」
XX   「は、鼻はどうですか?」
先生  「鼻は、鼻根部で約3〜4mm高くして、鼻背から鼻先にかけて2mmほど高くすれば随分イメージ変わりますよ、どうします?」
XX   「綺麗になるなら、何でもします。お願いします」
先生  「鼻根部が高くなる事で、目頭切開したのと同じ効果も得られます、眼の感じもスッキリしますよ」
XX   「嬉しいですぅ、でも大手術ですね」
先生  「いやいや、これ位なら切らずに自分の脂肪を使って、脂肪注入で充分対応できますよ」
XX   「脂肪、脂肪注入????」

                                       つづく

2004年7月30日(金)
レレレッ? V ビーム で小じわが伸びた?PartU


     またまた、日記更新がこんな時間になってしまいました、申し訳ございません。
     さて、目尻の小じわを発見してシュックを受けているクラークさんに先生はVビームを使ってシワ伸ばしを考えています。
     果たしてクラークさんの目尻の小じわは、伸びるのでしょうか?

クラーク「オーホホホッ先生私の小じわ、伸びますか?」
先生  「クラークさんの小じわくらいなら、
Vビームで充分伸びますよ」
クラーク「ホンとですか?」

先生  「普通は数回のレーザー照射と反応までにいくらかの時間が必要ですが、クラークさんの場合は、寝不足ジワですからね」
クラーク「私にとっては、とっても大事なことなんです、だって、元々なかったんですもの」
先生  「はいはい、Vビームで頑張ってみます」
クラーク「はて?先生、ところでVビームって何ですか?」
先生  「クラークさん今まで多くの患者様にVビームの治療説明をしてきたと思うんですが聞いてなかったんですか?」

クラーク「すいません、電子カルテの入力といろんなレーザー治療があまりにも多くてはっきり聞いていませんでした」
先生  「駄目ですよ、簡単に説明しますから、理解してくださいよ」
クラーク「はい、勉強します」

先生  「
Vビームは超ロングパルスダイレーザーで波長が595nmです、595nmに変更されたため光の深達度が若干増したといわれています」
先生  「主にダイレーザー光は赤血球内の
酸化ヘモグロビンに選択的に吸収されます、だから、血管腫や血管系の赤あざの治療に使われます」
クラーク「私の小じわと関係あるんですか?」
先生  「まあまあ、話は終わっていませんから、最後まで聞いてください、せっかちなんだから」
クラーク「すいません」

先生  「この、波長帯のレーザー光は真皮上層の
毛細血管内皮細胞に作用します、血管内皮細胞から炎症メディエーターが放出され線維芽細胞を2次的に活性化します、そしてコラーゲンが増加し、肌の張りが出て小じわが伸びるわけです

クラーク「??ですね、??とにかく小じわ、伸びるんですよね?」
先生  「まあ、伸びるですよ、・・・・」
クラーク「先生、善は、急げで早くVビームやリましょう、さあ早くぅ」
先生  「はあ、・・・・」

     いつも疲れている先生であった。・・・・・・・・・・・・疲れたぁ〜

2004年7月29日(木)
レレレッ? V ビーム で小じわが伸びた?


     今日の日記更新がこんな時間になってしまいました。

     毎日診療や手術で夜9時や10時になる事がざらです、申し訳ございません。
     さて、今日は、Vビームのしわ伸ばし効果についてお話しましょう。

クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい・・・トホホ」
いちご 「あれ?クラークさんどうしたの?いつものテンションの高さはどうしたんですか」
クラーク「トホホホ、いちごちゃん見てよ私の目尻」
いちご 「目尻?どうかしたんですか?」
クラーク「よーく見て、ここ、ここよ」

いちご 「アーッ!!、エエーッ!!シワが、小皺がー・・・・」
クラーク「ちょっと、そんなに大きな声ださないでよ、技師さんに聞こえるでしょう、シーシシッ」
いちご 「どうしたんですか?とうとう老化が始まりましたか」
クラーク「なんてこと言うのよ、美しさは永遠によ」
いちご 「アクリルのスプレー無くしたんですか?」
クラーク「映画の見すぎよ、まったく、人の気も知らないで」

クラーク「最近暑さもあって、睡眠不足なのよ、今日起きたら目尻の小皺に気がついて、もうビックリよ、どうしましょう」
いちご 「でもねー、クラークさんの年で小皺もないほうがおかしいんだよ」
先生  「何騒いでるんですか、二人とも」
いちご 「先生、クラークさんたら、目尻の小皺が出たって、落ち込んでるんですよ」
先生  「クラークさん、アクリルのスプレー無くしたんですか?」
クラーク「モーッ、先生まで何言うんですか、周りも方は信じちゃうじゃないですか」
先生  「いや、失礼、失礼」

クラーク「先生、この小皺、何とかしてくださいよ、先生美容外科医でしょう」
先生  「そんなに、ムキにならないでくださいよ、分かりましたよ、何とかしましょう」
いちご 「何とかなるんですか?クラークさんの小皺」
クラーク「お黙り!、子供は向こうへ、行ってなさい!」
いちご 「おおー怖、はいはい分かりました」
先生  「クラークさんの小皺は、睡眠不足と疲れからきてるだけですよ、一応 Vビームレーザーで軽く照射してみますか」
クラーク「Vビームでシワ伸ばし?ですか」
先生  「そうです、Vビームでシワ伸ばしです」

     先生はクラークさんの目尻の小皺をVビームで伸ばそうとしています。

                                つづく

2004年7月28日(水)
赤い、ニキビ跡やクボミに、Vビーム PartV
    
     ジェントルレーズでレーザーフェイシャルを終えて次はVビームです
     女子高生の**さんは、Vビームは初めてなので弱めに設定してフェイシャルとのことでホッとしています。

いちご 「**さん痛くありませんでしたか?」
女子  「ジェントルは2回目なので前回に比べるとずっと楽でした」
いちご 「皆さんそう言われます、最初にレーザーフェイシャルしたときは少し痛みを伴いましたよね」
女子  「はい、ところどころですが輪ゴムで、パチンと弾かれたみたいでした」

先生  「**さん、そろそろVビーム始めますよ」

     先生といちごちゃんは青い色のゴグルに変えました

先生  「**さんアイマスクは、きちっとしてくださいね、かなり光りますから眼は絶対開けないでください、良いですか」
女子  「何かドキドキします」
先生  「では、始めますよ、まずは、ここから」

     今度はブッという音と共に協力な光とクーリングシステムのプシュという音が響きます。
     ジェントルとは比べ物にならないくらいの強力な光でした。
     待合室で居眠りをしていたわがままおやじにもかすかに光が見えたようで何事かと眼を覚ましました。

おやじ 「雷が光ったで、みんな大丈夫かい?」
いちご 「何言ってんですか、今のがVビームですよ」
おやじ 「Vビームのヒカリってすごいな、おら、びっくりしたで」
先生  「皆さんいいですか?くれぐれも直接光を見ないでくださいね、それでは連続照射しますね」
女子  「はい、お願いします、痛みは、ほとんどないです」
先生  「では、連続照射しますよ」
女子  「お願いします」

     ブッ、ブッ、ブッ、ブッ、と軽く軽快な音がなりひびきました」

いちご 「オオオーッ、すごいジェントルで綺麗になった肌がさらに光ってる」
先生  「痛くありませんか」
女子  「だいじょうぶです」
先生  「もうすぐ終わりです」

     ブッ、ブッ、ブッ、ブッ、と顔全体にVビームは当てられました

先生  「はい、お疲れ様でした終わりです」
女子  「有難うございます」
いちご 「はい、お顔を冷やしましょう」・・・濡れタオルを顔にかけます
女子  「結果が楽しみです」
先生  「1回や2回で直ぐに治ると思わないでくださいね、結果が出るのは数ヶ月さきですよ」
女子  「はい、次回はいつごろでしょうか?」
先生  「だいたい3〜4週に1回で充分かと思います。頑張りましょう」
女子  「はい、お願いします」

     綺麗になるといいですね、結果はまたいいつか報告します
2004年7月27日(火)
赤い、ニキビ跡やクボミに Vビーム PartU

女子高生の**さんは、以前のひどいニキビが改善し現在は、そのなごりの赤いニキビ跡と、クボミの治療を受けようとしています。

いちご 「**さん、お化粧はしていませんよね?」
女子  「はい、していません」
いちご 「それでは、一応洗顔していただきます、こちらへどうぞ」

女子高生に洗顔フォームを渡し、洗顔をしていただきました

女子  「ああ、気持いい、レーザー頑張ります」
いちご 「先生お願いいたします、ジェントルは、14ジュウルで、15mm径をセットしておきました、キャリブレーション終わってます」
先生  「はい、ありがとう、いちごちゃん。**さん以前にも経験あるのでそのままレーザー照射開始しますよ」
女子  「はい、お願いいたします」

先生  「いちごちゃん、こちらは始めますのでV ビームのセットとキャリブレーションお願いします」
いちご 「いつもと同じで良いですか?」
先生  「いや、**さんは今回V ビーム初めてなので、10ミリ径で7,0でセットお願いします」
いちご 「DCDは、どうしますか?」
先生  「30/30にしといてください」
いちご 「はい、分かりました」
先生  「**さん、お待たせしました、それではレーザー開始しますね、アイマスクつけますよ」
女子  「はい、お願いします」

ピーポン、ピーポンとレーザーとDCDの音が響きます。

先生  「痛くないですか?」
女子  「大丈夫です、今回のほうが痛くありません」
先生  「それでは連続照射で、続けていきますよ」
女子  「はい」
プシュピーポン、プシュピーポンとリズミカルに連続照射されました。
先生  「はい、次は、V ビームです、行きますよ」
女子  「ドキドキします、本当に痛くないですか?」
先生  「大丈夫ですよ、今日は始めてのV ビームなので全体にフェイシャルします、それにクーリングシステムも使用しますから心配しなくてもいいですよ」
女子  「安心しました、お願いします」
        
      さあ、V ビーム初体験です
                                    つづく
2004年7月26日(月)
赤い、ニキビ跡やクボミに Vビーム?

     毎日暑い日が続きます。
     戸狩診療所も、毎日朝から夜遅くまで診療や手術におわれています。
     今日は、わがままおやじが以前、ニキビの相談に来た女子高生と一緒に来ています。

いちご 「**さん診察室1番におはいりください」
おやじ 「先生、この前は、おらんとこの、お客さん見ていただいて、ありがとう」
女子  「先生、ありがとうございます、だいぶニキビも少なくなりました」

先生  「だいぶ、化膿したニキビが少なくなりましたね、よく頑張りましたね」
女子  「いいえ、先生の言うこと守っているだけですよ」
おやじ 「この子、真面目だから、先生の言うとおり、洗顔を充分にしてたみたいだで」

先生  「それでは、今日はどうしましたか?」
女子  「実は、ニキビの跡や、赤みがきなります、何とかなりませんか?」
先生  「Vビームレーザーが効果があると思います、もちろん、ジェントルレーズ、も同時に併用します」
おやじ 「V、V ビーム?そんなの診療所のホームページに載ってないぞ」
いちご 「忙しくてなかなか、全ての治療をホームページに記載してないだけよ、おじさん」

     もうじきVビームについてホームページにはUPいたします、申し訳ありません。

先生  「**さん、まずジェントルレーズ(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)で顔全体を、レーザーピーリングしましょう」
おやじ 「ジェントルマン?」
いちご 「ジェントルレーズだって」
女子  「はい、わかりました」

先生  「レーザーピーリング(フェイシャル)で肌の掃き掃除をして、同時に赤みも強い部分や、凸凹に、V ビームを照射してみますか」
女子  「その、V ビームは、痛いんですか?」
先生  「キャンデラ社V ビーム(ダイレーザー)には、DCD(クーリングシステム)がついています、スポット照射のときはクーリングをOffにしますが最初はクーリングシステムを使って照射しますから、ジェントルレーズと同じかそれより痛くないかと思います」
女子  「よかった、痛いの嫌だもん」
先生  「細かいV ビームの説明は、・・・・・です」・・・V ビームについての説明をする。
女子  「お願いします」
先生  「いちごちゃん、準備してください」
いちご 「**さん、こちらへどうぞ」

     さあ、いよいよ、本格的にニキビ跡の治療を、最先端のレーザーを使用して始めます。
            
                                     つづく
2004年7月25日(日)
いちご、こそっり治療 PartU

     いちごの足の痛みは、どうやら「鶏眼」=「魚の目」だったようです。さあどう治療するのでしょうか?
 
先生  「いちごちゃんの靴は・・・運動靴。サイズは合っていますか?」
いちご  「合っています。仕事中は運動靴ですよ。他は・・・あっ夏なので、ミュールを履くことが多いです。」
技師  「ミル、ミル?ミルフィーユ???いちごちゃん、食べ物を履くカッショ??どういうことカッショ??!」
いちご  「技師さん、違いますよ。ミュールですよ。わかりやすく言えば、『つっかけ』=『サンダル』ですよ。」
技師  「あ〜わかったでカッショ。今はそう言うでカッショ?」
いちご  「仕事中は、サイズの合った運動靴を履いているから、いいと思うのですが、どうも最近、この普段履く、サンダルなどが足への負担が大きく魚の目の原因のような気がするのです。」
 
先生  「そのようですね。普通、治療としてできることは摩擦の原因を取り除くことが1番です。ですから、このサンダルが鶏眼(うおのめ)の原因で足に合わない靴ならば、靴を取替えれば数週間で鶏眼は楽になると思いますよ。痛みのある間は、鶏眼用パッドやフェルトを当てて保護するといいですね。」
 
クラーク 「ホーッホッホ!その点いちごちゃんは、もうすでに実行中ですわね。靴の中にガーゼを敷いてますわよね。」
 
心:  Oh〜。クラークさん、すごい観察力です。そんなところまで、見られていたのですね・・・
 
先生  「そうですか。でも痛いんですよね。他に治療法は、削り取ることによりかなり痛みは楽になります。」
いちご  「ええー。それは知っています。といいますかー。実は・・・自分で治療中なんです。えへへ〜。」
技師  「怖がり・痛がりのいちごちゃんが、どーやって削ってるでカッショ???」
いちご  「なんですかー。痛がり・怖がりだから、自分でやっているんですよ。だいたいは、爪切りなんかを使い・・・チョコチョコ削っているんです・・・でもこれって、感染しやすいし、危険ですよね。知ってはいるんですが・・・・」
先生  「そのとうりですよ。爪きりなんて、感染の危険がいっぱいですよ。今のところは大丈夫なのですか?」
いちご  「はい。今のところ、これでしのいでいます。」
先生  「そろそろ、しっかり治療してはどうですか?炭酸ガスレーザーで。」
いちご  「炭酸ガスレーザーですか。あれって、痛くないんですかね?」
クラーク 「ホーッホッホ!いちごちゃん、いつも患者様の治療に使っているじゃありませんかー。」
いちご  「そっ、それはそうなんですけど・・・自分となると・・・・怖いんです。だからこっそり治療していたんですけど・・・」
 
先生 「いちごちゃん、大丈夫ですよ。子供さんも治療されているけど、みんな騒いでいませんよ。」
 
心:  トホホ・・・そうなんだけど・・・本当に痛くないかな?とうとう来る時がきましたか・・・よーっし!炭酸ガスレーザーで、がんばってみますか。
 
と、いちごちゃんは、とうとう炭酸ガスレーザーで、鶏眼を焼きました。もちろん騒がずに!その後の経過は良好。焼いた部分は一時的に硬くなりましたが、あとはいつの間にか、ぽろっととれました。はあ〜良かったです。
ところで、いちごちゃんが怖がっていた、炭酸ガスレーザーですが、少し痛みはありましたが、痛がりのいちごでも、我慢できるくらいの痛みですから、皆さんもきっと問題なく、治療を受けられると思います。
 
*いちご情報*
いちごは、鶏眼を爪きりで削っていましたね。身近にある道具で使いやすいのですが・・・これは危険がいっぱい。といいますか、ばい菌がいっぱいです。いちごは今回は、感染しませんでしたが、一歩間違えたら化膿すること間違いなしです。自分で危険な治療をする前に、診察して治療されることをお勧めいたします。
また、もし化膿してしまったら、自分で対処せず、やはり診察に起こし下さい。
 
このほか、鶏眼はスピール膏を塗布して軟化した所で削るという方法や手術で切り取る方法もあります。
 
はあ〜。やっと1週間が終わりました。
そして、私事ではありますが、来週1週間、カナダへ研修に行って来ます。日記のほうは・・・先生が担当してくれるかな〜?
8月からはこの研修の報告を交え、日記の更新をしますので、お楽しみに・・・
 
2004年7月23日(金)
いちご、こっそり治療

毎日の日記も、いちごにとって慣れてきた頃。といいたいところですが・・・なかなか仕事後には、つらい時もあります。パソコン前で、書いている途中、いつの間にか 『居眠り姫』 に・・・
とまあ、こんな状態です。こんないちごの、こっそり治療を今日はご紹介!!
 
いちご  「いたたた・・・」
技師  「いちごちゃん、どうしたカッショ??何か踏んだカッショ??」
いちご  「いえ、何でもないですう〜〜。いたたた・・・」
技師  「やっぱり、何かおかしいでカッショ。足の裏?っきり、見てるでカッショ。」
 
心:  おおっとー。危ない。こんなところでみつかったら・・・きっと治療勧められるよー。とりあえずココは非難非難。
 
技師  「クラークさん。いちごちゃんが怪しいでカッショ。さっきから、イタイイタイ言いながら、こっそり逃げるでカッショ。どうして???」
クラーク 「ホーホッホ!私は綺麗、美しい〜。技師さん、知らないのですか?ワタクシは何でも、知っている〜。いちごちゃんの秘密も。」
 
技師  「えっ!!知ってるでカッショ?クラークさん、っきり ずるいでカッショ。」
クラーク 「いちごちゃんは、魚の目があるようですわ〜。以前にそんなこと他の看護師さんに、相談していましたわ〜ホーッホッホ。」
技師  「う・お・の・め?タラの芽みたいに食べれるでカッショ??」
いちご  「クラークさん。ダメじゃないですか!人の秘密ばらさないでくださいよー。それに技師さん、タラの芽じゃないですよ。『魚の目』ですよ。医学的病名は、『鶏眼 (けいがん) 』って言うんです。」
 
技師  「魚の目ね〜。で、どうして隠しているでカッショ??」
クラーク 「ホーッホッホ。技師さん、いちごちゃんの 『怖がり・痛がり』 をご存知ないのですか?」
技師  「あっ、それは知ってるでカッショ。いちごちゃんは、痛かったりするとすぐに騒ぐでカッショ。」
いちご  「2人ともひどいですよ〜。確かにちょっと、痛いとすぐに騒ぎますが・・・あっ、でも先生には内緒ですよ。今、自分で、魚の目は治療してますから・・シ〜」
先生  「いちごちゃん、何が 『シ〜』 なのですか?」
 
心:  あ〜〜〜〜。もう2人とも騒ぐから、先生にみつかっちゃたじゃないですか。先生は、みょーに耳がいいんですよねー。
 
クラーク 「先生。またいちごちゃんの 魚の目が 痛み始めたようですわよ。ホーッホッホ」
 
心:  え〜〜〜。なんで言っちゃうの?クラークさん!!ホーッホッホじゃないですよ。
 
先生  「いちごちゃん。そろそろ観念してはどうですか?魚の目の原因は・・・知っていますよね。
 
『魚の目』の医学的病名は、先ほど、説明されていたように 『鶏眼 (けいがん) 』といいます。
鶏眼(けいがん)は、皮膚の一部が厚くなったものです。いちごちゃんのように足の裏の場合は、おそらく靴と接触しておこる摩擦や圧迫が原因です。」
 
さー、いちごピンチ!!このままでは、治療開始になるのか・・・う〜怖いよ〜痛いよー
 
2004年7月22日(木)
かゆーい!PartV
 
     昨日は、あせも=汗疹性湿疹(かんしんせいしっしん) ができる原因を説明しました。おじさんはわかったのでしょうか?
     今日は、あせも対策について・・・
 
おやじ 「で、先生。おらのこの汗イボどーすりゃ、かいーの治まるんだい?」
先生  「そうですね。かなりかゆそうですね。」
おやじ  「そうだでー。ここ・・ここ・・コッコッコオ・・・」
 
心:  あらら〜またおじさん鶏になっちゃったよ。
 
先生  「まず、かゆみを止める塗り薬をお出しします。つけてみてください。もし、それでもかゆみがひどい場合は、内服薬も出しますので、言ってくださいね。」
おやじ 「はあ〜。これで助かる〜。いちごちゃん、塗って塗って。。ここ・・ここ・・コッコオオオオ」

いちご 「おじさん、あわてないでくださいよ。でも、診療所に来るまでに、またかなり汗をかきましたよね。」
おやじ 「おおー。朝飯前に、畑に行ってきたからな。あったりめーだで。」
いちご 「では、今薬をつけるよりも、体を清潔にしてから塗ったほうがいいんですよ。ね、先生。」
 
先生  「いちごちゃんの言うとおりですよ。まず、皮膚はいつも清潔にすることが大切です。汚れた皮膚の上に薬を塗っても、効果が上がりません。更に逆に悪化する原因にもなりますので、やはり今日は、家に帰ってから、シャワーを浴びてから薬をつけてはどうでしょうか?」
 
おやじ 「そーなんだ。おら、先生の言うことはきくで〜」
いちご 「それと、おじさん。暑い時に あじ〜(暑い) あじ〜(暑い) っていいながら、裸になっていること多くありませんか?」
おやじ 「何言ってんの?いちごちゃん。あじ〜(暑い) 時は、裸になるのはあったりめーだで!!」

いちご 「あ〜、おじさん。衣類をこまめに着替えるのも大切なことなんですよ。暑いからと裸になっても、裸の状態は逆に汗が蒸発しにくく、汗にふくまれる塩分などの成分が汗腺をつまりやすくし、かえってあせもになりやすくなってしまいます。それよりも、出てきた汗を衣類で吸収させるほうが、肌にとってはいいことなんですよ。」
おやじ 「ほ〜そうなんかい?」
 
先生  「そうですよ。では少し、あせも対策について・・・

汗をかいたらかきっぱなしにはせず、こまめにシャワーをあびるようにしましょう。でも洗いすぎ、こすりすぎはかえってあせもを悪化させる恐れがあります。炎症部分は特に皮膚の抵抗力がなくなっているので、石鹸などで刺激を与えないようにしましょう。
 
今回のおじさんのように、あせもの症状が特にひどい場合は、この期間はできるだけ汗をかきにくくする工夫も大切です。使い方によっては、冷房や扇風機を上手に使うこともいい方法です。ただ、あたりすぎると、夏バテや冷え性など、別の病気を引き起こす原因になりますので、注意してくださいね。」
 
おやじ 「だったら、おら家から出ないで、エアコンのかかった部屋にず〜〜〜っといる。」
先生  「おじさん。それはよくないですよ。先ほども言いましたように、症状がひどい期間だけですよ。
『汗はかかないほうがいい』って思われるかもしれませんが、それは大間違いなんです。
汗は体温調節のためにはなくてはならないものなんです。特に成長期の子供は汗をかくことで汗腺の発達、成長をするので、むしろ汗かいたほうがいいのです。」
おやじ 「じゃあ、どんどん汗かいちゃう??」
 
心:  説明の注意点ちゃんと聞いていたのかな?おじさんは、子供じゃないんだから・・・汗腺の発達は?あるのかな??・・
 
いちご 「おじさん。無理に汗をかかなくてもいいんですよ。それより、これからは、汗をかいても、清潔にしていればあせもはできにくいから大丈夫ですよ。」
おやじ 「清潔、清潔って。おらどーすりゃいいんだい?」
 
いちご 「まず、@汗をかいたらシャワーを浴びる: こうすることで、汚れで汗の出口をふさぐことがなくなります。
でも、誰もが汗をかいたらシャワーを浴びれるわけありませんよね。こんな時は、
 
A濡れたタオルなどで汗をふき取る: この時は、出来るだけ湿ったタオルでふき取ってみてください。汗は脂とか塩分を含んでいます。濡れたタオルのほうが効果的なんです。でも、いつもそれが出来るとは限りませんので、乾いたタオルでも、拭かないよりは、十分効果的ですのでこまめにふき取ってみてください。

Bシャツなどの衣類を着替える: 汗をかいたらそれらを吸い取った衣類を出来るだけ着替えるようにしてください。汗を吸い込んだ衣類は汗が乾燥すると塩分などが残ってしまいます。このままでは、その塩分などが皮膚にくっついてしまう原因にもなりますので、こまめに着替えるようにすることも大切です。同時に 汗を吸収しやすいもの(綿)を身につける ことも大切ですね。できないような時は、汗をかきやすい部分にタオルを当てておくというのも効果的です。まあ、部分的に限られるとは思いますけど、首にタオルをかけておくなんて方法はどうでしょう?」
 
*いちご情報*
よく腰の曲がったお年寄りは、腰が曲がっているために、胃の辺りと、下腹部がくっついていることがあります。これもあせもになりやすいのです。こんな時にも、タオルを1枚はさんであげるだけで、かなりかゆみが解消されます。(おへそのただれもこれが原因で多いんですよ)
また、痩せているお年よりは、肋骨と腰骨があたって痛みを感じる方がいられます。こんな時も、タオルなどはさむことで、痛みを和らげるために効果的です。
 
おやじ 「な〜んだ。タオルならいつも巻いてるで〜」
 
心:  そーだ!!おじさんはいつも首にタオル巻いてるじゃん!でも何故?その首に・・・あせもが????
 
先生  「おじさん、タオル巻くのもですけど、いつも同じタオルじゃダメですよ。」
おやじ  「えへへ・・・先生するどいね・・・清潔なタオルだな。これがいけなかったんかもしんねーなー」
 
*いちご情報*
よくベビーパウダーやローションがいいって聞きますよね。パウダーは汗を吸収して、べたつきの不快感をとるだけです。薬のように塗りすぎると逆効果。余計肌に刺激を与え、汗腺をつまらせて悪化させるので要注意!
おやじ 「よ〜し。山に帰って、シャワー浴びるぞ〜。今日は暑いから水浴びだ!!」
 
心:  おじさん、水浴びもいいけど、今度は風邪を引かないようにしてくださいね。
2004年7月21日(水)
かゆーい!PartU
    
     昨日の日記は・・・短かったですね。それも、本題までいかない・・・申し訳ありませんでした。
     本日は、かゆみの原因・解説までいきますよ。
 
クラーク1「いちごちゃん、いちごちゃん。おじさんが汗イボっておっしゃているのですが、ご存知?オーッホッホ。」
いちご  「知ってますよ〜たぶん、あせものことですよ。最近みえた患者様が同じようなこと言ってましたよ。クラークさんにも知らないことあったんだー。」
おやじ  「いちごちゃん、最近さえてるう〜〜〜。あせもっていうんだ。」
先生  「何を騒いでいるのですか?今日もまたおじさんが1番のりですか?」
おやじ  「先生、おはようさん。おらまた1番だで〜。見てくんねいかい。ここ・・ここここ・・・・コーッコッコッコ・・・・」
 
心:  ???おじさん。鶏になっちゃたよ〜大丈夫!先生は1度言えば、ちゃんと診てくれていますよ。そんなにあわてないで下さい。
(おじさんの首・わき腹・脇の下に赤い湿疹がたくさんできていました。少し掻いた傷もできています)
 
先生  「おじさん、昨日は何していたのですか?汗をたくさんかくようなことしませんでしたか?」
おやじ  「うんうん。先生って、すげーなー。おらのこと何でもわかっちゃう。見てたんかい?おら昨日、山の友達と草刈してたんだでー。汗、えーっぺかいた。(汗をたくさんかきました) 」
先生  「それが原因のようですね。これは、俗に言う『あせも』ですね。では・・・あせもについて説明しましょう。
 
あせもは、医学的には、汗疹(かんしん)または、紅色汗疹(こうしょくかんしん)といいます。ほとんどが湿疹になっていて、この場合は特に汗疹性湿疹(かんしんせいしっしん)といいます。」
 
おやじ 「ふ〜ん。いちごちゃん、おらのも感心・感心!!新幹線だな。」
 
心:  おじさん、汗疹(かんしん)の字が・・・感心じゃないですよ。まだ説明のはじめなのに〜大丈夫かな?
 
先生  「おじさん、まだ説明はこれからですよ。では、原因を説明しましょう。

まず、汗は汗腺というところで作られます。汗腺にはエクリン汗腺、アポクリン汗腺があり、汗はこのこの管を通って皮膚の表面に出てきます。そして、今回の汗疹(かんしん)=あせもは、エクリン汗腺がつまって炎症をおこしたものです。
☆詰まりの原因は☆ たくさん汗をかくと、脂やホコリ・垢などでだんだんと皮膚の表面が汚れてきます。また汗をそのままにしておくと、汗が蒸発・乾燥して塩分として残ってきます。これも汗腺の詰まりの原因です。

この汚れが原因で、汗の出口がふさがれてしまいます。すると汗は皮膚の表面に出てこれなくなってしまいます。出てこれなくなった汗は皮膚の内部に残ってしまいます。こうなると、その汗が原因で次第に皮膚が炎症を起こしてしまうのです。」
 
いちご 「先生、つまりあせもは、汗が出ること、汗の出口が塞がれることの二つの条件がそろって発生するのですね。」
先生  「いちごちゃん、今日はさえていますね。1回で理解できるなんて・・・」
 
心:  さえている?いつもですよ。??ムム??このフレ〜ズおじさんにも言われたような・・・そんなに日ごろはさえてないのかな?
 
先生  「少し脱線して・・先ほど説明した汗腺の1種類のエクリン汗腺は、200万個〜300万個あります。この数は、大人も子供も同じなのです。ですから子供は大人に比べ、汗をかきやすいですね。子供は汗腺の密度が高く、新生児は成人の約12倍、1歳児で約8倍にもなります。大人に比べて体の小さい子供ほど、汗腺が集中して、汗をかきやすく、あせもになりやすいんです。」
おやじ 「ふ〜〜〜ん。そうなのか〜」
 
心:  おじさん、関心しているけどわかったかな??ど〜も感心しているときは、怪しい!飽きてきたかな?

    今回もおじさんが、飽きてきたのでこの続きはまた明日〜
 
2004年7月20日(火)
かゆーい!
    
    先週は、日記もドタバタと・・・失礼いたしました。では・・・
    先生は、涼しい??北海道から帰られました。と言うところですが・・・どうも?!・・・この時だけ北海道は暑かったらしいです。
    では、「海の日」の連休も終わり、今日からまたお仕事がんばりますよ〜
 
おやじ 「おはようさん。診察やってるかい?」
クラーク「オーッホッホ。おはようございます。私は綺麗、美しい〜。診察は、8時30分からになっておりますが、受付はしておりますわよ〜。」
おやじ 「クラークさん、今日もキレーだなー。おら惚れ惚れしちゃうで〜。おっとっと。口がすべった。。今日はクラークさんほめに来たんじゃなかった。」
 
心:  口が滑った??これは言わなくとも良かったんじゃないですか?で、今日は本当にどうされたのでしょう。
 
おやじ 「昨日暑かったよなー。で、おら外に出ていたら汗かいて、汗イボできちゃって、先生にみてもらいてーんだ。」
 
心:  おお〜っと。またおじさん、勝手に病名作りましたね。何の病気かわかりますか?汗・イボ ですよ・・
 
クラーク「??おじさま、汗イボ??ですね。。それはいつからなんですか?かゆいんですか?」
おやじ 「クラークさん、あんたキレーだから、なったことねーんかい?汗イボは、かいーに決まってるサー」
 
心:  おじさん、ちゃんとした病名じゃないと、わからないことはたくさんありますよ。クラークさんは、どうやらわかっていないようですね。そして、病気に顔の綺麗は関係ないと思うのですが・・・
あっ!でも、当院のクラークは綺麗だから、病気にもならないか??あれれ??暑さのせいかな?いちごまでちょっとおかしいか??
 
     汗イボの続きは明日に〜〜(汗イボとは、この地域の方言で、汗疹のことです)
     
2004年7月16日(金)
先生大忙し、海超えて北海道へ?

     
     今日から先生は、北海道へ出張です。

     その間、戸狩診療所診療日記もお休みです。
     誠に申し訳ありません。

     美容の電話相談は私、いちごが承ります、よろしくお願いいたします。
     来週からは毎日更新予定です、頑張るぞー!

2004年7月15日(木)
うー、しみるー PartV

     あれれ???昨日の日記の字が・・・大きい。大変失礼いたしました。いちごは最近お疲れモードでして・・・
     日記も、休憩時間に書いたりと・・・PCが違っていたので、勝手がわからず、このようになってしまいました。
     さて、気を取り直して・・
     おじさんの口内炎の説明の途中でしたね。では、続きを〜
 
いちご  「おじさん、もう少しがんばって、先生の説明を聞きましょう。」
おやじ  「ふぁ〜ふぁ〜い。あででで・・。あくびすると口の横が切れていていてーや。」
 
先生  「そう!おじさん、その口の横は、口角と言います。ここがおじさんみたいに切れていることを、口角炎といいます。これは、偏食によってビタミンB2が、不足すると、口の中に住んでいる細菌が繁殖します。このため、口の端が切れてしまう病気です。」
 
おやじ  「そうか〜おら、ビタミンB29がたりね〜んだな。ふむむ〜」
 
心:  Oh〜〜久しぶりです。おじさんの聞き違い!う〜なつかしいね〜。ビタミンB2だよ。B29は飛行機でしょ。今日は、お久しぶりだから、ボケもゆるしちゃうぞ〜。
 
先生  「ビタミンB2ですよ。ビタミンB2は粘膜を保護するはたらきもあるので、口角が再び割れることを防ぎます。この他、ビタミンB2は、細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくるのにも必要なビタミンなんですよ。」
 
*いちご情報*
ビタミンB2は、美容にもいいのです。先生の説明にもあったように、ビタミンB2は、健康な皮膚、髪、爪を作ります。他に、美白・美肌効果もありますよ。当院では、ニンニク注射にも入っています。ニンニク注射の疲れを回復させる効果の1つとして、ビタミンB2も実力発揮!!この他に、美白効果を目指し、注射をされている女性も多くいます。いちごも注射の次の日??当日からお肌しっとりを実感しています。
 
いちご  「おじさん、心当たりありますか?」
おやじ  「あ〜〜、最近暑くって、食欲なかったんだー。だからそうめんと麦茶ばっかりだったな〜。このせいかい?」
先生  「関係ありそうですね。食欲がないからといって、そうめんで炭水化物ばかり、とっていてはダメですね。他に野菜や、お肉・お魚・豆腐などをあわせて食べないと。」
 
いちご  「おじさん、今回の口内炎や口角炎は、おじさんへの危険信号だったんですね。」
おやじ  「いちごちゃん、おらの口に信号機ついたんかい?」
いちご  「・・・・・」
 
心: おじさん、恐るべき解釈ですね〜。
 
*いちご情報*
ビタミンB2の多い食品は:牛肉、牛乳、あさり、うなぎ、ヨーグルトなどたくさんあります。これを組み合わせれば、ビタミンB2不足を解消してみてはどうですか?朝はデザートに、さっぱりとヨーグルトをプラスして。パンの時は、牛乳を。コーヒーを飲むなら、牛乳をいれて、カフェオレにしてはどうですか?
 
先生  「おじさん、お薬をだしますから、口内炎と口角炎のところに置くようにお薬をつけてください。」
おやじ  「いちごちゃん、もっと薬塗ってくれ〜。なんか先生の話しきいていたら腹減っちゃって・・・ぜーんぶ食べちゃった。」
いちご  「??おじさん、食べちゃったの?まあ、害はないけど・・お薬は決められたように使ってくださいね。」
おやじ  「よーし、今夜からしっかり食べて、おらの信号機使えるようにするぞ〜」
 
心:  あら〜、余計な例えしちゃったみたい・・・大丈夫かな?
 
*いちご情報*
もちろん、口内炎など時は、しっかり偏りのない食事を心がけることも大切ですが、とにかくしみますので、味付けにも気をつけて、無理のない食事にすることも1つの方法ですよ。
 
2004年7月14日(水)
うー、しみるーPartU



     さあ、おじさんの口の中はどうなっているのでしょう??

先生  「痛いですよね〜。まず、痛みのもとれるので、お薬をつけましょう。いちごちゃん!」

いちご 「はい。いつもの・・いつもの・・これをつけて・・・」

おやじ 「いちごちゃん、はやぐ頼むよ〜。いで〜んだで!」

先生  「今いちごちゃんがつけている薬は、口内炎・舌炎のお薬です。」

おやじ 「ヘンヘイ、これでよくなるんかい?」

先生  「口内炎について、おじさんに説明しましょう。

口内炎は口の中の炎症の総称なんですよ。口の中の病気はいつくかに分けられます。

@カタル性口内炎は、栄養不良や偏食などが原因です。こうゆう時は、抵抗力が弱くなっています。そうなると口の中住んでいる、細菌が、繁殖して、歯ぐき・舌・上あご・唇などが、ひどく赤くはれて知覚過敏になってしまうのです。

Aアフタ性口内炎は、月経・風邪・栄養不良などが原因で起こります。これも抵抗力が弱まっているときに発病します。歯ぐき・舌・上あご.唇に米粒くらいの小さい潰瘍(カイヨウ)ができます。これを別名アフタとも呼びます。この潰瘍は、真ん中が、白っぽくその周囲は赤く縁取られています。」

おやじ 「ふ〜〜〜ん。先生、そんなにいろいろあるんかい?おらのは、結局どれだい?」

先生  「おじさん、まだ種類はあるんですよ。もう説明で飽きてきたかな?じゃあ、続きの種類を・・・」

心:  おじさん、説明にあきちゃったかな?では、この続きはおじさんが、飽きてしまったので、また明日〜

2004年7月13日(火)
うー、しみるー

    暑い日が続きましたね。しかし、昨日から、今度は雷とものすごい量の雨!!
    こう天候が変化してしまうと、体調も崩れやすいものです。
    今日も山からおじさんが、やってきました。
 
おやじ 「先生、ひるかい?(いますか?)フガガガー」
いちご 「いますよ。おじさん今日はどうされました?なんだかしゃべりにくそうだけど・・」
おやじ 「ほうなんだー。昨日から、フガガガー 口の中がー・・アイテテテ。なんかでき・・ちゃ・・って。」
いちご 「本当に痛そうですね。では、診察してもらいましょう。お待ちくださいね。」
 
先生  「おじさん、口の中が痛いんですか?」
おやじ  「ホウなんだー。フガガガー ここ、ここ、ここんとこ痛ーんだ。ヘンヘイ みてくんねいかい?」
先生  「では、口を開けて。もう少し大きく開けれますか?」
おやじ  「イデ〜イデ〜。ここで精一杯だ。おらもう開けらんねー」
 
先生  「あ〜下唇の内側ですね。他に舌の先も白くなっていますね。口が開けにくいのは・・・あー口角が切れていますね。」
おやじ  「先生、早く痛みとってくんねいかい。おらもういだくで、いだぐで・・泣いちゃうぞ」
 
心:  おじさん、もういい年なんだから、泣かないで下さいよ。でも本当に痛そうな口の中。口内炎て、結構痛いんだよね〜。私も時々なるから痛みは、よくわかります。
 
今日は、短いけど、ここまで。ちょっと疲れちゃいました。また明日続きを書きますので、ご了承下さい。
ではまた〜
                            つづく BY いちご
2004年7月10日(土)
先生、今日も大忙し!!

     診療所と先生の予定は、診療所のいろいろなところに書き込まれています。
     1週間の予定は、クラークさんが主に書き込んで管理しています。
     他に月間〜年間予定は、カレンダーに書き込まれています。
 
先生  「いちごちゃん、今日は往診あるの?」
いちご  「ありますよ〜。先生、ここのところ往診は、毎日入っていますよ。今日は・・・三角山のXXさん、**さんですよ。」
クラーク「ホーッホッホ!私は、綺麗、美しい〜。先生、他に今日は、新しい機械の説明に『昨日器械の××さん』も午後1時ごろにみえますわ。」

先生  「そっ、そうですか・・・今日も忙しいな〜。他にはないよね。」
いちご  「あっ、!そういえば。先生、『地元小学校』の書類預かってますよ。今日までに記入して欲しいそうです。大丈夫ですか?」

先生  「エ、エエ。それはかいてあ〜??るよ。」
技師  「そうだったカッショ!昨日レントゲンの点検に来てもらったカッショ。特に異常はなかったでカッショ。後は先生のサイン下さいカッショ。」
 
心:  Oh〜今日も先生、大人気!!???ご多忙ですね。何かお手伝いを〜と思っているのですが・・・
 
先生  「今日の予定は、わかりました。さあ、では診察始めますか。1番の患者様お呼びしてください。」
 
診察は、本日は午前中だけで78人。もちろん12時を過ぎてしまいます。その後は、薬屋さん・機械屋さん・各メーカーの方々・銀行さん・自賠責などの保険担当の方 等・・・数限りない業種と内容のご面会が日々あります。
更に、往診。これも以前から紹介しているように、場合によっては、片道30分くらいの患者様のところまで行っております。
これを、午後2時の診察までにこなしているわけです。午後も60人〜70人くらいの患者様が、診察にお見えになります。
 
先生  「いちごちゃん、今日はOPEもあるよね。」
いちご  「はい、あります。準備に特に必要な物はありますか?」
先生  「う〜ん、アレコレはそろっているよね。それがあればいいですよ。」
いちご  「はい、アレコレは準備してあります。」
 
とまあ、こんな感じで、OPEの患者様も夕方の診療が終わってから治療しております。
 
*いちご情報*
このようにOPEも、PM6:00以降に 1日1件が精一杯の状態です。患者様には大変ご迷惑をおかけしているかも知れません。しかし、先生の志の1つでもある??「地域密着型診療所」であるためには、OPEの時間もこの時間になってしまうわけです。OPEを受けたい方々にとって時に、「もっと早い時間に・・」と思われる方も多いでしょうが、どうかご理解してください。
 
OPEも無事終わり、スタッフである いちごたちは帰宅しますが、先生の仕事はまだまだ続きます。患者様からお預かりした書類作成・HPの充実化(この日記もいちごが書いた物を先生にメールして、アップしております)・薬の注文など・・・本当に多忙なのです。
患者様の中には、もっと早く書類を・・OPEの希望を・・HPのアップを・・と思っておられる方も多いと思うのですが、本当に1日中休む間もないくらいなのです。ですから、ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解をお願いいたします。
 
*いちご情報*
こんなに忙しい先生ですが、スタッフへの気配りも忘れず、新しい商品見本があれば分けてくれたり、頂き物のお菓子などもいただいちゃってます!!ですから、診療所のスタッフはここから離れられない!居心地がいいんです〜〜
 
こんなことで、今週の診療所の仕事は終わりますが・・・先生はまたまた、日曜日にも東京まで講習会へおでかけ・・なんてこともしょっちゅう。本当にお医者さんになるために、生まれてきたと言うか・・・良い先生なのです。
では、また来週〜〜
 
2004年7月9日(金)
プール、プルプル PartU 

     なつこちゃんの診断結果は・・・
 
なつこ母「そうですね!なつこの眼赤いですね。なつこ、いつから?」
なつこ 「う〜ん?わかんなーい」
いちご 「じゃあ、なつこちゃん眼はかゆくないの?」
なつこ 「かゆいよ。昨日かゆかった。」
先生  「お母さん、もうなつこちゃんは学校でプールに入っていますか?」
 
心:  もちろん、入っていますよね。だってこんなに暑いんだもん。今入らなくては、夏が終わっちゃう??
 
なつこ 「入っているよ。昨日も入った。」
先生  「はは〜ん。これは・・・」
 
心:  なんなの???
 
先生  「喉の痛みと、高熱、眼の充血は・・・もしかすると、プール熱かもしれないね。」
一同  「プール熱??」
先生  「そう、プール熱です。今年、流行しているようです。
では少し、説明しましょう。
 
プール熱とは、正式病名は、咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ) と言います。
主な症状は、 発熱: 38〜39度  咽頭炎: のどの痛み  眼症状: 眼の炎症、結膜炎 などです。
原因は、アデノウイルスといわれる、ウイルスです。名前のように、プールで感染することが多いことから、『プール熱』と呼ばれています。」
 
なつこ母「ウイルスということは、人にうつるんですね。困ったわ〜 なつこの下に あきお という弟がいるんです。先生、どうすればいいですか?」
 
先生  「そうですか、予防方法は、まず 手洗いとうがいですね。これは、普通の風邪の時と同様ですよ。
そのほかに、なつこちゃんの症状が治まるまで、しばらく離れていたほうがいいでしょう。特にタオルなどは、別の物を使ってください。あとは、あきおくんも、プールから上がったら、十分にシャワーをあび、よく眼を洗い、うがいをすることですね。」
 
なつこ母「なつこ、しばらくおうちでゆっくり病気を治そうね。」
先生  「なつこちゃんには、熱があるので、お薬を出しておきますね。他に眼薬を出しておきますよ。つけてあげてください」
 
*いちご情報*
目薬を差すときは、薬の先を眼に直接つけないようにしましょう。また1滴入れば十分な量です。たくさんつけても早くよくなるわけではありません。適量をつけるようにしましょう。
 
いちご 「では、なつこちゃん、熱が高いからたくさん水分とってくださいね。お水でもお茶でも、ジュースでもいいですよ。あとは、うがいもちゃんとしてね。」
 
今年は、プール熱が流行しているようです。暑い時期、高熱はつらいものです。お子様のプールのあとのケアを、おうちの方は十分にしてあげてください。
本当に、暑いですね。熱が出なくても、いちごは熱が出そうです。外に行く時は、水分を十分取りましょう。また、水分だけでなく、塩分も取ることをお忘れなく。バランスをとりましょう。
では、また〜
 
2004年7月8日(木)
プール、プルプル

    本当に毎日暑い日が続きますね〜(最近このような始まりが多いな〜〜〜)
    診療所の中にいると、エアコンが効いていて、す〜ずし〜〜い♪
    しかし、往診に出かける時は、いちごはジャムになっちゃいそうです!!あ・つ・い
    小学校では、体育のプールが毎日の日課。今日は、そんな、なつこちゃんが登場です?来院です!!
 
先生  「なつこちゃん、おはよう。元気がないね。どうしたかな?」
なつこ母「おはようございます。今朝からなつこが、熱を出しまして〜。」
いちご  「なつこちゃん、耳で熱を測りますよ。動かないでね。」
 
*いちご情報*
体温計もいろいろな種類が出ています。測る場所も、脇の下・耳の中・口の中・直腸・・と様々です。
当院でも、脇の下・耳の中用をご用意しております。患者様の負担、効率的な診察を考え、診察中は、耳の中での測定をしております。
 
いちご  「熱は・・38度3分です。」
先生  「なつこちゃん、熱いよね〜。熱は今朝からですか?他に喉の痛みはありますか?」
なつこ  「昨日から喉が、痛い。。」
なつこ母「風邪ですかね?最近暑くて寝冷えでもしたのかしら?・・・」
先生  「う〜ん。なつこちゃんここに寝てくれるかな?」
 
心:  寝かせたと言うことは・・・おなかを診るのかな??こんな時は・・・おきまりポーズを!!
 
*いちご情報*
おなかの診察の時は、ベットに寝ていただき、膝を立ててもらいます。こうすることは、おなかの周りの筋肉が、1番ゆるむ状態になります。みなさん協力してください。(ぺこりい〜〜)
 
先生  「なつこちゃん、おなかは痛いかな?下痢はしてるかな?」
なつこ  「おなかは痛くない。下痢もしていないよ。」
先生  「そういえば、なつこちゃんの眼が赤いのはいつからですか?気になっていたんだけど。」
 
心:  おおーっと、先生。意外な症状を発見!先生は、本当によくいろいろなところを見ていますね。看護師のいちごも見習わないと・・・鋭い観察力を養う!!
 
なつこちゃんの病気は、風邪ではなさそうですね。さあ、先生はどんな診断をしたのでしょう。
2004年7月7日(水)
シミとれた、その後

    シミへのスポット照射は、無事に終わり・・・翌日
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい〜。いちごちゃん、両頬にくろーーいシミができましたわね。ホーッホッホ。これが、レーザーの後の効果ですわね。」
いちご 「そ、そうなんですう〜。レーザー後は、肌を大事にしたほうがいいから・・・ファンデーションも塗ったんですが・・・ぜーんぜん隠せないです。」
クラーク「ホーッホッホ!いいじゃないですかー。いちごちゃんのチャームポイントですわー。」
 
心:  えええ〜〜チャームポイントって・・・ファンデーションでも消えない物が・・・いつまで続くの??結構黒いよ〜
 
更に照射後4日目。シミの黒色は変わりなし!取れる気配なし!
いちご  「患者様の中には、照射当日に取れる方もいますよねー。照射部分が浮いてくるような・・・私のシミはいつとれるんだろう?」
技師  「いちごちゃん、何?落ち込んでいるカッショ??いちごちゃんらしくないカッショ!」
いちご  「シミの状態が変わりないから〜ちょっと心配になっちゃって・・・」
先生  「そんなことないですよ。あれだけ照射して、こんなに黒くいなっているのですから、絶対に取れますよ。このままなんてことはないですよ。」
 
その夜、ファンデーションを落として鏡を見ていると・・・
いちご 「あれ??シミのところの皮膚がやけに乾燥して浮いているぞ???」
 
一部分、はげているのでそう〜っとはがしてみると・・・
いちご 「と・れ・た!うわああああああ〜。シミがとれた!!!もしかして、反対側も・・・うわああああ〜これもだ!!うれぢい〜〜。」
 
次の日、診療所では・・・
技師  「いちごちゃん、なくなったカッショ!!ビックリカッショ?」
いちご  「そうなんです。なんにもなくなっちゃった。きれいになくなったよ。それにね・・・シミがあったことろは、ピンク色になるのかと思ったら、他のところと同じ色なんですよ。もう全然わからなくなったんです。
先生  「何を、騒いでいるのですか?またいちごちゃんが、寝坊でもしましたか?」
 
心:  あれ??このせりふ・・・どこかで・・・
 
いちご  「違いますよ。先生、シミが取れたんです。肌もピンク色にならずに・・・レーザーってすごいですね。」
先生  「レーザーはすごいですよ。いちごちゃんは、もう何回も照射していて、肌自体が良い状態だったんですね。徐々に照射のジュールをあげていったのが、よかったのでしょう。だから、肌に無理がかからず、シミが取れちゃあともピンク色にならなかったのでしょうね。」
 
心:  ほめられちゃったよ!あせらずジックリとですね〜
 
先生  「だからといって、お手入れを怠ってはいけませんよ。やはりこの時期は、紫外線対策は欠かさないでくださいね。シミの後は、肌を守ろうとして、メラニンで肌を守ろうとするので。」
 
*いちご情報*
肌の中にはメラニン色素というものがあり、肌を守る役目をしています。ですから色の薄い、赤ちゃんのような肌に日光が当たると、肌を守ろうと、メラニンたくさん出ます。黒くなって赤ちゃん肌を守ります。結果シミのように黒くなるわけです。 
 
いちご  「はい、紫外線対策ですね。ところで先生、次回のレーザーではここのシミにスポットを当ててくださいね。」
 
技師心: Oh〜。1つよくなると、人間は欲が深くなって、次々と欲求が出てくるカッショ。いけないカッショ。今回のように、常に美はあせらずでカッショ!!
 
                                        Byいちご
 
2004年7月6日(火)
とれた、取れた、シミ取れた!レーザーフェイシャル PartU
     
     さあ、心の準備もお顔の準備もできました。う〜ん、ドキドキ・ワクワク・・・
 
先生  「いちごちゃん、動かないでくださいね。怖いんですか??」
いちご  「す・すいません!なんだかワクワクしちゃって・・」
 
心:  ちょっと、怖い気持ちも少し・・・痛いかな?すごい光なんだよね〜
 
*いちご情報*
レーザーはすごい光を放ちます。レーザーは、黒いところに反応するので、必ず眼を保護します。患者様には専用のめがねをかけていただきます。でもこの眼鏡の中でも、眼は閉じていただくように説明しております。
 
先生  「では、行きますよ〜。(ジャッ!ジャッ!・・・) 痛くないですか?」
いちご  「痛くないです。なんともないです。」
 
心:  とは言ったものの・・・光の強さにビックリしちゃうんだよね〜 ほーら、また少し動いちゃったよ!!
 
先生  「いちごちゃん、ここにシミがありますね〜。今回は、ここにスポットをあててみますか?」
いちご  「えっええ〜。」
 
心:  うーん、スポットで当てると・・・シミが浮いてくるんだよね〜 でも、初めての体験。いちごピンチ!!!
 
*いちご情報*
スポットとは・・・シミなど気になるところに、集中的にレーザーを当てることです。普通は、レーザーを直接当てると痛みや暑さがあるため、当院の「キャンデラ社 ジェントルレーザー」は照射直前に二酸化炭素がでて、照射部分を冷たく冷やし、痛みを和らげてくれます。しかし、スポットでは、この二酸化炭素をださず、シミなどに当てると、より強く効果的に照射できます。こうすることで、特に気になるシミなどが、浮き上がってくるのです。これは、当院のレーザーの特徴でもあります。
 
クラーク 「何を怖がっているのですか?ホーッホッホ!いちごちゃん、当てていただきなさい。いつもコンシーラーを使って、頬のシミを隠しているじゃないですかー。」
 
心:  いつの間に・・・見破られていた・・・うう〜クラークさんにはかないません。やってみますか?!
 
先生  「では、右・左の頬のシミに 20J でスポットやりますよ。ちょっと、暑いですよ〜。いちごちゃん、うごかないでね〜」
 
心:  もうまな板のいちごです。怖くて声も出ないよ〜。Oh〜これは・・・今までとは違う。。何か長い針で刺されたような感じです。あぢ〜〜。でも3回だけだから・・・1・2・3 終わった。
 
先生  「Oh〜 これはすごい。もう黒くなっちゃったよ。よく反応しているよ。」
クラーク「本当ですわ〜。これは・・本当のいちごちゃんですわ〜」
技師  「本当だカッショ!いちごちゃんにいちごの種ができたカッショ。」
 
心:  なんだよ。何だよ。いちごの種って・・・そんなに黒いの?確かにヒリヒリしているけど・・だけどビックリしたな〜
 
先生  「では、これで終わりですよ。いちごちゃんよく冷やしてくださいね。後は、患者様に説明しているから注意事項はわかっているよね。」
いちご  「ありがとうございました。(ペコリ〜) はい。日焼け防止ですね。それと、スポット照射したところは、引っかいたりしないことですよね。」
 
     さあ、スポット照射した頬のシミは・・・どうなったのでしょう?
     実際には、いちごの種なんて、かわいい呼び方ではありませんでした〜
     明日は、シミのその後について・・・です。
2004年7月5日(月)
とれた、取れた、シミとれた! レーザーフェイシャル

    はあ〜。暑い暑いですね。長野も暑いです。とても暑いです。
    今週も始まりましたね。診療所も暑くなっても、変わりなく患者様に来ていただいております。
 
    いちごは、レーザーを設置してから4回ほど?正確に言いますと・・・レーザーフェイシャルを4回行いました。
    何か、変化が・・・見え始めました。
 
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい。いちごちゃん???今朝はお化粧もせずに・・・どうされました?」
いちご  「クラークさん、今日は待ちに待った、レーザーフェイシャル後、2週間目ですよ〜。」
クラーク 「Oh〜〜〜。ワタクシとしたことが・・・・ホーッホッホ!忘れておりました。」
いちご  「忘れていたんですか?私なんて、ワクワクして今日を待っていたんですよ。」
 
*いちご情報*
レーザーフェイシャルは、照射後2週間でできます。顔の皮膚は再生が早いため、間隔が短いのです。
 
技師  「何、朝から騒いでるカッショ!また、いちごちゃんが、寝坊でもした?カッショ?」
いちご  「今週は違いますよ〜。今日は、レーザーフェイシャルをする日なのです。」
 
技師心: いちごちゃん、それはあなたが、自分で決めていた予定でカッショ?まずは患者様優先ですよ〜。わかっているカッショ?
(Oh〜。今回は新しい☆。技師さんの心の声も聞こえてきました。)
 
患者様の診察が一段落したので・・・早速いちごは、先生に近づいていきました。
 
いちご  「先生、お疲れのところ申し訳ないのですが・・・レーザーフェイシャルお願いします。」
先生  「いいですよ。朝から、お化粧もせずに準備していたんですよね。前回は、14J(ジュール)だったから、今日は16Jにしてみましょう。」
 
心:  なっなんと心優しい!!ところで、16・・・大丈夫かな?ちょこっと怖いけど。他の医院様ではもっと強くやっているところもたくさんあると、メーカーの方が言っていたし・・・もう〜なんとでもなれ〜〜〜
 
*いちご情報*
レーザーの強さの単位は、ジュールという熱の単位で決めます。照射する部分によってこれは変えます。また当院では、いきなり強く照射するのではなく、徐々に強く照射するように、弱いジュールからはじめております。
 
いちご  「がんばってみます。でも前回も実は・・・ぜ〜んぜん痛くなかったんです。まあ、多少産毛の生えているところは、痛かったけど・・」
クラーク 「ホーッホッホ!いちごちゃん、鼻の辺りのときはかなり動いておりましたよ〜。それに、産毛が生えていたのでしょう。鼻の下の時は、アチッとおっしゃっていましたわよ〜。ホーッホッホ!」
 
心:  Oh〜、クラークさん。今日の予定は忘れていたのに・・・なんでそんなこと覚えているの?・・・
 
いちご  「鼻の下は痛いんですよ〜。クラークさんだって、痛いって言っていたじゃないですか。でも4〜5回だけだから、今日も我慢しちゃいます。男性の患者様もやっているんですもんね。」
 
心:  よ〜し。今日もレーザー照射して、ますます綺麗になっちゃうぞ〜。めざせークラーク番長!!
 
     では、また
                                      By いちご
2004年7月3日(土)
足、かゆかゆ、かゆーい!PartV

心:  今回は、理解できているみたいだけど・・・白血球に君をつけなくても・・・
 
おやじ  「ところで、先生。おらこれからどうーしたらいいんだ?」
クラーク 「ホーッホッホ!おじさま、何をおっしゃってるのですか?もちろん山へ帰ればいいのですわよ。」
 
心:  ??なんだか、クラークさん、おじさんに似てきた??ちょっと・・・的はずれですかね?
 
おやじ  「クラークさん。何言ってんの???!!おら、山に帰るよ〜」
いちご  「おじさん、まだですよ。かゆいんでしょ?治療、治療しなきゃ。来てから、足洗っただけですよ。」
おやじ  「オオーそうだった。あぶね〜。危うくクラークさんにのせられるところだった。で、先生、おらに何かしてくれるんかい?」
先生  「そうですね、おじさんの場合はまず、外用薬ですね。角質化の場合は、内服薬で治療という方法もあります。外用薬には、当院で取り扱っているものとして、水タイプとクリームタイプがあります。どちらにします?」
おやじ  「そうだな〜。やっぱり、水虫ってことで、水タイプかな?」
いちご  「そうじゃなくて、おじさん。自分の生活に合ったものを選択してくださいね。おじさん、さらっとしたほうがいいですか?しっとりしていたほうがいいですか?」
おやじ  「いちごちゃん、やっぱり男はさらっといかなきゃ〜」
 
心:  え〜〜〜何言ってんの??とりあえず、水タイプでいいのかな?
 
先生  「では、今回は水タイプを処方しておきましょう。治ったな、思ってもかなり長く菌は存在します。かゆみがなくなっても、最低3〜6ヶ月は、治療を心がけてください。それと、清潔にも心がけてくださいね。だからといって、石鹸を使って洗わないようにね。」
 
*いちご情報*
水虫になってしまったら、先生に言われたように、清潔が1番。だからといって、石鹸は使うと症状が悪化しやすくなります。自宅へ帰ったら、まずシャワーなどで足を洗い、よく乾かしましょう。
 
*いちご情報 おまけ*
お風呂やプールあがりは、厚い角質がふやけてはがれやすくなっています。ですから、足ふきマットなどを使うと摩擦で白癬菌を含んだ角質は剥がれ落ちます。それを次の人が使うと、伝染する可能性があります。お互いに気をつけましょう。
また、足の蒸れを防ぐために靴下を履き、汗を吸い取ることは良いことです。しかし、白癬菌は靴下の網目をくぐりぬけてしまいます。ですから、靴など共有することで、伝染する可能性があります。極力避けましょう。
 
おやじ 「先生、ありがとう。おらこれから薬つけて、さらっとしていくで〜。なんだかおら、気持ちまでさらっと、スーっとしてきちゃった。」
 
心:  おじさん、さらっと、スー って言ってるけど・・・先ほどから暑いからか、エアコンに近づいているんだけど〜そのためじゃないですか?
 
2004年7月2日(金)
足、かゆかゆ、かゆーい!PartU

     さあ、おじさんの足のかゆみは???今日は先生も登場しますよ〜〜
 
おやじ 「Oh〜 きもちい〜〜〜い。おら、人に足洗ってもらうのなんて・・・子供のとき以来だな〜。なんだか母ちゃんのこと、思い出しちゃったな・・・グスッ」
 
心:  ちょっと、ちょっと、おじさん、涙ぐまないでよ〜というより、おじさん、子供のときって今から何十年前??
 
おやじ 「な〜んてね。ヘヘヘッ。いちごちゃん、気持ちいいで〜。これから毎日洗ってくんねいかい。」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい〜。おじさま!何をおっしゃってるのですか。いちごちゃんは、診療所の看板で、忙しいんですよ。毎日おじ様が、遊びに来られては、困りますよ。ホーッホッホ!」
 
心:  Oh〜 美人だけあって、いいこと言うね〜 いちごを看板とは・・・??見た目が??じゃないよね。ハハハ
 
おやじ 「ごめん、ごめんなさい。そんなことはしませんよ〜」
先生  「何だか、騒がしいと思ったら、山のおじさん来ていたのですね。ところで、今日はどうされたのですか?診療所に遊びに来たの?」
おやじ 「先生。何言ってんの?おら、足かいーんだよ〜 遊びに来たんじゃないんだよ〜」
いちご 「どうも、今日ゴルフに1日行っていて、珍しく靴を1日中履いていたらしいんです。そうしたら、足の指の間がかゆいらしいんです。汚れていたので、足浴しておきました。」
先生  「では、診察しましょう。足の指ですね。あ〜ここですね。第3趾と第4趾の間が、ジクジクしていますね〜。このあたりがかゆいんじゃないですか?」
おやじ  「そうそう。そこそこ。かいーんだよ。で、先生、何でだい??」
先生  「これは、水虫ですね。」
一同  「え〜〜〜〜!!水虫〜〜〜。」
先生  「そうです。水虫です。ではまず、水虫とは・・・白癬菌 (水虫の原因) が皮膚や爪について、症状がでます。この白癬菌は、高温・多湿を好みます。
ですから、靴を履いた、おじさんの足に症状がでたのですね。
水虫には、大きく分けて3型に分けることができます。

@趾間型水虫  長時間靴を履き、汗のたまりやすい足の指などに症状が出ます。
これは、白血球が、白癬菌の毒素をやっつけるために集合し、そうすると毛細血管が開いてきます。こうなると血液中の水分(血漿)が、外へ漏れ出します。その後、角質層の下にたまり、水ぶくれができます。これが、破れジクジクします。

A
小水疱型水虫  症状の経過は@の趾間型とほぼ同じですが、白癬菌の増殖によって、発生部位は土踏まずや足の側面、指の腹などにも広がります。また水泡は直径1〜1.5cmくらいにまでなることもあります。さらに症状が進むと、白血球の死骸として膿がたまり、ひどい状態になります。その後回復に向かうときには、かさぶたができてきます。

B
角化型水虫  更に症状が進むと、白癬菌は足の裏全体に広がります。今度は、ジクジクから、角質層が厚くなり、乾燥してきます。その後、ひび割れてきます。
 
@Aのときは、かゆみ症状がひどく、高温多湿の夏に悪化しやすくなります。Bのときは、かゆみはあまりありませんが、薬の効きが弱くなります。」
 
おやじ 「そうか〜。おらの場合は、ジクジクだから〜。白血球君たちが、戦っているんだ〜。」
いちご 「そっそうですね。まあ、戦っているんだけど〜・・・」

                                つづく BY いちご
 
2004年7月1日(木)
足、かゆかゆ、かゆーい!

     6月もあっという間に過ぎ〜今日から7月ですね。梅雨明けはまだまだ?だけど暑さは真夏なみ。
     診療所の中も暑い暑い。患者様に (暑がりのスタッフに?) 少しでも快適にお過ごしいただけるように、今日もエアコンが活動中です。
 
おやじ 「アジ〜(暑い) アジ〜(暑い)。今日も暑いねえ〜。」
いちご 「本当に暑いですね。今日はどうされたのですか?」
おやじ 「あっ、そうそう。いちごちゃん、足がかいーんだ!(かゆいんです) 」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい〜。おじさま、足がかゆいのですか?掻けばいいではないですか?」
おやじ 「なっ、なんだよー。かけばいいって、クラークさん。つれないね〜。おら、先生にみてもらいてーんだよ。」
 
心:  クラークさん、それは確かなのですが・・・おじさんも、最近先生に会っていないから、会いたくなっちゃったのですか?
 
技師  「あら?おじさん珍しい!靴下はいてるでカッショ!ということは・・・靴はいてきたでカッショ?」
おやじ 「技師さん、よく気がついてくれたなー。そうなんだー。今日は楽しい、ゴ・ル・フだったんだでー。ルンルルウーーン。おらだって、ゴルフの時はズック履くでー。」
 
心:  ズックって・・・まあ、間違いでは間違いではないけど・・・おじさんだから許される?範囲の言葉だな〜でも、また行ったなー、ゴルフに・・・そしてすごい浮かれているな〜
 
いちご 「おじさん、足のどこが、いつからかゆくなったのですか?」
おやじ 「おおー、そうそう足の指の間がかいーんだ。すっげーかいーんだよ。いつから???いつだっけ?前から時々かいーって思っていたけど・・・今日のゴルフやっている時に、ものすげーかいくなったんだでー(ものすごくかゆくなったのです)」
いちご 「そうですか。では、先生に診てもらいましょうね。ところで、靴下はいてきたけど・・・かなり黒いけど・・足は?きれい?おじさん。」
おやじ 「やべ!ゴルフの後、あまりかいかったから、風呂はいらず来たんだった。・・・」
 
心:  ええ〜。じゃあ、臭い?おおっと、こんなこと言ってはいけない、いけない。ではまず・・・これやりますか〜
 
いちご 「はい、じゃあまず先生の診察の前に足を洗いましょう。こちらへどーぞ。」
 
*いちご情報*
当院では、傷や湿疹部分など場合によっては診察前に、消毒液の入った水で洗う時があります。また、突然の怪我などで傷口が汚れているときは、綺麗に洗ってから診察を行います。こうすることで、傷の治りを早めたり、感染を防ぐことができます。
 
               今日は、ここまで・・・おじさんの足のかゆみはなんだったのでしょう。
                                     Byいちご
 
 
2004年6月30日(水)
いちごちゃん クラーッ PartV

     昨日でた検査結果でいちごちゃんのふらつきの原因は、貧血ではありませんでした。でもせっかくですからもう少し、貧血について勉強してみましょう。っていうか〜いちごが勉強したいんです ウウウーーー
 
先生  「さあ、鉄分が減ってしまうってどういうことかな??」
いちご  「減ってしまうってことは〜 鉄の量が少ないんだから・・・」
技師  「どうしたカッショ?いちごちゃん、声っきり 小さくなったカッショ!」
 
心:  声っきりって、態度も十分小さいですよ〜もうー。今考えているんだから・・・だけど・・・減るってことは?
 
いちご 「そうです。そうです。減るってことは、鉄の量が少ないんだから、@鉄をとる量が少ないか A鉄を使う量が多いってことですよね! えっへん!!ではいちごが説明いたします。
 
@鉄の摂取量が少ないとき
鉄は食事で摂取しているので、極端に制限した食事(特に若い女性の極端なダイエットなど・・)や、偏食などにより、鉄の吸収が上手くできないときのことです
A鉄の需要が多いとき
鉄分が出てしまうということは、原因として出血が考えられます。特に女性は、月経が主な原因の1つになります。他に胃潰瘍や大腸からの出血なんてことも原因の要素です。」
 
技師  「いちごちゃん、やればできるでカッショ!いつもそうしていて欲しいでカッショ。」
先生  「本当ですね。やればできるでカッショ!ああーっ違った。できて当たり前ですよ。習っているのですから。それに、いつも患者様の診察についているのですから、聞いているでしょ?」
 
心:  あらら・・・先生もうつっちゃったカッショ!あれ?私もだ〜
 
いちご  「そうですね。だから先生は、患者様に 『便の色』や食事の量など聞いているのですね。」
クラーク 「???ホーッホッホ!なんで『便の色』なんてお聞きになるのですか?私は美しいのです〜〜。」
いちご  「大腸からの出血が考えられるときは、便の色が赤に近いんです。また胃からの出血のときは、便の色が黒くなるんです。ですから先生はさりげなくですが、患者様の体の状態を確認しているんですよね〜」
先生  「そうですよ。情報は大切なんです。検査に頼ればいろいろわかるのですが、その前に患者様の声が大切なんですよ。ところで、今回のいちごちゃんの、ふらつきの原因は・・・きっと低血糖ですね。」
いちご 「・・やっぱりですか〜11時ごろでしたしね。おなかすいていました。さっきこっそりアメなめたら今は元気になっちゃいました。」
技師  「なんだカッショ!アメなめたカッショ?」
 
心: ええ?アメなめたことに反応しているのですか?ふらつきの原因が低血糖だったことに驚いてくださいよ
 
クラーク 「でも先生、いちごちゃんも貧血になる要素が、いーーーぱいありますわよ。ホーッホッホ!まずはお菓子大好きでしょ、不規則な生活で朝食はとらないでしょ、他に・・・」
いちご  「クラークさん、もういいですよ。わかりましたから〜。ちゃんと食事します。」
先生  「いちごちゃん、いけないですね。患者様のお世話をしているのに、自分ができていないとは・・食事も栄養のことなど考えていますか?先日もファーストフードから出てくるのを見ましたけど・・・」
 
心:  ええーーー。先生って目がいいから、どこにいても見つけられちゃうんだよね〜
 
いちご 「はい、わかっています。では鉄分の多い食品
一般に鉄分の多い食品として、レバーやうなぎ、ほうれん草などがあります。しかしこの食品の中でも、特に鉄分の吸収がいいものと、工夫次第で吸収がよくなる物があります。
 
鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
ヘム鉄:うなぎ・煮干・レバーなど 魚や肉に含まれています。これは「非ヘム鉄」に比べ数倍吸収が良い食品です。
 
非ヘム鉄:しじみ・切り干し大根・ほうれん草・大豆食品・ひじきなど、野菜や穀物に含まれています。この食品は、ヘム鉄食品に比べ、吸収がよくないのです。しかし、動物性タンパクと一緒になると、ぐんっと吸収がよくなります。ですから、ほうれん草などは、おひたしにするより、ベーコンと炒める。牛乳やバターを使いグラタンにする。 豚肉やさつま揚げなどをいれた、切り干し大根やひじきの煮つけにする。など・・工夫しだいでレパートリーはいっぱいです。 」
 
クラーク 「いちごちゃん、すごいですね〜それだけ知っていればもう、貧血にはなりませんわね。ホーッホッホ!」
技師  「ダメだカッショ。ちゃんと食べてこそ栄養になるカッショ。それには明日からまた、早起きするカッショ。」
一同  「うん、うん。そうだカッショ。」
 
心:  そうだな〜でもこれが1番いちごにとっては、過酷な試練!!
 
*いちご情報*
上記のように、脱貧血メニューをとる事はとても大切です。でも、今回のいちごのように、食事を取らないことが1番よくないことです。貧血があるからといって、嫌いな物を無理に食べることはあまりよくないことです。特に成長期のお子様などは、食事自体が苦痛にならないように、バランスの良い食事を取ることのほうが重要です。
毎日の食事でとる事は、とても大変ですが、ひじきや切り干し大根の煮つけは1度にたくさん作っておいて、冷凍しておくのはどうでしょう?1回分ずつでしたら、見た目にもよく、はし休めとしてとることもできます。忙しいときこそ、しっかりした食事が必要なのですね。
 
*いちご情報 おまけ*
食事でも改善されないときは、もちろん医師の診断により、内服治療という方法もあります。この時鉄剤は、緑茶・コーヒー・紅茶と一緒にとらないことは、原則です。これらの飲み物に含まれるタンニンが鉄の吸収を悪くします。食事のときも同様で、食事前・食事後に飲むものは、ほうじ茶やウーロン茶にしてみてはいかがでしょう。もちろん、緑茶やコーヒーを飲んだから全く吸収されないわけではありませんので、少し頭の隅にいれて参考にしてください
2004年6月29日(火)
いちごちゃん クラーッ PartU
    
     採血も終わり、一汗ぬぐい・・・さあ、いちごちゃんの血液検査結果がでましたよ!
 
先生  「う〜ん・・・」
いちご  「(ゴクリ) 先生〜どうでした?見せてくださいよ。」
先生  「どこも異常ないよ。ふらつくのは貧血のせいかな?って思っていたけど・・・予想以上にハーベーの結果もいいよ。」
 
*いちご情報*
貧血や白血球の検査は、一般に『血算』 と呼ばれています。赤血球・白血球・血色素・血小板の数などがわかります。ここで先生が言っている 「ハーベー」ですが・・・これは血色素数のことで、ヘモグロビンの量のことで、『Hb』と記されることから、ハーベーと呼んでいます。
 
いちご  「ところで、血色素はいつくでしたか?」
先生  「14.6mg/dl でしたよ。いちごちゃん、本当にこの数字だけで、貧血についてわかっているのですか?」
いちご  「また〜、先生大丈夫ですよ!最近いつもなんだかテストされちゃいますね〜。でも一応先生の説明きいておこうかな・・・」
先生  「本当に大丈夫ですか?では、貧血について少し以前習った記憶を思い出してくださいね。

貧血とは、一般的に呼んでいる物は、(たぶんいちごちゃんの思っているものは) 「鉄欠乏性貧血」のことです。これは、体の中の鉄分が不足しており、ヘモグロビンを充分作れなくなり酸素の運搬能力が落ちてしまうことをいっているのです。では、酸素が体の中を運搬される仕組みについて・・・
血液には、赤血球という血球が含まれています。赤血球は、骨の中にある、赤色の骨髄にある、幹細胞という細胞が、分かれてできます。そのときに、腸から吸収した鉄分を材料として、ヘモグロビンという血色素が作り出されるのです。

ヘモグロビンのお仕事について・・・
ヘモグロビンの中の鉄分は、酸素濃度の高いところでは、酸素と結びつき、酸素濃度低いところでは酸素を放すという性質があります。 このヘモグロビンのお仕事によって、赤血球は呼吸によって得た酸素を肺で取り込んで体のすみずみの組織にまで酸素を運ぶのです。
 
どうですか?少し思い出しましたか?」
 
クラーク 「いちごちゃん、大丈夫ですか?ホーッホッホ!なんだかきょとんとしていますわよ。」
いちご  「だっ、大丈夫ですよ。失礼だな〜知っていますよ。改めて再認識していたところなんですから・・・ヘーッヘッヘ!」

先生  「健康な人であれば、赤血球が体に必要な酸素を体の各部分の組織にまでどんどん運んでくれます。でも今度は何かの理由で、この鉄分がなくなってきてしまうとどのようになりますか?」
いちご  「息切れやめまい症状ですよね」
先生  「自信たっぷりのようですが、当然このくらいは知っていて当たり前のことですよ。」
 
心:  そっそんな〜 じゃあ質問しないでくださいよ。
 
先生  「でもどうしてめまいや息切れがするかわかっていますか?」
いちご  「ええーっと・・体の中の鉄分が不足すると、ヘモグロビンが十分作れなくなって、酸素の運搬能力が落ちてしまうのです。こうなると、体の組織が酸欠状態になり、めまいや息切れ症状がでるのです。」
先生  「では何故この鉄分が減ってしまうのか?という原因を考えることで、患者様の病気を探すわけですよ。」
 
心:  ええーーー。せっかく答えたのに・・・なにか先生反応してくださいよ〜〜〜
 
 
2004年6月28日(月)
いちごちゃん クラーッ

    また雨が降り始め、蒸し暑くなっています。
    いちごが日記を担当してから3週間が過ぎ・・・そろそろいちごにも疲れの色が〜今日のいちごは、寝不足のためなのか、体がだるくて・・・
 
いちご  「ふぁ〜、ウウーン。疲れた〜。(ゴキッ、ボキボキ)」
クラーク 「ホーッホッホ!今日も私は綺麗、美しい〜。いちごちゃん、どうしたのですか?今日もお寝坊ですか?いけませんわね〜。」
いちご  「違いますよ。今朝は寝坊してませんよ。ただ、なんだかだるくて、だるくて。まあ、寝不足もあるのですが・・・昨夜もなかなかHPのいいネタがなくて・・・(ゴキゴキ)」
技師  「どうしたカッショ?お疲れモード?普段勉強しないから、疲れたカッショ?」
いちご  「ひどいですよ〜。ただ、仕事が終わってから、パソコンに向かっていると、つい寝る時間が遅くなって、そうすると次の朝が起きれなくて・・・結果、朝食とれなくなっちゃうんですよ。そのせいかな?だるくて。」

先生  「どうしました?やっぱり、いちごちゃんには、日記は重荷だったかな?いちごちゃんに任せたのは・・・間違いだったかな?」
いちご  「そんなことありませんよ。がんばっているんですから。もう少し・・・(フラ〜) 」
先生  「おっと、大丈夫ですか?」
いちご  「えっ・・・ええ・・大丈夫です。なんだか今ちょっと目の前が暗くなって。」
先生  「ちょっと検査してみましょうか?今年の当院の健康診断まだでしたね。ついでにやっちゃいましょうか?」
 
心: Oh〜先生、ありがとうございます。でもどうなっちゃったのかな?なんだか、最近疲れが抜けきらないような・・・検査で何かわかるかな?
 
クラーク 「いちごちゃん、今回は騒がないでお願いいたしまわよ!」
技師  「本当、いちごちゃんは、看護師で患者様に注射や採血はするのに・・・自分の時は騒ぐんだカッショ〜。」
いちご  「だっ大丈夫ですよ!今回は静かにします。だけど・・・ちょっと怖いな〜だって痛いんだもん!」
先生  「いちごちゃん。患者様はいつもそういう気持ちでいられるのですよ。たまには患者様体験のつもりで、自分が逆の立場になることも勉強もうちですよ」
いちご 「そうですね。患者様の気持ちになって、検査してみます。」
 
*いちご情報*
当院では、スタッフの健康診断を年1回行っております。一応全員今のところ、院長からの健康印のお墨付きをいただいております。
 
    いちごは、早速検査のために採血してもらいました。さあ、今回は騒がずに検査を受けれたのでしょうか?・・・
 
いちご 「はあ〜汗かいちゃった。やっぱり針を刺されるのは怖いね〜患者様もこんな気持ちなんですね。毎回大変な思いなんですね。わかってはいたけど・・・たまには再認識することも大切ですね。」
先生  「いちごちゃん、いい体験になっているようですね。まあ、とりあえず採血部分はしっかり押さえて結果を待ちましょう」
 
*いちご情報*
針を刺した部分はしっかり押さえましょう。時々、もんでいる患者様がおられます。血管に針を刺した場合は、血管に穴が開いています。しっかり抑えることで穴がふさがります。圧迫止血の方法です。
また、反対に皮下注射や筋肉注射のときは、血管に刺すわけではないので、よくもんでください。こうすることで、刺した部分が硬くならず、注射液が皮下や筋肉から吸収されます。
注射の方法によって、その後のケアも大切なのです。私たちスタッフも必ずケア方法を声かけするように心がけています。
 
     今日はここまで・・さあ、明日はいちごちゃんの検査結果が出る予定。どのような???
2004年6月26日(土)
忙しい、いそがし、ナイチンゲール
    
    戸狩診療所は、午後の診察も毎日行っております。ですから・・・・本日も満員御礼!!!
    午後1番の患者様の診察が終わり、診察室から出るところです。
 
先生  「では、林さん。お薬をお出しいたしますので、お大事に。」
いちご  「はい、お薬は待合室でお渡しいたします。お待ち下さい。お大事になさってください。」
先生  「次の方は誰ですか?」
クラーク 「はい。先生、えっと・・・あら?おじさまですわ。今日は・・・疲れ みたいですわ〜。全米オープンを毎日見続けた後遺症かしら・・・」
 
*いちご情報*
戸狩診療所は、HPでご存知方も多いと思いますが、早くから患者様に御自分のカルテ内容が見えるよう電子カルテを使用しております。さらにレントゲンもCTもFCR(デジタルシステム)ですから医師と同じ目線でみられます、診察室には、先生のほか、カルテ入力の補助として、美人クラークさんもいるのです。
 
いちご  「山のおじさ〜ん。どうぞお入り下さい。」
おやじ  「ふぁ〜い。どうもどうも。いちごちゃん、今のオラッチの山の林さんだろ?」
いちご  「あっ・・はい、そうですが・・・」

おやじ  「で、で、で・・・林さんどうしたんだ?どこが悪いんだ?このごろ顔色悪かったからな〜。なあ、なあ。どこが悪いんだよ〜」
いちご  「ええー、おじさんダメですよ。他の患者様のことはお話、できないんですよ。」
おやじ  「チェッ。いちごちゃんは、意地わりーなー・・なあ、先生。ちょっとくらい教えてくれたってなあ〜」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい〜〜。おじさま、いけませんわ!いちごちゃんを責めないであげてください。」
技師  「そうだ、カッショ!いちごちゃんは、意地悪っきりしているわけじゃないカッショ。」
 
心:  技師さん!意地悪っきりって・・・いつもしてないでしょ〜。「きりっ」て使い方難しいな〜 まあ、このことはいいとして・・・なんだか問題が!!
 
先生   「おじさん。だめだよ〜。他の患者様のこと聞いては。私たち、医療に携わる人は、患者様の秘密を厳守しなければならない義務があるんですよ。」
おやじ 「ほへ???秘密基地???!!!」

先生  
「では、ここでおじさんに 『医師の守秘義務』 について説明しましょう。
 守秘義務は、(秘密漏示)として 刑法第134条1 に提示されています。
医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
という、決まりがあるのですよ。」

先生  「ですから、よく知り合いだからといわれても、患者様の診療内容や手術なども結果写真(レントゲンや術前術後など)は患者様ご本人の承認をとらなければ、お見せできないんですよ」

おやじ 「ふーん」

先生  「おやじさん、自分のレントゲンや治療する部分の写真(使用前・使用後みたいな写真)を他の人に見られるのはいやでしょう」
 
おやじ  「おら絶対いやだ、先生。他人に興味本位で見られたくねえ。ごめん、ごめんなさい。」
 
いちご  「おじさん、医師の先生だけでなく、私たち看護師も看護師を目指すときの志の意があるんですよ。
そう!ナイチンゲール誓子です。
♪ナイチンゲール誓子〜われはここに集いたる 人々の前に・・・・・」
 
*いちご情報*
「ナイチンゲール誓子」とは、看護師としての誓いの言葉であり、患者様から得た情報を漏らさない、悪しき薬などを勧めないなど・・・バイブル的お言葉なのです。まあ、看護師である方ならばほとんどの方が、おそらく1度は暗記したことでしょう。私いちごも学生時代に生活した寮で、入寮1週間目に覚えました。このお陰で・・ホームシックになる暇もなく生活になじめたことが・・・なつかしい〜
 
先生  「いちごちゃん、もう懐かしむのはわかったから、おじさんの診察始めましょう。」
おやじ  「そうだ!そうだ!!早く、はじめてくれ〜〜〜」
 
心:  え〜〜〜。おじさんが、林さんのこと聞きたがるから・・・ナイチンゲール誓子になちゃったんっじゃないですか。
 
*いちご情報*
今回のように、みなさんも隣に座っている方の病状もとても気になるものです。でも私たち医療従事者は、上記のように、患者様の情報を患者様の同意なく教えることは、できないのです。みなさんも、このあたりご理解下さい。
 
はあ〜今日で1週間が終わります。明日はお休み!いちごは1週間分の休養をとります。では、また来週〜〜
 
 
2004年6月25日(金)
消毒と滅菌PartV

先生  「なんだか大きく違って覚えているけど」・・・ 気を取り直して。

先生  「君たちが、風邪をひいたとき喉を診察するよね。その時のヘラなんかが、そうだね。他にガーゼもカストと呼ばれる入れ物にいれて、オートクレーブで毎日滅菌します。ガス滅菌では、はさみや軟膏をいれるプラスチックの容器などのほかに、長く滅菌状態を保ちたいときにも使用します。」
 
タヌキ  「でも、滅菌したかどうかってどうやってわかるの?早とちりのいちごちゃん、時々間違えたりしていないのですか?」
いちご  「大丈夫です。滅菌すると、パックしてある紙の色が変わる、特殊な紙でパックしてあるんですよ。他に同じように、滅菌されると、黒い線が出てくるテープをはったり、インジゲーターという、完全に滅菌できたかどうかわかる紙状の検査棒を使って判断しています。」
タヌキ  「すっげー物、人間界にはあるんだなー。滅菌したかどうかを アリゲーター でわかるんだから。これなら安心だね。」
 
心:  アイゲーター?何だっけ?でもインジゲーターを聞き違えていますね。
 
いちご  「でもこの滅菌をする前に、1次処理として、使った器具を1度よく洗浄し、消毒しておきます。これは、使った器具を私たちが触れても感染しないレベルまで、処理することです。」

キツネ  「そうだ コン。あっぶな〜いもんね。コン。看護師の仕事は3Kなんていわれるもんね コン。
きつい・きたない・きけん だったよね コン。」
 
いちご  「1次処理は消毒薬で行います。
@高水準消毒薬 短時間の処理でもほとんどすべての微生物を殺滅できます
A中水準消毒薬 結核菌を含む細菌類とほとんどのウイルスや真菌を不活性化または、殺滅することができます
B低水準消毒薬 細菌や真菌の大部分とウイルスの一部に有効です。しかし結核菌や芽胞には無効で、耐性のある微生物が多く存在します。
とこのように3つ大きく分類されます。
このなかで、Aの消毒薬でクレゾール石鹸という消毒薬が、たぶん病院特有のにおいがするのだと思います。当院では、@のグルタラールを使用しており、臭いがないのかもしれません。」
 
先生  「はい!いちごちゃん、ご苦労様。よく調べて説明してくれました。タヌキ君、キツネ君わかったかな?」
タヌキツ 「わっかりまーした。」
おやじ  「タヌキ、キツネこんなところにいたんだな〜。だめじゃないか。ここは人間の診療所。君たちは、動物病院に行かなきゃ。さあ、山へ帰るぞ〜。先生、いちごちゃん、わるかったな〜。オレのところのペットが邪魔したな〜」
 
心:  ???タヌキ君とキツネ君は、おじさんのペットだったの???ペット・・・
 
とまあ、3匹?三人?で山へ帰っていきました。
 
*いちご情報*
梅雨から夏にかけては、病院や診療所だけでなく、自宅でも細菌やカビなどが多く発生しやすい時期です。特に食中毒などは、1年間の3分の1がこの季節に発生しています。
自宅でも、診療所のように特別な消毒薬は使わなくても、できる殺菌方法がたくさんあります。
 
・まず、手洗いは必ずしましょう。水で洗うだけでなく、石鹸でよく洗いましょう。
・調理器具は、熱湯消毒しよく乾燥させましょう。またふきんなどは、漂白剤につけて消毒します。洗濯の後でしたら、アイロンをかけるのもいいですよ。
・食べ物は、できるだけ加熱しましょう。また生ものは食卓の上に置いておかず、なるべく食べきりましょう。とくに納豆などに、卵を入れている場合は、気をつけましょう。
・買い物の時も、買う順番を考え、生ものは会計の直前に購入し、なるべく早く冷蔵庫へ保存しましょう。
 
などと、日常生活にすこ〜〜〜しだけ、お役に立っていただければありがたい いちご情報を載せてみました。
 
                                    By いちご
 
2004年6月24日(木)
消毒と滅菌PartU

    昨日は、消毒と滅菌の説明まででしたね。まだ肝心の「どうして診療所が消毒くさくないのか?」でしたね・・・
    引き続き いちごがご説明いたします。
 
キツネ  「コンコン。消毒と滅菌の定義はわかったコン!」
タヌキ  「診療所はこの2つの方法を使うとき、臭いがしない工夫があるんだ??ポンポコ」
クラーク 「ホーッホッホ!私は綺麗、美しい。いちごちゃん、しっかり説明しておあげなさい。昨日から1日経っているのですから、充分説明は考えられたでしょう。」
 
心:  クラークさん、そんな〜。プレッシャーかけないでくださいよ。
 
いちご 「はい、では診療所の消毒方法と滅菌方法について、説明いたします。滅菌方法は、加熱法 照射法 ガス法 ろ過法 薬液法 などに分類できます。金属など耐熱性器具に対しては、加熱法の高圧蒸気滅菌法 である 『オートクレーブ法』が一般的です。非耐熱性器具には、ガス法が一般的に用いられます。当院でも 『酸化エチレンガス法』を使っています。この2つの方法で、ほとんどの器具は滅菌することができます。」
 
キツネ 「じゃあ、毎日この方法で僕たちに使う、器具は滅菌されているのですね。」
いちご 「そうですね。でも普段毎日使う器具は、耐熱性のステンレスものが多いんです。だから『オートクレーブ』を使うほうが多いんですよ。それに、『オートクレーブ』は134度 3分30秒加熱し、その後乾燥させるので、30分〜1時間くらいで、滅菌ができてしまうほど、早いんです。」

タヌキ  「じゃあ、ガス滅菌はどのくらい時間がかかるの?」
いちご 「ガス滅菌は、とても時間がかかり 16〜17時間くらいかな?器具にチョっとでもゴムやシリコン、プラスチックなどが使ってあると、溶けてしまうので『オートクレーブ』は使えないんです。」

キツネ  「え〜〜〜そんなにかかるの?カアサンベッカムは長いな〜。」
先生  「???ガス滅菌のことかな?そうなんですよ。でもオートクレーブに比べ、はさみなど刃物は、切れ味が1番大切!そんなときは、ガス滅菌を使います。」
 
心:  そうそう!刃物は必ずガス滅菌にしないと・・・先生は、形成外科の専門!特注の手術器具がいっぱい!!刃物は切れ味がね・・・先生の大切な器械 大切に扱わせていただきます。
 
*いちご情報*
ちなみに先生の手術の腕前は本当にすばらしいのです。スタッフのいちごが言うのもなんですが・・・まあ、いちご的にいうと〜「オペセンス」があるっていうんですか〜
いけない。こんなことでは上手く皆さんに伝わらないですね。手術室勤務経験ありのいちごも納得!!!
 
キツネ  「ふ〜ん、だいぶにおいがしない原因がわかってきたぞ。コン。 オッサングレープ と カアサンベッカム!」
タヌキ  「キツネ君さっきから間違えているよ、違うよ!オートマチック と ガスベッキー だ!ポンポコポン。」
 
心:  おいおい。山に住んでいるからって、おじさんみたいに間違って、覚えなくてもいいんだよ!今までの説明わかってくれているのかな?

                                    
つづく By いちご
2004年6月23日(水)
消毒と滅菌

     ここ戸狩診療所は、山間部にひっそりと建っています。今日も患者様の中に タヌキ と キツネも混じっています。
 
*いちご情報*
そんなはずはないのですが・・・一部の書き込みに、このような間違った認識をされている方がおります。診療所には動物は入れませんよ。
しかし、以前お座敷犬が、待合室の椅子で、飼い主様をお待ちになっていた時がありました。結局、お犬様ですから、診察中、飼い主様がいなくなると自由な行動をとっており、診療所内をウロウロ・・・やさしい動物好きのクラークさんが、抱いて玄関で飼い主様のお帰りを待っていました。(笑)なんていう実話もあるのですが・・・
 
タヌキ  「キツネ君。この診療所は、消毒の臭いがしないね〜。ポンポコポン!」
キツネ 「本当だね。あの独特の病院のにおいって、僕だめなんだ、コン!」
 
心:  皆さんも経験ありませんか?病院特有の消毒液の臭い。おそらくあれは・・・クレゾールという消毒特有のにおいなのです。でも診療所は、においません。どうしてでしょうか?
 
タヌキ  「どうして、消毒液の臭いがしないんだろ〜ポンポコポン。先生に聞いてみよう!」
キツネ 「いい考えだ。コンコン。先生どうして、診療所は、消毒液の臭いがしないの???」
 
先生  「タヌキ君、キツネ君。いらっしゃ〜い。山からはるばるご苦労様。ではどうしてか・・・いちごちゃん。説明して。」
 
心:  えっ!私??こっちにふられるとは・・・予想もしていなかった。はあ〜上手に回答できるかな??
 
いちご 「わかりました。では、何故診療所に消毒液の臭いがしないのか?説明しましょう。タヌキ君、キツネ君よ〜く聞いてくださいね。
 
機械など、病院や診療所などにはさまざまな医療器材があります。この器材を使い患者様の治療を行います。しかし、次の患者様に使用するときは、二次感染を防ぐために清潔な物を使用しなければなりません。このような時、普通に水道水を使い洗っていては、目に見えないばい菌が、体の中に侵入してしまいます。結果、炎症を起こしたり、他の病気に感染したりします。そこでこのようなことを防ぐ方法として、消毒・滅菌という方法があります。
 
消毒とは  洗浄と滅菌の中間の手段であり、人に対して有害な微生物または、目的とする一定の微生物のみを処理する方法
 
滅菌とは  微生物生活環境全ての形態を破壊し、すべての微生物を殺滅・除去すること  です。」
 
先生  「いちごちゃんにしては、珍しくすぐにここまでは説明できましてね〜。感心、感心。」
いちご  「先生、ひどいじゃないですか?私だって、ちゃんと看護師の資格持っているんですよ。」
先生  「そうでしたね・・・でも時々?よく『昔、習ったけど忘れちゃった』とか言うじゃないですか。」
一同  「うん、うん。よくある。よくある。」
 
心:  本当に昔は覚えていたんですよー。最近、忘れちゃったんです。って、無理だよねーこのいいわけ・・
 
                では、消毒と滅菌の詳しい説明はまた明日。Byいちご

2004年6月22日(火)
眠れない 体内時計 PartV

    皆さん台風の被害は大丈夫でしたか?この時期こんな勢力の強い台風が日本に上陸するなんて、何か変ですよね。
    この飯山地区も気温と湿度が高く蒸し暑いです。皆さんも健康に注意しましょう。

*いちご情報
不眠は、眠れないことによって、昼間眠くなったり、全身倦怠感などによって、大きな事故を起こす可能性もあります。眠れない症状が長く続くときは1度、医師に相談してみてはどうでしょうか?
 
おやじ 「えええ〜〜〜。眠れねーって、おっかねー病気だな。」
先生  「そんなことはないですよ。もちろん、環境やストレスなどを改善しても、眠れない場合は、薬物療法があります。

当院でも、睡眠剤として、ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系をよく処方します。
睡眠薬は、作用時間の長さによって、使い分けています。
 
超短時間作用型(即、効果がではじめて2〜4時間で効果がなくなる)
短時間作用型(6〜12時間効き目が持続する)
中間作用型(12〜24時間効き目が持続する)
長時間作用型(24時間以上効き続ける)
などがあります。先ほど説明した「寝付けないタイプ」には、超短時間作用型か短時間作用型の睡眠薬を用いるのが一般的です。また、夜中に目が覚めたり、朝早く目が覚める人には中間作用型や長時間作用型の睡眠薬が使うことが多いです。 」
 
おやじ 「先生。でもよく、薬つかうと、飲み続けなきゃいけなくなるとか、量をどんどん増やさなきゃいけなくなるとか聞くでー」

先生  「現在使用されているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系のお薬は、長期間続けて飲み続けても、効かなくなることはありません。」
 
クラーク 「ホーホッホッホ!私は綺麗、美しい。ワタクシは、眠れないことはあ〜りませんの。眠れないときも、だ〜いすきな、お酒を飲めば・・ホーホッホッホ!よーく眠れますわ。」
おやじ 「それでいいんかい?じゃあおら眠れなくても、酒飲んじゃう。」

先生  「クラークさん、それはあまりよくありませんね。アルコールは、緊張をほぐしたりするので、眠気も誘います。もちろん、時々であれば、これも効果的です。でもこれが毎日続くと、量も少しずつ多くなり、アルコール依存症や肝機能障害にもつながる可能性がありますよ。それに、アルコールは、眠気は誘うのですが、夜中や早朝に目が覚めやすくなってしまうんですよ。」
クラーク 「ホーホッホオ??これは、知りませんでした。これからは気をつけます。」

技師  「でも、クラークさん、晩酌はやめられないカッショ?」
クラーク 「もちろんです。1日の疲れを癒すものですから・・・もし眠れない日が続くときは、先生にお薬を処方していただきます。」
先生  「まあ、そんなことは、お綺麗なクラークさんには、ないと思いますが、不眠が続くときは遠慮なく言って下さい。」
技師  「先生、美人には甘いカッショ!私にも薬下さい でカッショ。」
先生  「そんなことはないですよ。ちゃんと、技師さんにも、お出ししますよ。」
 
おやじ 「ふーん。薬ね〜」
先生  「なんだか、あまり興味がなさそうですね。他の方法として、当院では、プラセンタ療法をお勧めしています。プラセンタの注射をしていると(内服薬を内服しても)、朝の目覚めが良くなります。」

いちご 「本当ですよ。寝ぼすけの私も、プラセンタの注射をしているから、朝、目覚まし音の前に目が覚めるんですよ。それもすっきりとした感じで起きれるんです」・・・???ちょと怪しい・・・

おやじ 「それって、いちごちゃん。腹でも減っちゃてじゃないの?」
・・・
いちご 「失礼ですね〜。本当に寝起きが良くなるんですよ」

先生  「いちごちゃんの言っていることは確かです。プラセンタの力で、深い睡眠ができるので、すっきり目が覚めるようになるのです。」
クラーク 「ホーッホッホ!本当にプラセンタはすばらしい。ワタクシの美貌を保つために何から何まで・・・お世話になっているのですね。」
 
*いちご情報*
眠れないことは、誰にでも起こることです。今の会話のように、「薬を手放せなくなる。」「癖になる」と思っておられる患者様も結構おられます。このことで、眠れないのに、「薬は飲みたくない」と言っておられる方も多く見られます。心配なときは、1度先生に相談され、睡眠薬への間違った考えを変えてみませんか?そして、不眠症を少しでも改善できるようにしましょう


                                 つづく By いちご
2004年6月21日(月)
眠れない 体内時計 PartU

     何となく寝苦しい日が続きます、わがままおやじも眠れないということで戸狩診療所に来ています

おやじ 「フムフム。ハーレム睡眠と のんきなハーレム睡眠なんだな。おらハーレムの方がいいな〜」
いちご 「おじさん、ちゃんと聞いていました?レム睡眠とノンレム睡眠って言ってましたよ。」
おやじ 「まあ、わかんねー言葉は、いいや。で、おらのねむれねー原因は先生、なんだい?やっぱり、全米オープン見過ぎちゃったからかい?」

先生  「そうですね。やはり、全米オープンを見てしまったことが、原因のようですよ。これによって、睡眠のリズムが崩れてしまったようですよ。では睡眠のリズムの働きをしている、『体内時計』について今度は説明しましょう。」
 
*体内時計*
人間の体の中には体内時計という時計があります。これは睡眠のリズムをコントロールしています。この体内時計の働きによって、日中は、勉強や仕事など、活動するにふさわしい状態に、夜には体を休めるように眠気がおとずれるようになっています。体内時計の働きとして、体が浴びる太陽の光によって朝を感知し、そこから1日のが始まるようにリズムが開始されるということです。通常であれば、その14時間後にメラトニン(眠るための準備をするホルモン)が分泌され、その後2時間後に眠くなる仕組みになっています。
 
先生  「おじさん、いちごちゃんわかりましたか?」

いちご 「はい、わかりました。だから、朝起きた時にきちんと太陽光を浴びて体内時計をリセットしなければならないんですね。また、休日であってもなるべく平日と変わらない時刻に起床するようにし、体内時計が狂わないようにしなければいけないんですね。」

おやじ 「え〜いちごちゃん、本当にわかったの?だったら、今度の日曜日から早速実行してみてくんねいかい。」
一同  「うん、うん。」
いちご 「・・・できるだけ、がんばって・・・みますが・・・せっかくの休みなので・・・私の体内時計も起床時間をセットしなおそうかと・・・・・」
技師  「おじさんもちゃんとわかったカッショ??」
おやじ 「何言ってんのー?カッショ、カッショって。おらわかってるよ。つまりこれって、腹時計のことでしょ?」
 
心:  やっぱり・・・おじさんが1回で理解できているはずがないと思っていたけど・・・まあ、腹時計でも1日が回るかな?
 
先生  「やっぱり、おじさんちょっと違って覚えましたね。まさか・・看護師のいちごちゃんも『これも一理ある』 なんて思ってないよね?」
 
いちご 「まっまっさ・かーーー(笑)」
 
心:  おおっと、危ない。違うんだ!もう1度今までのところ思い出して、勉強しなおさなきゃ!
 
先生  「この他に患者様からよく言われる症状を少し考えて見ましょうか。高齢の患者様に多い症状として  
1)
朝早く目覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまうタイプ。

2)眠れないと来られる患者様の中で1番多い症状として  布団に入ってもなかなか寝つけないタイプ。
3)他に 夜中に何度も目が覚めてしまい、その後なかなか寝けないタイプ。
4)実際には寝ているのに、朝起きたときにぐっすり眠った感じがしないタイプなど、このような症状が、1〜3週間くらい続くような場合は(短期不眠)といます。
これ以外に、悩み事や、旅行に行って疲れているのに眠れないなど、皆さんも経験したことがあると思います。これは、一時的なストレスや環境の変化が原因で、このような場合は(一過性不眠)といいます。
 これ以上の(1ヶ月以上)の眠れない症状が続く場合は、(長期不眠)と言われています。これには、喘息や心臓の病気や、精神的な病気が原因のこともあります。」
 
                                  つづく Byいちご
2004年6月19日(土)
眠れない 体内時計

    今日は、少し梅雨らしくムシムシしています。昨夜は何だか寝苦しかったような・・・
    いちごは、もともと眠れない日なんて・・・ほとんどないのですが・・・!!
 
おやじ  「ふぁ〜〜〜、クラークふぁん・・・こんちは ふぁ〜」
クラーク 「ホーホッホッホ。私は綺麗、今日も美しい。おじさまどういたしました?今日は、あくびをしながらの登場ですわね。」
おやじ  「ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜〜〜あ!昨日、なんだか眠れなくて、ふぁ〜〜あ。」

技師  「どうしたカッショ?元気ッキリ、とりえだカッショ???」

いちご  「おじさん、こんにちは。あ〜眠そうですね。どうしました?」
おやじ  「昨日、眠れなくて・・・ふぁふぁふぁ〜。先生いるかい?診察してもらわねーと・・」
いちご  「はい、じゃあ、次にお呼びしますね。お待ち下さい。」
 
心:  先生。お久しぶり!!今回は活躍していただきますよ〜〜はい、登場。
 
先生  「おじさん、こんにちは。今日は目が充血していますね。昨夜は良く休めましたか?」
おやじ  「ふぁ〜、先生。昨日はぜーんぜん眠れなくて・・・何とかなんなんかい??」
 
心: と言うことは、昼寝でもしていたのかな?それとも・・・
 
いちご  「あ〜わかった。眠れないと言うのは・・・おじさん、全米オープンみていたんじゃない?」・・・丸山ガンバレ!
おやじ  「・・・ふぁ〜。実は・・・見ていました。トホホ。。そうしたら、先生なんだか、眠く無くなちゃって・・眠れなくなっちゃったんだでー」

先生  「そうですか。昨夜は、ゴルフを見ていたのですね。でも今までに同じように眠れなくなったことは??ないよね・・」
おやじ  「何言ってんの??おらだって眠れ無いときあるんだでー」
先生  「ああ、これは失礼!では、少し眠りについて、説明しましょう。」
 
*何故睡眠は必要なの?*
睡眠は身体を休めることはもちろん、脳の休息にとても大切な時間です。
身体の疲れは横になっているだけでもある程度回復できますが、大脳は起きている限り休息することは不可能です。睡眠は脳を深く眠らせて、精神的なストレスや疲労を回復する大切なことなのです。
また、昔から(寝る子は育つ)といいますが、脳が眠りに入ると
成長ホルモンが分泌されることもわかっています。この成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促して、皮膚や筋肉、骨などを成長させたり、普段の生活でいためた筋肉や内臓などを効率よく修復する働きがあります。睡眠は身体と脳の修理工場のようなものです。ですから精心と身体の健康を維持ために眠る必要があるのです
 
*睡眠のメカニズム*
睡眠には浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があります。
眠りにつくと、まずノンレム睡眠、次に浅い眠りのレム睡眠へと移行します。眠りはこれら性質の異なる2種類の睡眠で構成されており、だいたい90分周期で一晩に4〜5回、ほぼ一定のリズムで繰り返されています。

                    
                                   つづくByいちご
 
2004年6月18日(金)
みサルちゃん えみコアラちゃんPartU

    みサルちゃんとえみコアラちゃんがレーザーフェイシャルを受けに戸狩診療所に来ています

いちご 「私、みサルちゃんと長年付き合ってきたけど・・・こんなに白いみサルちゃん見たの初めて・・・(うるうる) えみこアラはどう?」
こアラ  「私もいちごちゃんより、付き合い長いけど・・やっぱり初めての白サル・・みサル・・(うるうる) 」
みサル 「私だって、生まれて初めてだウッキー。」
一同  「???・・・」
 
    この後、えみこアラもレーザーフェイシャルを行いました。
    もともと、ツルツル肌のえみこアラですが・・・
 
いちご 「えみこアラ・・・あらら〜 ピカピカになっちゃたよ。鼻の周りの毛穴もひきしまってるよ。ところで痛かった?」
こアラ  「ううん、痛くなかったよ。むしろマッサージされているみたいで、気持ちが良かった〜。ちょっと、レーザーの光がすごくてはじめはビックリしたけど・・もうなれちゃった。いちごちゃん鏡ある?」
 
    鏡を覗き込んだえみこアラは・・・
 
こアラ  「コ・ア・ラ すっすっご〜〜〜い。ピカピカだ!!!アララ?ツルツルだ!!!なんだか自分の肌じゃないみたい。」
みサル 「ウッキッキー!すごいでキッキ!ウキッウキッ。」
 
     もともと肌の張りもよい えみこアラの肌は、見違えるほど更に綺麗になりました。

心:  あ〜〜。ちょこっと後悔!えみこアラの肌に負けてしまう〜。
 
こアラ  「よーし、コアラすごいレーザー、もうしがみついて放さないぞ〜〜!!私もがんばって、今度は、みサルちゃん、いちごちゃんのような白肌めざすぞ〜〜アララ」
 
*いちご情報*
そうそう、私、いちごは美白マニアなのです。日焼け止めは、必須アイテム!室内だって朝からばっちり塗ってます。外出時は、日陰を歩くのは当たり前!室内だって、窓辺には近づかない。毎日の地道な努力をするマニアなのです。
 
みサルちゃんと いちごは、レーザーにしがみついているえみこアラの姿と 美白への決意を聞き・・・自分たちも 更に美を求めることを心に決めました。
 
*いちご情報*
やはり、みサルちゃんのように、複数の治療を行っていると、効果の威力も増します。色が黒いと思っている方も
あきらめないで・・もちろん、美白を希望されなくても、美肌はだれでも、望むものです。1回ではもちろんすべての希望をかなえられませんが、地道な努力が別の自分にあわせてくれますよ。でももちろん、何かをはじめなければ、何も変わりません。まずは診療所へお越し下さい。いろいろな治療を試してみてください。楽しい、スタッフにも?名物スタッフ?にも会えますよ・・・
 
    ところで、今日は先生を登場させること忘れちゃいました。。先生、明日は必ず・・・配役あげますから許してね〜
2004年6月17日(木)
みサルちゃん えみコアラちやん

    いちごの友達 みサルちゃん。
    みサルちゃんは、今時のはやりものが大好き!プラセンタもニンニク注射もレーザーも「エルバイス」もプラセンタマスクも・・なんでも試しちゃう。おためしモンキー。
    今日は、さらに2人の友達、「えみこアラ」 も一緒に診療所へ来院しました。
 
みサル 「ウッキッキー!キッーッキッキー。」
いちご 「みサルちゃん、いらっしゃい。今日はどうしたの?キッキッキッキ言ってないで、日本語!日本語!で話して〜」
みサル 「そうだったキー。今日もまたレーザーフェイシャル試すでキー!くる途中で、 えみこアラ に会ったから連れてきたでウッキーー」

こアラ 「ひさーしぶりっ。みサルに誘われてきたアララ。なんだか肌がすごーーーく綺麗になるんだって?」
クラーク「ホーホッホ。私は綺麗、美しい。そうですわよ。はじめまして、えみこアラさん。あなたもここへ来たのですから、ワタクシのようにお美しくなってお帰り下さいね。ホーッホッホ!ではごゆっくり。」
 
心:  クラークさん、ご挨拶はいいのですが・・・受付してくださいよ。えみこアラ は患者様ですよ〜
 
技師  「いらっしゃい、カッショ。いいところへ来たでカッショ。すごいでカッショ。レーザーは良いカッショ。今日は、えみこアラさん、レーザーっきり、で良いカッショ?」

こアラ 「他にも何か良い治療あるのですか?いちごちゃん、本当に私もクラークさんのようにあんなに綺麗になれるアララ?」
いちご 「えみこアラ。なれますよ。証拠にみサルちゃんを見てよ〜。白くなったと思わない?」

こアラ 「やっぱりアララ。コアラーすごいな〜って思っていたんだよね〜〜〜。白いよね〜。今日声かけられた時、ビックリしたアララ。別のサルかと・・・違った、別人かと思ったアララ。」
 
いちご 「そうなんだよね〜。みサルちゃんは、プラセンタも続けているし、エルバイスとプラセンタマスクでお肌のケアもばっちり!美白効果のニンニク注射もしているしー、今日も2回目のレーザーフェイシャル!もう言うことなし。別サルになるわけだよ。」
みサル 「いちごちゃん、別サルって何!!別人と言ってキー。でも2人とも、そんなにビックリしたキー?ウッキッキー」
 
    みサルちゃんは、学生時代の実力を発揮して、バック転、バック宙をして大喜び!!ウキッ。ウキッ。
    本当に最近のみサルちゃんは、別の肌に変わってきました。
    どんどんみサルちゃんは若返っています、えみコアラちゃんもまけてはいられません。
          
                                   つづく Byいちご


2004年6月16日(水)
いぼ、イボ、ユウゼイ PartU
     
     イボがあり学校に行けなくなると勘違いしている、まさお君にイボのお話をしています


先生  「まさお君、大丈夫。学校へ行けるよ。イボは、若い人に多く見られ、体のどこにでもできますが、手や指などに多いようです。
イボは、他人には、簡単にうつりませんが自分自身の傷ついた皮膚には、簡単にうつります。傷には、目に見えるものもありますが・・指の関節を動かすだけで目には、見えませんが皮膚に傷が出来ます。だから、イボを取ろうとしていじると、まわりにうつることがあります。感染性は、少ないので通学やプールなどに制限はありません。」
 
まさお母「まさお!いつもいじっているよね〜。他の指にはない?」
まさお  「・・・あっ、人差し指の先にも・・あった。」
 
おやじ 「あちゃ〜。こりゃダメだー。先生、どうすりゃいいんだ?」
 
心:  だめだよ〜まさお君が不安になるじゃないですか!余計なことは言わないで下さい。
 
まさお母「なにか、お薬はあるのですか?」
先生   「治療法方は、取り除くことですね。切って取るか、焼いて取るか・・他に スピール膏 という貼ってとる治療薬もありますが。」
まさお母「まさおの場合はどれがいいんでしょうか?」
 
先生  「完全に取るにはやはり、切って取る方法が1番ですね。他に・液体窒素療法 イボを凍らせて治療しま・炭酸ガスレーザー療法 レーザー治療の1種でイボにレーザーをあてます・電気メス療法 電気メスで焼いて取る方法・スピール膏 をイボと同じ大きさに切って貼る方法  があります 
 
まさお  「先生。僕怖いよ〜」
いちご  「怖いよね〜。切ったり、焼いたりじゃあ。先生、でも以前、同じような方がいたじゃないですか。でもあの時は、自然に治りましたよね。」
まさお  「エッ!先生、本当??」
先生  「あ〜、いたね。そういうことも たまにありますよ。でも基本的には、治療したほうがいいと思いますよ。特に 数が増えてしまうと、ますます大変になっちゃいますから。よくおうちで 話して決めたらどうかな?」
まさお母「そうですね。今日は、帰ってよく家族で話し合ってみます。」
おやじ  「おれは、レーザーだな。いや、絶対レーザー療法ってやつだな。」
まさお  「おじさん、どうして??」
おやじ 「何言ってんの?今1番の最新の機械だでー。これ使わねーで どーすんのー?」
 
心:  おじさん〜、良い所に注目したね〜
 
おやじ 「レーザーって、ビームでるんだぞー。かっこいい治療なんだぞー。なー先生。」
先生  「レーザー治療に注目したところまでは、よかったのにね。ちょっと違ってますよ。」
 
心:  Oh〜先生。なんと心が広いのですか?おじさんの全く違う見解にも・・
 
先生  「電気メスに比べて痛みは、少ないかもしれません。それでも、治療効果は高いのですから、私としてもお勧めですね。まあ、ご家族での話し合いの参考意見としてください。」
 
いちご  「まさお君。よ〜く考えてまた来てね。でも イボはさわらにようにね。また増えちゃうといけないから・・」
まさお  「うん。わかった。じゃあ、また来ます。」
おやじ 「おらも青山からまた来るで〜、な・な・いいよな。」
一同  「・・・???」
 
まさお君は、この後どのような治療方法を選択するのでしょう?
どの治療方法でも、しばらくは ばい菌が 入らないように、気をつけなければなりません。このようなことを考えると、おうちの方は、まさお君の今後の学校の予定などを考えて治療方法を考えることもお忘れなく・・
 
*いちご情報*
治療方法を選択するときに、まさお君のように、判断のできる年齢のお子さんならば、本人の意見も聞いてあげてください。本人にも何か心に決めた予定があるのですから・・・また緊急性がなければ、本人に納得させてから治療を始めてみましょう。こうすることで治療に協力できるものです。結構お子さんは、しっかりしているものですよ。
 
                                       Byいちご
 
2004年6月15日(火)
いぼ、イボ、尋常性疣贅

     
     今回はいちごちゃんが
ユウゼイ(疣贅・イボ)について知ってることを、教えてくれます
     今日は、近所のまさお君が、お母さんと一緒に来院されています。まさお君は、4月から小学校1年生になりました。最近学校にも慣れて、先日の内科検診でも異常はありませんでした。しかし・・・今日はどうしたのでしょう??

クラーク 「ホーホッホッホホッ! 私は綺麗、美しい、まさお君、今日はどうされました?」
 
心:  クラークさん。あなたはいつもとてもお綺麗です。ですから、受付では美を確認しないで下さい。フツーに受付してください。
 
まさお母「クラークさん、お綺麗です。今日はまさおの右の親指にできた、イボをみてもらいたいんです。」
 
心:  まさお母さん、あなたもすごい!動じていない・・・さらっと流しましたね〜ところで、まさお君のイボですか。心配ですね。では、診察室の様子を伺ってみましょう。
 
先生  「まさお君、イボができたのですか?ちょっと見せてください。」
まさお  「先生、これ何?切る?注射する?」
先生  「うーん。こ・れ・は・・イボだな〜」
 
心:  え〜〜〜。これって正式病名ですか?先生、何なのですか?
 
先生  「イボというのは、尋常性ゆうぜいです。(ジンジョウセイユウゼイ)  と言うのが、正式な病名です。ヒューマンパピローマウイルス が感染したいぼのことなんです。」
 
一同  「ヒューマンパピローマウイルス???」
おやじ 「プーさん パピコうまい ウィンナー???これってなにかい?」
 
心:  これって何かい?ってこっちが何かい?って聞きたいよーって言うか、どうしてここにいるの?
 
いちご  「おじさん、どうしてここにいるの?今はまさお君の診察中ですよ。だめですよ、他の人の診察にまぎれては!」
おやじ  「だって、時々通学するまさお君を見かけていたから、何だか心配になっちゃって・・・一緒に考えてあげようと・・」

いちご  「おじさんは、お医者さんじゃないんだから。一緒に悩まなくていいんですよ。ダメダメ。出て出て。」
まさお母「いちごちゃん、この際いいですよ。おじさんの優しい心に免じて、一緒に先生の説明を聞きましょう。」
 
心:  Oh!またなんと、太っ腹〜 ウウッ 地域愛ですね〜 では続きを・・
 
おやじ  「つまり、プーさんの好物のことかい??」
 
心:  まじめに考えてたの?完全に耳からの音が変換されてますよ〜
 
いちご  「おじさん、ちょっと・・・違っていますよ!といいますか、全く違っていますよ。先生の説明をきいて、間違いを改めてください。」
 
先生  「おじさん、ヒューマンパピローマウイルス ですよ。つまりこれはウイルスの1種です。
イボは、イボのウイルスが直接見えているのではなく、身体がイボのウイルスを排除しようとしている皮膚の変化が見えているのです。もしウイルスがいても身体が全く排除しようとしないと、全く正常の皮膚に見えます。」
 
一同  「え〜〜〜ウ・イ・ル・ス?」
まさお  「先生、学校へ行けなくなる?」
                                  つづく By いちご
 
2004年6月14日(月)
まだまだ続く昼休みの往診 PartU

    
     戸狩診療所の往診は昼休みを利用してほぼ毎日行われています。 

嫁    「先生、どうすればいいですか?何かお薬飲んだほうがいいんですか?」
先生  「千曲さん、がんばって少しずつ食事をしましょう。お薬はもう少し考えてからにしましょうか?」

千曲  「先生、そうしてくれるかい?おら薬のみたくねーんだ。がんばって、メシ食うから〜」
先生  「できるだけ、タンパク質の物を食べさせてあげてください。うーん・・お肉とかお魚とかいいですよ。」
嫁    「でも、おばーちゃん、歯がないでしょう。なかなか硬い物食べられなくて・・」

先生  「食べないと、更にタンパクが低下して、食べる意欲もなくなってきてしまうんです。そうなる前にがんばって、食べてもらいましょう。」
いちご  「お嫁さん、お肉とかお魚という、形でなくてもたんぱく質は充分取れますよ。おばーちゃん、お豆腐は好きですか?」
千曲  「ああー、豆腐は好きだ。」
 
いちご  「知っているかもしれませんが、お豆腐もたんぱく質です。豆腐だけにこだわらずに、納豆やがんもどきも原料は大豆です。そのほかに魚を使っている、ちくわやはんぺん、かまぼこ、さつま揚げなどもいいですよ。シーチキンなんかもやわらかくていいですね。あと卵もたんぱく質ですから、お料理にできるだけ加えてみてはいかがですか?」
 
嫁    「そうですね。いろいろあるんですね。私も工夫してみます。卵はおかゆや味噌汁に混ぜたり、ちくわなどは柔らかいから、おばーちゃんも食べれますしね。」
 
いちご  「おばーちゃん、お嫁さんいろいろ、工夫してくださるそうですよ〜。今度はおばーちゃんもがんばって食べてくださいね。お薬に頼るよりも、自分で口から食べたほうが、ずっと栄養になりますよ。またどうしても食欲がなく食べれないときでも、できるだけ水分は取ってくださいね。このときもできるなら、ジュースや砂糖水などのほうが、カロリーも取れていいですよ。」
 
嫁    「おばーちゃん、今日からがんばって食べてね〜。」
千曲  「おら、がんばって食うで〜。嫁さんもしっかり料理してくんねいかい!(してくださいね)」
 
心:  Ohh−!千曲さん強気ですね〜。作っていただくのですから、もう少し謙虚に・・・
 
嫁    「はいはい、おばーちゃんも、先生といちごちゃんに約束したんだから、ちゃーーーんと食べてもらいますよ!!!」
 
心:  なんだか怪しい雲行き・・・こんなときは早く退散退散。先生、いつまでも首に聴診器かけてないで、往診バックにしまいますよ。(こっそり手招きをして・・)
 
先生  「では、また何かあったら早めに連絡してくださいね。」
 
心:  先生、グッド・タイミング!助かった〜。さあ、帰りましょうー。
 
このあと、いちごと先生は、診療所の往診車に乗ってスタッフと午後の患者様の待つ家路に??じゃなかった診療所に帰りました。さあ〜午後ももう一がんばり。
 
*いちご情報*
・千曲さんのような、「お肉もお魚もあまり好きではない。硬くてかめない」というも結構多いのです。でもいちごが紹介したように、今はこれに変わる加工食品も数多く出ています。絶対これでなければダメー!ではなく、他に代用できる物はないか、ちょっと考えることも大切です。これは好き嫌いの多い子供さんにも活用できることですので試してみてください。
 
・これからの季節、食欲が落ちやすくなります。よく「点滴をすれば元気になる」と思っている方が多くいられます。しかし、腕などの血管に刺す点滴では、高カロリーな栄養は入れることはできません。水分が入るので、一時的に楽になったような気がしますが、やはり口から取る栄養には到底かないません。ですから口から取る食事はとても大切なことです。
 
今回のように千曲さんが、どんどん食べないと、食べる意欲もなくなってきてしまいます。そうなる前に1口でも2口でも、口から食事を取る工夫をしましょう。
 
                                      Byいちご
 
 
2004年6月12日(土)
まだまだ続く昼休みの往診

   
    
往診はまだまだ続きます。1日に平均2〜3軒回ることがほとんどです。

    ジージとバーバのお家を出た先生といちごちゃんが次に向かったのは・・・・
    これがまた結構大変です。田舎の道ですから、走行時間は、20分くらいなのですが、10km〜20kmは当たり前の、守備範囲??午前と    午後の診療の間ですので、疲れの具合も半分。午後への体力も残しつつ・・
    さあ、次のおうちに到着しました。
 
     患者様は、大家族のなかで暮らしている、千曲さん。
”そうそう予断ですが、診療所の近くには大きな川が流れています。この川は「千曲川 (チクマガワ) 」といい、新潟県に入ると、日本一長い信濃川に名前が変わります。”
 
いちご 「こんにちは〜診療所です。お邪魔します。」
 
心:  またまたこのフレーズ。これはどこのおたくにでも使います。このあたりは、田舎のためか、あまりベルを押しません。ドアをあけ、玄関で大声で自分の所在を名乗ります
 
先生  「千曲さん。具合はどうですか?今日はなんだか少しだるそうですね。」
千曲  「先生、おらの顔見ただけでわかるんかい。あんた名医だね〜。」
 
心:  名医かどうか?いいや、名医です!!これはどうでもよかった。というか、千曲さん、私でもわかります。今日はなんだかお疲れのよう??何があったのですか??
 
そこへ同居しており、主に千曲さんの介護をしてくれている、お嫁さんが入ってきました。
 
嫁   「先生、違うんですよ。おばーちゃん最近わがままばっかりいって、ご飯食べないんですよ。ほら、今日は先生に良くみてもらってね。」
千曲  「先生、おら本当に食えねーんだ。だからだるくて、だるくて。なんとかならないかい?」
先生  「では、診察しましょう。少し貧血がありそうですね。他に足もむくんでいるので、栄養も良くないかも知れませんね。」
 
*いちご情報* 診察の方法
・よくお医者さんが、患者さんの目を「あっかんべー」のようにしますね。これは結膜の状態を観察しています。普通は適度に赤みがありますが、貧血などがあるときは赤みが少なく、白くなっています。ただみなさんの面白いかを発見しているのではないのですよ(笑)
・足のむくみは膝下の真ん中の骨の上を押してみます。ここが、へこんだままだとむくみがあると言うことです。今、千曲さんの足もむくんでいますが、この原因の1つとして、低タンパクが考えられます。栄養状態があまりよくないと、このような状態が起こります。
  
                   まだまだ、つづくいちご日記、いや、診療日記 Byいちご
2004年6月11日(金)
往診 PartU


    先生といちごちゃんは、昼休みの間に往診にいきます。

    今日はジージさんのお宅に往診に来ています。

いちご 「そうですね。今は食事に混ぜるだけで、とろみが簡単につく介護用の補助食品がでています。でも絶対にこれがなくては、できないわけではないですよ。片栗粉を使えばいいですよ。水溶き片栗粉をとろみをつけたい食べ物に混ぜて、加熱すれば同じようにできますよ。どうですか?」

バーバ 「そうかい。そうかい。それならうちにもあるでー。そんなんで、いいんかい?」

いちご  「いいですよ。おうちで生活しているのですから、生活しやすいように工夫すればいいのですよ。」

バーバ 「そうだ、他にまだ聞きてーことあったんだ。最近、ジージの左手が利かなくなってきて、着替えが大変でね。このじーさん、ちーっとも自分じゃうごかねーんだ」
ジージ  「なんだと〜。いてーんだ。おらやろうと思っても、うごかねーんだ。動かさないんじゃねーんだどー。」
 
心:  オイオイ。またけんかですか〜ほんとこれでもう何年も続いているのだからすごいですよ。
 
先生  「そうですよね。動きにくくなってきているのでるよね。いちごちゃん、説明。説明。」

いちご  「はい!そういえば、ジージは、かぶって着るシャツでしたね。前開きのシャツにするといいですよ。でも新しく買うことはないですよ。今のシャツの前の部分を切って、マジックテープなどにつけかえれば、楽に着れますよ。」

バーバ 「そうすりゃいいんかい。(そうすればいいのですか) ジージ、いいこと教えてもらったなー。おら明日にでも、シャツ切ってみるわ〜。」
ジージ  「おおそうだな。バーバたのむな〜。」
 
心: エッ!!もう仲直り??長年のご夫婦は、意気投合も早いな〜関心関心。
 
*いちご情報* おうちで暮らす
病院に入院中は、いろいろ器具や特別なものが、多くあるので生活しやすかったと思います。しかし自宅に帰ってくると、人手は足りないし、器具はない・・・不安や不便があると思います。しかし、自宅にあるものをうまく使えば、必ずしも、介護用品がなくても代用できますよ。例えば ベットの足元の柵にしっかりした紐をつけておけば、その紐をつかみ一人で起き上がれない方も、起き上がることができます。一緒に腕のリハビリや筋力アップにもなります。
 
    往診はまだまだ続く〜〜〜。いちご日記もまだまだ続く〜〜〜
    先生、日記書きたがるかな??
 
2004年6月10日(木)
往診

    
   今回はいつもお昼休み中に行ってる往診もひとコマです

   いちごと先生は、ほぼ毎日往診に行きます。
   このあたりは高齢の患者様も多く、診療所へ来れない方も多くいます。このような患者様のお宅へ、お昼休みを使い診療に伺います。

 いちご 「こんにちは〜。診療所でーす。ジージいますか?おじゃましまーす。」
 
今日は、老夫婦2人暮らしの ジージ と バーバ のお宅におじゃましています。ジージはベット上での生活がほとんどです。このようなお宅は結構多いのです。耳が遠くなっているので 「大声で聞こえるように会話をする」 は、鉄則です。
 
先生  「ジージ 具合はどうですか?変わったことはありますか?」
ジージ 「先生、おら最近、メシ食うと、むせこんじゃって・・・どーもうまくねえなー。」
バーバ 「先生、食事のときは先生に言われたみたいに、座椅子にもたれかかれるようにしてやってるんだけどねー。どうしてだい?」
先生  「そーですか。どうしてもジージのように高齢になると、食事がうまく食道に流れず、気管へ入りやすくなってしまうのですよ。でもバーバはちゃんと座らせてくれているのですね。」
 
バーバ 「ジージは、水飲んでもむせるんだでー。」
ジージ 「でもなー、たまご豆腐だけは、うまく食えるんだでー。」
 
心: いいところに気がつきましたね〜そうです。そうです。では先生の解説を・・
 
先生  「そうですね。少しとろみがついているものの方が、うまく飲み込みやすいのですよ。」
バーバ 「じゃあ、湯ジージ たまご豆腐だけ食ってろ!」
ジージ 「何?!湯バーバばっかり、うまいもの食うつもりだな!!」
 
心: 結構、チワゲンカは多いものです。これが原因かわからないのですが・・・老夫婦にとって、往診の私たちであっても、久しぶりの来客であり、少し2人ともいつも興奮気味なのです。
 
いちご 「まあ、まあ。けんかしないで下さい。バーバ、ジージの食事に少しとろみをつけてあげればいいじゃないですか。」
バーバ 「あっ、そういえば・・・前に近所の人に食事に混ぜるだけで、とろみがつく粉があるって聞いたことあるでー。そんな魔法みてーなもんあるんかい??だけどそんなもん、ここいらじゃ売ってねーし、ジージおいて遠くまで買い物にいけねーなー。」
 
心:  聞いてください。聞いてください。いちごがお答えいたします!!
  
                                    つづく  Byいちご
2004年6月9日(水)
わがままおやじ 風邪ひいた


      先生は今日も会議です、先生のいない間にいちごちゃんが、またまた日記を担当しました。
     今日は朝から、待合室がガヤガヤ・ザワザワ 患者様で椅子は満員御礼と言う感じです。

 
いちご  「わがままおやじさ〜ん。お入り下さい。」
先生  「どうしました。」
おやじ: 「ウェッブション! ズルズルーー。ゴホッゴホッ・・」
いちご  「今日は、風邪でのどの痛みと咳がひどいようです。」
 
心:   暑がって薄着しすぎだよー。だから 言わんこっちゃ ないっチューの
 
いちご  「耳で、熱測りますよー 37度5分です。」
 
おやじは  無言で、いちごのほうを向いて口をあける
心:    だから、耳だっちゅうねん!更にこっち向いたら測れないじゃん。
 
おやじ 「ウウェッ!熱で出ているんだ。おら平熱低いんだデー。」
先生   「口を開けたので、喉を診察しましょう。あー赤いですね。熱も出ているし、扁桃腺にウミがついていますよ。」
いちご  「おじさん、薄着で相当遊んだでしょう。またゴルフですか?」
おやじ 「ウェッブション!ウェッブション!ウェッブション!」
 
心:    どうやら図星らしい
 
先生   「熱や喉の痛みをとる薬と、咳止めも出しておきますね。他にうがい薬も出しますのでよくうがいをしてください。」
 
*いちご情報* わがままおやじさんのような のどの症状のときは・・・
まずうがいをよくしましょう。よく患者様で「塩水でうがいをしている」 と聞きますが、喉にウミがついていたり、高熱が出ているような時は、殺菌作用のあるうがい薬を使ったほうが、より効果的ですよ。
 
*いちご情報* 熱が出ているとき
・薬を内服することは1番ですが、そのほかに充分な水分補給をしてください。この時、別に水分だからと言って、水でなくても大丈夫です。お茶でもジュースでもなんでもいいのです。熱で体力が消耗しているときには、糖分の入ったものでカロリーをとるのもいいことですよ。
・他に汗をかいたらこまめに下着を変えましょう。若い女性に見られるのは、肌着を着ていない方です。健康なときはいいのですが、せめて熱のあるときなどは、タンクトップなど必ず着用したほうがいですよ。
 
おやじ  「ゼンゼイ(先生といっているらしい)薬飲まないとだめかい?おら胃がよえーんだ。(弱いんだ)すーぐ胃やられちゃうんだ!」
 
心:   んな、はずないでしょ!ニンニク生で食べても平気なんだから・・・
 
先生:  「そうですか。でも薬を内服しないと、今のおじさんの状態ではなかなかよくならないですよ。では一緒に胃薬も出しておきましょう。」
 
心:   Oh〜またなんと優しい先生なんでしょう。
 
おやじ  「ありがとさ〜ん!うがいするデー。」
いちご  「では、お薬を渡しますので、お待ち下さい。早くよくなって下さいね。」
おやじ  「おお〜??いちごちゃんが珍しくおらに優しい・・早くよくならなきゃ。ゴホッ」
いちご: 「具合の悪いときには、優しくしますよ!これからは、暑いからと言って薄着のし過ぎに注意してくださいね。肩もいたくなっちゃうし・・こんなときは、肩をだすノースリーブの服もいいのですが、靴下を短いものにして、足首を出してみてください。とても涼しくなりますよ。」
おやじ 「どれ・・ほ・ん・とだー!涼しいー。ウェッブション。ウェッブション。ウェッブション。」
 
心:  なぜ今やるの?今日はだめでしょう。
 
いちご 「おじさん。今日はだめですよ。風邪をひいているのだから。体調が良くなってからにしてください。」
 
薬を手にした わがままおやじは、少し咳とくしゃみをしながら、山へ帰っていきました。今夜は、愛情たっぷりの愛娘さんの手料理で元気をつけてくださいね。。
 
*いちご情報* 簡単に涼しくなれる・・
何故、足首を出しただけで涼しくなったのか?そう!足首には太い動脈があるからです。他に太い動脈があるところは、首筋・脇の下・足の付け根などです。ですからわがままおやじさんが、ノースリーブを着たことも、涼しくなるためには正解なのです。
またこれは、熱を下げる時にも役に立ちます。熱が出るとよくおでこや、頭を冷やしていますが、より効果的に熱を下げるには、脇の下や足の付け根を冷やすといいですよ。
 
 
2004年6月8日(火)
わがままおやじ またまた肩痛い PartU

     
     肩が痛くてわがままおやじが来院しています


先生  「わがままおやじさん、また肩が痛くなったのですか?最近暑いからと言って、今日みたいにタンクトップなどで肩を冷やしたんじゃないですか?

おやじ 「あっ。そういえば・・・ランニング着ていた」
先生  「では、洋服を脱いでください。診察しましょう。いちごちゃん手伝ってあげてください」

いちご 「はい、ではおじさん痛くないほうの肩から腕を抜いてください。その次は頭です。最後に痛いほうの腕を抜いてみてください」
おやじ 「あれ?家で着替えるときは、痛くて時間がかかったのに・・簡単にできた!いちごちゃんすごい!知恵の輪かい?」
 
心:   んなはずないじゃん!なんで、仕事中に知恵の輪しなきゃいけないの・・・
 
いちご 「おじさん、今の順番で脱ぐと痛いほうの肩をあまり上げなくて済むので、痛みが少ないんですよ。洋服を着るときは反対の順番できるといいですよ」
おやじ 「いちごちゃん、たまにすごいこと知っているんだな〜
 
心:   知っていますとも!これでも看護師ですから。

上記の洋服の着脱方法は普段の生活の中で、とても役に立ちます。おじさんのように肩が痛いときもそうですが、麻痺のある方のお手伝いにも有効です。覚えてください。
 
     この間に、わがままおやじは、注射を済ませて痛みは少し和らいでいた
 
おやじ 「よかった〜、痛くない洋服の着方を教えてもらって、一時はどうなるかと思ったよ。どの服もきつくて着にくかったから、肩が痛くなったら着れないかと思ったでー」

先生  「とにかく、肩を冷やさないようにしてください、また、急に重たい物を持ったり、同じ姿勢で細かい仕事は続けないでくださいね」
 いちご 「よかったですね」
おやじ 「これで、おら青山の プディング で買った服また着れるでー
 
心:   またかよー プディング ってあんたそれ、お菓子でしょ!ブッティックじゃん。よくここまで、いい加減に覚えるねー
まあいいや、今日のおやつはプリンでも食べてちょだい!

先生  「あまり窮屈な服や下着も好ましくありませんよ、気をつけてくださいね」
 
     この後、わがままおやじは、うれしそうに、ステップを踏みながら鼻歌を歌い、山へかえって行きました。

                                          Byいちご
 でした
 
 
2004年6月7日(月)
わがままおやじ、またまた肩痛い


     今日もいちごちゃんが、元気に診療日記を書いてくれました
     ここは国内でも有名な豪雪地帯のすぐ近く・・でもこの時期はさすがに夏に近づき暑い日が続いています。

 
おやじ 「アジーアジイー(暑いらしい。なまっちゃてるよ)」
いちご 「わがままおじさん、今日は本当に暑いですね」
おやじ 「そうだ!暑かったから、忘れていたけど、いちごちゃん、肩がまた痛くなっちゃたんだよ」
 
     そこへ技師さんが通りかかると・・・
 
おやじ 「あっ、おばちゃん・・じゃなかった、技師さん。レントゲンかけてくれる?」
技師  「おばちゃんじゃないカッショ!!最近はレーザーフェイシャルやってるから、肌も若返って綺麗になったんだカッショ」
おやじ 「あ〜〜〜そうだね。フェンシングレーザービームね」
 
心:   フェンシングはスポーツじゃん!さらになんでビームなんだよ。そんなの子供向けのTVでしかいわないだろー
 
技師  「ところで今日はどうしたカッショ?どこをレントゲン撮るカッショ?」
おやじ 「前に痛かった右肩がまたいてーんだよ。先生、今学校の検診中でしょ?その間にレントゲンかけてちょうだい!」
 
心:   オイオイ。レントゲンって、検査だよ!かけるものじゃないよ。レントゲン撮ったからって、痛みはなくならないよ〜
 
いちご 「前と同じ症状ならばきっと、また右肩関節周囲炎だと思いますよ。レントゲンは最近撮ったばかりだから変わりないと思いますよ。それより、先生が帰ってくるまで、リハビリで少し肩を温めますか?」

おやじ 「リハビリはいいんだ。前に良い機械買ったんだでー。それで毎日6000ボルトかけているからー
 
心:   6000ボルト!!!これじゃあ、死刑だよ。また間違えて覚えているか、だまされて機械買ったなー
 
     先生が、学校の検診から帰ってきました。

心:   Oh〜先生、今日も休みもなくお疲れさまです
 
先生  「遅くなりました。お待たせしている患者様は、いますか?」
 
心:   いるとも、いるとも・・またまた、わがままおやじさんがね。

                                 
つづく  Byいちご
 
 
2004年6月5日(土)
今日もいちご頑張る・・・イチゴの心(本心)


     
いちごちゃんは調子にのって、戸狩診療所診療日記を
     しばらく続けたいとのことです、皆さんも応援してあげたください。


     心:いちごの心の中の声

     今日も診療所は、朝からお年寄りや学生さんが診察の開始を待っています。
    
    先生登場!
 
スタッフ 「おはようございます。」
先生  「おはっ・・おはよう。あいててて・・・」
クラーク 「ホーッホホ。私は今日も変わらず綺麗。美しい〜 先生おはようございます。どうなさいました?」
 
心:   クラークさんは朝からいつも元気で、テンション高いんだよね〜。しかしここで綺麗を強調する必要はあるのだろうか?
 
先生  「どうも朝起きたら、急性腰痛症になっちゃったみたいなんですよ。」
いちご  「といことは、ギックリ腰ですね。大丈夫ですか?」
先生  「うーん、痛いけど、患者さんの診察を休むわけにはいかないです。さあ、始めましょう。いちごちゃん、1番の方をお呼びしてください。」
いちご  「は〜い。山から来たわがままおやじさ〜ん。」
 
おやじ 「ふぁーい、れれっ? 先生。どうしたんだい?なんか辛そうだな?」
先生  「ちょっと腰が痛くなっちゃってね。まあ、俗に言うギックリ腰ですね。」
おやじ 「あ〜ビックリ腰ね。」
いちご 「違いますよ。ギックリ腰ですよ。」
おやじ 「あっ、そっかそっか、ジックリ腰ね。」
 
スタッフ一同 はあ〜。(ためいき)この場は、間違いを直していても仕方がないので・・
 
先生  「まあまあ、私のことはいいから、今日はどうしました?」
おやじ 「えー、おらかい?おら青山だ。今日は山から来た。」
いちご 「おじさん!先生そんなことは聞いてませんよ。今日はどうしました?おじさんは、ゴルフで腰が痛くなったんじゃないですか?」
おやじ 「そうだった。腰が痛いから注射してもらいたいんだった。ここと、ここと、ここと・・・・」
いちご 「おじさん、注射してもらいたいのはわかるけど、そんなにたくさんはできませんよ。」
おやじ 「えっ-?だめかい?なんでだ、だめかい?だめかい?えぇー、んじゃあ、1番痛てえのは、こ、ここ、ふくろはぎ」
 
心:   おやじさんはたぶん、ふくらはぎ と言いたかったのでしょう。この間違いも長年なので、もう直さなくてもいいか?
 
おやじ 「先生、他におら、くるみも 痛いんだで〜」
 
心:  くるみ?! あ〜 くるぶしのことね。他にインフルエンザのことは インフル など今時の言葉なのか、短縮形がとても多いんだよね〜
 
先生 「はい。では注射しましたので、薬をお出しします。他にリハビリを行っていきますか?」
おやじ 「やってやってもいいで〜」
 
心:  って、おやじさん、やってやってもいいのではなく、自分で決めてよ〜
 
    この後 わがままおやじは、リハビリ治療を行い、薬をもらい山へ帰って行きました。
 
以上、日常会話の中に、地方特有の方言?がたくさんあります。方言と言うより、地域の言葉と言ったほうがいいかもしれません。
いくつかあげてみましょう。
テカケ:  肩甲骨。手を肩のほうに伸ばしたときに手がかかるからかな?
オボサン・ヒザンボ:  どちらも膝を意味します
アクト:  かかと
クルミ:  くるぶしの他、手首の骨の部分を指すときもある
ドウゼナカ:  背中から腰にかけての部分
コシ: 腰は人によって違うらしい。背中のあたりから、お尻まで含めているときもあります
フクロハギ:  ふくらはぎのこと これは単に間違えて覚えただけ?
ギリ:  関節すべてを指すらしい。 脱臼のときは 例) ギリはずれちゃった
    教科書には載っていない、プレミアムな 言葉でした。(笑)みなさんも使ってみますか?
 
                                        では、また来週〜  Byいちごでした

                               先生の心 :   まだ続けたいの?ハァー・・・・・
 
 
2004年6月4日(金)
父イチゴ、母イチゴ 肌ピカピカ、ツルツル PartU


     とうとう、いちごちゃんの両親は、レーザー治療(フェイシャル)を受けることになりました。
     さて、どうなるのでしょうか、心配そうないちごです。
     
先生  「父いちごさん、初めてのレーザーですね、かなりの光でビックリすると思いますが、眼は閉じといてくださいね」
父イチゴ「はい、大丈夫です、お願いいたします」
先生  「それでは、始めますよ」

     父イチゴお頬に、ハンドピースを当ててレーザーの照射を開始しました。
     パシュッツ、パシュッツと、クーリングと同時にレーザーが照射されました。
     何ということでしょう、レーザー照射された部分の肌が見る見る輝いているではないでしょうか。

先生  「父イチゴさん。どうですか?痛かったですか?今回は初めてなので、少し標準よりも弱くレーザーを照射してみましたが。」
父イチゴ「先生!全然痛くなかったですよ。次回はもっと強くやってください。これでシミがキレイになるなら。大丈夫です。」
先生  「まあまあ、そんなにあわてないで下さい。徐々によくしていきましょう。まだ1回目ですから。でも一応特に気になるといわれていた、濃いシミの部分には、スポット照射しておきましたよ。」

父イチゴ「そうですか。わかりました。あわてずにですね。長い間にできたシミなんだから、やはり1回でよくしようとは無理を言いました。すみません」
先生  「いえいえ。熱いところやヒリヒリするところはありませんか?」
父イチゴ「大丈夫です。いちごに冷たいタオルで冷やしてもらっていましたから。」
先生  「では次に母イチゴさんどうぞ。」

母イチゴ「少し怖いですね。でもがんばります」
先生  「大丈夫です。顔への照射はかなり明るく感じますが、眼鏡をかけ目を閉じていてください。心配ありませんよ」
いちご 「そうそう、近くにいるから大丈夫。話もできるし、痛かったら言ってね。」
母イチゴ「アレ?痛くないです。なんだかマッサージされているようで気持ちが良いです。」

先生  「はい。もう終わりですよ。」
クラーク 「ホーッホホ。父・母イチゴさん。もうお肌がピカピカに輝いていますわよ。イッツア グレイト!」
技師  「すごいカッショ。鼻が光っているカッショ。やってみてよかったでカッショ?」

     父・母イチゴ「わ〜〜〜す・ご・い!!肌がツルツル、スベスベになった。」
     父・母イチゴは、本当にレーザーフェイシャルを行った直後から、肌の色もくすみが消えピカピカになりました。
     娘のいちごもなんだか両親の喜ぶ顔を見てうれしくなりました。
     美は、エルバイスの設計者である「黒柳能光教授」がおっしゃっているように
     『装うのではなく創り出すもの』なのだな〜と改めていちごは思うのでした。
     
     どうでしたか?いちごの日記は?
これからも頑張るぞー  Byいちご
 
 
2004年6月3日(木)
父イチゴ、母イチゴ 肌ピカピカ、ツルツル


    今回は当院の看板看護師いちごちゃんが、先生に代わって診療日記を書いてみました。
    少し幼稚になっていますが、先生のお仕事がひと段落するまで、皆さん楽しく読んでください。                

    いちご日記。・・・・・・(勝手に名前変更)
    田舎のこの季節は、田植えや農作物の出荷などで忙しくなります。先生も学校や市の検診、医師会の会議など、とても忙しくなります。
    更にレーザー治療と普段の診察とますます今年は忙しい日々が続いています。
ということで、少しでもお役に立てれば・・・と思い先日に続き、しばらく看護師の「いちご」が時々日記を書いてみたいと思います。

    今日は、天気もよくドライブ日よりでした。午後になり、父イチゴと母イチゴが、戸狩診療所に来院しました。
    本当はいちごの仕事ぶりを見に来たのでした〜
    ではなく、新しく入ったレーザーでレーザーフェイシャルを行いにきたのです。
 
いちご  「父・母イチゴ!!どうしたの?どこか具合が悪いの?顔の色は、くすんでいるけど元気そう・・・」
母イチゴ「あんた、いつも元気そうね」
いちご 「私は、いつも元気だよ、だってプラセンタ注射もレーザーだってやり放題だもん」

    実際、当院のスタッフは、なんでもかんでも自由にしかも無料でし放題です。ありがたや、ありがたや。

父・母 「さすが、いちご、よく気がついてくれました。最近、父イチゴも私も、シミが気になって今日は新しく入ったレーザーで顔のシミをとってもらおうと思って今日は訪ねて来たんだよ。お・ね・が・いしま〜〜〜す。」
いちご 「・・・・・・・」
先生  「こんにちは、いつもいちごちゃんにはお世話になっています」
父イチゴ「娘がいつも、ご迷惑かけていないか心配で来てしまいました、よろしくお願いいたします」

いちご 「そんなことは、どうでもいいの、先生、すみません、父、母イチゴが何か最近、若返りに興味持っちゃて、レーザーでシミ取りたいって言うんですよ」

先生  「そうですか!いいですよ〜。いちごちゃん、準備してあげてください」
いちご 「えぇー、ほんとにレーザーやるんですか?シミなんて気にする年じゃないし・・・」
先生  「そんなことはないですよ。いつまでも若くキレイでいたいのは、誰でも望むことですよ。その気持とやる気が大切ですよ」

クラーク 「ホーッホホ!私は綺麗、美しい。いちごちゃんまだまだですわね。先生のおっしゃるとおりですよ。みんな美しくありたいと願っているのですよ」
いちご 「父・母イチゴ ごめんなさい。せっかく来ていただいたのに。是非このレーザーでシミをとってキレイになってください」

母イチゴ「先生、みなさんありがとうございます。診療所のHPを見て、こんなすばらしい器械が入ったのだから是非体験したくて、来てしまいました。田舎にいるとなかなかこのような機会がないから、シミなんてあきらめていたのだけど・・・」

父イチゴ「私も最近鏡を見るたび年老いていく自分の顔が気になっていたのです。そこで母イチゴと相談してチャレンジすることにしました。今日はこのシミをとるぞ〜!!」
     
      2人は意気込んで、レーザーフェイシャルを行うことになりました、その結果は、果たしてどうなったか?
      
                               
つづく  
                                      
By いちご でした。(本当に、いちごが書きました)                        
2004年6月1日(火)
滑って転んでイテテテ 擦過傷


     学会や医師会の仕事で日記更新できなくて申しわけございません

     診療所はいつものようにドタドタ、バタバタ忙しいようです
     そこへ、半べそをかいて、痛そうにした、わがままおやじがやってきました

おやじ 「先生、イテェよぉ、血が出たよぉ」

いちご 「どうしたの、おじさん?」
おやじ 「山で芝刈りしてたら、足滑らせちゃって、膝怪我した、イテェよー」
いちご 「また、仕事サボってゴルフに行ったんでしょう」
おやじ 「ウッツ、何でわかんだよ?」
いちご 「おじさんの行動はすべてお見通しよ、ほんとに、しょうがないんだから」
おやじ 「いちごちゃん、先生には、内緒にしといてくれや、また、怒られちゃう」
いちご 「何言ってるの、おじさん平日にゴルフに行ってるって、先生から聞いたのよ」
おやじ 「おら、平日は、仕事するって先生と約束したんだ、怒られる」
いちご 「おじさん、そういうのを自業自得って言うのよ」

     そこへ、先生が、やって来て

先生  「どうしたんですか?」
いちご 「先生、おじさんが・・」
おやじ 「シーシシッ、何でもねんだ」
先生  「おやおや、遊びで、怪我ですか、仕方ないですね、ちょっと見せてください」
おやじ 「イデデ、しゅいましぇん」
先生  「泥や芝ほ葉がついたままじゃないですか、駄目ですよ、あやじさん」
おやじ 「おら、消毒したでぇ、どうすればいいんですか?」
先生  「例へ、擦り傷でも汚い場合は、流水や、綺麗な水で泥やごみを洗い流してください」
おやじ 「傷は水に濡らしちゃいけねんだねか」
先生  「駄目ですよ、いまだにそんなこと行ってちゃあ、汚れやごみを、残したままだと、重篤な感染の元になりますよ」
先生  「いちごちゃん、とりあえず、水道でよく洗って」
いちご 「はい、さあ、おじさんこちらへどうぞ」
おやじ 「痛くししないでくれや?」
いちご 「仕方ないでしょ、遊んでたんだjから」

     流水とガーゼで傷をごしごし洗われる、わがままおやじでした

おやじ 「ギョエー、イデデー」
いちご 「こんなに汚れたままじゃ駄目ですよ」

     綺麗に泥や芝の葉を洗い流してもらい、先生から消毒をしてもらい、わがままおやじはやまへ、帰りました
     皆さんも傷が汚いときはよく洗ってください、汚れやごみは感染の元ですよ。

2004年5月28日(金)
大忙し、先生の1日


     初夏を思わせるような暑い日が続きます。

     ちょっと前まではセーターが必要なぐらい寒かったことが嘘のようです。
     今日は、先生が会議でいないため先生の1日を、いちごが、書いてみます。

クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、先生毎日忙しいわね」
いちご 「そうですよね、朝から夜まで忙しいそうですね」
クラーク「先生、毎日どんな生活してるのかしら?」
いちご 「私が聞いたところによると、毎日睡眠時間は3〜4時間ぐらいだそうですよ」
クラーク「患者様には、無理せず、充分な睡眠をとってくださいって言ってるのにね」
いちご 「ほんと、診療所は毎朝7時30分には玄関を開けなければいけないしね」
 
     田舎の朝は早いのです。

いちご 「朝の診療開始時間は8時30分からだからね、それも早いよね」
クラーク「そうよ、普通早くても9時よね」
いちご 「先生が玄関の扉を開けて8時30分から診察でしょう、午前中だけで多い日は、80人以上、少なくても50人ほど患者様を診察してますよね」
クラーク「冬なんかスキー場からの外傷患者様が増えるから午前中に100人超えるときありますよね」
いちご 「午前の診察が終えたら業者さんと面会のお客さんとお会いになるでしょう、その後ほぼ毎日往診が入ってるでしょう」
クラーク「そう、この季節は、学校検診や予防接種にかり出されることが多いしね、ホント分刻みで動いてますよね」
いちご 「更にホームページに診療日記をつけたもんだから、しかも午前中の診察中の患者様の入れ替わりに少しづつ書いてるみたいですよ」
クラーク「午後は2時から診察でしょう、いつ、お昼ご飯食べてるのかしら?」
いちご 「ほんと、不思議」
クラーク「午後は6時30分まで50〜60人診察して、それから美容の患者様の手術ですものね」
いちご 「私達は年間110日〜120日休みがあるけど、先生は学会とか大学の用がある時だけしか診療所を開かないですものね」
クラーク「仕事終わってからも、ゴルフの練習に行ったりしてるみたいね」
いちご 「それが、ストレス解消みたいですよ、でも帰ってからも美容の相談メールの返事を書いたり、薬屋さんの注文を、チェックしたりしてると、あっという間に夜中の2時、3時になっちゃうみたいですよ」
クラーク「ほーんと、大変ね」

     スタッフの他人事のような会話でした。
     それぞれ責任を持って仕事をしてください・・・・・・・

2004年5月27日(木)
気になるニキビ


     女子校生はニキビの相談と治療に戸狩診療所を訪れています。

     前回まで、に原因と、簡単でリスクの少ないレーザー治療の説明を受けました

女子  「先生、抗生物質以外の飲み薬は、何かありますか?」
先生  「何種類かの漢方薬がありますが、気長に内服していただかなければなりません」
女子  「結構大変なんですね、やはり私の場合は、レーザー治療がベストでしょうか」
先生  「今の段階ではベストと考えています、更に美容液エルバイスを毎日夜入浴後にお使いになられれば、ニキビ跡の治療にもなると思います」

女子  「美容液エルバイスって、ヒアルロン酸と高品質アテロコラーゲン配合の美容液ですよね」
先生  「そうです、よく知っていましたね?」
女子  「よく、おじさんから聞いてましたから」
先生  「当院でも最高のスキンケア用の美容液と位置づけています」
女子  「先生、それではレーザーと、美容液エルバイスを使って治療してください」
先生  「はい、頑張りましょう、いちごちゃん、レーザーの準備をお願いします」
いちご 「XX子さんこちらへ、どうぞ」

     約10分ほどでレーザー治療を終えて再び診察室へ

先生  「痛くなかったでしょう」
女子  「はい、私ぜんぜん痛くなかったです」
先生  「鏡見てみてください、スベスベですよ」
女子  「ほんとだぁ、すごい、ツルツルだぁ」
先生  「今日はあまりお風呂でごしごしこすらないでくださいね、普通の入浴はかまいません、その後は美容液エルバイスを薄くすり込んでマッサージしてください」
女子  「はい、頑張ってみます、ありがとうございます」
先生  「おだいじにね」

     女子高生は、レーザーでスベスベになった自分の顔をなでながら帰宅しました。
     その後の報告はまた後日報告させて頂きます

2004年5月26日(水)
気になるニキビ


     わがままおやじの連れてきた、女子高生はニキビで悩んでいます。

     戸狩診療所の先生に相談し治療についてお話を聞いています

女子  「先生、私のニキビは、思春期のホルモンのバランスが原因だって解りましたが、どうすればいいですか?」

先生  「まづは、正しいスキンケアですね、最も大事なのはいつも清潔に心がけることです」
女子  「いつも綺麗にしてるつもりなんですが」
先生  「はい、分かります。とにかく洗顔を小まめにすることです、石鹸は何でもいいです」

女子  「石鹸は何でもいいんですか?」
先生  「はい、工業用や洗濯石鹸以外なら何でもかまいませんよ、香料や刺激性のあるものは避けたほうがいいですね」
女子  「どうしても、大きくなると、つぶしちゃってるんですが」
先生  「それは、あまり良くないですね、ニキビ跡がひどく残る可能性がありますよ」
先生  「やってはいけないことを幾つかあげてみますね、まづ、自分でニキビをつぶすことはいけません、鮎化粧をして毛穴をふさがないようにしてください、脂肪の多い食べ物は控えましょう、あと、便秘は良くないですね」

女子  「便秘も良くないんですね」
先生  「そうです、あと、ストレスや睡眠不足も良くないですよ」
女子  「解りました、具体的に私の場合どんな治療をすればいいですか?」
先生  「ニキビの化膿がひどい場合は、抗生物質の内服をしていただく場合があります」
女子  「抗生物質ですか?」
先生  「そうです、化膿したニキビを放置するとひどいニキビ跡を残す原因になりますから、必要に応じて内服し細菌の増殖を防ぎます」
女子  「抗生物質は、ずっと飲み続けるんですか?」
先生  「いえいえ、症状のひどいときや、背中や胸、首に化膿したニキビが沢山あるときです、それもだいたい3〜4日ほどです」
先生  「炎症のひどい場合はレーザーも効果があります」
女子  「レーザーですか?」
先生  「そうです、レーザーを照射することで毛穴の皮脂腺や、毛嚢の細菌を少なく出来ます」
女子  「痛くないですか?」
先生  「顔はほとんど痛くないです、ただしばらく、ニキビの部分の赤みが増すことがありますが心配ありません」

                                       つづく

2004年5月25日(火)
ブツブツ、顔に気になるニキビ

     
     戸狩診療所の待合室にわがままおやじと、年のころは、15〜16歳と思われる女子校生の姿がありました


いちご 「わがままおやじさんとXXX子さん、診察室1番にお入りください」
おやじ 「ふぁーい、XX子ちゃん、いくよ」
いちご 「おじさん、まさか女子校生誘拐したんじゃないでしょうね」
おやじ 「何言ってんのぉ、おら、そんなことする訳ないだろ、いちごちゃんも人聞き悪いこと言うなよ」
いちご 「どう見ても、おじさんが女子校生と一緒なのは、変でしょう、まさか援助交際じゃないでしょうね」
おやじ 「なな何言うだ、いい加減にしてくろ」
いちご 「怪しい、絶対怪しい」
おやじ 「先生、何とかしてくれや」

先生  「ははは、今日はどうしました?可愛い高校生の女の子を連れて」
おやじ 「おらの、親戚の、お子さんでXX子です、先生はお気づきでしょうが、ニキビの相談です、よろしくたのんます」
女子  「XXX子です、よろしくお願いいたします」
おやじ 「この子ニキビがひどくてどうしたら治るか相談につれてきたんだ」
先生  「XX子さん、少し診察させてください」
女子  「はい、お願いいたします」

先生  「結構ひどいですね、いつごろから、ニキビでましたか?」
女子  「2年前ごろからです、最近ひどくなったので、お願いに来ました」
先生  「典型的な思春期のニキビですね」
女子  「ニキビの原因って、何ですか?」

先生  「思春期のニキビは女性も男性も男性ホルモンが増えてきます、このホルモンバランスの崩れがニキビの原因です」
先生  「ニキビの原因は、アクネ桿菌が、毛穴にたまった皮脂を栄養にして増えていきます。それと同時に、皮脂を脂肪酸(過酸化脂質)に変え、炎症を起こさせます、これがニキビです」

今回は気になるニキビのお話をします。

2004年5月24日(月)
気になるワキの臭い、腋臭症(ワキガ)

     わがままおやじのロッジに合宿に来ている女子学生が、ワキの臭いが気になる
とのことで先生の診察を終えて
     手術方について効果や方法について説明をうけています

女子  「先生、手術を受けたら、しばらく安静ですよね?」
先生  「もちろんです、先に説明した、手術方の全てに安静は、必要です」
女子  「どれくらいの期間、安静が必要なんですか?」
先生  「運動は傷の治りにもよりますが、大体3週間ぐらいで可能です」

女子  「そんなに安静が必要なんですか?」
先生  「安静と言っても普通の日常生活はには、問題ないですよ」
女子  「私、大学に通っていますが、そうすると手術は無理ですね、他に何かいい方法は無いですか?」
先生  「ありますよ、でもこの方法は、100%効果があるというわけではありませんが、多くの方が臭いが気にならなくなったと、おっしゃられます」
女子  「その方法って、どんな方法ですか?」
先生  「レーザーです、この方法だと、安静にする必要はありません」
女子  「レーザーって、どんなレーザですか?」
先生  「レーザーによる、ワキの脱毛をすると、臭いが少なくなることを多く経験しました、約80%の方が臭いが少なくなったと言われますよ」

女子  「ホントですか?私も試しにレーザーやってみてもいいですか」
先生  「もちろんですよ、あなたの場合元々臭いが少ないですから、このレーザー脱毛で充分満足のいく効果が得られると思います」
女子  「痛くないですか?」
先生  「全く痛くない訳ではないです、輪ゴムで弾かれたくらいです、ほとんど痛みは無いと同じです」
女子  「私、痛がりですけどだいじょうぶです?」
先生  「心配いりませんよ」
女子  「お願いします」
先生  「それでは、脱毛も兼ねて試してみますか、いちごちゃんレーザーの準備お願いします」
いちご 「はい、それではこちらへどうぞ」
女子  「お願いします」

      約5分ほどで両脇の治療を終えて少し患部を冷やした後,わがままおやじと一緒に帰っていきました
      その後、痛みもなく気になるワキの臭いも少なくなって喜んでいらっしゃるとのことです。

2004年5月22日(土)
気になるワキの臭い、腋臭症(ワキガ)


     わがままおやじのロッジに合宿に来ている女子学生が、ワキの臭いが気になるので、わがままおやじに、

     戸狩診療所の先生に相談してほしいと、言われ相談に来ているわがままおやじであった。
     ワキガは正式には、腋臭症という病名であることと、その原因について前回はお話しました。

おやじ 「おら、よく聞いても説明できないから、その子、連れてくらあ」
いちご 「おじさん、無理やり連れてきちゃあだめよ」
おやじ 「わかってらぁ、先生また後でな」
そそくさと、山へ女子大生を呼びに帰っていきました。
      
     約30分経過した頃再びわがままおやじが、色白で長身の綺麗な女性を連れて帰ってきました


おやじ 「さっき話した子だ、綺麗だろ」
いちご 「ホンと、この辺じゃ見かけないような美人じゃない、何でおじさんが、そんな子知ってるのよ」
おやじ 「うるへぇ、おら、青山だで、人徳だ」
女子  「こんにちは、XXX子です、無理を言ってすみません」
先生  「こんにちは、大体のお話はおやじさんからお聞きしました、よろしかったら診察させていただけますか」
女子  「サークルの練習終わったまま、シャワーも浴びずに来てしまったんですが」
先生  「いいんです、そのほうが診察には好都合です」
   
     腋臭症の診察、ご相談の場合は消臭剤など、使用せずご来院ください
     先生は両手ひガーゼを持って両脇を拭くように軽くこすりました、そのガーゼを嗅いで

先生  「ほんの少しは臭いますけど、ほとんど普通の方と変わりないですよ、気になりますか」
女子  「ホンとですか、白いTシャツのワキの部分が黄ばんだりするんですよ、自分では結構きになるんです」
先生  「そうですか、これ位なら、レーザー脱毛くらいで充分臭いはほとんどなくなりますよ」
女子  「でも、一応手術まで考えてきましたから、お話を聞かせてください」

先生  「いいですよ、当院で行っている手術法は脇の毛の生え方にもよりますが大体3種類ほどあります。最も多く行っている方法は脇の下のシワ(一番深い大きなしわ)に部分、ここに臭いの元になるアポクリン汗腺が多数存在いたします。この部分をシワにそって船形に数センチ切除します。これだけでも50%のアポクリン汗腺は切除されたことになります。さらに脇の下の皮膚を反転し皮膚の裏側から、細かくアポクリン線を切除し縫い合わせます。この方法だとほとんど臭わなくなります」

女子  「結構大変なんですね」

先生  「もうひとつも方法は、皮膚は切除せず、2箇所数センチ切開しそこから皮膚を剥離し裏側からアポクリン汗腺を切除し皮膚を縫合します、効果は最初に説明した手術法とかわりません。どちらも皮膚をはがすため術後の管理が重要です。脇も下にガーゼを厚めにあて固定します。(約5〜7日間)効果は、どちらもかわりません。臭いはほとんどしなくなります」

女子  「もっと簡単な方法はありますか?」
先生  「もう1種類は超音波脂肪吸引器を使って手術を行う方法もありますが、傷や、後の管理は楽なんですが不確実なのが欠点です」

                                    つづく

2004年5月21日(金)
これからの季節、脇の臭い気になりませんか?腋臭症(ワキガ)


     ここ数日雨のひが続きます、何となくジメジメしてうっとうしいですね

     スタッフは相変わらずレーザーに夢中です。
     わがままおやじが、またまた、何やら相談事を持ち込んできました

いちご 「おじさん、今日はどうしたの?」
おやじ 「今日は先生に、相談があって来たんだ」
いちご 「またまた、無理難題を言いに来たんですか、あまり先生を困らせないでくださいね」
おやじ 「何言ってんのぉ、先生を一番こまらしてんのは、皆さんでしょう」
いちご 「何でですか?」
おやじ 「だって、仕事しねえで、レーザーで遊んでばっかりだねか、自分達ばっかりレーザーやってないで、少しは患者さんに宣伝しろや、まったく」
いちご 「何言ってんのよ、私達が体験してみないと患者様に説明できないでしょう、そんなことより今日は何の相談にきたんですか?」
おやじ 「そうだ、おら、先生に聞きたいことがあったんだ、先生居るかい?」
いちご 「居るに決まってんでしょ、今診察中だから
少し待っててください」

     そこに診察を終えた先生が顔を出して

先生  「おやじさん、今日は何が聞きたいの?」
おやじ 「先生、ワキガって治るんかい?」
先生  「突然ワキガがどうしたんですか?」
おやじ 「おらんとこのお客さんで脇の臭いを気にしてる方がいて、先生に何とかなるか聞いてくれって、頼まれたんだよ」
先生  「そうですか、おやじさんも人がいいなぁ、直接その方に来ていただけばいいのに」
おやじ 「そうなんだけど女性の方で恥ずかしいってんだよ」
いちご 「おじさんは、男と思われてないから相談されたんだよ」
おやじ 「うるへぇ、おらの、人徳だ」

先生  「ワキガは治りますよ、おやじさん」
おやじ 「本当かい、早速教えてやろ」
先生  「まだ、何にも話してないないうちから、ちょっと話を聞いてくださいよ」
おやじ 「実は、その子い、今サークルの合宿でおらんとこに来てるんだ」
先生  「それなら、遠慮せずに診療所に来ればいいのに、まあ、簡単にワキガのことをおやじさんに説明しとくから帰って、お話してあげてください」
おやじ 「じゃ、手短に」
先生 「ハハハ、おやじさんには参っちゃうよ、ワキガとは、正式には腋臭症といいます。ワキガの原因は脇の下や、陰部、乳輪、耳などに多く存在する汗腺(アポクリン汗腺)から分泌する分泌液に細菌などが関与してあの独特の臭いになります。ワキガの方は耳垢が湿っていることが多く遺伝的な要素もあります。現在いろんな手術方法で治療されていますが、保険で治療を受けることが出来ます

                                  つづく

2004年5月20日(木)
いよいよ本格稼動 最新式レーザー治療 学生割引あり


     戸狩診療所では、約1週間レーザーのテストを行ってきました

     スタッフもここぞと言わんばかりにいろんな治療を自ら積極的に試してきました
     かなりの方々に無料で脱毛やレーザーフェイシャルを経験していただきました
     ご協力ありがとうございます

いちご 「クラークさん、あとどこレーザーやるの?」
クラーク「オーホホッ、私は綺麗、美しい、さあ、どこにレーザーやってみようかしら」
いちご 「技師さんは?」
技師  「うーん?どこやるカッショ、昨日は両脇やったし、その前の日は両腕やったし、足も終わったし、どこやるカッショ」
いちご 「みんな、もうほとんど、やりつくしたよね、わたしも今日両手足やっちゃったし」
クラーク「ホーホホ、私指まで脱毛しちゃった、すごいでしょう」
技師  「指は痛いカッショ?」
クラーク「ちょっとは、他の部位より、チクッとするかな、でも輪ゴムではじいたくらいですよ」
技師  「そんなもんカッショ、私もやってみるカッショ」
いちご 「そうよ、今日先生は、昼から学校検診に行くから皆でやってみようよ」
クラーク「そうだよ、今週末から本格稼動したら、自分達出来なくなっちゃうんだから、今のうちにやっちゃおうよ」

    先生は?千万円もするおもちゃをスタッフに与えてしまったようです

クラーク「ホーホホッ、ところで脱毛の料金っていくらぐらいなの?」
いちご 「クラークさん駄目だよ、診療所のホームページ見てないの?」
クラーク「ドキッそういえば書いてあったわね、でもあまりにも安すぎるんで、ホンとかなって思ったんだけど」
いちご 「そうなんですよ、安すぎだよ、その上、先生は、学生さんには、両脇、ビキニラインは、学生割引で更に安くしてあげろって言うんですよ」
クラーク「ええっ?まだ安くしろっておしゃってるの、いくらにするの?」

いちご 「何でも、両脇は初回5,000円で2回目以降は3,000円ですって」
クラーク「うそでしょう?ホンと?安すぎるよね」
いちご 「ビキニラインは初回7,000円、2回目からは5,000円だって」
クラーク「そりゃないよね、私以前エステで何十万もかかったわよ、それでも安い方だって言われたわよ」
いちご 「そうよ、あまりにも安すぎる」

     自分達は無料で使い放題なのに勝手なことばかり言ってるスタッフであった。マッタク

     事実 学生さんに限り両脇 初回 5,000円 2回目以降 3,000円
     ビキニライン 初回7,000円 2回目以降 5,000円で行います


2004年5月19日(水)
最新式レーザー治療 脇の脱毛で臭いが消えた!?

     
     戸狩診療所のスタッフは、このところ新しく導入したレーザーにはまっています

     レーザーフェイシャルに始まりあらゆる部分の脱毛、シミなどを、スタッフ同士で試しています
     とにかく効果がその場ではっきりするので楽しくて仕方がないようです、こまったもんです
     そこに、いつものごとく、わがままおやじが姿を現しました

おやじ 「先生、スゲーな、今回のレーザーは」
いちご 「おじさん、何あわてえるのよ、そんなに興奮して。血圧上がるわよ」
おやじ 「うるへぇー、おら、青山だ、ところで先生は?」
いちご 「まだ、診療時間になっていないんだから、今いないよ。もうすぐ来ると思うよ」

     ちょうどそこに先生が来られました


先生  「おやじさん、こんな朝早くからどうかしましたか?」

おやじ 「この前、先生とこのレーザーで両脇の脱毛した、おらのところのお客さん、脇の臭いが少なくなったって喜んでたで」
先生  「そうですか、結構多いんですよ、脇のレーザー脱毛したあと臭いがしなくなったとおっしゃる方が」
おやじ 「やっぱし、そうなんだ」
先生  「いや、全員がそうなるわけではないですよ、ワキガお原因は脇の下や、陰部、乳輪、耳などに多く存在する汗腺(アポクリン汗腺)から分泌する分泌液に細菌などが関与してあの独特の臭いになります、脱毛レーザーでは、このアポクリン汗腺までは到達しませんからね」
おやじ 「その汗の元にレーザーが直接作用するわけではないんだ」
先生  「そうですね、アポクリン汗腺は毛穴に開口しているのでこので多分開口部にダメージを与えるのと、皮脂腺も同時に破壊するため臭いが少なくなるんではないかと思われます」
おやじ 「そうかい、でもこのレーザーで臭いは少なくなることが分かっただけでもいや」
先生  「あくまでも、付随してということですね、確実ではありませんからね」
おやじ 「わかったで、でも試してみる価値ありだな」
先生  「そうですね、脱毛して気になる臭いが少しでも薄くなれば、それは喜ばしいことですよね」
おやじ 「んだんだ」

     実際に臭いはかなり少なくなる患者様も折られます。脱毛も5分程度で終わりますので試してみるのも、いいかも知れません

2004年5月18日(火)
最新式レーザー治療 レーザーフェイシャル PartU


     クラークさんと技師さんはいちごちゃんの
レーザーフェイシャルを行った後の肌を見てそれぞれやる気満々です。
     今回はレーザーフェイシャルの効果や実際の体験をお話します。
     タイミングよくわがままおやじもそこにやってきました。

おやじ 「ウイース、れれれ?みんな何しようとしてるんだい?」

いちご 「ほんとにタイミングよく現れるわね、おじさんは」
おやじ 「なんだよ、おら悪いこと何もしてねえでぇ」
クラーク「ホ^ホホッ、今日は私と技師さんがレーザーフェイシャルとシミの治療を受けるのよ」

おやじ 「なに、レバ刺しとシャリ?寿司でも食うんかい?」
いちご 「レバ刺しとシャリじゃなくて、レーザーフェイシャル」
おやじ 「なんだい?レレレザーフィッシングて?」
いちご 「レーザーフェイシャル、もう黙ってて、おじさん」

先生  「まあまあ、今回はレーサーフェイシャルについて説明しようとしてたとこなんですよ、おやじさん」
クラーク「ホーホホ、先生、レーザーフェイシャルのお話聞かせてください」
先生  「まず、この治療の効果わは、シミやそばかす、肌のくすみを薄くします、更に肌のキメを細かくし、若々しいハリのある肌にします
おやじ 「おらの、爺イボも、取れるんかい?」
先生  「おやじさんのは、老人性雀斑ですよ、イボではありませんよ、それも、何回かレーザーを照射すれば取れますよ」

おやじ 「ホンとかい、じゃ、おらもレーザーやりたい」
クラーク「皆がレーザーフェイシャル終わってからね」
先生  「他にも
ニキビや吹き出物を少なくし、更に毛穴の引き締め効果もあります」
クラーク「毛穴を引き締めてもらえば肌の凸凹もなくなりますよね」
先生  「そうですよ、きめ細かい肌になりますよ、スベスベの」
クラーク「時間はどれぐらいかかるんですか?」

先生  「そうですね、
顔全体で10分くらいですかね」
クラーク「そんな短時間で出来るなら、先生、おじさんの相手している間に出来ちゃいますね」
先生  「そうですね、じゃあ、すぐやっちゃいましょうか」

約10分してレーザーフェイシャルを終えたクラークさんだニコニコ顔で出てきました
おやじ 「ウワー、スゲェ、クラークさんの肌ツルツルだ、次はおらのだ」
技師  「だめだめ、次は私カッショ」
おやじ 「ケチケチすんなよ、いいだねか」
先生  「みんな仲良く、順番にやりますから待っててください」

     わがままおやじをはじめ、みんな希望の箇所にレザー照射をしました。

2004年5月17日(月)
最新式レーザー治療 レーザーフェイシャル

    
    先週は新しいレーザー治療機の導入で何となく落ち着かない戸狩診療所のスタッフ一同でした

    先週金曜日に両脇の脱毛をした、クラークさんが今日はレーザーフェイシャルに挑戦したいと申し出て来ました
    女性の美に対する探究心には頭がさがる思いです
    いちごちゃんはすでに レーサーフェイシャルを済ましツルツルになった自分の顔を鏡で見てルンルンです

いちご 「クラークさん、今日は朝からやる気満々ですね」
クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、先日いちごちゃんのフェイシャルを見てビックリしちゃった」
いちご 「えぇ?どうしてですか」

クラーク「レーザーフェイシャルする前と後で明らかに肌の感じ違うんですもの、これは私も負けていられないって思っちゃった」
いちご 「クラークさん元々肌綺麗じゃないですか」
クラーク「ホーホホッ、どんなに手入れしても限界があるのよ、いちごちゃん」
いちご 「そうかなぁ、私にはクラークさんの肌すごく綺麗に見えますよ」
クラーク「今日は、お化粧しないで来たんだから、先生にお願いして絶対レーザーフェイシャルやってもらうの」

    先生が朝の診察室にやってきました

クラーク「先生、今日は、私・・」
先生  「はいはい、分かっていますよ、レーザーですよね、で、今日は何しますか?」
クラーク「先日いちごちゃんにやった、レーザーフェイシャルをお願いしたいんです」
先生  「レーザーフェイシャルですか、いいですよ、昼休みにでもやりますか」
クラーク「はい、お願いいたします、やったぁ」

技師  「先生、私も顔のシミ取ってほしいカッショ」
先生  「技師さんもですか、いいですよ」
技師  「うれしいカッショ、お願いカッショ」
先生  「そんなに、レーザーフェイシャルに興味あるんなら、今回は、レーザーフェイシャルについてお話しましょう」

     次回は実際のレーザーフェイシャルの効果や治療の実際についてお話します

2004年5月15日(土)
最新式レーザー治療機 まずは脱毛から

    
    レーザー治療機のデモンストレーションと、指導を受けた戸狩診療所のスタッフは自分がいろんな治療をやってみたくて、ワクワクしています

    もちろん基本的には先生が行います、先生の診療の合間にまずは気になる部分の脱毛から試してみました。
    こんなとき必ず最小にトライするのが、ご存知、戸狩の番長こと、クラークさんす

クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、先生まずは両脇の脱毛おねがいします」
先生  「はい、いいですよ、このベッドに横みなってください」
クラーク「ホーホホ、こうですか?」
先生  「はい、いいですよ、最初なので弱めの設定で照射しますね、痛かったら言ってくださいね」
クラーク「オーホホ、先生私美しくなるためなら、多少の痛みなんて全く苦にしませんわ」
先生  「このレーザーはほとんどといっていいほど痛くないんですよ、もちろん全くというわけではないですから、痛かったら遠慮せずに言ってください」

クラーク「ホーホホ、はい、お願いします」
先生  「それでは、始めますよ・・・はい、どうですか、痛くないですか?」
クラーク「ホーホホッ、もう終わりですか?ちょっと熱いかなって感じです」
片方の脇に約2分ほどしかかかっていません、あっという間です。
先生  「それでは、反対の脇をやりましょう、はい、楽にしてください」

     ポンポンと小刻みにレーザーを照射していきます。

先生  「はい、終わりです、痛みはありませんか?」
クラーク「はい、全く痛くないです、これ楽ですね」

先生  「これで、かなり薄くなると思いますよ、次回は、3〜4週間後くらいに照射すればほとんどなくなると思いますよ」
クラーク「だいたい何回ぐらい治療すればいいんですか?」
先生  「これは経験上ですが、あんまりの濃くない方なら2〜3回でほとんどなくなりますね、まだ若くて毛の濃い方は4〜8回ぐらいかかる方も、おられます、こればかりは個人差がありますね」
クラーク「ヘーエ、すごいですね、両脇で5分ぐらいで終わっちゃうんだから、2〜3回来ても楽ですよね」

いちご 「先生、クラークさんばっかりじゃなくて、私の前腕もお願いしますよ」
おやじ 「おらのビキニラインもお願いしますよ」
一同  「何でおじさんがここにいるの?出て行きなさい」
おやじ 「ヒエェー、助けてー」

    スタッフ一同から追い出されてしまったわがままおやじでした。
    その後は皆さんご想像のとおりポンポンとレーザーを照射する音が遅くまで聞こえてました。

2004年5月14日(金)
最新式のレーザー治療機がやってくる!脱毛、シミ、フェイシャル何でもOK

    今日この日記が更新されるころ、院内では最新式のレーザー治療機のデモンストレーションが行われている頃だと思います。
    いちごちゃんをはじめ、スタッフ一同何となく落ち着きがありません。

クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、今日は新しいレーザーもデモがあるのよねぇ、私もっと綺麗になっちゃいますぅ、ホーホホ」
技師  「レーザー、カッショ、シミとるカッショ」
いちご 「私、顔全体の脱毛してもらお」
おやじ 「おら、ビキニラインの脱毛するだ」
いちご 「何でまた、おじさんこんなところに居るの?」
技師  「どこから入ったカッショ」

おやじ 「なんだよぉ、おら、通りかかっただけだでぇ、みんなしていじめるなよ」

いちご 「何とぼけてんのよ、しかもビキニラインの脱毛だなんて」
クラーク「ホーホホ、いまどきビキニラインなんてダサいわよ、おじ様」
おやじ 「じゃ、なんてんだい?」
いちご 「Vゾーン」
おやじ 「冗談は、よし子さんってんだ、おらの若い頃はビキニラインって言ってたんだ」
iいちご 「又、おやじギャグ言ってる」

おやじ 「うるへぇ、ところで今日なんか、あるんかい?」
いちご 「なにも知らないでビキニラインなんて言ってたの?」
おやじ 「だから、いっただねか、ただ通りかかっただけだって」
クラーク「ホーホホッ、ちょうどよかったわ、実験台になってもらいましょう」
おやじ 「なな、何かいやな予感、おらに何するだ」

いちご 「今日は、最新式のレーザーがくるのよ、おじさん」
おやじ 「レーザー?ひょっとして、ウルトラマンや宇宙警備隊が持ってる,ビビビビーってやつかい?」
いちご 「何言ってんの、SF漫画じゃあるまいし、医療用のレーザー治療機よ、全く」
おやじ 「なんだ、医療用か、で、なんだいそれ?」
いちご 「今最も進んでるレーザーで、今までレーザーみたいみ痛くないんだって、脱毛や、シミ、に効果あるんだって」

おやじ 「おら、毛も薄いしシミも無いで、」
いちご 「いいの、おじさんには、ほんとに痛くないか試してもらうの」
おやじ 「なんて、ひどいこと考えてるの、君達は」
  
    そうこうしてるうちに医療器械屋サンが到着しました。
    本日のデモンストレーションの模様は明日報告します



2004年5月13日(木)
美しき、戸狩の番長 自作ホームページ開設


 本日、先生は飯山市の乳癌検診に借り出されてお昼は不在です。
春から秋までは、学校医の仕事や予防注射でお昼休みもないくらい忙しい日々が続きます。
この日記は先生自ら書いておられるので時々更新できない日があります申し訳ございません。
その代わりと言っては失礼ですが、この地域では有名は美人で当院の事務長でもあるクラークさんが新たにホームページを開設しました。
 
 彼女も当院に開院直後より勤務し早7年が過ぎました。
当初は医療事務の資格を取られて入職されたとは言え、全く畑違いの職種に就かれたんですから、さぞご苦労もあったと思います。
美人でありながら男よりたくましく前向きな姿勢に頭が下がります。
 当院で新しい治療法(特に美容関係)を始めるときは自らすすんで実験台?になってくれます、本当にありがたい限りです。
しかも、7年間の間、1度も病気や体調不良などで仕事を、休んだこともありません。
会話の内容や行動力のあるところが男っぽく頼りがいがあり、頼もしいところから、いつの間にか番長と呼ばれるようになりました。ちょっと本人には失礼かな?
 こんな美人番長がホームページを先日開設いたしました。よろしかったら見てあげてください、掲示板もあるようなのでご意見や感想を書き込んであげてください、よろしくお願いいたします。
   
ホームページアドレスはhttp://www.iiyama-catv.ne.jp/~huyusona/です。
当院トップページ左下「戸狩の番長」からリンクしてありますよろしくお願いいたします。

2004年5月12日(水)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射 PartV

     戸狩診療所のにんにく注射の成分はビタミンB群とビタミンCが主な成分であることを聞きました。
     更にもっとすごい点滴があります。

おやじ 「にんにく注射はどれぐらいの時間ですむんだい?」
いちご 「静脈注射ですから、5〜10分ぐらいですよ、ゆっくり注射しますからね」
おやじ 「おら、今日は時間たっぷりあるんだで、5分や10分じゃつまんねえ」
いちご 「時間があるのは、今日だけじゃないでしょ、いつも時間たっぷり有るじゃないですか」
おやじ 「何言ってるのぉ、おら、いつも忙しいんだでぇ、いちごちゃん」
いちご 「嘘ばっかり、いつも暇なくせに、遊ぶことで忙しいんでしょ、ほんとにおじさんのママは偉いよ」
おやじ 「うるへぇ、おらも、やることいっぱい有るんだでぇ」

先生  「まあまあ、二人とも、おやじさんも時間が有るなら、スーパーにんにく+プラセンタ点滴でもどうですか、強力ですよ」
おやじ 「スーパーでにんにくフライパンでてんぷら?それなんだい?」
いちご 「おじさん、おやじギャグもちょっと無理あるんじゃない」
おやじ 「おらも、言ってしまってから、まずいと思ったでぇ」
先生  「おやじさん、やっぱり疲れてるんだよ、ただでさえキレのないギャグが、もっとさえないギャグになってますよ」
おやじ 「シュン・・・」

先生  「この、スーパー点滴は当院オリジナルのビタミンカクテル+プラセンタ注射2〜4アンプルを点滴でゆっくりリラックスしながら40分〜1時間かけて点滴します、この点滴をうけた翌朝は、別人のように元気いっぱいになりますよ」
おやじ 「そんなに効くんかい?」
先生  「当院でのスーパー点滴第1号はクラークさんだから、クラークさんに聞いてみたらどうですか」
おやじ 「クラークさん、この点滴効くかい?」
クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、この美貌を見ればお分かりでしょう、ホーホホ」
おやじ 「???何だか良くわかんねえけど」

クラーク「ホーホホ、この点滴を最初に受けたとき、身体中の細胞が生き返るような感じがしましたわ、凝ってた肩が点滴をしてるうちにほぐれていくのが分かったぐらいですよ、それに翌朝の肌の状態がすごく良くて化粧ののりが抜群でしたわよ」

おやじ 「ほんとかい?おらの頭もさえるかなぁ?」
いちご 「どんなにスーパーでも、頭は良くならないですよ」
おやじ 「超ームカツクゥ」
先生  「とにかく点滴して休んでいってください」

   わがままおやじは、スーパーにんにく+プラセンタ点滴を受けて元気になって山に帰りました、鼻歌まじりでスキップしながら。
2004年5月11日(火)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射 PartU


     なんとなく身体がだるい、食欲がないと訴える、わがままおやじが検査の結果とくに大きな異常なく単なる慢性疲労であることが分かり疲労回復ににんにく注射が効果があることを説明されています

おやじ 「にんにく注射って、にんにくのすったのを注射するんかい?」
いちご 「そんなわけないでしょう、おじさん」
おやじ 「じゃあなにが入ってんだい?」

先生  「当院のにんにく注射の主な成分は、ビタミンB群ですよ」
おやじ 「ビタミンBとにんにくとどんな関係があるんだい?」
先生  「にんにく注射の主成分は細胞を活性化し新陳代謝を活発にして疲労回復などの効果を高めるアリシンと、神経や筋肉の働きを良くし疲労や倦怠感の回に効果を発揮するのがビタミンB1なのです」

おやじ 「でも、ビタミンB1がなんで、にんにくなんだい?」
先生  「
このにんにくの主成分と同様な成分が入っているため、注射した時にんにくと同じようなニオイがすることからこの名前がついたのです」
先生  「ストレスには特に、なくてはならないビタミンです。ビタミンB1のはたらきは、ごはんやパン、砂糖などを分解する酵素を助け、エネルギーにかえていくことです。ビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てきます」
おやじ 「ビタミンB1って大事なんだな」
先生  「糖質は身体だけではなく脳や神経のエネルギー源でもあるために、ビタミンB1が不足することで、集中力がなくなったり、イライラしたりします」


おやじ 「じゃあ、いつもイライラしてるいちごちゃんは、ビタミンB1が不足してるんだ」
いちご 「私のイライラは、おじさんみたいな患者様が多いからでしょ」
おやじ 「うるへぇ、おら、青山だ」
いちご 「何の関係があるんですか、全くイライラさせるんだから」
おやじ 「やっぱり、ビタミンB1が不足してらぁ」
いちご 「モゥ、うるさい!」
先生  「おやじさん、程々にしとかないと、注射してくれるのはいちごちゃんなんですよ」
おやじ 「そうだ、忘れてた、ごめんねいちごちゃん」
いちご 「もう遅いっての」

先生  「さらに、当院ではビタミンB1の他に、B2やビタミンCも一緒に注射します」
おやじ 「B2はなにに効くんだい?」
先生  「細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。そのほか、脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係しています。ビタミンB2が不足すると、脂質の代謝がスムーズにいかず、エネルギーになりにくくなります。また、ビタミンB2は粘膜を保護するはたらきもあるので、不足すると口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎などおこしやすいです」

おやじ 「ビタミンB2も大事なんだな」
先生  「日本人はビタミンB2が不足がちなんですよ、美肌効果もあるのにね」
おやじ 「B2には美肌効果もあるんかい」
先生  「そうです、更にビタミンCを加えると
美肌美白効果も期待できますよ」
おやじ 「そりゃあいいや、女性にもお勧めじゃないですか」
先生  「そうですよ、
シミ肌荒れにも効果抜群ですよ」

                                    
 つづく

2004年5月10日(月)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射


     沖縄ではもう梅雨入りしたそうです。ここ飯山市も何となくすっきりしない天気が続いています

     戸狩診療所にも何となく体調不良を訴える患者様が多くなりました。
     わがままおやじも、やはり、体調不良を訴えています。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「ファ−イ、よっこらしょ」・・・だるそうに椅子から立ち上がります。
いちご 「おじさん、どうしたの?だるそうだね」
おやじ 「ここんとこ、何となく身体がだるくて、どーもすっきりしないんだ」
いちご 「最近そういう患者様多いですよ」
おやじ 「おらの身体、どうなってんだやぁ?どーもいけねやぁ」
先生  「今日はどうしましたか?」
おやじ 「ここ、何日か、どーもすっきりしないんだ」
先生  「食欲はどうですか?」
おやじ 「食欲はあるんだけど、なに食べてもうまかぁねんだ」
先生  「夜は良く眠れますか?」
おやじ 「よくねむれるんだが、朝目覚めが悪いんだ、どうなってんだ」
先生  「血圧を測って、診察させてください」

     先生はお腹を触ったり、聴診器で聴診したりしました。

おやじ 「先生、おら、どっか悪いかい?」
先生  「どこも、これといって悪いところないですよ」
おやじ 「おら、どうなってんだい?飯まずいんだで」
いちご 「ごはんまずいもは、おじさんの料理の仕方良くないんじゃないの」
おやじ 「うるへぇ、おら、料理得意だで」
先生  「これは、季節の移り代わりに身体がついて行ってないんですよ」
おやじ 「年とったって、ことかい、おらも」
先生  「簡単に言ってしまえば、そういうことですが、一応貧血や肝機能、腎機能も調べておきますね、いちごちゃん、血
算、生化お願いします」

     採血をおえて、しばらくして、再び診察室に戻ってきました

先生  「どこも血液検査では異常ないですね、心配ないですよ」
おやじ 「でも、身体しっかりしねんだ」
いちご 「いつもしっかりしてないじゃない」
おやじ 「うるへぇ」
先生  「こういうときは、にんにく注射が効きますよ」
おやじ 「にんにく?、にんにく注射?おら、にんにく食ってるで」

     今回の診療日記は、当院で行っているにんにく注射の成分や効果についてお話します。

2004年5月8日(土)
アンチエィジング 成長ホルモン療法 PartV


    今回は
成長ホルモンをどんなふうに投与しているのか、どれぐらいの量を使用するのかお話します。

おやじ 「成長ホルモンの効果は何となく分かったけど、実際にどんなふうに注射するんだい」
先生  「まず、いきなり成長ホルモンを、誰にでも治療に使うわけではありません、使用する患者様の全身状態のチェックから始まります」

おやじ 「だれでも注射すりゃいいんだないの?」
先生  「そういうわけには行きませんよ、その方に糖尿や、なんらかの基礎疾患がないかチェックしてからでないとね」
おやじ 「面倒だな」
先生  「各種ホルモンの量を調べて、肝臓や腎臓の機能を調べます」
おやじ 「一応健康診断するんだな」

先生  「そうです、そのデーターを元に投与回数や投与量を決めさせていただきます」

おやじ 「若返りが目的の場合はだいたい、どれぐらい注射するんだい」
先生  「若返りが主な目的の場合だいたい
1ヶ月8mg〜12mgで充分効果がでています」
おやじ 「自分で注射するんだよな」
先生  「そうです、
基本は自己注射です」

おやじ 「痛いんだろ?」
先生  「痛くないわけではないですが、低身長の子供
達だって自分で注射するんですから、大の大人が出来ないはずないですよ、もちろん注射の仕方やセットの仕方を確実に出来るもで何回でもご指導させていただきます」

おやじ 「それで、1週間のうち,何回注射するんだい?」
先生  「美容が目的なら、1週間に4〜5回を目安に自己注射していただきます」
おやじ 「どれぐらい続けるんだい」
先生  「そうですね、若い人で約6ヶ月、少し年配の方で6〜9ヶ月を目安にしています」

おやじ 「そんなもんで、若返るんかい?」
先生  「当院では、だいたいそれぐらいで充分な効果が見られていますね、まず、たるみやシワには驚くほど効果がありますね、それに疲れにくくなったといわれる方が多いですね」
おやじ 「ほんとに、すげえんだ、早速教えてやろ」

    まだ話も終わっていないのに、帰っていく、わがままおやじであった。

     詳しくは当院成長ホルモン療法を見ていただければ幸いです


  

成長ホルモン注射セットを準備します。
  


  

ペンタイプの注射に針をセットし指定量にメモリをあわせます。


  

左右の大腿に交互に注射する。
2004年5月7日(金)
アンチエィジング 成長ホルモン療法 PartU

   
     若返り治療の主役、
成長ホルモンのお話です。
     最近、人間の平均寿命も長くなり、いつまでも若く美しく元気でいたいと望まれる方が多くなりました。

おやじ 「先生、その成長ホルモンってのは、なんだい?」

先生  「まず、成長ホルモンはどこで作られているか、ご存知ですか?」
おやじ 「ご存知ありません」
先生  「はい、無駄な質問でした、すみません。成長ホルモンは脳下垂体という大脳の直下に親指程度の大きさで垂れ下がっている分泌腺があります。ここで成長ホルモンは作られます。ここは6種類ほどのホルモンの分泌を調整する中枢センターであり、生産工場でもあります」

おやじ 「成長ホルモンって、頭で作られるんかい?おら、ホルモンって言うからてっきり内蔵かと、思ったで」
いちご 「そんなことだと思ってました」
おやじ 「うるへぇ、おら、青中だ」

先生  「成長ホルモンはその名の通り、体の成長を促す役割をしていますが、具体的には、タンパク同化作用、脂肪分解作用、骨伸長作用、皮下組織水分貯留作用などがあります」
いちご 「若返りとどんな関係があるんですか?」

先生  「成長ホルモンの量は、14〜17歳にピークに達した後急速に低下し、20歳後半で半減し、30歳以降は10歳ごとに約25%ずつ低下していくといわれています。20歳ごろまではみずみずしい素肌だったのが、お肌の曲がり角といわれる25歳頃を過ぎると年齢とともに肌に弾力がなくなりシワが目立ち始めるのも成長ホルモンの水分を保つ作用が衰えるからです」

おやじ 「その計算だと、おら、もうほとんど成長ホルモン出てねえだねか」
いちご 「私はまだ若いから、成長ホルモンたっぷりで、みずみずしいのね」
おやじ 「ゲホッゲホ、むせちゃった、いちごちゃんだって、もう、ほとんど出てないよ」
いちご 「そんなことないです、私はまだ、28だから、成長ホルモン、たーくさんです」
おやじ 「まあ、41には見えねえけどな・・・」
いちご 「28歳です!」

先生  「成長ホルモンは血液にのって全身に運ばれますが、いつも分泌されているわけではなく。運動後と睡眠中に分泌されます。 睡眠に入って30分程度で深い眠りであるノンレム睡眠に入り、そのとき、成長ホルモンの分泌量は最大になります。この時点から3時間ほどの間に骨や筋肉が作られます」

おやじ 「そうか、だから、寝る子は育つって言うんだな、だから、いちごちゃんも、でっかいんだ」
いちご 「私はそんなに寝ていません!モウッ」

先生  「成長ホルモンの働きを利用すると、具体的には、筋重量、骨密度、体力、活力、有酸素運動能力の増加、気分の高揚、睡眠の改善、血糖値の低下、糖尿病治療、体脂肪の減少、免疫力の改善、疾病頻度の減少、コレステロール関連データの改善、創傷治癒力の改善、癌や心臓病の予防、肌の色艶の改善などがあります」
おやじ 「すげぇ、でもどうやって成長ホルモン治療ってやるんだい?」

        次回は成長ホルモンをどのように使用していくのかお話します。

2004年5月6日(木)
アンチエィジング 素晴らしきヒト成長ホルモンの効果

     
     連休明けでいつにも増して戸狩診療所の待合室は患者様でごったがえしています。

     いつものように、わがままおやじの姿もありました。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」

おやじ 「はーい、いちごちゃん、連休は何してただね?」
いちご 「私、沖縄でゴルフしてたの、天気良かったし海は最高に綺麗でしたよ」
おやじ 「いいねぇ、おら、山で仕事だ」

いちご 「沖縄って、もっと小さな島かとおもっていたけど町は大きいし人も車も都会なみに多いの、そこにゴールデンウィークも重なって、観光客でいっぱい、でもすごくよかった、ステーキやえび、ゴーヤもいっぱい食べたし」
おやじ 「そりゃあ良かったな、たまには思う存分遊ばなきゃあ、でもぜんぜん日焼けしてないね」
いちご 「そうでしょう、美容液エルバイスを必ずゴルフの後たっぷりぬっててからね、これいいですよ、日焼けの後にもすごくいいみたい」
おやじ 「そりゃあ良い事聞いた、おらのお客さんにもゴルフする人多いから教えてあげよ」

いちご 「それで、今日はどうしました?」
おやじ 「そうそう、忘れるところだった、最近、良く聞く若返り治療とか、アンコロモチ?ってなんだい?おらんとこのお客さんが興味あって、先生に聞いてくれや、って頼まれたんだよ、その、何たらホルモン焼きってのに興味あるらしいんだ」

いちご 「アンコロモチじゃなくて、アンチエィジング。それと、ホルモン焼きじゃなくて、成長ホルモンのことだと思うよ」
おやじ 「まあ、何だかわかんねえが、それだ、おらには何のことかさっぱりわかんねえ」

先生  「アンチエィジングというのは簡単に訳せば抗加齢、年をとらないようにいつまでも若くありたいということですよ」
おやじ 「??、だって年はどうしてもとるだねか」
先生  「もちろん、年はとりますよ、年はとっても若々しくいたいと思うのはだれでも思うでしょう、70歳や80歳になっても元気で若々しく綺麗でいたいと思うのは人間の永遠の夢ですよね」

おやじ 「そんなことできるんかい?」
先生  「現在いろんな研究が進み、例えば、60歳なのに40歳代の体力や元気があるとか、50歳の女性が見た目には30歳代にしか見えないほど、若々しくてシワやたるみがなく、ナイスバディになったりね」
おやじ 「そんなことって、夢のまた夢の世界か、映画のSF物の世界だけの話だないんかい?」

先生  「それが、可能なんですよ、おやじさん」
おやじ 「ああ、神様、仏様、キリスト様御許しを」
先生  「なに、大げさなこと言ってるんですか、結構有名な方たちもこの治療を受けていらっしゃる方おおいですよ」
おやじ 「そうかい、じゃあ、ばちは、あたらないな」
先生  「あたりまえですよ、そこで使われるのが成長ホルモンですよ」
おやじ 「成長ホルモンって若返りのホルモン焼きかい」
いちご 「その、焼きはいらないの」
先生  「今回はアンチエィジングのエース、成長ホルモンについてお話しましょう」

                                    つづく

2004年4月30日(金)
メニエール病 PartV


     わがままおやじの奥さん、わがママは、
メニエール病かもしれないとの診断を受けた。
     今回はメニエール病の治療についてお話します。

おやじ 「おらの、ママ、メニエール病かもしれないだよね?」

先生  「ほぼ、間違いないと思いますよ」
おやじ 「なら、どんな治療があるんだやぁ?」
ママ  「私、どうなるんですか?」
先生  「今から治療や日ごろの注意についてお話しますね」
ママ  「お願いします」

先生  「まず、メニエール病の病因が不明である以上、残念ながらメニエール病の根本的治療法を確定する事はできませんが、ただ、メニエール病は、内耳で内リンパ腔という部分の拡大が見られ(内リンパ水腫)、これによってその症状が引き起こされるという点については殆ど異論はありません」
おやじ 「ハイジと水車がどうしたんだい?」
いちご 「内リンパ水腫」
ママ  「それが原因なんですか?」

先生  「内リンパ水腫によってその症状が引き起こされるということについては間違いありません。しかし、なぜ内リンパ水腫がおこるのかは不明で、内耳の前庭水管の発達異常、アレルギーの関与、ヘルペスなどのウイルス感染、内耳の血流不全など様々な可能性が挙げられています。また、これらのどれか一つだけではなく異なる病因が同一の症状を引き起こす可能性もあります」
おやじ 「ママの病気は、なおらないんかい?」

先生  「病因が明らかでないため、対症療法が中心となります。一般に病期、症状にあわせて吐き気や嘔吐を抑える鎮暈剤、制吐剤、精神安定剤、内リンパ水腫に対する利尿剤、内耳の循環改善剤、自律神経調整剤などが用いられます。また、発作が起きているときは、吐き気を伴うため内服剤が使えず、点滴や注射を行います」
おやじ 「なんだか、わかんねえけど、面倒な病気だな」

先生  「そんなことはないですよ、早期に適切な治療がなされると予後は比較的いいですよ。ただ10〜15%は発作の再発、長期化が見られるます」
ママ  「どんなことに注意すればいいですか?」

先生  「めまい発作が起こったときは、まず安静にして、発症のきっかけとなったストレスやトラブルの解消につとめ、発病早期のライフスタイルの健全化をはかることです、十分な休息をとり、日頃からリラックスしてストレスを避けましょう、過労や睡眠不足を避け、1日の生活リズムを作り規則正しい生活を心がけてください」

おやじ 「ママ、おらが、一生懸命働いて稼ぐから、休んでくれや」
先生  「それが一番の治療かも知れませんね、おやじさん頑張ってください、ママと、お子さんのためにも」
おやじ 「オオッー、エイエイオー」
いちご 「分かってんのかしら???」
ママ  「ほんと・・・・」


                  連休中はお休みさせていただきます、よろしくお願いいたします。

2004年4月28日(水)
眩暈、耳鳴り、難聴、PartU


     わがままおやじの奥さん、わがママわは、眩暈で戸狩診療所に来ています。

     CTなどで特に異常なくメニエール病の疑い有りとのことです。

おやじ 「その、アリエールってのは、なんだい?」

いちご 「ちがうっての、メニエール病」
ママ  「お父さん、黙ってて」
おやじ 「また、怒らせちゃった」
ママ  「先生、メニエール病ってどんな病気ですか?」

先生  「奥さん、耳鳴りがあり、少し聞こえにくかったんではないですか」
ママ  「はい、そういえば、何か耳鳴りがして、聞こえにくかったですね、でも眩暈がすごくて、立っていられなかったです」
先生  「そうでしょう、メニエール病の三大症状が出てますね」
ママ  「三大症状?」
先生  「そう、典型的なメニエール病の三大症状は、 回転性めまい、難聴、耳鳴りです」

おやじ 「回転寿司、めばる、3丁、上がりです?」
いちご 「おじさん、今のギャグ、ちょっと無理あるよ」
おやじ 「だめかぁ、・・・」
ママ  「・・・・・」・・・無言

先生  「眩暈が約30分から数時間程度続きます、眩暈や発作は不定期に繰り返し、精神的ストレスや過労時が発作の誘因となります。難聴は低音部に障害があり、眩暈に連動して変動します。時に上記のような症状がそろわないこともあります」
ママ  「私、の場合は、眩暈が主です」

先生  「例えば逆に難聴と耳鳴りの変動があるがめまいがないという様な場合もありますが、多くが数年で典型的なメニエール病の病像を現すようになります」
ママ  「この病気の原因はなんですか?」

先生  「メニエール病には病因などに不明の点も多いのですが、耳のいちばん奥にある内耳の病気で、原因ははっきりわかっていませんが、過労やストレスがきっかけとなって起こると考えられています。また、30歳から50歳に多く、子供では稀です、性格が几帳面な人や融通のきかない人、小さなことに思い悩む人に多いと言われています」

おやじ 「ママ、几帳面だからね」
ママ  「あなたが、だらしないからでしょう」
いちご 「そうだ、そうだ」
おやじ 「いちごちゃんにだけは、言われたくねえな」
いちご 「もう、黙ってて」

先生  「最近ではウイルスの感染が原因という説もあります」

                                   つづく

2004年4月27日(火)
くるくる回る、目が回る 眩暈

     
     今日はもう春だというのに、肌寒い、飯山戸狩地区です。

     久しぶりにわがままおやじの奥さんのわがママさんが何か気分悪そうにうつむき加減でつらそうです。

いちご 「おじさん、奥さんどうかしたの?」

おやじ 「何とかしてくれや、おらのママ眼が回って立っていられねんだで、目が回るらしいんだ」
いちご 「ちょっと待ってね、奥さん血圧測ってみますね、大丈夫ですか?」
ママ  「アー気持ち悪い、眼を開けるとグルグル景色が回るんです、私どうかなっちゃったのかしら、気持ち悪い」
いちご 「先生、ちょっといいですか、おじさんの奥さん目が回るらしいんです」

先生  「いちごちゃん、奥さんを診察室に入れて横になって頂いてください」
おやじ 「先生、おらのママ何とかしてくれや」
先生  「はい、少し待ってくださいね、いちごちゃん、血圧は?」
いちご 「188の96です、脈は86です、とくに不整はありません」
先生  「奥さん、深呼吸してください、ちょっと、診察しますよ」
ママ  「あーダメ、気持ち悪い、眼お開けていられない」
先生  「念のため、CTをとって調べておきましょう、技師さん、お願いします」
技師  「はい、カッショ、こちらへどうぞカッショ」

     ママは車椅子でCT室へ運ばれていきました。
     しばらくして、診察室にママは再び帰ってきました。かなり辛そうです。

先生  「わがママさん、特に明らかな出血や、梗塞、腫瘍などの変化は、ありませんよ」
おやじ 「よかったなぁ、ママ、心配したでぇ」
ママ  「よくはないわよ、こんなに気持ち悪いの初めて」
先生  「とりあえず、今のままでは、かわいそうだから楽にしてあげますね。いちごちゃん点滴お願い、メイロン40ml入れてね」
おやじ 「メロン?、ママメロン嫌いだよぉ」
ママ  「なに言ってるの、先生はメイロンって言ったのよ、ほんとに人が気持悪いって言うときに、あんたは!」
おやじ 「しゅいましぇん」・・・シュン

いちご 「はい、分かりました、奥さん点滴しに行きましょう、大丈夫ですか?」
ママ  「はい、何とか、いつもすいません、うちの人」
いちご 「いえいえ、気にしないでください、さあ、ベッドに移りますよ」
ベッドに横になったママに点滴が行われました。

     約1時間ほどたって、少し顔色が良くなったママが再び診察室に戻ってきました」

先生  「わがママさんの病名は、メニエール病が考えられます」
おやじ 「エリエール?」
いちご 「違うったば、メニエール、エリエールは関係ないでしょ」
先生  「今回はメニエール病についてお話しましょう」

                             つづく

2004年4月26日(月)
陥入爪 PartU


     わがままおやじと、A君は爪が食い込んで痛くなる
陥入爪について先生の話を聞いています。

おやじ 「先生、その陥入爪って、何が原因なんだい?」
A君  「僕何も悪いことしてないんですけど」
先生  「陥入爪の原因は、生れつきの形態異常の場合もありますが、多くは、外傷や環境など後天的なものです、長時間の歩行や窮屈な靴や先の尖った靴などを履いて足の指が横から圧迫されることで生じます。又日本人は爪を深く切ることが習慣になっていることが多く、そのことがさらに症状を悪化させます」

A君  「僕、ゆるゆるの靴はいてるんですけど」
先生  「靴の中で足が踊るようなのは、だめですよ。だんだん足が前に行って結局は絞められちゃうことになりますからね」
A君  「ゆるいのもダメなんですね」
先生  「やはり靴は自分に合ったサイズの物を選んで、履いたほうがいいと思います。靴を履かなかった時代にはこんな病気は無かったんですから」

おやじ 「おら、子供の頃、爪は短く切れってよく怒られたもんだでな」
先生  「たいていの患者さんは、痛い部分の爪を深く切って、痛みを和らげようと試みます。この行為が症状を悪化させます。深爪すること自体が、皮膚に傷をつけます、爪を切った外側に、爪の一部がトゲ状に埋没されて残る場合が多く、それが刺激の原因になります」
A君  「そうなんですよ、なかなか上手く切れないんですよ、触ると痛いしね」
先生  「まず、家庭でできる予防法は、つま先に余裕のある靴を心掛けること、爪切りは、深爪を避け、長すぎるくらいを心掛けます。清潔の維持、器械的な保護も効果的です」

A君  「僕みたいにジクジクして、化膿してしまったらどうするんですか?」
先生  「爪の角が肉に当って痛いときには、爪の角の部分に小さなガーゼをつめる処置を行います。この処置を行いながら、きつい靴を履かないように注意して清潔にしているとたいていの場合は痛みが軽減し爪を伸ばすことが可能になります」
A君  「僕みたいに、何回も繰り返しているのは、どうすればいいですか」

先生  「1年のうち5回も6回も繰り返しひどい炎症を起こすようなら手術をお勧めします、少し爪の幅が狭くなりますが、長い目で見ればそのほうがいいかもしれませんね」
A君  「手術って大変なんでしょう?」

先生  「いやいや、通院で出来るし、手術時間も20〜30分ほどでおわります、もちろん保険もききますよ」
A君  「なら、思い切って手術受けちゃおうかな、こんなに、しょっちゅう繰り替えし痛いんじゃあ」
先生  「そうですね、今の炎症が治まったら、予定しましょうかね」
A君  「はい、お願いいたします」
先生  「それまで、消毒の仕方を、お教えしますから、頑張って清潔にしてくださいね」
A君  「はい、頑張ってみます」

A君とわがままおやじは、消毒セットをいちごちゃんより手渡され帰っていきました、その約3週間後手術は問題なく行われました

2004年4月24日(土)
爪がくいこんで、イタイイタイ、陥入爪


     だいぶ暖かくなってきましたが、今日の飯山地区も山際では季節はずれの雪が降りました。

     まだまだ、気候が安定せず風邪をひきやすいので注意しましょう。

今日は、わがままおやじ、のゴルフの弟子(おやじがそう思っているだけ?)のA君を連れて診療所に来ています。
いちご 「A君、診察室1番へお入りください」
おやじ 「おら、の弟子が、足の爪がくいこんじゃって、痛いってんだよ」
    
     A君の足をみて

いちご 「
痛そうですね、少し足を洗いましょうか、こちらえどうぞ」
     消毒液の入ったぬるま湯で足を綺麗に洗って診察室に戻ってきました

先生  「Aさんいつごろから、痛くなりましたか?」
A君  「10日くらい前から、何か当たると、飛び上がるほど痛いんで、何かなって見てみたら爪がくいこんでいたんですよ」
先生  「今回初めてですか?」
A君  「時々、痛くなると、自分で爪の角切ってたんですよ、すると、しばらく痛くないんです」
おやじ 「これって、巻き爪かい?」

先生  「ちょっと違うんですよ、A君の場合は、陥入爪って言うんです」
おやじ 「かりんとう?」
いちご 「かんにゅうそう、いつもとぼけてるんだから」
おやじ 「うるへぇ、おら、青山だ」
先生  「久しぶりに、その言葉聴いたね」

A君  「あのぉ、僕はどうすればいいんでしょう?」
先生  「申し訳ない、とりあえず、痛みをとる処置をしますね、いちごちゃん、モスキートと、はさみ用意して」
おやじ 「モンチッチ?」

いちご 「おじさん、少しむこうに行っててください、技師さん、お願いします」
技師  「なにカッショ?」
いちご 「おじさんを、よろしくカッショ」
技師  「なんで、いつも私カッショ、全くカッショ、おじさん、こっちに来るカッショ」
おやじ 「はいカッショ」
技師  「モウ、みんな真似するのやめてカッショ」

先生  「A君、これで、ゆっくり治療できますね、少し爪が食い込んでる、ところを切除しますね、これはあくまでも根治的な治療ではないですが、まず痛みと炎症をとる治療をしないとね」
いちご 「じゃあ、すこし我慢してください」
     
     先生は食い込んでいる、爪の角を、切除しました

先生  「はい、終わりましたよ、痛かったでしょう、今どうですか?」
A君  「あれッ、痛くない、どうなってるんですか?」
先生  「陥入爪について、今回はお話しましょう」

                                     つづく

2004年4月23日(金)
逆さまつげでパッチリ二重 PartW


     昨日逆さまつげの手術を受けることに決まったへびイチゴちゃんと付き添い?の、わがままおやじが待合室に来ています。


おやじ 「へびイチゴちゃん、眼の手術うけるの、怖くないの?」
へび  「どうして、怖いんですか?」
おやじ 「だって、目の上切るんだでぇ、恐いだねか」
へび  「でも、逆さまつげ治して、憧れのパッチリ二重になるんだよ、ちょっとぐらい恐くったって、へっちゃら、へっちゃら」
おやじ 「最近の若え者は、何考えてるかさっぱりわかんね」

     とうとう手術の時間がやってきました。

いちご 「へびイチゴさん、こちらへ、お入りください」
へび  「じゃあ、おっちゃん、行ってくるね」
おやじ 「もういくんかい、行かねでくれや」
へび  「なに言ってるの、大げさだなおっちゃんは、じゃ、行くね」
いちご 「昨晩は良く眠れましたか?、この台の上に、上がって横になってください」
へび  「はい、これが手術台ですか?」

いちご 「はいそうですよ、麻酔の点眼しますね」
先生  「それでは、お顔の消毒しますね、次に、清潔な布がかかりますよ」

     先生はへびイチゴちゃんの頭の上のほうに座って切るラインのデザインをしました。

先生  「こんな状態になりますけどどうですか?」・・・細い針金のような物で(ブジー)仮の二重をつくる。
へび  「はい、いいです、お願いします」

先生  「それでは、麻酔しますよ、ちょっと痛いですよ」・・・31Gの針で0、3〜0,5ml程注射しました。
へび  「もう終わったんですか?少し最初だけ、チックとしただけです」
先生  「はい、じゃ、始めますよ、痛かったら言ってください」
     
     約30〜40分経過し手術は問題無く終了しました。

いちご 「この、アイスノンでよく冷やしてくださいね」
へび  「はい、麻酔きれると痛みますかね?」
いちご 「抗生物質と痛み止め出てますから大丈夫だとおもいますよ」
おやじ 「へびイチゴちゃん大丈夫か?心臓バクバクしちゃったで、痛くないんか?」
へび  「ぜんぜん痛くなかった、寝ちゃいそうになっちゃた」
おやじ 「スゲー、強いなぁ、女性は」
先生  「とにかくよく冷やしてください、明日また診せてください、お大事にね」
へび  「腫れますかね?」
先生  「そんなに、ビックリするほどは、腫れませんよ、よく冷やすことです」
へび  「はーい、ありがとうございます」
     
     おやじとへびイチゴちゃんは、山へ帰っていきました。

     何例か症例の術後1日〜12日目、の経過写真をお見せいたします
  

  
  
  
  
     術後1日目

  

    術後5日目
    抜糸の日です

  

     術後12日目
他人が見れば分かりません

  
  

      術前

  

    術後4日目
     抜糸の日

  

    術後10日目
少し内出血のあとが残る


上の二例はどちらも切開法の症例です。
2004年4月22日(木)
逆さまつげ PartV
     
     逆さまつげの手術をして、パッチリ二重になるということを聞いてやる気まんまんのへびイチゴちゃんですが、よく説明を聞いてからにしましょうといわれ、今回は手術について説明を受けようと真剣なへびイチゴちゃんです。

へび  「先生、逆さまつげの手術って、どうするんですか?」
先生  「大きく分けて、2種類の方法があります、ひとつは、埋没法です」
へび  「埋没法って、あの切らずに出来るって、よく美容外科の宣伝で出てる方法ですか?」

先生  「基本的には、同じです、ただ目的が違いますからね、もちろん結果的に二重になりますけどね」
へび  「簡単なんですよね、よく張れないって書いてありますよね、それって、本当ですか?」
先生  「埋没法は瞼のたるみが少なく薄めの瞼のかたに適します、上眼瞼に脂肪が多い方や皮膚のたるみの多い方、二重の幅を細かく指定される場合には限界があります。ただ、2〜3箇所小さな切開で固定するだけなので、短時間で手術も済みますし腫れも少なくて済みますし、やり直しも可能です、その代わり時間が経つと戻ってしまう場合があります」
先生  「まったく腫れないことは絶対ありません、それにまつげを上げるという点では、少し弱いですね、へびイチゴちゃんには、適応しないかもしれませんね」

へび  「じゃあ、私の場合どうするんですか?」
先生  「へびイチゴちゃんの場合は、切開法が適してると、思いますよ」
へび  「切開法?」
先生  「切開法です、当院では解剖学的に自然のまつげより少し上を向くようにして、パッチリ二重になるような手術法で行っています、しかし脹れが少し長く続きます」
へび  「かなり、張れるんでしょう?」
先生  「そんなことはないですよ、知らない人が見ても分からなくなるのに大体2週間ほどかかりますめど、まったく脹れない人も中にはいますよ」

へび  「でも通院期間や回数は多くなりますよね」
先生  「基本的には変わりませんが、抜糸しなければいけませんからね」
へび  「抜糸って、いつごろになるんですか?」

先生  「へびイチゴちゃんのケースで手術から、抜糸まで、4〜5日ですね、その頃には張れも、だいぶ、ひいていますよ」
へび  「じゃあ、だいたい1週間あれば、手術から、抜糸まで済んじゃうんですね」
先生  「そうですね、1週間ぐらいは予定のないとき、例えば人前に出ることや、旅行はやめてほしいですね」
へび  「私、ちょうど1週間有給で休みとってるんです、お願いします」

先生  「はい、いちごちゃんOPEの予定調べて」
いちご 「先生、今日はだめです、OPE予定、入っています、明日なら、何とかなりそうです、その後も入っています、明日しかあいていません」
先生  「申し訳ない、明日しかあいてないんだけどいいですか?」
へび  「いいです、いいです、お願いします」
先生  「それでは、手術当日の注意事項を聞いて明日お待ちしています、それまで眼をこすったりしないようにお願いいたします、おだいじに」
2004年4月21日(水)
逆さまつげ PartU

     
     へびイチゴちゃんは逆さ睫毛(睫毛内反症)で戸狩診療所を訪れています。

     診察の結果、手術するのが、最もいい方法ということになりました。

へび  「先生、やっぱり手術したほうがいいですかね?」

先生  「あまり、再発をくり返してると、角膜や結膜に傷や炎症がおこちゃいますからね」
おやじ 「ささる、とこだけ抜けばいいんだねか?」

先生  「睫毛乱生の場合、睫毛が不規則にばらばらに生えている場合は、数本程度なら、抜いちゃえばいいかもしれませんね、へびイチゴちゃんの場合全体的に睫毛が内側に入り込んでいますよね」
へび  「そうなんです、どれがチクチクあたるのか分からないから、結局ほとんど抜いちゃうんです」
おやじ 「だから、睫毛ないんだ」
いちご 「一言余分なの、おじさんは」

先生  「へびイチゴちゃんの場合、一重瞼ですよね、一重瞼がいいならい一重瞼のままで、睫毛だけ上に向けることもできますよ」
へび  「他には、どうなるんですか?」

先生  「
逆さまつげを治して、同時に綺麗な二重瞼にも出来ますよ。ほとんどの患者様はこちらを選ばれますけどね」
へび  「ホントですか?私以前から二重にしたかったんですよ、でも保険がきかないって思っていたから」
先生  「もちろん、単に二重、美容目的なら、保険は通りません。しかし、へびイチゴちゃんは、睫毛内反症ですから、保険で、治療目的で、その結果二重になったと、言うことになるんですよ」

おやじ 「へびイチゴちゃんが、
二重になって、眼元パッチリなんて、想像つかないや」
いちご 「元々顔立ちがかわいいから、今よりもっと、可愛くなるわよ、手術したほうがいいよ、へびイチゴちゃん」
へび  「もちろん、逆さまつげ治って、さらに、目元パッチリ二重になれるんだもの、やるやる」
先生  「まあまあ、そんなにあせらずに、まだ説明も済んでいないんだから、よく聞いてから考えてください」
へび  「えぇー、今すぐ手術しないんですか?」

先生  「当院では、私の説明を良く聞いてお互いの都合や、希望が合って、それから手術の予定を組みます、患者様にゆっくり考える、お時間を持っていただき、それから、手術を受けるかどうか、お返事していただきます」
おやじ 「んだ、親からもらった顔に傷つけるんだから、よーく考えて、決めな」
先生  「そのとおり、おやじさんたまには、いいこと言うね」
おやじ 「おら、青中だでな」
へび  「はい、分かりました、説明聞いてから、決めます」
先生  「手術方法や、経過の概要を説明しますね」

                                        
つづく

2004年4月20日(火)
チクチク痛い!逆さまつげ(睫毛内反症)


     春のポカポカ陽気が心地いい今日この頃、長い冬も終わり農作業に出る前の健康チェックに多くの方々がいらしています。

     久しぶりに、へびイチゴちゃんが診療所を訪れました、何やら眼をごしごしこすっています。

おやじ 「先生、へびイチゴちゃん眼がチクチク痛いんだって、どうしたのかな?」
先生  「へびイチゴちゃん、久しぶりだね、プラセンタの内服ラエンネックピーオー飲んで調子どうですか、今日はどうしましたか?」
へび  「体調はすごくいいんです、効きますねプラセンタの内服。今日は、睫毛が,チクチク眼に入って痛いんです、ずーと前から、時々睫毛が眼に入るんで、自分で抜いてたんですよ」
おやじ 「へびイチゴちゃん、睫毛あったの?」
へび  「当たり前でしょう、みじかっくたってちゃんと睫毛あります」

おやじ 「おらには、見えねえけどなぁ」
いちご 「おじさん、レディに失礼よ」
おやじ 「レレレディ?へびイチゴちゃん、女性だったの?たまげたぁ」
いちご 「モゥ、黙っててよ、失礼すぎよ!」
おやじ 「ごめんごめん、気にすんなよ」・・・全く反省のいろなしの、わがままおやじであった。

先生  「どこか、眼科か形成外科で診察うけましたか?」
へび  「いいえ、どこでも診てもらってないです、自分で抜くとしばらくなんともないんです」
先生  「角膜や、結膜に傷がついていないか診察しますね、いちごちゃん、点眼して処置室へお願いします」

しばらくして診察をおえた、へびイチゴと、先生が再び診察室へ戻ってきました。

先生  「幸い、角膜に傷はないですね、眼をこすったせいか、結膜が赤くなっています。頻繁に同じような症状を繰り返していると、良くないですね」
おやじ 「へびイチゴちゃんの病気はなんだい、先生?」
先生  「睫毛内反症による結膜炎ですね」
おやじ 「しょうもないおやじ?しょうもないおやじで悪かったね、おら、青山だ」
いちご 「睫毛内反症、しょうもないおやじには変わりないけどね」
おやじ 「うるへぇ、睫毛内反症って、なんだい?」
先生  「簡単に言えば、逆さまつげですね」

おやじ 「なーんだ、逆さまつげかい、おら、抜いてやるで」
先生  「だめだめ、へびイチゴちゃんは何回もくりかえしているんだから、根本的に治療しなきゃあね」
おやじ 「どうするんだい?」
先生  「手術です」
おやじ 「手、手、手術??」
先生  「そうです、手術です」

驚く、わがままおやじ。へびイチゴちゃんの運命はいかに、次回につづく

2004年4月19日(月)
美容液Erweis エルバイス RartV



2004年4月17日(土)
美容液Erweis エルバイス PartU
2004年4月16日(金)
お待たせいたしました、美容液Erweis エルバイス 到着!!


 

2004年4月15日(木)
おやじ痛風PartW

     
      痛風についてだいぶいろんなことがわっかってきました。

     今回は食事や、治療について説明いたします。

いちご 「おじさん、一人暮らしだから、食事が偏ってるんじゃない」
おやじ 「おら、3食、きちんと食べてるで」
いちご 「お酒やビール、毎日飲んでるでしょう?」
おやじ 「毎日なんか飲んでねえよ、1週間に1日は飲まない日あるでぇ」
いちご 「それは、ほとんど毎日って言うの」

先生  「とにかく、食事や生活で気をつけることについて説明しましょう,その前に代表的な痛風の症状を説明しときます」
先生  「
痛風結節の形成は通常発症して約10年後に合併しておこります。結節は関節滑膜や軟骨下の骨、肘頭滑液包、アキレス腱や膝蓋下、前腕伸側皮下、関節周囲にできます。耳の軟骨は結節の好発部位に入れられていますが実際にはさほど多くありません」

先生  「合併症として、痛風結節、特殊な例では、鼻軟骨、舌、声帯、大動脈、心弁膜、心筋にできることがあります。痛風腎 、慢性痛風では蛋白尿、尿濃縮能の低下、などで尿毒症等の合併症を来たすこともあります、尿酸結石や糖尿病、心臓や脳の動脈硬化症、高中性脂肪血症は痛風で高頻度に合併します
おやじ 「痛風って、怖い病気なんだな」
先生  「そうなんですよ、 痛風の基礎となる(高尿酸血症)を改善しないと 心臓病や腎臓病などの合併症をおこす恐い病気で これを防ぐためには運動などの生活改善と共に食生活の改善が必要です」

先生  「また、女性ホルモンとの関係も考えられており それは 女性ホルモンが尿酸の尿中排泄を促す働きがあるため、女性は 閉経後に痛風が発症するということが言われていたのですが、最近では若い女性にも痛風が増加しています、原因はストレスや無理なダイエットによる「無月経」の増加によるのではないかと考えられています。 その結果痛風が増えているのではと言われています」
おやじ 「いちごちゃんには、ダイエットもストレスも関係ないからいいな」
いちご 「黙って聞いていなさい」

先生  「最近では 薬の開発により(食事によるプリン体の制限は必要ない)という考えもありますが 日常プリン体を多く含む食品ばかりに片寄った食事は好ましくありません。 食品に含まれる(プリン体)は水溶性で 料理するときに水中に溶け出す性質があるので肉や魚は茹で汁を捨てることにより、かなりプリン体を減らすことができます。 肉を焼いたあとの(肉汁)は 料理に使用しないようにしたほうが良いでしょう。 他にも (だし)に使用される旨味成分の(イノシン酸)もプリン体の一部なので 調味料を使う時には注意が必要です」

おやじ 「料理がしにくくなるなぁ」
先生  「 ラーメンのスープには 豚骨や鶏がらが使われていますのでスープは飲まないようにしましょう」
いちご 「私、ラーメン大好き、特にスープが好きなのに」
おやじ 「美味いものは、皆だめだねか」

先生  「アルコールは尿酸値を上昇させるので注意が必要です、特にビールはお酒の中でも(プリン体)含有量が多く エネルギーとプリン体の両方を高めることになります」
おやじ 「おらの好きなものばかりだ」

先生  「だから、痛風になったんでしょ、あとは積極的に水分を摂取すること、季節を問わず尿が一日2リットル以上になるようにすることが理想ですが、毎日2リットル以上の水分をとること。ウォ−キングなどの有酸素運動は尿酸値を上げず、痛風の人に多い高血圧などの合併症にも有効です」
おやじ 「頑張ります」

     今回の痛風については、少し詳しすぎましたね、次回からもう少し面白おかしく書くよう努力いたします


2004年4月14日(水)
おやじ痛風PartV

     
     前回まで、痛風の原因が
プリン体であることについて難しい説明をしてまいりました。
     今回はその予防や治療についてお話いたします。

おやじ 「おら、あんまりプリン食べないんだけどな」

いちご 「そのプリンじゃないっての」
おやじ 「焼きプリンのことかい?」
いちご 「おじさん、その言葉、忘れて、お願い」
おやじ 「おら、青中だ、忘れっこねえ」

先生  「まあいいです、お話聞いてくださいね、プリン体は核酸の原料です、 核酸は分解されてプリン体ができますが これはヒポキサンチンという物質を経て尿酸になります。 このように分解された尿酸は 最終的に体外に排泄されるという仕組みになっています。 つまり尿酸とは 細胞の最終産物と言うわけです」
おやじ 「尿酸は、細胞のウンチみたいなもんだな」
先生  「まあ、そう理解してください」

先生  「プリン体の分解からできる尿酸は最終的に腎臓から尿へと 腸から便へと排泄されていきますが、一定以上に血液中に増えると 尿酸値が上がり その結果高尿酸血症をおこしてしまいます」
おやじ 「なんで、その尿酸が溜まると痛いんだい」
先生  「尿酸は水に非常に溶けにくく そのため体内で結晶化して悪さをします」
おやじ 「尿酸は、おしゃれさんだな、化粧するなんて」
いちご 「結晶化、お化粧じゃない」
おやじ 「怒るなよ、いちごちゃん、わざと、ボケただけだねか」
いちご 「・・・嘘ばっかり」

先生  「痛風の激痛は この針のように尖った結晶化した尿酸が血液中に増え 神経などを刺激することが原因で起こりますが この結晶化した尿酸は人体にとっては異物なので白血球によって退治されるのですが 針によって逆に白血球が破壊され それによって体の様々な障害が起こることに繋がると言われています」
おやじ 「尿酸って、針もって悪さするんだな」
先生  「痛風の激痛は このような危険な状態を知らせているわけです」
おやじ 「イテテテ、尿酸の野郎めまた針で刺しやっがた、イテテ」

先生  「治療ですが、 第一に気をつけることは、食べすぎに注意です、高尿酸血症のひとは 肥満者が多く 肥満を招いたエネルギーの過剰がなんらかの形で 尿酸の代謝に関わっているものと考えられています」
おやじ 「おら、そんなにいっぱい食べてねえで」

先生  「 高尿酸血症の人は 肉や魚に片寄った食事をしている人が多いのも特徴で このような場合 芋類・野菜・海藻・キノコ類などを適度に取り入れたバランスの良い食事を心掛けることが必要です。 バランスの良い食事は 合併症となる動脈硬化や腎臓病の予防のためにも必要です」

先生  「 高尿酸血症では 腎臓結石から腎臓を壊す危険があるので それを避けるために尿をアルカリ性にして溶かす必要があり そのためには野菜や果物を十分摂る必要があります」

      次回は食事や、治療のつづきです。

2004年4月13日(火)
おやじ痛風 PartU

   
     おやじは右足のおやゆびの付け根が脹れて痛いので診察を受けています


先生  「お話の前に採血して、尿酸と腎機能、肝機能、炎症反応等調べておきましょう」
いちご 「おじさん、こちらへどうぞ」・・・処置室へ
おやじ 「おら、採血やだなぁ、いちごちゃん」
いちご 「動かないでくださいね、はい、チックとしますよ・・・はいお終いです、揉まないように押さえときましょう」

よく、 採血した後揉んでいる方を見かけますが間違いです、圧迫しといてください


     しばらくして、検査の結果がでました。

いちご 「わがままおやじさん、診察室へお入りください」
おやじ 「フワーイ、よく寝てた、アタタタ」
iいちご 「はい、どうぞ」・・・診察室のドアを開けてわがままおやじを、向かいいれます。
先生  「やはり、痛風、高尿酸血症ですね」
おやじ 「高野山で小便?」
いちご 「高尿酸血症」
先生  「尿酸値が8.1と高めです白血球10600、CRPもあがっていますね、腎機能や肝機能は特に異常ありません」
おやじ 「おら、なんで痛風になるんだい?」

先生  「痛風発作の原因は尿酸という物質です、尿酸はからだの中にも一定量あって、血液などの体液に溶けて循環し、尿の中に濾し取られて捨てられます。何らかの原因で血液中の尿酸の濃度が上昇して飽和濃度を越えると、溶けなくなった尿酸は結晶になります。尿酸の濃度が高い状態が続くと、この尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着してきます。痛風の発作は、尿酸塩に対してからだの防御機構である白血球が反応し、攻撃する時に起こります」

先生  「尿酸塩が関節に溜まると痛風発作になりますが、他の臓器にも溜まります。なかでも腎臓には尿酸が溜まりやすく、痛風発作のある人は腎機能に注意が必要です。さらに、痛風の患者さんでは心筋梗塞や、脳血管障害など成人病を合併する割合も高いのです。痛風発作の激痛は治療が必要だ、という警告と考えるべきでしょう」
おやじ 「おらも、治療が必要かい?」
いちご 「今聞いてたでしょう」
先生  「必要ですね、おやじさん」
おやじ 「ところで、尿酸ってなんだい?」

先生  「尿酸は炭素、窒素、酸素、水素の分子から出来た化学物質で、プリン体と呼ばれる物質のひとつです。プリン体には多くの種類があって、それぞれが多彩な作用を持っていますが、それらが最終的に分解され、尿の中に捨てられる形になったものが尿酸です」

先生  「尿酸の素になる物質は、DNAやRNAとよばれる核酸やATP(アデノシン三リン酸) という生体エネルギー物質ですこのような材料の老廃物として尿酸が作られます。この尿酸の産出が多くなったり、排泄が低下すると尿酸は体内に蓄積し、痛風を起こします。要するに、尿酸はプリン体の老廃物で処理問題がうまくいかないと痛風になるわけです」

おやじ 「おら、プリンでもプッチンプリン好きだ」
いちご 「わたし、焼きプリン大好き」
先生  「二人とも、頭の構造一緒なんだね」

     二人にはちょと難しいようだった。           つづく

2004年4月12日(月)
おやじ痛風?


     今日は月曜日の朝診療所の待合室はお子様からお年寄りでがやがやしています。

     何やらそこに わがままおやじの姿もありました。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「イテッ、アイテテテ、まったくイテテテ」
いちご 「おじさん、今回はどこが痛いんですか?」
おやじ 「足、足の親趾の付け根が、イテテテ、痛いんだ」

先生  「痛そうですね、赤く脹れてるし、レントゲンで見てみましょう、技師さん、
右母趾MP関節2方向でお願いします」
技師  「わかりました、足カッショ?」
いちご 「そう、カッショ」
技師  「真似しないでちょうだい、カッショ」
おやじ 「どうでもいいけど、痛いカッショ」
技師  「まったく、皆で真似しないで、カッショ、おじさん、レントゲン撮るカッショ」
おやじ 「お願いします、カッショ、イテテテ」

     
レントゲン室でレントゲン撮影を終わった、わがままおやじが出てきたと同時に

いちご 「わがおやじさん、診察室にお入りください」
おやじ 「なな、なんだよ、今レントゲン撮り終わったばかりなのに、もう呼ばれちゃった。どうなってんだよ」
いちご 「おじさん、この診療所はこんな、田舎にあるけど、設備はどんどん新しい機器が導入されているのよ」
おやじ 「でも、撮り終わって、すぐ呼ばれるところなんかないよ」
いちご 「そうでしょう、うち(戸狩診療所)には
デジタルのレントゲンがあるのよ、専属の優秀な?技師さんもいるしね、とにかく先生が患者様のためになることには、どんどん、新しい機器を導入しちゃうんですよ、電子カルテもそうだし、私たちの知識じゃついていけないのよ」
おやじ 「おら、青中だで、でも毎回、びっくりだ、スゲェ〜」

先生  「まあまあ、先に診察しましょう、レントゲンを見てください」・・・机のうえの
液晶ディスプレイをマウスで操作しながら
おやじ 「たまげたぁ、おらのレントゲン、テレビにでてるで、いちごちゃん」
いちご 「モオ、いいから先生のお話聞いてください」
おやじ 「ハーイ、お願いします。でもスゲー」
先生  「おやじさん、これ見てください、ここです」・・・右母趾MP関節を、マウスで拡大して
先生  「関節の部分が白くなっていますよね、さらに骨の、ところどころが抜けたみたいになっていますよね、骨の
エロージョンが見られますね」

おやじ 「エレベーター?」
いちご 「
エロージョン
先生  「おやじさん、
痛風だね、これは」
おやじ 「つ・う・ふ・う・?痛風って、あの痛風かい?」
先生  「そうです、あの痛風です」
おやじ 「なな、何でおら、痛風なんだぁ、おら、青やまだでぇー」・・・すこし大げさですね
先生  「いい機会だから、今回は痛風についてお話しましょう」

                                  つづく

2004年4月10日(土)
戸狩診療所の美容は、なぜそんなに安いの?PartU

     診療所を開業して早7年と数ヶ月が経過しました。
     以前より美容に関係する治療も数多く手がけています。
     皆様戸狩診療所の美容外科や美容に関する料金の安さに驚かれます、今回は、なぜ安価で皆様に最高の美容をご提供できるのかお話します。

いちご 「先生、私たちここ(戸狩診療所)開業当時の職員がそのまま今も勤めていますよね」
先生  「そうですね、本当に皆さんには感謝しています」・・・ありがとうございます。
いちご 「職場環境は最高ですよ、人間関係も含めて、私たちも感謝しています、でも皆美容に関しては、どう考えても安すぎるって言ってますよ」

先生  「僕は、いつも医療は究極のサービス業と、皆さんに言ってきましたよね」

いちご 「はい、でも美容に関しては安すぎますよ」
先生  「ここは、信州の片田舎です、しかも約700坪の敷地に、古いけど140坪の平屋造りの建物です、これだけの造りを、他の多くの美容外科クリニックがある都会で開業すれば、莫大なお金がかかりますよね」
いちご 「私も神奈川の大学病院に勤務していましたけど、個人の開業医さんではこれだけ大きなところは、あまり見かけないですよね」

先生  「そうでしょう、しかも美容外科は、それなりに綺麗でいい場所にありますよね、家賃だけでも大変だと思いますよ、さらに多くの美容外科クリニックがそれぞれ頑張っておられますから、どうしても宣伝が必要になります。テレビや雑誌、電車や駅の看板での広告費も莫大な金額だと思いますよ」
いちご 「そうですよね、女性週刊誌にも、沢山の美容関係の広告が載っていますよね、大変ですよね」

先生  「いちごちゃんもそう思うでしょう、当院は全く宣伝もしていないし、土地や建物は私の所有なので家賃もかからないですよね。という事は手術にかかる費用だけ、患者様に、ご負担いただければいいわけですよ」

いちご 「じゃあ、美容の産地直送みたいなもんですね?」

先生  「まあ少し違うけど、余分な経費はかからないってことですよ。更に当院では不確実な機械や効果がはっきり認められていない医療器械は採用しない主義ですから、もちろん、そこそこの機械はありますが、基本は私の、この二本の腕と感性です」
いちご 「でも、九州や遠くから、手術を受けにこられた患者様からはほとんどお金頂かないじゃないですか」

先生  「それは、私の父や祖父も医者だったし、父の背中を見て育ったからでしょう、父は徳島の片田舎で地域医療に貢献してきました、朝早くから夜中まで診療や往診
をつい最近まで頑張っていました、その姿を見て私も医師を志て現在に至っています、父の診療所のある田舎は、皆貧しい農家の方が多く、治療費も払えないので大根や取れた野菜を代わりに置いていっていました。それでもいやな顔ひとつしないで頑張っている父の姿を子供ながら尊敬していましたからね、もちろん患者様も父を頼っていました」

先生  「以前、父に遠くから患者さまが来てくれると話したら、自分のことを頼ってきてくれる患者様からお金を取ったらいかん、と言われてから、その姿勢を崩さないよう、いままで頑張っています」
いちご 「・・・・・でも安すぎる」
先生  「まあ頑張りましょう。皆さんも協力お願いいたします」
一同  「はーい」
おやじ 「ほーい」
一同  「何でここにいるの?」

 だいたい、こんな理由で当院は低価格で美容関係の治療を行っています。さらに一般の患者様も大勢いらしゃいます。

PS 先生は北里大学形成外科・美容外科の出身で同大学形成外科同門会の理事や地域医師会の理事やいろんな委員の仕事や診察、往診、手術で大忙しです。よろしくおねがいいたします。戸狩診療所スタッフ一同

2004年4月9日(金)
戸狩診療所の美容は、なぜこんなに安いの?

     
     以前からここ、戸狩診療所には美容の相談や問い合わせがおおくありました。

     皆さん当院の美容外科関係の手術やプチ整形の価格の安さに驚かれます。今回はそのへんのことについて説明いたします。
クラーク「ホーホホッ、私は美しい、私は綺麗、いつもの事ですけど、美容の問い合わせ多いわねぇ、いちごちゃん」
いちご 「そうよね、特に春先は毎年多いですよね」
クラーク「オーホホ、この時期は、就職や進学でちょうど新しい人生のスタートですからね」
いちご 「そうね、新しい人生を、新しい自分でスタートしたいですよね」
クラーク「シュン、私も新しい人生始めたい」
いちご 「クラークさん今でも充分楽しそうですよ」

技師  「そうカッショ、クラークさんはいつも綺麗でいいカッショ、私も昔に戻りたいカッショ」

クラーク「技師さん、あきらめちゃだめだよ、人生これからだよ、ねえ、いちごちゃん」
いちご 「な、何言ってんですか、私も一緒にしないでくださいよ。まだこれからなんだから」

おやじ 「みなしゃん、まだ、みんな若いのに何言ってんのぉ、おらだって、青中時代に戻りてぇ」
一同  「なんで、おじさんここにいるの?」
おやじ 「いいだねか?おらも仲間にいれてくれや」・・・人恋しい、わがままおやじであった。
クラーク「ホーホホッ、しかたないわね、技師さんとお話してなさい」

いちご 「そうそう、話は戻るけど美容のご相談で皆さんやはり費用のことは、必ず聞かれますよね」
クラーク「オーホホッ、そりゃあ皆さんお金は大事ですからね」
いちご 「私、気にしたこともないですよ」

クラーク「そりゃそうよ、私たちプラセンタ注射や、美容液エルバイスだってタダでもらってるからよ、普通は自分で買うものよ」
いちご 「そうだね、なぜ、うち(戸狩診療所)はそんなに安く、きまえよく出来るのか先生に聞いてみましょうか」
クラーク「ホーホホッ、聞きましょう」

いちご 「先生、質問がありまーす、いいですか?」
先生  「なな、何ですか、あらたっまって、不吉な予感」
いちご 「ちがいますよ、給料上げろ、とか、休みくれとかじゃなくて、美容の質問ですよ」
先生  「こんどは、何がほしいんだよ?」
いちご 「違うってば、患者様の質問でなぜ、そんなにうち(当院)では同じ手術や他のことが他院に比べて安いのかということですよ」

先生  「そのことですか、ほっと、しましたよ。いまさら何を言うんですか。いちごちゃんここに勤めて何年ですか?」
いちご 「7年すぎました、8年目です」
先生  「その間に、給料下がりましたか?あがる事あっても、下がることはなかったですよね。そういうことですよ、分かるかな?無理しなくても十分だってことですよ」
いちご 「エエッ、だって損してるみたいじゃないですか?」
先生  「じゃあ、当院の美容やそれに関連することについて説明しますね」

     次回は当院がなぜ同じ手術を受けても他院より大幅に安いのか説明いたします。

2004年4月8日(木)
肩こり 乾燥肌にプラセンタ注射PartW

   
    肩こりについて原因や一般的な治療についてお話してきました。

    今回は当院で行っているプラセンタを使った治療法についてのお話です。

わがママ「私、注射も怖いんですけど」

おやじ 「おら、ママ怖い」
わがママ「なんですって!こんな優しいわたしのどこが怖いっての?言ってごらん」

おやじ 「こここ、怖くありましぇん」

わがママ「そうでしょ、分かればいいの」
いちご 「ママ、注射そんなに痛くないですよ。注射の痛みより、プラセンタの効果がすごいから、うち(当院)では、ほとんどの職員が注射してますよ」

わがママ「ほんと?どおりでみんな肌きれいだし、皆さんお若いですよねぇ」
おやじ 「そおかぁ?ただ、いちごちゃんは41歳には見えねえけどな」
いちご 「何度同じこと言うの、私は28です!」
先生  「おやじさん、一言おおいんだって、後のフォローが大変だからこれ以上いちごちゃんを怒らせないでくださいよ、仕事が、しにくくなりますから」
     どこのクリニックや病院でも先生方、ご苦労なさっておられます

先生  「本題に戻りましょう。まずプラセンタ(ヒト胎盤エキス)の効果は皆さん、過去の日記でご存知かと思いますので省略します」
いちご 「おじさん、いいですか?」
おやじ 「なな、何言ってんのぉ、おら、青中だで」
先生  「わがママさんのように肩がカチコチの場合は肩の痛いところ数箇所に直接プラセンタ注射を1〜2mlずつ打つか、または、肩こりのツボに1−2ml打てばその日のうちに、嘘のように楽になります。もちろんわがママさんの乾燥肌にも効果抜群です」
先生  「ただ、注射した直後はズーンと重く感じます、これは、プラセンタ注射製剤(ラエンネック・メルスモン)の分子量が関係してると言われています。数10分〜数時間で解消します」

わがママ「直接の注射はいやだな」
先生  「そう言われると思いましたよ、そう言う方にはプラセンタ注射を腕かお尻の柔らかいところ皮下、または筋注しても効果は充分ですし注射の入痛みはこちらのほうが少ないです。1回2〜3アンプル注射します」
わがママ「わたしそれがいいな」

先生  「特にわがママさんのように、全身的にも疲労がたまっているときにはプラセンタ注射とにんにくエキス(VitB群)やビタミンCを加えたプラセンタ点滴が抜群の効果を発揮します、点滴の後数時間はなんとなくだるい感じがする方もいらっしゃいますが、翌日には別人のように元気でスッキリしています、これは効きますよ」
先生  「ビタミンB2やCはお肌にもいいですしね」
おやじ 「点滴って時間かかるんかい?」
先生  「だいたい、30〜40分ぐらいですね」
わがママ「何回ぐらい続ければいいですか?」
先生  「症状によりますが、軽い肩こりや偏頭痛なら1回でよくなる方もおられますが、症状が安定するまでは1週間に2〜3回こられたほうがよろしいかと、思います」

わがママ「1週間に1回じゃダメですか?」
先生  「いえいえ、1週間に1回でも充分な方もおられますよ、ただしその間の調子が悪いときはプラセンタのカプセル(ラエンネック ピーオー)を内服してますけどね」

わがママ「そのサプリメントはすぐ手に入るんですか?」
先生  「日本製のヒト胎盤エキスなんですが、国内販売していません。逆輸入ですね。しかも、当院でも予約していただかないと入荷したその日になくなってしまいます」
おやじ 「なんで日本製なのに日本で販売できないんだい?」
先生  「その理由は後日機会を見て説明しますね」
先生  「さあ、わがママさんの治療をしましょう」
     
     まだまだ、お話したいのですが長くなったので今回は終わりにします。

2004年4月7日(水)
肩こり 乾燥肌にプラセンタ注射PartV

     
     肩こりの原因や疾患について前回までお話してきました。

     今回は肩こりの一般的な治療法をお話します。

おやじ 「先生ママの肩こりなんとかならねえかい」

いちご 「これから先生が治療法について説明してくれますよ」
わがママ「最近は、あまり肩がこりすぎて気持ち悪くなることもあるんですよ」
いちご 「私も時々、肩こるとそうなりますよ」
おやじ 「おらも、肩こるとそうなるだ」
わがママ「あなた、変なかっこうで寝てるからでしょう」
おやじ 「おらも、くたびれてんだよ」

先生  「じぇは、肩こりの治療法を、お話しますね」
一同  「おねがいします」

先生  「整形外科でもっともよく行われているのが温熱療法です。ホットパックを肩にあてたり、電気治療器を用いて患部の血行改善効果を通じて筋肉の緊張緩和や鎮痛を目的に行います」
おやじ 「おら、みんなから頭の血の巡りわるいんでねかって、よく言われるんだけど、頭にも電気かければ効くかな?」
いちご 「やってみたら」・・・良い子の皆さんは真似しないように。

先生  「運動療法も効果があります。運動療法の目的は全身的な循環促進、筋力増強、筋の耐久力増進、柔軟性の獲得、血行の改善などの局所的効果以外にも、精神的なリフレッシュ効果などがあります。運動を根気よく、気長に続けることが大切です」

先生  「入浴も効果的です。入浴は、ぬる目のお湯で肩まで十分に浸かり、良く温まること。出来れば入浴中 に軽い体操をしたり、眼の周りを蒸しタオルで暖めると、首、肩、頭の痛みが改善することもあります」
おやじ 「暖めるのがいいんだ、おら、目が疲れたら冷やしてた」・・・眼精疲労には暖めたほうが効果あります。

先生  「こうした温熱療法や体操をしても肩こりが解消されない場合は、薬による治療が行われます。内服薬としては、炎症や痛みを抑える非ステロイド系消炎鎮痛薬、筋肉の緊張をやわらげる筋緊張緩和薬などが用いられます。痛みの強い人には坐薬が処方されることもあります。さらにストレスの強い人には抗不安剤が用いられる場合もあります」

わがママ「私、薬は飲みたくないわ」
先生  「薬な飲みたくないし、外用薬はかぶれるし温熱療法にはなかなか通院できない、でもこの痛みをすぐにでも治してくれと言う患者様は多いです」

いちご 「皆さん、気持ちは分かるけど、どれもこれもだめと言われれば、治療の方法がないわよね、わがままなんだから」
先生  「そう、皆さんお忙しいからしかたないですよね、しかし、このような患者様にもいい方法があるんです」
おやじ 「どんな方法だい?ムムッ、何となく分かったぞ」
先生  「そうなんです、プラセンタ療法です」
おやじ 「やったぁ!初めて当たったぁ。で、なんだい?それ」
いちご 「だめだ、こりゃ」

     次回は肩こりの治療にプラセンタ注射をどのように使用しているかをお話します


2004年4月6日(火)
肩こり 乾燥肌にプラセンタ注射 PartU

     診察室では、肩こりと乾燥肌に悩むわがままおやじの奥さんのわがママがいました。

先生  「肩こり症の原因についてお話しますね」

わがママ「お願いいたします」
おやじ 「おらからも頼むよ先生」
先生  「今回はおとなしいですね、おやじさん」
おやじ 「ママいるからな、それと今ここにいちごちゃんがいないから静かなんだよ」
先生  「ママの肩こりは、たぶんレントゲンや、MRIなどで異常のない肩こりだと思います」

わがママ「異常がないのになぜ痛いんですか」
先生  「原因は、末梢神経性疼痛といわれています。この異常によって生じる炎症状態(神経根炎、神経炎)と、それが刺激となって生じる筋肉の反射性攣縮(ケイレン)が原因といえます。これに、さらに自律神経系統の失調が、その背景ないしは表面にいろいろと関わってくると考えられています(心因性)。さらに、不良姿勢も原因の一つになります。すなわち、長時間にわたって同じ姿勢、特に不良姿勢をとることにより、局所に筋疲労や筋緊張をもたらすから痛いんですよ」

おやじ 「肩こりも難しいんだな」
わがママ「やっぱり、パソコンの前で、ずーと仕事してたからね」

先生  「検査によって痛みの原因となる骨や関節の異常が見つかれば、それによって病名がつけられます」
おやじ 「どんな病気の名前なんだい?」
先生  「おやじさんには、難しいよ」
おやじ 「何言ってんのぉ、おら、青中だで」
先生  「はい、分かりました。代表的な疾患だけ幾つか挙げてみますね」

先生  「まず、胸郭出口症候群と言う病気があります、鎖骨と一番上の肋骨がつくるすき間(胸郭出口)が狭く、そこを通る血管や神経が圧迫されるために、首から肩、腕にかけて症状が起こる病気です。なで肩の人に多くみられます」
おやじ 「教会で焼香挙げた?」
いちご 「胸郭出口症候群」
おやじ 「ウワッ、びっくりした。いちごちゃんいたの?」
いちご 「いま、処置室から戻ってきたの、寂しかったでしょう?」
おやじ 「せっかく静かだったのに、またうるさくなっちゃう」
いちご 「悪かったわね、フンッ」

先生  「老化のために頸椎が変形し、骨の表面にとげのような突起ができて、神経や血管を圧迫する変形性頸椎症と言う病気があります。最初は肩こりやしびれ程度ですが、次第に、朝晩手足がしびれるようになり、さらに悪化すると、下肢のマヒや排尿障害をもたらします」

先生  「さらに頚部椎間板症・椎間板ヘルニアというのがあります。椎間板症や椎間板ヘルニアは腰部だけでなく、頚部にも起こります。腰部と同様、クッションの役目をする椎間板が老化によって弾力が失われ、厚みが薄くなったりつぶれて障害を起こす病気です。痛みやしびれは首や肩だけでなく、腕から指先にかけても現れます」

わがママ「腰だけじゃなく、首にもヘルニアってあるんですね」
おやじ 「おら、ヘルニアって言うと脱腸のことかと思ってた」

     次回は一般的な治療やプラセンタ注射による治療についてお話します。
 

2004年4月5日(月)
肩こり、乾燥肌にプラセンタ注射

     いつものように診療所の待合室は、患者様でざわざわしております。
     そこには、いつものようにわがままおやじの姿がありました。なにやら、女性もいしょです。
     その女性は、わがままおやじの奥さんみたいですよ。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へどうぞ」
おやじ 「おはよう、いちごちゃん。きょうは、おらのママ連れてきた」
クラーク「ホーホホッ、私は美しい。おやおや?、おやじさん、奥さんいらしたの?」
おやじ 「おら、だって、奥さんの一人や二人いるでぇ」
わがママ「あんた!他にも奥さんいるの!?」
おやじ 「うわっ、ヤベッ口すべらした。ママしかいないって、いい間違えただけだって」
わがママ「なんですって、ほんとに私だけなんでしょうね?」

クラーク「オーホホッ、奥さん心配ないですよ。」
いちご 「そうですよ、おじさんもてそうにないもん」
わがママ「そうですよね、どう考えてもねぇ、うちのおやじ、もてるわけないわよねぇ」
おやじ 「みんな、ひどい言うでねか。おら、青山だで」

先生  「で、今日はどうしたんですか」
おやじ 「いけねえ、そうだ、先生。今日はおらのママ診察してくれや」
先生  「お名前は、ふんふん、わがままおやじさんも奥さんで、わがママさんですか。どうしました?」

わがママ「どうも、肩こりがひどくて、それと以前から乾燥肌で、かさかさで粉吹いたみたいなんですよ」
おやじ 「前から、乾燥肌がひどくてかわいそうなんだよ」
わがママ「あら、貴方優しいのね」

先生  「仲がいいのは分かりましたから、まず肩こりから診察しますね。まず血圧をはかりましょう」・・・いちご、血圧をはかって
いちご 「116の82です」

先生  「血圧は正常ですね。ときどき血圧が高くて肩がはる、という方もいらっしゃいますからね。血圧は除外して、首の診察をさせてもらいます、いいですか?はい、上に曲げて・・・」・・・いろいろ動かしたり押したりと診察して
先生  「わがママさん、視力はいいほうですか?」
わがママ「はい、視力はいいほうなんですが最近近くの物が見えにくいんですよ。老眼かしら?」

先生  「眼が良すぎても注視しすぎて眼精疲労をおこし、肩が張ったり頭が痛くなったりする方が多いんですよ、また、その逆に視力の左右差がありすぎて同じような症状が起こるときもあります」
おやじ 「ママ最近パソコンばっかりいじってるからな」
わがママ「貴方がちゃんとしないからでしょ」
おやじ 「しゅいましぇん・・・」


先生  「それでは、今回は肩こりについてお話しましょう」

                                  つづく

2004年4月3日(土)
ちょっと一休み


 戸狩診療所のスタッフとこの日記の出演者が何やら、この日記のことについ、てわいわいがやがや、お話をしています。

この診療日記も開始して、はや一ヶ月ちょっとが経過しました。
多くの方々より「面白くて解りやすい」、「興味のあることがかいてある」
など、さなざまのご意見をいただきました。

最初は気がついた時だけ、思いつきの日記にしようという考えでしたが「毎日、楽しみに読んでます」と言う方も多くなって、日々更新の形式をとりましたところ、
日記のページが長くなりすぎ、見づらくなってしまいました。
そこで本日、スタッフ会議となりました。

  
(毎日更新はかわりません。過去のページをどうするかの会議です。また、どのように疾患をきめるかなど)

おやじ 「おら、毎回日記に登場させてもらって勉強になったで」
いちご 「わたし、本当の年齢、皆知ってるのかなぁ?まさか41歳っておもってないでしょうね」
おやじ 「いちごちゃん、41歳じゃないの?」
いちご 「違うっての!」
クラーク「オーホホ、私は美しい、私は綺麗ホーホホ」
おやじ 「おら、青山だ」

技師  「わたし、いつもカッショ、カッショなんて、言ってるカッショ?」

いちご 「言ってる、言ってる」
技師  「そうカッショ?」
おやじ 「おらだって、まるで、まぬけ、みたいだねか?」
クラーク「オーホホッそのまんまですわよ。ホーホホ」・・・かなり事実
iいちご 「みんなさん!今そんな話しようってあつまったわけじゃないでしょう」
おやじ 「んだ、これからこの日記皆さんに喜んでもらうための会議だで」
技師  「そうカッショ」

いちご 「みんなもできるだけいろんな病気や治療のこと患者様に知ってもらおうと思ってるでしょう?」
クラーク「オーホホッ、そうですわ、皆さんも患者様の気持ちになって、見やすく読みやすいページにしましょう。ホーホホ」
いちご 「患者様からのメールを受けて、質問や知りたい病気を取り上げればどう?」
技師  「いいかもカッショ。でも全部は無理カショ」
おやじ 「おら、青中だ。青中は民主主義だ」
いちご 「だからどうしたって言うのよ?」
おやじ 「だからぁ、それもいいかもね、って、こと」・・・・

わいわい、がやがや活発な意見が話が脱線しながらも進んでいます。来週中にはできるだけ早く結論をだします。よろしくお願いいたします。

2004年4月2日(金)
いちご 偏頭痛 PartW

     
     前回まで偏頭痛の原因や要因について説明してきました。いちごちゃんと、わがままおやじはここまでの説明を理解しているのでしょうか

おやじ 「いちごちゃんの頭痛の原因は、寝すぎと飲みすぎだな」
いちご 「何言ってるの、寝すぎで飲みすぎなのは、おじさんでしょう。わたし最近飲んでないわよ」
おやじ 「じゃあ、寝すぎと、チョコレートの食べ過ぎかな?最近太らない」
いちご 「ほんとに、おじさんって、デリカシーってものないの、嫌われるよ」
おやじ 「おら、ケント・デリカットだねえぞ。おら、青山だ」
いちご 「何言ってんですか、デリカシー!」

先生  「もう、ダジャレのやりとりは、終わりにしましょう」

おやじ 「先生、おら、まじめだでぇ。なんたって、青中卒だかんな」・・・とくいげな、わがままおやじであった。
先生  「
偏頭痛の治療についてお話しますよ、いいですか?」
おやじ・いちご「お願いします」

先生  「まず、
偏頭痛は一生つきあっていかなければならない慢性の病気ですが、生活習慣気をつけたり、適切な薬を使うことによって、症状を充分にコントロールすることができます」

先生  「治療で大切なことは、まず、頭痛の引き金になる誘因を避けることです。日ごろからストレスをためないようにすること、また、経口避妊薬やホルモン剤を避けること、頭痛を誘発する食物を避けること、などがあげられます」

先生  「運動の習慣を身につけ、毎日又は1日おきに汗をかき、忙しいからといって食事を抜いたりせず規則正しく食事をし、ストレスをためないようリラックスする方法を見つけ、前述の頭痛の原因となるものを避けることが大切です」
おやじ 「いちごちゃん、運動不足なんだよ」
いちご 「私は、忙しいの」
先生  「頭痛があるときに一眠りすると、痛みが和らぐ場合があるので、睡眠も片頭痛の治療法の一つとして重要です」

先生  「あとは、薬ですね。片頭痛は頭の血管が拡張することによって起こるので、治療薬としては、血管の拡張を抑制する血管拡張予防薬を使用します。 この薬を、できれば頭痛が始まる直前に服用すると、頭痛がかなり軽くなります。ただし、予防のつもりであまり服用しすぎると、今度は頭の血管が収縮しやすくなってしまい、それによって片頭痛の前ぶれ(予兆や前兆を含む)が起こり、結局は片頭痛を誘発することになりかねないので、注意して使用しなければなりません」

先生  「さらに、当院ではプラセンタ療法がかなり効果的な結果がでています。どんな薬や注射でも効果なかった患者様にプラセンタ療法を行ったところ2〜3回目には、最近あまり頭痛が気にならなくなり、頭痛薬をあまり飲まなくてもよくなった。と喜ばれる患者様も、たくさんおられますよ」

いちご 「そういえば、私最近プラセンタ注射してない。かれこれ一ヶ月以上してない」
おやじ 「いちごちゃんも、プラセンタ注射してるんだ」
いちご 「そう、この前まで調子が良かったのは、プラセンタが効いていたんだ」
先生  「そうかもしれませんね。今日は薬は飲まずにプラセンタ注射してみますか」
いちご 「はい、お願いします」

   それから、数時間後にはいつもの明るい笑顔のいちごちゃんに戻ったのは言うまでもありません。

2004年4月1日(木)
いちご 偏頭痛 PartV

     
     前回まで偏頭痛の前兆や痛みがなぜ起こるか現在解っていることについて説明しました
     相変わらず理解してるのかどうか良くわからないわがままおやじであった。

おやじ 「偏頭痛ってただの頭痛と違うんだ。ふーん、納得、納得」
いちご 「おじさん、ほんとに、分かってるの?」
おやじ 「だからぁ、いちごちゃんの頭痛いのは、変体頭痛ってことだろ」
いちご 「また、間違えてる。偏頭痛」
おやじ 「エエェ、先生、変体頭痛って、せってたでぇ」・・・(せってた)=「おっしゃてた・言われた」と言う意味
先生  「おやじさん、へんずつう、ですよ。変体頭痛じゃないですよ」
いちご 「そらぁ、違うじゃない、おじさん」
おやじ 「おら、青中だでぇ」・・・意味不明な返事をする、わがままおやじ。

先生  「まっ、いいじゃないですか。偏頭痛をおこす要因について考えられることを説明しましょう」
先生  「まず、この時期(春先)気候の変化で頭痛が誘発されやすいです。低気圧が近づくと頭痛が起こりやすいことが知られています。また、寒さによって頭痛が誘発される場合があります」
おやじ 「だから、先生の診療所は、雨の前日や、雪の降る日の午前中、混んでるんだ?」
いちご 「私が、お天気に左右されるみたいじゃない」

先生  「過労や睡眠不足、精神的ストレス、ハードな仕事を無理してやり終えたとき、大きな悩みから解放されたときなど、緊張がとれて、ほっとしたとたん、抑えていたストレスが一気に噴き出して頭痛がはじまるのが多いようです。これは、ストレスのかかっている最中には緊張によって収縮していた血管が、リラックスすることによって拡がるためと考えられます」

先生  「平日はなんでもないのに、せっかくの休日、朝から片頭痛に悩まされるという人は少なくありません。このようなケースは(週末頭痛)ともよばれています」
おやじ 「これは、いちごちゃんには、関係なさそうだな」
いちご 「おじさんみたいな人が多いから、ストレスなの」
おやじ 「おら、青山だ」

先生  「女性ホルモンの分泌バランスの変化、特に生理のはじまる1〜2日前や、生理中によく起こります」
先生  「家族や親族の中にも同じような頭痛持ちの人がいることが多く、その点から遺伝的体質との関係も考えられます。特に母親が片頭痛の場合、娘が片頭痛になる確率が高いことが知られています」
先生  「アルコールやチョコレートや特定の食べ物、あるいは食品の防腐剤として使われている亜硝酸塩、グルタミン酸などの添加物によっても片頭痛が誘発されるといわれていますが、これらの食物が直接影響しているかは疑問です。食べた時の状況に関係がある場合も考えられます」

おやじ 「いちごちゃん、のんべえだからな。飲みすぎじゃないの?」
いちご 「もうっ、黙ってて」

先生  「寝すぎ、寝不足も片頭痛の誘因となります。空腹であったり、朝食を食べないで仕事や学校へ行くと、頭痛が起こることがあります」
いちご 「寝すぎかなぁ?」・・・いちごはよく寝るらしい
おやじ 「これだよ、いちごちゃん。仕事中もよく寝てるもんね」
いちご 「うるさい!」・・・痛いところを、つかれてしっまた、いちごであった。
     
       次回治療法についてお話します つづく

2004年3月31日(水)
いちご 偏頭痛PartU

     
     診察前の診察室1番でいちごが頭痛の診察を受けています。

いちご 「頭痛の前に眼の前がキラキラしてなんか視野が狭くなったのを閃輝暗点(せんきあんてん)と言うんですね」
おやじ 「その、千点満点?って、なんだい?」
いちご 「閃輝暗点(せんきあんてん)。おじさん、黙っててよ」
おやじ 「おら、いちごちゃんのこと、心配してんだよ」
いちご 「ありがと。じゃ、おじさんも、いい子だからおとなしく黙ってて。お願いします」
おやじ 「誉められちゃった。おら青中卒業でよかった」・・・単純な、わがままおやじ、であった。

先生  「閃輝暗点(せんきあんてん)とは、はじめは視野の中にチカチカ光る小さな点が現れ、次第に大きくなっていきます。場合によっては視野の片側がまったく見えなくなったり、中心部がぼやけて見えにくくなったりすることもあります」

先生  「時には、手足のしびれや脱力感、言語障害がみられる場合もあります。このような前兆は数分、長くても1時間以内で治ることが多いです。そのあとに続いて頭痛がはじまります」

おやじ 「おらも、時々他の人におやじ何言ってるのかわかんないって、言われるときあるんだけど、これってなんだい?」
いちご 「それは、おじさん、単なる、なまって いるだけでしょう」
おやじ 「何言ってんのぉ、おら、青山だでぇ。方言なんか、ないしない」・・・(ないしない・するしない)この地方独特の表現でこの場合は{方言なんかないでしょう}と訳します、(するしない)はすることをしましょう、と言う意味です。

先生  「偏頭痛は、男性よりも女性に多くみられます。たいていの場合、10〜20歳代ではじめてあらわれその後よく言う(頭痛持ち)に移行します」
おやじ 「いちごちゃんは女だけど、10〜20代じゃないよな?」
いちご 「うるさい!私は28です」
先生  「ちょっと、無理があると思うけど・・・」
いちご 「いいから、先生、原因と要因にいきましょう」

先生  「何かのの原因で脳の内部や周辺の血管が収縮し、その反動で拡がり過ぎたとき、拡がった血管が直接、近くの感覚神経を刺激するとともに、血管の周囲に炎症が広がり、痛みが起こると考えられています。なぜ血管が収縮したり拡張したりするのか、まだはっきりとわかっていませんが、血液中の血小板から分泌されるセロトニンという神経伝達物質や、脳の血管の周囲に存在する三叉神経が関与してると思われます」

いちご 「何らかの原因ってどんな事ですか?」
      
      次回はその原因について考えられることをお話しましょう。  つづく

2004年3月30日(火)
いちご、偏頭痛

     今日も診療所の待合室にわがままおやじの姿がありました。
     何やらいつもと様子が違います。おやじと、いちごちゃんが真面目な顔をして話しています。

おやじ 「いちごちゃん、どうしたの?顔色悪いよ」
いちご 「頭が痛くて、気持ち悪いの」
おやじ 「昨日、飲みすぎたんだろう?いちごちゃん酒癖悪いからなぁ」
いちご 「違うってば、昨日は飲んでませんよ、酒癖わるいのは、おじさんでしょう」
おやじ 「何言ってんの、おら、青山だで、酒は飲まねえ、ビールだ」
いちご 「ビールもお酒でしょう!頭痛いんだから、あまり変なこと言わないでください」
おやじ 「ごめん、ごめん、あんまり怒るなよ、シワ増えるよ、い・ち・ご・ちゃん」
いちご 「モォ、ほんとに、頭痛いんだから」
おやじ 「診察前に先生に診てもらいなよ。先生」

先生  「どうしましたか?」
おやじ 「先生、いちごちゃん、頭がアホだって」
いちご 「モゥ、向こうに行っててください」
先生  「頭がアホだって?それは、僕にも治せないよ」
いちご 「ンモゥ、先生まで、何言うんですか。私は頭が痛いんです」

先生  「どんな痛みですか?例えば、ズキンズキン脈打つみたいだとか?」
いちご 「そう、そうなんですよ。右側の頭が脈打つように痛いんです。ズキンズキンと」
先生  「いつからですか?何か他に気がついたことありますか?」
いちご 「そういえば、何か目の前がチカチカしました」
先生  「たぶん、いちごちゃんの頭痛は偏頭痛かもしれませんね」
いちご 「偏頭痛?ですか?」
先生  「まだ、ハッキリはいえませんが痛みが片側で、脈打つようにズキンズキンと痛く、閃輝暗点(せんきあんてん)が生じていますよね」

いちご 「閃輝暗点(せんきあんてん)?」
おやじ 「赤飯炊いてんの?」
いちご 「閃輝暗点(せんきあんてん)。これはどんな事ですか先生?」
先生  「じゃあ、今回は、日本人の約8〜10%が悩まされているといわれている偏頭痛について、お話します」

                                  つづく

2004年3月29日(月)
五十肩 肩関節周囲炎 PartV

     おやじは、左肩が痛くて先生の診察を受け説明を聞いているところであります。

おやじ 「イテェーよぉ、先生なんとかしてくでぇ」

いちご 「もうすこし、先生の診察と説明を聞いてから、おじさんに一番あった、治療法を先生が選んでくれるから」
おやじ 「とにかく、この痛み何とかしてくれや」

先生  「すごく、痛そうですね、いままで話した自力で治す方法は、時間と我慢が必要なんですが、こんなに痛がってちゃあ、薬か注射に頼るしかないですね」
おやじ 「今回は、注射いやだなんて言わねえ。先生注射。良く効く注射おねがい」
いちご 「おじさん、あんなに薬はいやだ、湿布はかぶれる、注射は痛いからいやだって、言ってたのに、今回はかなり痛いのね」

先生  「しかたない、本当はあまり使いたくないけど、かなり、痛そうなので、今回は、プラセンタ(ラエンネック)使います」
いちご 「おじさん、ベットに上向きに寝てください」
おやじ 「イテ、イテテテ、こうかい?」
先生  「はい、いいですよ。楽にしてください」・・・肩関節の消毒をします。
先生  「はい、少し、チクッと
しますよ。・・・はい、終わりました。どうですか?」・・・プラセンタ(ラエンネック)を関節に注射しました。
おやじ 「アレッ?レレ?痛くねえや、嘘みてえだ」
先生  「これで、ゆっくり、僕の話を聞いてもらえますか?」
おやじ 「おら、治ったからもういいや。先生」
いちご 「ほんとに自分勝手なんだから、おじさん、最後まで先生の説明聞いてください」
おやじ 「おら、青山だ、わがままおやじだ」
いちご 「そんなことは、どうでもいいの」

先生  「整形外科では、急性期は局所の安静や鎮痛剤、非ステロイド製抗炎症薬などの内服薬や外用薬、あまりにも痛みが強いときステロイドの注射などで症状を軽減させます。ステロイド(副腎皮質ホルモン)を使うと痛みは楽になりますが、副作用を考えると、よっぽどのことがなければ使いたくないですね」・・・ステロイドの副作用については別の機会に説明します。

おやじ 「先生、おらに、そのなんだ、ステンドグラス?使ってねえよなぁ?」
いちご 「ステロイド、ステンドグラスじゃないつぅの」
先生  「おやじさんに使ったのは、おやじさんも良く知ってるプラセンタですよ」
おやじ 「以前、膝の関節に注射したやつかい?」

先生  「そうです、プラセンタは美容や、若返りのためだけではなく、このように、関節の痛みや、肩こり腰痛にもすごい効果があります」
おやじ 「スゲーエ、プラセンタってなんにでも効くんだね」
先生  「いま、プラセンタの効果にいろんな大学が研究を開始してます。これからもっと、いろんな分野で使用されるでしょう」
 
     実際プラセンタ(胎盤)の研究は進んでいます。さらなるパワーの発見を期待します

2004年3月27日(土)
五十肩 肩関節周囲炎 PartU

     左肩が痛くて診療所に来ているわがままおやじが診察室で先生の診察を受けています。

おやじ 「イデェ〜イテテテ、おら、肩痛てぇ〜何とかしてくれや、いちごちゃん」
いちご 「なな、なに言ってるんですか、おじさん、先生に言ってよ」
おやじ 「冷てえ〜なぁ、おら、痛てぇんだで。なんとかして」

先生  「もう少し、僕の話を聞いてください。この病気についてよく理解していただいてから治療に入りましょう」
おやじ 「イテェ〜、先生、分かったからなんとかしてくれや」
先生  「五十肩は、初期には何もしなくても痛みがでる(自発痛)が、だんだん動かすときに痛む(運動痛)だけとなる。特に髪を整えたり、着がえの動作など、手を前方に上げたり、側方に上げたり、回したりするのが制限される。夜間や明け方に痛むことが多く、眠れなくなることがある。 日頃肩をあまり使わない人に多発しています」

おやじ 「そうなんだよ、朝方痛くて、目が覚めちゃだよ」
先生  「原因は、肩関節は筋・じん帯によって支えられています。上腕をぶら下げている筋肉が加齢とともに固くなり、さらに腕をあげる動作時に挟まれて圧迫され、しだいに薄くなっていき、さらに血液の循環も悪くなってくる。そして腱の部分がもろくなり、炎症が起こり易くなってしまうんです」

おやじ 「なるほど」
いちご 「なるほどって、おじさん解ったの?」
おやじ 「何言ってんのぉ〜、おら、青中だで〜」
いちご 「それしか言えないんだから、モゥ〜」

先生  「治療は、痛みが主体の急性期と、運動制限が主な慢性期とに分けて行います。 急性期の痛みは運動痛、腕への放散痛(ほうさんつう)、とくに夜間痛が特徴的で、夜眠れないこともあります。無理に動かしたり運動したりすると症状が悪化するので、この時期は安静が第一です」

先生  「また、肩を冷やすと痛みが強くなるので、寝る前に入浴しよく暖めて保温をすると効果的です。寝る時も軟らかい枕をわきの下に入れて腕をその上に置き、痛くない体勢を保つことが必要です」

先生  「五十肩はこじらすと、半年、一年と苦しむ事が多いので早め早めに、毎日続けて治療するのが早く治すコツです。また事務職など同じ体勢をとることが多い場合は、なるべく意識して体を動かすのがいいですよ」
先生  「その方法として、振り子運動が有効です。まず、体を前方へ90度ほど曲げて、痛みのない腕を伸ばして机の上に置き、上半身の重さを全部預けます。症状のある腕を下げて、アイロンや500グラム〜1キロほどの物を持ち、強い痛みがはしらない程度に5分間、振り子のように色々な方向に動かします。この運動を1日2〜3回、できれば入浴後に行うと効果的です」

先生  「 慢性期は半年から1年くらい続く可能性があります、根気よく運動を続けることが大切です。ただし、半年続けても症状がまったく軽快しないときは肩腱板断裂の場合があるので、ときどきは、診察をうけて、症状や経過を報告してください」

おやじ 「先生、おら、そんなにいたいの我慢できねえやぁ〜、いま、すぐに痛みとめてくれや。たのむでぇ」
先生  「あせらない、あせらない。今から痛みをできるだけ早くとる治療法を説明しますから」

     次回は、早く痛みから解放されるための治療法をお話します。

2004年3月26日(金)
アイタタタッ、五十肩

     またまた、いつものように診療所の待合室にわがままおやじの姿があった。
なにやら、左の肩が痛そうです。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」

おやじ 「アイタタタ、腕、挙がんねぇ。イテテテ」
いちご 「どうしたの?おじさん」
おやじ 「アイタ、アイタタタ、肩、左肩痛くてどうしようもねんだ。何とかなんねんかい、先生」

先生  「いつから痛くなりましたか?」
おやじ 「朝、朝痛くて目が覚めたんだよ。イテイテテ、腕の置き場がねんだ」
先生  「だいぶ、痛そうですね。診察させていただきますよ。はい、前のほうに腕を挙げてください」
おやじ 「イテイテテテ、ここまでしか挙がんねえ、アタタタ」
先生  「はい、今度は横に挙げますよ」
おやじ 「イテッ、ここまでだ、先生」
先生  「はい、つぎは、・・・・・・・・」・・・いろんな角度から、診察をして。

先生  「おやじさん、これは、五十肩ですね、今朝、だいぶ冷え込んだでしょう」
おやじ 「五十肩?、おら、56歳だで。おら、そんなに、若いんかい?」
いちご 「何言ってるの、おじさん。年のこと言ってるんじゃないですよ」
おやじ 「先生おらのこと、50って、言っただねか。なあ、先生」

先生  「ハハハッ、さすが、おやじさん、いいところに気がつきましたね」
先生  「皆さんそうお考えの方多いんですよ。正式には肩関節周囲炎や癒着性関節包炎などが五十肩に相当する名称です」
おやじ 「肩ロースでシチュウ?郵貯で簡易保険?。なんだ、そりゃ?」
いちご 「ウフッ、相変わらずうまいこと言うね」
おやじ 「うるへぇ〜、おら、青山だ。ほっとけ、イテテテ」

先生  「まあまあ、五十肩でいいですよ、五十肩とは、主に50歳以上の男女に起こる肩関節の痛みと運動制限を伴う病気です」
おやじ 「初めっから、そういってよ、先生。いちごちゃんに何か言われると超〜むかつくぅ」
先生  「今回は、五十肩(肩関節周囲炎)について、お話しましょう」
                                     
                                     つづく

2004年3月25日(木)
新しい美容液Erweis(エルバイス)の、テスターたちの評価

     
     何やら4月に発売になる
美容液Erweis(エルバイス)についてのお話が盛り上がっています。

クラーク「オ〜ホッホホ、私は美しい、私は綺麗、オ〜ホッホ」
技師  「私も綺麗になったカショ」
いちご 「私、白くなった気がするんだけど?」
テスター「なんか、スベスベになって張りがでてきたよね」

おやじ 「おらも、スベスベだ」・・・なぜか、わがままおやじもその輪のなかにいる?
いちご 「なんで、おじさんがここに居るのよ?」
おやじ 「おらも、使ったことあるからね。髭剃り後に最高だでぇ」
クラーク「ホーホホッ、私の美しさに更に磨きがかかちゃたわよ。ホ〜ホホ」

技師  「私、あまり化粧品に気を使わないんだけど、このエルバイスは、すごくいいカッショ」
いちご 「なんか、技師さん白くなたよね、いいねぇ」
技師  「やっぱり、白くなってるカッショ」
おやじ 「おらも、白くなったで〜」

テスター「元が黒いから、よくわかんない。でも、いつもみたいに変に、脂ぎってないね、おじさん」
クラーク「オーホホッ、夜入浴後、このエルバイスだけ、3〜5滴でマッサージするだけで、私のように綺麗になれるのよ」
いちご 「そうよね、私も友達の、みサルちゃんが私の肌見て、ビックリしてウキィキキィ〜って、言ってたもん」
おやじ 「そうだなぁ、41歳には見えねえやぁ〜いちごちゃん」
いちご 「28です!何度言えばわかんのよ、まったく」

テスター「この高濃度ヒアルロン酸コラーゲンのエルバイスは絶対効果あるよね、私シミ薄くなったもん」
いちご 「みサルちゃんも今は、エルバイス使っているけど、肌が綺麗になったっていってるし、私のお母さんも気のせいかもしれないけどシミ薄くなった気がするって言ってたよ」

一同  「これ、絶対いいよねぇ」

      診療所のしばしのお茶の時間の一こまのお話です。

注)当院では、2月よりエルバイス(旧エトバス・ノイエス)のテストも兼ねて実際にいろんな方にご協力していただきました。改めてこの日記の中でお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

尚この
エルバイスは4月から、大手の薬局で30ml定価15000円で発売されます。当院では、直接、北里大学と連携しているため、60mlで定価18000円でお譲りさせていただきます。2倍の量でこの価格です。

2004年3月24日(水)
アトピー性皮膚炎 PartW プラセンタ療法で症状改善

     前回までアトピー性皮膚炎の一般的なお話をしてきました。今回は、戸狩診療所で行っているプラセンタ療法及びヒアルロン酸アテロコラーゲン配合の美容液を使用したアトピー性皮膚炎のお話をさせて頂きます。

おやじ 「アトピーの子たち見てると何とかしてあげたくなっちゃうんだよな〜」

いちご 「今の子供たちは、食生活も、昔に比べて欧米化してるし、若いお母さんたちも食事は、コンビニのお弁当やハンバーガーで済ましちゃう方が多くなってるしね」

おやじ 「何だか、いちごちゃん、自分のこと言ってるみたいだね」
いちご 「違いますぅ。私は、ファミレスですぅ。おじさんなんてどっちも食べたことないんでしょう」
おやじ 「何いってんのぉ〜、おら、青山だで〜。おら、不二家でマック食ったでぇ」
いちご 「何言ってんのよ、不二家とマック(マクドナルド)は別でしょう。まったくぅ」
おやじ 「おかしいなぁ?40年前はそうだったんだけどなぁ」
いちご 「んなぁはずないでしょ!。まったく」

先生  「僕は、不二家もマクドナルドも好きですけど、話をアトピーに戻しませんか」
おやじ・いちご「はぁ〜い」

先生  「当院では、前回お話した一般の治療法でもなかなか症状の改善が認められない場合、プラセンタ療法を患者さんとよく相談した上で併用することがあります」
おやじ 「プリクラ?って何にでも効くんだなぁ〜」・・・本人プラセンタと言ったつもりらしい?
いちご 「プラセンタ!」

先生  「最初はプラセンタ注射(ラエンネック)を1アンプルから開始します。翌日症状が、少しでも改善したようなら、2アンプルに増量させていただきます。さらに創傷治癒の専門家である、北里大学の黒柳能光教授が設計した、ヒアルロン酸・アテロコラーゲン配合の美容液を夜入浴後使用してもらいます」

おやじ 「その美容液って、へびイチゴちゃんがスゴォ〜ク、いいって言ってた、アノ、アアノアノ。エドマエ?ってやつだろ?」
いちご 「エドマエじゃなくて、エルバイス!エルバイスよ」
先生  「そう、エルバイスのことです。このエルバイスは肌の状態を、10代前半の若いころの美しく綺麗な肌にします。また他の製品のように防腐剤や界面活性剤など一切入っていません。だから、アトピーの方にも安心して使用できます。詳しくは、ホームページを見ていただけば解ります」

先生  「プラセンタ注射を最初のうちは、週に3〜4回症状が改善するまで続けてもらいたいですね。その後は症状に応じて減らしていけばいいと思います」

先生  「もちろん、生活習慣の改善やストレスもたまらないよう、心がけてもらいます」
先生  「皮膚の状態が落ち着いたら、1〜2週に一回プラセンタマスクもかなり有効です。ただ、プラセンタマスクだけのときよりエルバイスで2〜3週間スキンケアしたあとにプラセンタマスクを使った方が効果を実感できると思います」

おやじ 「良いこと聞いた。アトピーのお客さんに教えてやろ〜っと」
いちご 「おじさん、あまり変なこと喋んないでね、おじさん、いつも、間違ってるんだから」
おやじ 「うるへぇ、おら、青中だ!」
      
     相変わらずの、わがままおやじであった

2004年3月23日(火)
アトピー性皮膚炎 PartV

     前回までの説明でなんとなくアトピー性皮膚炎がすこし理解できたような?、わがままおやじ。

おやじ 「先生、おら、アトピーのお客さんがいらした時、何か、してあげれることあるかな?」
先生  「いままでに説明したように、アトピー性皮膚炎の原因や増悪因子にダニやハウスダストが考えられるので、まずは、きれいに掃除することですね」
いちご 「そうそう、いつもきれいに掃除しなさいってことよ、おじさん」
おやじ 「何言ってんの〜、いちごちゃん。おら、青中だで〜、青中時代は、毎日掃除当番だったんだで〜」
いちご 「それは、単に毎日悪いことばっかりしてるから先生に掃除当番させられていたんでしょう」
おやじ 「なんで、知ってんのぉ〜、見てたんか?」
いちご 「そのころ、私はまだ生まれていません!」
先生  「まあまあ、とにかく、清潔にすることは大事です」

先生  「一番重要視されているのは、皮膚の乾燥です。以下に皮膚の乾燥を防ぐために大切な事を上げます」
.
先生  「冷暖房は強くしない 冷暖房は強すぎると空気が乾燥し、皮膚も乾燥してしまいます。特に冬などは必ず加湿する様にしましょう」

先生  「石ケンは普通のもので良いのですが、刺激を感じる場合は低刺激のものを使いましょう。夏は1日おきぐらい、冬は3日に1回ぐらいの使用にとどめ、ナイロンタオルなどは絶対に使用せず、石ケンを手のひらであわだてて軽くこする程度にしましょう」

先生  「シャンプーは少なくとも3〜5倍くらいに薄めてから使用する様にしましょう。すすぎを十分することが重要です。リンスも同様です」

先生  「少しぬるめのお湯に毎日入りましょう。入浴することで皮膚の表面のホコリやアレルゲンも取り除かれます。また角層に水分を補給する効果があります。 保湿剤入りの入浴剤の使用は効果的な事が多いようです。硫黄入りの入浴剤の使用は避けましょう

先生  「入浴後よく水分をふきとり直ちに保湿剤を外用し、水分の蒸発を防ぎます。ドライスキンとは、角層内の水分量の低下が起きている状態と考えられ、アトピー性皮膚炎では水分保持能を担う細胞間脂質の低下が認められています。 中でもセラミドをはじめとする脂質の低下が著しく、これらを外から補ってやることも有効です。ワセリン、アズノール軟膏、ヒルドイド軟膏、非ステロイド系軟膏、セラミド入りクリーム等の上手な使用により軽症のアトピーは十分コントロールできます」

先生  「これまでの説明は、一般的なアトピー性皮膚炎の治療です。さらに当院では、ヒト胎盤エキス療法やヒアルロン酸コラーゲン配合の美容液を使ったアトピー性皮膚炎のスキンケアなど、新しい治療も行っています。次回はこれらの治療法について説明しましょう」

次回は
プラセンタ療法北里大学、黒柳能光教授設計の美容液を併用したアトピー性皮膚炎の治療を実際の治療経験もふまえてお話します。


2004年3月22日(月)
アトピー性皮膚炎 PartU


おやじ 「
アトピー性皮膚炎の原因は、何とかわかったけど・・・おらたち、何に気をつければいいんだい?」
いちご 「だからぁ〜、清潔に気をつけなさいって事でしょう」

先生  「皮膚が常に刺激される状態にあると、痒みを感じます。痒くなれば、その部分を掻いてしまい、それが刺激となってさらに痒くなります。掻くことによって皮膚が傷つけられると、アレルゲンが皮膚から入ってきやすくなるため、アレルギーの面からも悪化の要因となり、さらに湿疹が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。刺激のもとは、髪の毛や毛糸のセーターなどの他に、直接皮膚につくシャンプーや石鹸、香水などの化粧品類、汗、よだれや食べこぼしなどがあげられます」

先生  「精神的なストレスや生活リズムの乱れ、食習慣の極端な偏りなども、悪化の原因となることがあります」
おやじ 「なんだか、難しい病気だなぁ、それでどんな症状が、多いんだい?」

先生  「典型的なアトピー性皮膚炎では、痒みのある湿疹が、おでこ、目・耳・口のまわり、唇、首、手足の関節の内側、胴体などに左右対称にみられます。症状が出現するのは、早い例では生後2〜6ヶ月ですが、1歳、4〜5歳、学童期、思春期になって始まることもあるんですよ」

おやじ 「アトピーってのは、子供の病気じゃないんかい?」
先生  「最近は成人になってから症状がでてくる人もいます。1歳未満で発症して、成人期まで続くこともあります。成人期のアトピー性皮膚炎は、特に成人型アトピー性皮膚炎とよばれます」

おやじ 「大人のアトピーって、結構多いみたいだな、おらんとこのお客さんも子供ったって、大学生だもんなぁ」
いちご 「じゃあ、先生、どうすれば症状の悪化を防げるんですか?」
おやじ 「おらも、それ聞きてぇ」

先生  「アトピー性皮膚炎の原因として、今一番重要視されているのは、皮膚の乾燥です」
おやじ 「海藻?」
いちご 「乾燥、海藻じゃないよ、おじさん」
おやじ 「おら、青中だ。乾燥って作文みたいなもんだろ?。なぁ、いちごちゃん」
いちご 「それは、感想文、これは、か・ん・そ・う・乾燥」
おやじ 「乾くって、ことかい」
いちご 「そうそう、乾燥」
先生  「じゃあ、皮膚の乾燥を防ぐために大切な事を上げてみるね」

    次回は、乾燥を防ぐための方法、症状の悪化をさせない治療についてお話します。

2004年3月18日(木)
ガサガサ、カイカイ、アトピー性皮膚炎

     診療所の待合室にいつものように、わがままおやじの姿があった。
いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「ホーイ、ホイ」・・・あいかわらずである。
いちご 「おじさん、どうしたの?」
おやじ 「あのさぁ、あれ、あれ、あれなんだけどさぁ」
いちご 「あれ、あれってなんですか?」
おやじ 「あれだよ、あれっ。わかんねえかなぁ、アトピーだよ、アトピー
クラーク「ホォ〜ホホホォ、私は綺麗、美しい。おじさま、アトピーには、見えなくってよ」
いちご 「コォ〜オトでは〜・・・エースをねらえ!のお蝶婦人みたい」
おやじ 「ちょっと!真面目にやってよ、岡!」
クラーク「そうよ、ひろみ!真面目になさい」

先生  「ストップ!はい、冗談は、そこまで!。おやじさん、アトピーがどうしたんですか?」
おやじ 「最近、うちのお客さんで、アトピーの子たちが多くてねぇ、みてるとかわいそうになっちゃうんだよ」
先生  「そうですね、他の人には、アトピーの人達の苦しみはなかなかわかってもらえないと、おもいますよ」
おやじ 「なんで、あんな病気があるんかね?」

先生  「今回は、アトピー性皮膚炎について話しましょう」
     「アトピー性皮膚炎は乳幼児期に始まることが多く、よくなったり、悪くなったりをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、症状は痒みのある湿疹が中心です。原因には体質的なものと環境的なものとが絡んでいると考えられていますが、まだ詳細はわかっていません。(アトピー素因、アトピー体質)という遺伝的に痒みを起こしやすい体質の人が、さまざまな(アレルゲン、抗原)と機械的刺激に曝された時に起こる皮膚炎であると考えられていますが、その原因やメカニズムは、まだ充分にはわかっていません。悪化の原因として、ストレスなどの精神的要因もあげられています」

先生  「喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など他のアレルギー疾患が同時に見られることが多いです。アトピー性皮膚炎は、世界的にも、日本国内でも増加傾向にあります。治療効果をみながら、注意深く、根気強く治療する必要があります」

先生  「チリダニのアレルギーや、カビのアレルギー、時にはペットのアレルギーが関与する皮膚炎がありますので、これらの対策は忘れてはなりません」

先生  「直接接触するふとんの手入れはとくに念入りに行いましょう。ダニやカビ対策の基本は換気を良くすること、湿度を上げ過ぎない(相対湿度60%以下)こと、ほこりをためやすい条件(家具をたくさん置くこと、じゅうたん、ソファー、ぬいぐるみなど)を極力少なくすることなどです」

先生  「犬・猫・小鳥などのペットは、それ自身がアレルギーの原因になるばかりでなく、ダニを増やす原因もなるので避けるべきでしょう。また、鉢植えの観葉植物などは湿度を上げるばかりか、土壌が細菌やカビの恰好な増殖場所になるので、室内では極力ひかえることも必要です」

注)いちご「先生は、明日から学会に出席で不在ため、診療日記は明日は、お休みさせていただきます。このお話の続きは来週になります。よろしくお願いいたします。では、また来週、皆様と、お会いできる日を、スタッフ一同楽しみにしています」

2004年3月17日(水)
変形性膝関節症 PartV

     変形性膝関節症の原因に肥満とOl脚が深い関係にあることを聞かされたわがままおやじであった。

おやじ 「おら、そんなにO脚かい?」
いちご 「がに股、おじさんのは、がに股」
おやじ 「何言ってんの〜、おおちゃくなのは、いちごちゃんでしょう」
いちご 「おおちゃく、じゃなくて、O脚、あれ?」
おやじ 「や〜い、自分でO脚って言っちゃった」
いちご 「モォ〜、変なことに頭使わずに、もっと大事なことがあるでしょう」

先生  「二人とも、似たようなもんだけど、病気の話続けていいですか?」

二人  「は〜い。シュン」

先生  「
一度すり減ってしまった関節軟骨は、もとどうりに修復されることはありません。ですから、変形性膝関節症の場合は痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や、伸びきらない状態を改善して膝の機能を高めることを目標にして治療が行われます」

先生  「治療方法は症状の進行度や痛みの程度によって異なりますが、薬物療法、温熱・冷却療法、運動療法の3つの療法が基本となっています。これらの治療でも痛みが緩和されない場合には外科的療法を適応します」
先生  「薬物療法んには、飲み薬と外用薬があります。変形性膝関節症で処方される薬はいろいろありますが、病気そのものを治すためのものではなく、あくまでも対症療法として、炎症を抑え、痛みなどの症状を軽くして回復を助けるためのものです」

先生  「薬は正しく服用することが大切です。副作用があるからとか、飲んでも効かないからと勝手に判断して飲むのをやめたりすれば治療の効果は期待できません」
先生  「外用薬 塗り薬など 作用部位が局所に限られているので、長期にわたって使用できますが、 身体の奥まで効果が届きにくいです」

先生  「一般的に変形性膝関節症のような慢性の疾患の場合は患部を温める温熱療法が行われ、膝が熱っぽく腫れているような急性の痛みには冷却療法が行われます。家庭で行える温熱療法には、お風呂に入って患部を温める方法や温湿布やホットパックを使って暖める方法があります。また、日ごろから患部にサポーターを当て冷やさないようにすることも大切です。ただし、最初は自分の判断で行わずに、医師によく相談してから始めるようにしてください」

先生  「痛みが強いとき関節内注射も効果的です。 ヒアルロン酸ナトリウム剤は関節液の成分で、粘りけがあり関節の滑りを良くします。数回繰り返すうちに痛みがやわらぎ、関節の動きもよくなります」

おやじ 「おら、薬はきらいだ。貼り薬はかぶれる。注射は痛いからヤダ」・・・このような患者様が多くいらしゃいます。

先生  「では、運動療法しかないですね。運動療法の効果は症状の緩和です。運動をすることによって血行をよくし患部を温めて痛みを軽減させるほか、関節の動きをスムーズにする効果があります」
おやじ 「おら、運動は面倒だ。でも痛てんだで、何とかしてくれや」
先生  「あれはだめ、これはいやだ、と言われると治療のしようが無いですね。私は神様じゃないですから、我慢するしかないでしょう」
いちご 「これだけ丁寧に、説明を聞いたのにどうしようもないじゃない、おじさん」
おやじ 「でも、痛てんだで」

注)
いろんな治療法を説明してもどれもいやだと、おっしゃられるのに、何とかしろとおっしゃられます患者様が最近多くなったような気がします。毎日考えさせられる今日このごろです。

2004年3月16日(火)
変形性膝関節症 PartU

おやじ 「いでいでいでで、おら、膝痛てぇ〜」
先生  「今回は、膝のOA 変形性関節症についての説明です。いいですか?」
おやじ 「OA?、おら、青中OBだで」
いちご 「何言ってるんですか、OA,」
おやじ 「OA〜OA〜オエオエェ〜・・・チャンピオン・・・」
     「ニッポン!チャチャチャ!」
いちご 「ふざけないでください!!。サッカーじゃないです」

先生  「そろそろ、話してもいいですか?」
おやじ 「しゅいましぇん・・・シュン」
先生  「初期の症状には朝、膝に違和感を覚える朝起きて歩き始めた時の違和感がもっとも早い症状です。ただ、症状の進行は人によって様々で膝に力がかかる動作で痛みがでることもありますが初期の段階ではこの痛みは、しばらく休むと痛みおさまることが多いです」

先生  「 中期になると症状が簡単には治らない初期症状を放置しておくと、だんだん膝が完全に曲がらない、伸びきらない状態が進み、正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛になってきます。階段の上り下り、特に下りがつらくなります。膝の周辺が腫れたり膝に水がたまって膝が張って重くだるい感じもでてきます。膝の変形がひどくなり膝に力のかかる動きをするとコリコリ、ガリガリといった軋轢音が出るように感じるようになります」

先生  「末期はさらに痛みがひどくなり、この時期になると日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。そのため社会活動が思うようにできなくなります。活動範囲が狭まり、外界からの刺激が少ない生活になるとストレスがたまり、うつ状態になりがちです。高齢者の中にはこうした生活で、ボケ始めてしまう人もいます。外見的にも関節の変形が目立ち、この時期になると骨の変形が相当進んできます」

おやじ 「おら、どのへんだい?」
先生  「まだ、おやじさんは、初期の変形性膝関節症ですよ」

先生  「変形性膝関節症は(一次性、二次性)のもがあります。多くは、筋肉の衰えや肥満、無理な動作など多くの要因が絡み合って膝への負担となり、膝の関節軟骨がすり減って発症してきます。このように明確な原因が特定できないものを(一次性変形性膝関節症)といい、 一方、けがや病気など原因となるものがはっきりとしているものを(二次性変形性膝関節症)といいます」

先生  「発症・悪化要因について、これまでのところ女性、肥満、O脚については変形性膝関節症との関係があると言われています。特に日本人ではもともとO脚の傾向があり、膝の内側により負担がかかりやすくなるため、日本人の変形性膝関節症はその90%ちかくが膝の内側により強い変形が見られます」

おやじ 「そういえば、おらも、いちごちゃんもO脚だ」
いちご 「おじさんは、がに股でしょう」
先生  「まあ、似たようなもんだね」
いちご 「モォ〜先生まで!」
     
     次回は予防や治療についてお話しましょう。

2004年3月15日(月)
わがままおやじ 変形性膝関節症 カッショ、カッショ

     診療所の待合室の右膝をさすりながら痛そうな表情のわがままおやじがの姿があった。

技師  「わがままおやじさん、レントゲン室へどうぞ、カショ」・・・技師本人は気がついていないが、「カッショ」という、言葉がよくでる。
おやじ 「いて、いでで、おら、膝んぼいてぇ〜。何でだい?技師さん」
技師  「はい、カッショ。動かないでください」・・・もくもくと自分の作業を続ける。
おやじ 「いでで、動くなって言ったって・・・いてててて」
技師  「はい、撮るカショ、しっかり、息を止めてください。カッショ」
おやじ 「息、止めたら死んじゃう。いでで」・・・おやじは、何とか技師さんに、相手にしてもらいたいらしい。
技師  「おねがい、カッショ。動くと、いいレントゲン写真が撮れないカショ」
     
     なかなか言うことを聞いてくれない患者様が多くて技師さんも、たいへんです。そこへ、いちごがやってきて。

いちご 「おじさん、少しの間、うごかないで」
おやじ 「いちごちゃん、おら、せつねぇや。いててて」
技師  「はい、もう一枚レントゲン撮るカッショ。はい、息をとめて、・・・はい楽にするカショ。・・・はい。おつかれさま、カショ」
    
      コンピュターの前でおやじのIDを入力して
技師  「レントゲン、送ったカッショ」・・・
デジタルレントゲン(FCR)のため、すぐ、診察室で確認することができる。
いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へどうぞ」・・・待合室の椅子に座るや否や。
おやじ 「もう呼ばれた。休む間もねえや。いででで」


先生  「今日はどうしました?おやじさん」
おやじ 「今まで、少しは右膝痛かったんだけど、今日の朝、急に階段の下りで痛み出したんだよ。いてて」
先生  「う〜ん、レントゲンでは、初期の変形性膝関節症ですね。動かし始めが痛いですよね?」
おやじ 「そうなんだ、座っていて、立つときに特に痛いんだ。少し腫れてる気がするし」

先生  「診察しますね、ベットに横になってください」
おやじ 「こ、こうかい?」・・・横向き(側が位)になって、訳もなくポーズをとるおやじであった。
いちご 「おじさん、上向き、仰向け。変なポーズはしなくていいの」
おやじ 「おら、青山だ。ベッドに横になれって、先生言ったで〜」・・・よくあることである。
      一通り診察して
先生  「おやじさん、やはり変形性膝関節症ですね」
おやじ 「変体性缶詰ショウ???」
いちご 「????・・・」
先生  「変形性膝関節症とは、膝関節のクッションの役目をしている軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となって、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。中高年の方に多い病気です。年齢とともに増加します」
おやじ 「なんで、おら、そんな病気に成ったんかい?」
先生  「じゃあ、今回はOA ,変形性膝関節症について説明しましょう」
     
                                 つづく

2004年3月13日(土)
花粉戦線異常あり! みサル・サルサル・みサルサル

     なにやら、診療所の待合室が騒がしいようです。

みサル 「ウッキィ、ウキ、ウキ、ウキッキィ〜」
おやじ 「ウホ、ウホ、ウッホホ」・・・おやじはサルの言葉も出来るらしい。
みサル 「ウキッ、今年は花粉症らくだよ、ゴリさん。ウキッ」

おやじ 「おら、青山だ、ウホッ、ゴリさんじゃねえ。ウホウホ」
いちご 「エ〜サァ、エ〜サ、エサホイ、みサルさん、診察室1番へおはいりくだサル」

クラーク「ホォ〜ホホ、おサルちゃんお久しぶり、私、私は、綺麗、美しい〜」
みサル 「ウキィィ、どうなってんの?この診療所。ウキ」
先生  「やあやあ、みサルちゃん、春だからねぇ。みんな、春の訪れを体で感じているんだよ」
   
   
注)診療所は季節の変わり目には、いろんな患者様がこられます。

先生  「花粉症の症状はどうですか?」・・・
数週間前から抗アレルギー剤の内服をしている。

みサル 「ウィキィ、今年は花粉が少ないせいか楽です、ウキ。先生、花粉が多いとか、少ないとか何か予測する方法はあるんですか?」
クラーク「ホォ〜ホホ、あなた方のほうが、そのへんの感は鋭いんじゃありません?、いくら先生だって人間ですもの。ホホッ」

みサル 「ウキィ〜イ!、クラークさん、ひどぉい。キキ、私たち動物みたいじゃない」
先生  「花粉の予想は専門家じゃないから詳しいことは解らないけど、1月1日より測定を開始してプレパラート(1.8cm×1.8cm)上に1個でもスギ花粉が観測された日を花粉初観測日としています」

先生  「通常、お正月を過ぎた頃から全国各地で観測され、その頃から日に日に花粉の個数が増えていきます。但し、この時期に花粉症になる人少なく、あくまでもスギ花粉を確認する時期といえます」
みサル 「ウキ〜、」

先生  「24時間で1cm×1cm当たり、スギ花粉が1個以上2日続けて観測された初日を指します。例年、この日以降に花粉が一気に飛び始めるといわれます。花粉症の患者さんにとっては大変な日の始まりです」

先生  「時期的には、気温の高い地方から順に飛散開始日を迎え、2月初旬から3月中旬にかけて、ほぼ全国的にスギ花粉を観測します。沖縄県と北海道はスギがないので花粉は飛ばないらしいよ」
おやじ 「ウホッ、おら、青山だ」・・・なぜか?わがままおやじがそこにいる。

先生  「花粉飛散予測のための情報としては、前年の夏の気候・気温 などに影響されます。秋にスギの花芽を実際に森に行き計測(スギの花芽は夏に出来る。) したり、冬の気温の変化などを考慮して実際に飛び始める日を予測する。冬の間、花芽は一旦休眠するため。 飛散後は日々の気温、湿度、風向きなどで予測しているとおもわれます」

先生  「抗アレルギー薬は花粉が本格的に飛散する2週間前からの服用が効果的です。早目に医師の診察を受け薬の服用を開始することが、花粉症の発症を遅らせて大量飛散時期の症状を軽くするために大切です」

     注)毎年のことですから、できるだけ早めの予防策をこうじてください。

2004年3月12日(金)
プラセンタ療法のいろいろ?


おやじ 「プラセンタの力って、スゲェな〜。おら、プラセンタみたいになりて〜」
いちご 「おじさん、何か勘違いしてない?プラセンタは人物じゃないのよ、理解してる?」

おやじ 「何言ってんの〜、プラセンタは人って先生言ってたで〜」

いちご 「また、おじさん間違って理解してる。うちの診療所で使ってるプラセンタは人間の胎盤から抽出した胎盤エキスしか、使っていないって、先生はおしゃったのよ」

おやじ 「おっかしいな?おら、青山だ」
いちご 「まったく、もぅ〜」

先生  「さて、当院でのプラセンタ療法の実際ですが、やはり、プラセンタの注射が中心です」
おやじ 「おら、痛がりだから、注射はいやだな、でも、効くんだったら注射してもいいかなぁ」

先生  「もちろん、おやじさんのように、プラセンタを試したいんですが、注射はどうもにがてと言う人達には、LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー)という注射製剤を作っている製薬会社と同じところから出ているプラセンタ内服薬があります。もちろん、ヒト胎盤エキスです」
いちご 「おじさんは、知らないかもしれないけど、よくプラセンタ内服薬って薬局やインターネットで販売されている物は、ほとんど豚のプラセンタなの。それでも高いわよね

おやじ 「アァ〜ッツ、おら、その ラ、ララ、ラエエンネット ピーチ!言えたぁ、それを買いに来たんだった」・・・やはり、言えなかった。
いちご 「ラエンネック ピーオー

先生  「まず、プラセンタ注射ですが、基本はプラセンタ1〜3アンプルを上腕かお尻に皮下または筋注します。(プラセンタ皮下・筋注)これは、肌がガサガサして潤いのない方、シミや肌荒れのひどい方、病気ではないものの、疲れ易い・肩が凝る・だるい・風邪を引きやすい・長年の偏頭痛、など何となく体調が優れないということでお困りの方 、冷え性の方・末梢循環障害のある方に効果的です」

先生  「患部に直接注射(トリガーポイント注射又はツボ注射)これは効きますよ。肩こり、腰痛には効果的面です。プラセンタ1〜2アンプルを数箇所に注射します」
先生  「五十肩や変形性膝関節症にはプラセンタ1アンプルを関節に注射することもあります。特に関節に水がたっまて腫れているようなとき有効です」

おやじ 「今年の初め、おらがやってもらった注射だな」・・・御自分のホームページ(アットホームロッジ)の奥信濃歳時記健康管理 2004-1/7に書かれておられます。
いちご 「そうそう、よく覚えてたね。あの時のおじさんは、わがまま言い放題だったもんね、だから わがままおやじ って、言われてるのね」
おやじ 「何いってんの〜、おら、青山だ」

先生  「プラセンタ点滴+ビタミン(にんにくエキス) 全身倦怠感、疲労蓄積がひどく身体の機能が落ちている方にお勧めです。いろんな症状がひどいときにプラセンタ2〜4アンプル+にんにくエキスを症状に応じて配合いたします。翌朝には別人のように元気な自分に出会えると思います。もちろん美肌にも最高の効果が期待できます」

先生  「治療費は、どこよりも良いものを、どこよりもお安くと考えております」
いちご 「治療費は
これ以上言わないでください。お願いします先生」

注)戸狩診療所ホームページ プラセンタ療法に記載されていますが、実際はもっと低価格です。原則 自費診療ですが、一部の疾患では保険診療が可能です。





 LAENNEC P.O.
ラエンネックピーオー
プラセンタ内服薬
ヒト胎盤エキス
定価15000円





ラエンネック注射製剤
プラセンタ注射
ヒト胎盤エキス






メルスモン注射製剤
プラセンタ注射
ヒト胎盤エキス

1アンプル
500円で注射しております


2004年3月11日(木)
すばらしき、プラセンタ(ヒト胎盤エキス)の効果


おやじ 「プラセンタのことすこし分かった気がする」
いちご 「クレオパトラや楊貴妃の美容や不老不死の目的に使ったなんて、すごいですね」

先生  「そうなんだよ。現代ではスイスのレマン湖のほとりにあるクリニック(ラ・プレリー)には、世界中のお金持ちがプラセンタ療法を受けにやってくるそうです」
先生  「おもに注射によるプラセンタ投与ですが、目的はやはり美容と老化防止です。あのオードリ・ヘプバーンやチャップリン、ダイアナ妃、マドンナなども受けているそうです」

いちご 「プラセンタ療法って、お金持ちしか受けられないんだ」
おやじ 「おら、青山だ」・・・なにか、間違っているわがままおやじ。
先生  「いやいや、そんなこたはないよ。確かに少し前までは、お金持ちのみ受けられる特別な治療だったことは確かだけどね」
いちご 「でも先生、うちの診療所では、高くても5〜600円程度でプラセンタ注射してあげてるじゃないですか、下手したらタダで3本も4本も注射してあげてるじゃないですか」

先生  「それは、僕のスタイルだし、当院では美容や老化防止だけの目的じゃないからね」

いちご 「他に、どんな効果があるんですか?」

先生  「じゃあ、今までに分かっている
プラセンタの効果を話しましょう」
先生   ここで紹介している、プラセンタの注射薬は、肝臓疾患に対する保険薬として、1959年厚生省から認可されているものです。
肝機能障害の方への治療として用いた場合、高い値を示していた肝機能が、数ヶ月で正常値になるという著明な効果がある割に、副作用がないという特徴があります。
そして、それだけではなく、実際にこの注射を受けた方の中に、
髪の毛が黒くなった・肌が白くきれいになった・シミが薄くなった・肩凝りが取れた・冷え性が治った・体調がよくなった、などの肝臓に関する以外の効果を訴える方が出てきたのです」

先生  「プラセンタは次のような方にも効果があることがわかってきました。
     1.病気ではないものの、疲れ易い・肩が凝る・だるい・風邪を引きやすい・長年の偏頭痛、など何となく体調が優れないということでお困りの方

     
2.冷え性の方・末梢循環障害のある方
     3.アレルギー性疾患の方(体力が減退している方)
     4.膠原病などで治療中の方
     5.不眠症で安定剤を手放せない方
     6.生理痛の強い方
     7.肌荒れ・シミ・くすみ・顔色が悪いなどの症状でお悩みの方/老化の予防や若返りを考えている方
アトピー性皮膚炎、皮層乾燥症、しみ、しもやけ、生理痛、生理不順、冷え症、レイノー現象、便秘、更年期障害、のぼせ、イライラ、高脂血症」

先生  「さらに、当院では、腰痛症、肩凝り、全身の関節痛、筋肉痛、リウマチ免疫強化作用(風邪がひきにくくなる)、抗疲労作用の目的でプラセンタ治療を行っています」
おやじ 「なんだか、わかんねぇけど、プラセンタって、スゲェ〜、おらもやりてぇ〜」
いちご 「頭は良くなんないと思うよ、おじさん」
おやじ 「うるへぇ、おら、青中だ、いちごちゃんに言われたかねぇ」

先生  「つぎは、実際に当院でどのように、プラセンタ治療をしているか、またその費用などにつきお話しましょう」
                           
                                    つづく
 

2004年3月10日(水)
プラセンタ内服 LAENNEC P.O.ラエンネック ピーオー)

おやじ 「その、胎盤ってやつは、偉いんだね〜」

いちご 「私たち哺乳動物はその誕生に当たり、母胎と胎児の仲立ちをする胎盤のおかげで、母胎から十分な酸素と栄養を受けて健やかに発育することができるんだって」
おやじ 「いちごちゃん、難しいこと知ってるね〜」・・・おやじ、関心した様子。

先生  「しかし、哺乳類の中で、胎盤を使い捨てにするのは、人間だけなんですよ。もちろん、他の哺乳類も出産後に、胎盤を体外に排出しますが、普通、母親がこれを食べて、再利用しています」

おやじ 「胎盤って食べ物なの?」
先生  「そうじゃないけど、母親が胎盤を食べてしまう理由としては、栄養豊富な胎盤を食べることにより、産後の体力回復や母乳の分泌促進に役立てるためという説もあります。食物の補給に心配のない人間だけが、この習性を身につけなかったものと推測されます」

おやじ 「スゲェ〜」
先生  「昔の住居に、時々、30cmらいの穴のある住居跡が見つかるそうです。その穴に胎盤が埋められていたというのです。医療や薬が整っていない時代に、病気に備えて、胎盤を取っておいたということかもしれません。この風習が時代を経て、胎盤からヘソの緒に代わり、これをしまっておいて、子どもが大病をした時に、粉にしたり、煎じたりして、「特効薬」として飲ませることへとつながっているのかもしれません」

先生  「その流れで、子どもの健やかな成長を祈って、ヘソの緒を桐の箱に入れて残しておくという記念的な行為へと変化したと推測しても、それほど的外れではないでしょう」

先生  「胎盤の効果は紀元前もの昔から着目されていました。約4000年前に中国では、「紫河車」という名で、秦の始皇帝の時代には不老長寿の薬として珍重していました。西洋においてはクレオパトラ、マリーアントワネットも若返りと美容目的でプラセンタを使用していたと言われています。日本でも昆元丹として不老長寿の薬として使われてきました。

先生  「最近ではさらに研究が進められ、健康食品・化粧品にも広く用いられています。 そして、現在では、人間の胎盤エキスは製剤化され、プラセンタエキスの注射薬や内服薬として使用されるようになっているというわけです。 その作用から医療用医薬品や一般医薬品に広く利用され、自然治癒力を高める自然薬として注目を浴びています。お肌においても肌の若返り、老化防止ということで注目を浴び、様々なメーカーで化粧品に利用されています」

いちご 「そのひとつに、ラエンネック ピーオー があるんですね」
先生  「そうなんです。LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー)は数少ないヒト胎盤エキスを使用している日本製のプラセンタ内服薬なんです」

                              つづく


 

  LAENNEC P.O.
ラエンネックピーオー
プラセンタ内服薬
ヒト胎盤エキス






ラエンネック注射製剤
プラセンタ注射
ヒト胎盤エキス




 

メルスモン注射製剤
プラセンタ注射
ヒト胎盤エキス
2004年3月9日(火)
プラセンタ内服 LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー) PartU 
     おやじは、へびイチゴちゃんに頼まれて当院で取り扱っているプラセンタ内服薬 LAENNEC P..O..(ラエンネック ピーオー)を購入しにやって来てのおはなしです。

いちご 「おじさん、先生にプラセンタについてお話聞けるなんて、よかったね」
おやじ 「なに言ってるの〜。おら、プラセンタの話じゃなくて、台湾の話聞くんだで〜」
いちご 「おじさん、まったく分かってないんだから。胎盤のことを英語でプラセンタって言うの、台湾じゃないですよ」
おやじ 「プラセンタって胎盤のことだったんだ〜。ところで、胎盤って、なんだい?」
いちご 「だからぁ、それを、先生が今からお話してくださるの」
先生  「ハッハハハ、二人の会話の方が、よっぽど面白いよ。ハッハハ」

先生  「プラセンタとは胎盤のことで胎児の発育成長に必要不可欠なものです。卵子と精子が出会って生じた受精卵が、子宮内壁に着床(固定)します。着床した受精卵の表面からは、絨毛が無数に出て、やがて着床面の絨毛だけが成長し(他の絨毛は退化)、母体の子宮内壁と結合して、平たいホットケーキ状の臓器がつくられます。これが胎盤です」

先生  「胎盤は、胎児と母体とをむすびつけるとともに、両者を隔てる役割を果たします。母体から胎児への栄養や酸素などは、母体の血液から胎盤を通って、胎児の血液に入り、逆に胎児の老廃物は、胎盤を通って母体の血液中に捨てられます。この際、両者の血液が交じり合うことはありません。胎児側の血液は、絨毛内の胎児血管を循環し、母体の血液は絨毛間腔を満たすのみです」

先生  「母体と胎児の血液型が異なっても、拒絶反応を起こさずにすむのはこのためです。また、胎盤は、母体側に異常が起きた時には、胎児を保護する障壁の役目を果たします」

いちご 「すごぉ〜い。だから、お母さんと胎児の血液型が違っても平気なのね」

先生  「胎盤は、母親の体内でわずか10ヶ月の間に、1個の受精卵を平均3kgまでに育て上げるという驚異的な働きをもった組織です。したがって、胎児の成長に必要な生理機能や栄養素をもっています。胎児への酸素や栄養分の補給や、胎児の保護に加えて、各種臓器の機能を十分に備えていない胎児のために、それぞれの臓器の代わりをすることが挙げられます。つまり、胎児の発育のために必要な呼吸やタンパク質合成、有害物の解毒、ホルモンの分泌、排泄など、重要な働きをすべて胎盤が行ないます」

いちご 「胎盤って、全ての元ってかんじですね」
おやじ 「おら、青中だ〜、?*!*?」・・・おやじには、理解不能?

先生  「そう、胎盤は、まだひとり立ちしていない胎児の各種臓器を代行する、” 万能の臓器 ” といっても過言ではないんです」
先生  「万能臓器ともいわれる胎盤だけに、各部を常にあるべき正常な姿に保とうとする、こうした調節機能が備わっているのは必然といえるでしょう」

いちご 「その胎盤には、どんな物が含まれているんです?」
先生  「胎盤には、人間に必要なタンパク質、脂質、糖質の3大栄養素をはじめ、ミネラル、ビタミン、酵素、核酸など多彩な栄養素を成分としています」

先生  「さらに、胎盤には生理作用の強い各種の成長因子が存在することもわかっています。成長因子とは ” 細胞分裂活性化因子 ” のようなもので、細胞を刺激して細胞分裂を促します。その結果、新陳代謝が盛んになり、古い細胞がどんどん新しい細胞に置き換わり、全身の細胞が活性化するものといえます」
いちご 「だから、プラセンタは、美容や若返りの媚薬なですね」
先生  「そうなんです」

     次回からは、胎盤療法の歴史や実際の治療について説明します。
2004年3月8日(月)
プラセンタ内服 LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー)
     わがままおやじの姿は今日も診療所の待合室にあった。
     なにやら受け付けカウンターで綺麗な小箱を見せて騒いでいます。

いちご 「わがままおやじさん、どうかしましたか?」
おやじ 「おう、いちごちゃんか。コレ、コレ、コレ欲しいんだけどさ〜」
     「プラモデル?の飲み薬。有るかい?」

いちご 「ああ、ラエンネック ピーオーね、プラセンタの内服薬ね」
おやじ 「ラムネにビール??おら、今日はラムネもビールも飲んでないよ」
いちご 「なにいってんのよ、ラエンネック ピーオー!いつになったら覚えてくれるのよ」
おやじ 「おら、青中だで〜、それぐらい分かってるよ、わざと言ってんだよ」
     「亜鉛とニッケルだろ?」・・・・やっぱり分かってないようだ・・・・

いちご 「もういいから、ラエンネック ピーオーがどうしたの?」
おやじ 「あれっ?なんだっけ???・・・」・・・おやじは最近、物忘れが多い。
いちご 「何なんでか?よく考えて、おじさん」

おやじ 「よ〜く、考えよ〜お金はだいじだよ〜?・・・あっ、そうだ!思い出した。あれっ?なんだっけ?」・・・考えているふりをするおやじ。
     「おりゃあ〜」・・・自分の頭をゲンコツで2回 ゴツ、ゴツと殴る。・・・痛そう〜
いちご 「おじさん!何するの!センセイ〜、お願いします」・・・あわてる、いちごであった。

先生  「なんですか? 騒がしい。他の患者様もいらしゃるんですから、お静かにね」
いちご・おやじ「しゅいません」
おやじ 「あぁ〜、ああぁ〜思い出した。おら、何しに来たか思い出した」
     「そうそう、へびイチゴちゃんがコレ、コレまたほしいんだって」・・・ラエンネック ピーオーの箱を指して。
いちご 「なんだ、初めからそう言えばいいのに、人騒がせな」
おやじ 「おら、言おうと思ってたのに、いちごちゃんの、大きな顔見ちゃったら忘れちゃったんだよ」

先生  「へびイチゴちゃんも、ラエンネック ピーオー、飲んでると調子いいでしょう」

おやじ 「そうなんだって。最初のうちはよくわかんなかったみたいだけど、周囲の人達から最近、肌の艶が違うとか、元気で明るくなったねって、言われるんだって。やっぱり飲み薬でも効くんだって、実感したみたいなんだ。それで、おらに先生のところから買ってきて自宅まで送ってくれっていうんだよ」

先生  「そうですか、それは良かった。最近そういう喜びの声が多くなりなした。やはり、人間の胎盤を使って作られてるのは、ラエンネック ピーオーぐらいしかないですからね」

おやじ 「人間の胎盤?」・・・珍しく一回で言えた。立派、立派。

先生  「いい機会だから、今回は人間の胎盤(プラセンタ)のことや、いま当院で行っているプラセンタ療法についてお話しましょう」
2004年3月6日(土)
高脂血症 PartU

     おやじとカツさんは、高脂血症について、先生の話を真剣に聞いています。

おやじ 「先生、高脂血症の原因ってなんだい?」
カツ  「ハァ〜、きっとストレスだよ。田舎はいやだ。でも都会じゃ仕事ないし、ハァ〜」

先生  「さて、高脂血症の原因ですが、いまカツさんの言ったことも大きな原因のひとつです」
     「なんといっても食生活の偏りが高脂血症の最大の原因です。食生活や運動習慣などのライフスタイルの乱れが引き金となって引き起こされるケースです。主な原因は、(1)食生活などの生活習慣によるもの、(2)遺伝的な異常によるもの、(3)ほかの病気などによるもの、(4)加齢によるものがあげられます。」

先生  「遺伝性の強い高脂血症に家族性高コレステロール血症があります。500人に1人という高い割合で見られます、この病気を持つ親族のいる人は注意が必要です。遺伝的な要因に食生活などの要因が加われば、家族性高コレステロール血症は一層悪化しますので注意が必要です」
     
先生  「なんらかの病気が原因となって高脂血症が引き起こされるケースがあり、これを続発性(二次性)高脂血症といいます。原因となる主な病気としては、甲状腺ホルモンの分泌が減る甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの内分泌性のもの、ネフローゼ症候群や腎硬化症などの腎臓病、肝臓や胆道の病気、糖尿病、肥満などがあげられます。また、薬の副作用が原因となって高脂血症になることもあります。

先生  「二人には関係ないけど女性は40歳ぐらいまでは男性に比べて高脂血症になる頻度は低いのですが、更年期を迎える50歳前後からコレステロールが急に増えていき、高脂血症と診断されるケースがあります」
カツ  「僕も更年期だけど、関係ないの?」

先生  「関係ないわけではないですが、女性の更年期と男性更年期は原因が違いますからね」

先生  「さて、治療ですが
先ず、食事療法や運動療法を行ってください。コレステロールが高いときはコレステロールの多い食べ物を取りすぎないようにする 。脂肪を取りすぎないようにする 。カロリーを取りすぎないようにする 。不飽和脂肪酸を適度に取る 。食物繊維を多く取る 」

先生  「
中性脂肪(トリグリセライド)が高いときはカロリーを取りすぎないようにする。糖分やアルコールを取りすぎないようにする 。不飽和脂肪酸を適度に取る 。食物繊維を多く取る」
     
先生  「さらに運動です。運動療法は動脈硬化をおこすLDLを低下させ、動脈硬化を予防するHDLを増加させます。また、中性脂肪(トリグリセライド)、血圧、および血糖も低下させるので、高脂血症・脂質代謝異常症の治療および動脈硬化症の予防に有効です」

カツ  「それでも良くならなかったら?」

先生  「患者さんによっては、
を使ってコレステロ−ルや中性脂肪(トリグリセライド)の値を改善させないといけない場合もあります」
先生  「既に心筋梗塞などの動脈硬化による病気を起こしてしまった方、また、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病も合併している方などは特にしっかりと治療しなければなりません」

カツ・おやじ「たいへんだぁ〜。でもがんばんなきゃ、」
先生  「
とにかく、食事と運動です。あまり難しく考えないように。頑張りましょう」

     
今回は少し堅苦しかったですね。次回は楽しく読めるようにいたします。
  

2004年3月5日(金)
カッチャン 高脂血症? 脂肪戦線異常あり!

    アイフルおじさん今日は楽しいひと時ありがとうございました。スタッフ一同アイフルおじさんの大ファンになったようです。何かありましたら診療所に、お気軽にお電話、FAXなり、いただければと存じます。お疲れ様でした。 どうする? アイフル〜

    今日は男性更年期でまったく元気のないカツさんと、世話好きのわがままおやじが診療所を訪れた
    わがままおやじは、相変わらずお気楽だが、カツさんは更に一回り太ったようだ。

おやじ 「カッチャン、どうだい?元気でたかい?」
カツ   「ハァ〜」・・・いつものように、ため息しかでない、カツさん
おやじ 「仕事は、うまくいってるかい?」
カツ   「社長とねぇ、景気悪くてさぁ、ハァ〜ア、どうしよう」
おやじ 「おらとこも、スキーのお客さん減っちゃってさぁ、ハァ〜」・・・ため息は、伝染するらしい。

いちご 「カツさん、診察室1番へお入りください」

カツ  「ハァ〜、は〜い。よいしょっと、ハァ〜」・・・動作のまえに必ず「よいしょ」がつく。
先生  「カツさん、生活のリズムは改善できましたか?」
カツ  「ハァ〜、少しは・・・」
先生  「あんまりうまくいってないみたいですね。とにかくあせらないことですよ」
おやじ 「景気悪くてさ、仕事もうまくいかないみたいなんだ」
先生  「仕事に関しては僕の力ではなんとも出来ないしね、こまったね」

  注) 先生は、さまざまなプライベートなことまで相談されることも多々あります。

先生  「カツさんの場合は、景気が一番の原因かもしれませんね。しかし、カツさん、今回の血液検査でも、総コレステロール284mg/dl 中性脂肪259mg/dlと高めです.」
     「食生活はどうですか?バランスよく食べてますか?」
     「これは、完全に高脂血症ですよ」
おやじ 「腰に化粧??」
いちご 「高脂血症!腰に化粧しているのはクラークさん」
クラーク「ホォ〜ホホ、私は綺麗、ボディのお手入れも当然ですわ。ホッホホホ〜」

先生  「まあまあ、カツさんどうなんですか?」
カツ  「ハァ〜、どうしても不規則になっちゃうんですよ」
おやじ 「おらとこ、食いにこいや、遠慮すんなよ」・・・おやじは世話好き
先生  「おやじさんも、血糖高いんだから気をつけなきゃ」

先生  「高脂血症とは、血液中の脂肪分、つまりコレステロールや中性脂肪が高い状態をさします。総コレステロールが220から240mg/dl以上、中性脂肪が150mg/dl以上。どちらもからだに必要なエネルギー源ですが、たまりすぎると動脈硬化を引き起こし、高血圧や心筋梗塞の原因となります」
     「高脂血症は silent disease といわれ、血中脂質が異常に増加してもほとんどの場合において自覚症状がないのが特徴です」

先生  「今までのところで、分からないことありますか?」
おやじ 「????・・・」・・・なにが分からないのかすら分からないおやじであった。.
カツ   「ハァ〜、僕、早稲田大学。だから分かります」
先生  「では、続けましょう」

  注)長くなちゃいました。明日は原因、治療について説明します。

2004年3月4日(木)
大好評 プラセンタマスク GHC Placental Mask with CoQ10

 朝、当院のスタッフは昨晩使ってみた、プラセンタマスクのことで盛りあっがっていました。
実は昨日スタッフの皆さんにもGHC Placental Mask with CoQ10(プラセンタマスク)を体感してもらおうと先生がスタッフのみんなにくっばたんです。

クラーク「ホォホホッ〜、私は綺麗、美しい、
プラセンタマスクすばらしい〜」
いちご 「すぅっごぉ〜い、ぷるぷる、ぷるぷる」
スタッフ「すごくいいね、こんなに効果あるの初めて。ビックリしちゃう」

そこにいつもの、わがままおやじ登場。スタッフの顔をまじまじながめて

おやじ 「なっなっ何なんだ〜?おら違う病院に来てしまった」
     「もうしわけねぇ、おら病院間違えた。帰るわ」・・・帰ろうとするわがままおやじに
いちご 「おじさん、わたし、わたしよ」
おやじ 「オレ、オレ、オレだよ」・・・オレ、オレ詐欺に注意しましょう。
いちご 「なに言ってんのよ、おじさん。いちごよ」
おやじ 「ゲェッゲゲ?ウソ?ウソだろ?いちごちゃん?ウソでしょ?」
いちご 「ほんとよ、わたしいちごですぅ!ほら、クラークさんも見てよ」

おやじ 「ゲェ〜、眩しい、なんて美しい、ツヤツヤとした肌、それでいて、しっとりと潤っているような肌」
     「なんとすばらしい、それは罪だ、罪ですよ」
     「おら、青山だ。おら、山へ帰る〜」・・・足早に立ち去っていくおやじであった。
クラーク「ホッ〜ホホ、私は綺麗、美しい、私の美貌に耐えられなかったのね」
いちご 「なんだか。でも本当に綺麗。ウフッ、私はもっと き・れ・い・フフッ・・・」

注)今回はあまりにも GHC Placental Mask with CoQ10の効果がすばらしかったので記載いたしました。
 しかし、女性の美へのあくなき挑戦には、頭が下がります。世の男性方、負けないよう頑張りましょう。フフ・・・・・?


    
まず、口の切り抜き部分をあわせて顔のラインに合わせてピッタリ貼ります
 次に眼の切り抜き部分と鼻の部分、おでこのラインに貼ります。

約15〜20分貼ったまま

マスクの上から眼鏡もかけられるので、眼鏡をかけておられる方でもその間に何か用をたすこともできます。

  
マスクをはがした後は、フフフフ・・・・い・ち・ご・でした。
2004年3月3日(水)
プラセンタマスク 入荷 3月3日発売開始

   3月3日 朝から診療所のスタッフはバタバタと忙しそうです。
   昨日以前より、美肌やアトピー治療のためテストしてきたヒト胎盤エキス使用のプラセンタマスク
   GHC Placental Mask with CoQ10が少量ながら入荷したからです。
   日本製なのに日本では未発売品なのです。

いちご 「先生、予約の患者様にこのプラセンタマスクを、お渡しするのもたいへんですね」
先生  「そうなんだよ、いちごちゃん。御予約の患者様には、ずいぶんお待たせしたからね」
いちご 「なぜ、そんなに手に入りにくいいんですか?大きな薬局や通販で似たような製品はすごく人気があって、飛ぶように売れてるじゃないですか」
     「特に若いセレブなお姉さまやマダムのあいだでは、プラセンタは当然みたいですね」
先生  「そうなんだよ、皆さんプラセンタというだけで高いお金を出して買ってるみたいだけど、日本では医師や医療機関でないと ヒト胎盤エキスは取り扱えないんだよ。

     「GHC Placental Mask with CoQ10(プラセンタマスク)LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー)と同じ会社で製造してるんですが
両方とも、ヒト胎盤エキスを使用しているため化粧品や単なる栄養サプリメントとしては、発売できないとのことです。薬局や通販で販売されているプラセンタ商品はほとんど豚の胎盤を使って作られたものがほとんどなんだよ」

いちご 「入手するだけでも大変なんですね」
先生  「そうなんだよ、でもうちの診療所はかなり早くいろんな物が直接入ってくるんで、他では考えられないような価格で患者様にご提供できるんだよ」
いちご 「それじゃあ、うちの診療所、儲からないじゃないですか」
先生  「うちは、一般の患者様も大勢いいらしゃるし、プラセンタの患者様もかなり来てくださってるからね」

いちご 「だって先生、すぐ何でもタダにしちゃうんだもの。プラセンタ注射だってホームページでは1アンプル700円ぐらいてっ書いてあるのに実際は500円以下かサービスだなんて言ってるだもの」
先生  「まあまあ、これが僕のスタイルだからね、勘弁してよ」
いちご 「もっと売り上げ上げて給料あげろ〜!!」
      
          注)
当院の職員はみな高給取りです、ブツブツ

  

  

   LAENNEC P.O.
  1箱 100カプセル
    15000円以下






   GHC Placental Mask 
    with CoQ10

    1枚2000円
  アトピーにも効果あります
2004年3月2日(火)
高血圧症 PsrtU

    おやじは先生の説明にうなずいている。
    理解したかは定かではないが・・・・?

おやじ 「高血圧の原因は、なんだい?先生、おらにも、分かるように教えてくれや」
いちご 「先生の説明は一般の患者様にも、分かりやすいって、よく言われるのよ」
     「おじさん、分からなければ、少しは自分でもお勉強しなきゃ」
おやじ 「なにいってんの〜、おら、青中だで〜。いちごちゃんも、お勉強したほうがいいよ〜だ」
いちご 「ムッ、超〜むかつくぅ〜」
先生  「こらこら、二人とも、高血圧症の話に戻りましょう」
いちご・おやじ 「は〜い、すいません」

先生  「血圧は、おもに心臓から送り出される血液量と末梢の血管の通過性ので決まります。動脈硬化で血管の弾力が弱くなると当然血圧は高くなります。またコレステロールなどの沈着で動脈の内径狭くなったり、一般的に年をとると血圧が高くなるのは、このためです

先生  「高血圧症のWHO(1993年)の基準では、最高血圧が180以上、最低血圧が105以上のものを中等・重症高血圧症、最高血圧が140以上180未満、最低血圧が90以上105未満のものを軽症高血圧症としています
     
     「最大血圧が140mmHg以上あるいは最小血圧が90 mmHg以上の場合には治療が必要な場合のあります。ただ、40歳以下の若年者ややはり 脳卒中や心筋梗塞 の原因になる糖尿病 を合併している患者様はもう少し厳しい基準、つまり最大血圧で130mmHg以上、または最小血圧で85 mmHg以上の場合でも、治療が必要な場合があります

おやじ 「先生、おら、治療したほうがいいかい?」
先生  「まあまあ、おやじさん、そんなにあせらないで、最後まで説明を聞いてください」
     「高血圧で、まず注意していただきたいのは日常生活です。高血圧症の患者様は 肥満傾向の方や血糖が高めの方、またコレステロール、中性脂肪などの血液中の脂肪が高い方が多いのです。これら高血圧以外の異常も、やはり 動脈硬化を促進させ 脳卒中や心筋梗塞 の原因になります」
    
     「まず、肥満の患者様では カロリー制限や運動による減量が必要です。減量により実際血圧が低下します。1kgの減量で血圧が1−2mmHg低下するといわれています。 肥満の是正は、血糖値や血液中の脂肪に対しても好影響をもたらし、 脳卒中や心筋梗塞 を予防します。次に塩分制限が重要です。減塩によって血圧自体が低下します」
     
     「一方、果物や生野菜に多く含まれるカリウムは多少血圧を下げるといわれています。ただ、このカリウムは腎臓が悪い方は取りすぎないようにする必要があります。また、カルシウムも欠乏すると血圧が上昇するので、欠乏しないようにする必要があります」
     「アルコールはやはり飲みすぎると血圧を上げることになりますので要注意です。。ただ、少量のアルコール、つまり日本酒1合ビール1本程度までであれば悪影響はないといわれています」
     「タバコは厳禁です。喫煙は 脳卒中や心筋梗塞 の原因でもあり、また、そのほかの様々な体の異常を引き起こします」
     「いろいろな癌、心臓病、脳卒中、肺炎などあらゆる原因での死亡率が、喫煙者では非喫煙者の1.8倍の高率となっています。タバコを吸われる方は、ご自分の平均寿命が10年以上短くなることを知らなければならないと思います。充分な睡眠と休養でストレスを解消する事も大事です」
おやじ 「人生真っ暗だ〜」

先生  「早期発見が鍵です。血圧は自分で自己管理することも大切です。家庭の血圧計を使って日常的なチェックを心がけてみましょう」
先生  「長々と説明しましたけど分かりましたか?」
おやじ 「今回は中身が濃かった。頭、われそう」
先生  「血圧、上がちゃうかな?」
     
      おやじの血圧は150/95と上昇していた。少し難しかったかも?

2004年3月1日(月)
おやじ 定期検査と高血圧

    今日は、わがままおやじの定期血液検査の日です。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へどうぞ」
おやじ 「へいへい、まいど〜。私がわがままおやじです」
いちご 「くだらない物まねは、しなくていいの!」・・・おやじは、変なおじさんの真似をしたらしい。
おやじ 「コニャニャチハ〜先生。レレレノレ〜」
クラーク「アァ〜ン、おやめになって、おじさま〜だめぇ〜」
いちご 「モォ〜、やめてぇ〜」・・・どこか以前テレビで話題になった弁護士みたい?

先生  「ハハハ、もう冗談はやめにして、診察しましょう。」
     「食生活、運動はうまく守られていますか?今日は採血してみましょう」
     「いちごちゃん、血圧測って。それに体重も」

いちご 「おじさん、まず深呼吸してリラックスしましょう」
おやじ 「は〜い、スゥ〜、スゥ〜スウウウ〜・・ぐるじぃ〜」・・・おやじは深呼吸の意味が理解できなかったらしい。
いちご 「吸ってばかりじゃ苦しいに決まってるでしょう」・・・実際に、けっこう、こんな患者様おられます。
     「ゆっくり、吸ったり、はいたり、してください」
おやじ 「ハァ〜、苦しかった。ちゃんと教えてよ、いちごちゃん」
いちご 「学校で習わなかったの?おじさん」
おやじ 「おら、青中だ」・・・おやじは東京の青山中学出身らしい。

いちご 「血圧 142/90です」
おやじ 「おら、血圧たけぇな、いつも 134/88だでぇ。おかしいな?」
     「おら、高血圧かい?チョウブ(地元では、脳出血のことをチョウブというらしい)になるんかい?」

   注)血圧はいつも同じ数字でなければいけないと、思っておられる患者様もたくさんおられました。

先生  「血圧はいつも教科書のように同じでなければいけないというわけではないですよ」
先生  「これから、血圧、高血圧症について説明しましょう」

先生  「血圧とは、血液が流れるときに血管にかかる圧力のことです。心臓が収縮して動脈に血液を送り出した瞬間の血圧を最大血圧(収縮期血圧)心臓が拡張して血液をためていて動脈にかかる圧力最低になったときの血圧を最少血圧(拡張期血圧)と言います。よく血圧の上が高いとか、下が高いとか言われたりしますが、上は最大血圧、下は最小血圧を指しています。

    注)高血圧の原因、治療などの説明は次回へつづく

2004年2月28日(土)
男性更年期 PartU

採血を終えたカツさんと、付き添いのわがままおやじが待合室で心配そうに待っています。

おやじ 「カッチャン、元気だしなよ」
カツ   「ハァ〜」・・・ため息しか出ないカツさん。
いちご 「カツさん、診察室へお入りください」
カツ   「ハァ〜、フゥ〜」

先生  「カツさん、全部結果が出てませんが、分かってる範囲でお話します」
     「最初に体重ですが、身長に対して約」20kgほどオーバーです。そのためかコレステロール、中世脂肪がかなり高いです」
     「食生活もうまくできてないようですね」
     「生活リズムも不規則で、アルコール(酒、焼酎)の量が多すぎます」
カツ   「ハァ〜、悪いとこだらけですね。ハァ〜」

先生  「カツさん、心配しなくていいですよ。これから説明することを守ってください」
     「まずは、
食事の注意 なんと言ってもバランスのとれた食事を摂ることが第一で、その上でヤマイモ、オクラ、なめこ、納豆のような食品を積極的に摂りましょう。これらの食品には、ホルモンを活性化するムチンという成分が含まれています」
     
     「運動について 体内に脂肪が蓄積されると男性ホルモンの働きが低下します。肥満は生活習慣病だけでなく、男性ホルモンにまで悪影響を及ぼしているのです。 1日1万歩を目標にはや歩きをしたり、水泳、水中歩行その他自分にあった有酸素運動を心がけましょう」
     
     「睡眠について 疲れを明日に持ち越さないためには、毎日の睡眠がどれほど大切かはいうまでもありません。それはストレス解消にも同じことが言えます。一晩でも充分にリラックスできる質のよい睡眠を工夫しましょう」
     
     「これらの事を守って生活してみても、症状改善しなければ、 男性ホルモン補充療法により70〜80%は改善します。効果がない場合は、プラセンタ療法の併用、または、鍼灸,ヨガをはじめとする代替療法も効果があると言われております」

先生   「EDにはバイアグラといういい薬もありますから心配しなくていいですよ」
カツ   「先生、何か未来が明るくなってきた。おれ頑張る」
先生   「とにかく、何かを始めましょう」
おやじ  「オオッ!エイエイオ〜」・・・・おやじ、わけもなく叫ぶ。

いちご 「男って、単純ね。フフッ」
クラーク「ホッホホホ〜、世の男性たち、私のために頑張りなさい。ホッホホホホ〜」

       注)世の男性たちは、疲れています。女性の皆様、恵まれない男性たちに愛の手を・・・

2004年2月27日(金)
エッ?男にも更年期てっあるの?

    わがままおやじが、ゴルフ仲間のカツさんを診療所に連れてやってきた。
    最近、まったく元気がなく、仕事もゴルフもぜんぜんやる気がないそうだ。

いちご 「カツさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「ほら、カッチャン呼ばれてるよ」・・・おやじは、ヒトの世話をやくのがスキらしい。
カツ   「ハァ〜」・・・返事するのもめんどくさいらしい。
おやじ 「ほらほら、早く」・・・カツの手を引いて診察室に。

カツ  「ハァ〜、ダリィ〜」・・・ため息しか出ないカツチャンであった。
いちご 「カツさん、元気がないですね、体調悪いんですか?」・・・心配そうに。
おやじ 「カッチャンも、おらと同じ東京の出身なんだ。こっちに来てから元気なくなったみたいだで」
先生  「カツさん、いつごろから元気がなくなりましたか?」
カツ  「ハァ〜、こっちに住むようになって都会のペースとのギャップがありすぎて」
     「何やってもスローテンポで、うまくいかなくて、どんどんやる気なくなちゃて・・・」
先生  「じゃあ、今何が一番つらいですか?」
カツ  「ハァ〜、何となくいつも不安で、イライラするし、身体がだるいんです。頭痛や肩こりがひどくときどき動悸がするんです」
     「恥ずかしい話ですが、性欲もないし、あっちもぜんぜん元気ないんですよ。ハァ〜」

先生  「う〜ん、カツさん、お話を聞いていると、ひょっとしたら更年期かもしれませんね」
カツ  「更年期?」
先生  「そうです。男性更年期が考えられます」
     「更年期といえば女性特有のものと考えられていましたが、最近では男性の更年期についても注目されるようになりました。男性も40〜60歳代にかけて、男性ホルモンの分泌が減少していき、様々な症状を引き起こす といわれています..」

     「自覚症状として、精神・心理症状、身体症状、性機能関連症状に分けられます。精神・心理症状には、落胆、抑うつ、苛立ち、不安、神経過敏、生気消失、疲労感などがあります。身体症状は、関節や筋肉症状、発汗、ほてり、睡眠障害、記憶・集中力の低下、肉体消耗間などがあり、性機能関連症状は、性欲低下、勃起障害、射精感の消失などです」
     

     「会社などで決定権を持つような、代表管理職に多い印象があります」


おやじ 「カッチャン、そんなに偉くねえよな、いつも暇そうだもんね」
カツ  「ハァ〜、そうでもねんだぜ、おやじ〜、ハァ〜。俺だって何かやんなきゃあって考えてんだよ。ハァ〜」
おやじ 「わりぃ、わりぃ、おら、青山だ」
いちご 「関係ないでしょ」

先生  「本格的に調べましょう。血液検査による男性ホルモン値や労過度測定。自覚症状、社会的立場などの情報を収集分析してから、今後の治療を検討しましょう」・・・不安そうに、ため息をつきながら処置室へいくカッチャン。
おやじ 「おら、元気だで〜」
いちご 「おじさんは、もう更年期すんだんでしょう、まったく」
おやじ 「ヒィエエ〜、きびしぃ〜」・・・何も考えてないようなわがままおやじであった。
    
                                 つづく

2004年2月26日(木)
へびイチゴ・神戸牛・エトバス、ノイエス?

              

2004年2月25日(水)
糖尿病 PartV 治療、おやじできるかなぁ?


いちご 「おじさん、先生の説明わかりました?」
おやじ 「おら、青中卒業だ、何でも分かるさぁ」・・・おやじは、青山中学の卒業生だと。
クラーク「ホォッ〜ホホホォ、私は綺麗、綺麗山2中の出身よ、ホォ〜ホホ」
いちご 「モォ〜、二人とも!。まじめにやってください!」
先生  「じゃあ、おやじさん、糖尿病の治療や目標について説明しましょう」

先生  「糖尿病治療の目標は血糖値を正常にコントロール合併症を予防することです、食前血糖80−120 mg/dl、食後血糖100−160 mg/dl、グリコヘモグロビン(HbA1c)5.5−6.0%程度にコントロールします。血糖値を正常に近づけるほど、合併症がでる心配が少なくなります。また、特にインスリン非依存型糖尿病の患者さんでは、高血圧症や脂質異常、肥満を合併しやすいので、これらの治療も必要です」

     「糖尿病の治療の基本は 1)食事療法 2)運動療法です。肥満はインスリンの作用を妨害するので糖尿病にとっては大敵です。栄養素をバランスよく取りながら標準体重を維持するため、食事療法が必要です」

     「ブドウ糖を利用する筋肉を増やし、インスリンの作用を妨害する脂肪を減らすため、運動療法も糖尿病の治療には重要なものです。中程度の全身運動(50歳代で脈拍が1分間に110程度になるような運動)を毎日30分以上おこなうと効果があります」

     「遺伝や加齢は逆らえないものですが、肥満、暴飲暴食、運動不足、ストレスは、日々の努力で防げるものです。多くの病気に通じることですが、適度に運動し、規則正しいバランスのよい食事をとることで肥満を防ぎ、ストレスを溜めないことが大切です」

いちご 「おじさん、分かりましたか?」
おやじ 「おら、青山だ。やってみるよ。先生、よろしくたのまぁ」
先生  「いしょに頑張りましょう」
おやじ 「おら、がんばるどぉ〜」・・・栄養、運動指導を受けて山へ帰るおやじであった。

   注)インスリン依存型糖尿病の患者さんは、インスリンを注射で投与する必要があります。また、インスリン非依存型糖尿病の患者さんでは、食事療法および運動療法で血糖値が十分に正常化しない場合、飲み薬やインスリンの注射が必要になります。

2004年2月24日(火)
糖尿病 PartU おやじ理解不能?

おやじ 「先生、早くおらの、病気教えてくれや。おら、癌かい?」
いちご 「なにいってんのよ、病気といえば癌としか思いうかばないんでしょう、」
     「今から、先生が説明して下さるので、よく聞いててね」
先生  「すこし専門的になるので、難しいかもしれませんが、よく聞いててくださいね」

先生の説明が始まりました
先生  「おやじさんは、軽い糖尿病だね」
おやじ 「豆乳病?、おら毎日、豆乳飲んでるから豆乳病になったんかい?」
いちご 「おじさん、まじめに聞いてください!」
おやじ 「おら、青山だ」・・・・途中から見てくださっている方のために、おやじは東京、青山の生まれらしい?

先生  「糖尿病は血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態が持続する病気です。正常な人は、食事をしブドウ糖やアミノ酸が体に吸収されると、膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。このインスリンの働きにより血糖が一定値以上に上昇しないようになっています。このインスリンによる血糖低下作用が弱くなると糖尿病になります。膵臓から分泌されるインスリンの量が減少したり、分泌されたインスリンがうまく働くことができなくなると糖尿病になるわけです。多くの糖尿病患者さんは、インスリン分泌量も低下、及び分泌されたインスリンの働きも弱くなっています。」

      「インスリン作用の低下のためブドウ糖が筋肉などの細胞に入っていきにくくなるため、細胞内でエネルギー不足をきたし、ブドウ糖はそのまま血液中にとどまり血糖が高くなり尿に出るようになります。また、ブドウ糖などの糖質だけでなく蛋白質や脂質の利用まで障害されます。これらの結果、高血糖、高脂血症(血液中の脂肪が異常に増加した状態)となり、それらにより血管や神経が障害されいろいろな合併症が出現します。 」

おやじ 「合併症てなんだい?」

先生  「糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、神経障害です。脳卒中・心筋梗塞などをおこす動脈硬化も合併します。合併症が進行すると網膜症による視力障害・失明、腎症によるむくみ・尿毒症、神経障害による手足のシビレ・便秘・下痢・インポテンスなどがあらわれます」

おやじ 「おら、もう人生真っ暗だ、ママどうしよう?」・・・おやじの奥さんは東京で生活しておられます。

先生  「糖尿病は治療せずに放置すると大変恐ろしい病気です。しっかり治療し糖尿病状態を良好にコントロールすれば、糖尿病でない人と同じ健康な生活がおくれます」

おやじ 「先生、おら、まだ元気で仕事して〜、何とかしてくで〜」・・・・おやじ涙目で。

  わがままおやじ、危うし!?

  明日は、糖尿病の治療、検査とうにつき説明させていただきます。もうしばらくお付き合いください。

2004年2月23日(月)
おやじ 糖尿病の疑いあり?

 飯山市戸狩は昨日の暖かい快晴がうそのように、大雪であった。
  
  いつものように、おやじ来院。

おやじ 「先生、おら、最近おしっこ近いんだ、のどもよく乾くし、なんだろね?」
いちご 「それって、尿漏れしてるんじゃないの?おじいさん」
おやじ 「ちがわい!おら青山だ!」
クラーク「ホーホッホホ、美人は、オシッコもウンチもしないのよ」
先生  「おじさん、症状が出始めたのはいつごろからですか?」・・・いろんな質問と診察をして。
     「まず、症状や経過から糖尿病が疑われます。尿糖、採血で調べてみましょう。いちごちゃんお願い」
  
  おやじといちごは、処置室へ
いちご 「はい、チックとしますよ」・・・おやじの太い静脈で採血。
おやじ 「イデッ、いて〜よ、いちごちゃん」・・・おやじ、皆なに押さえ込まれて採血無事終了。
  
  しばらくして、検査の結果が出た。
先生  「おやじさん、今日最後の食事は、いつ食べました?」
おやじ 「ん〜、2時間前くらいかな〜?」
いちご 「モッ〜自分の食べた時間ぐらい思いだしてよ!」
おやじ 「間違いねえ、おら、青山だ。いや、2時間前だ」
先生  「検査の結果では、尿糖 2+、血糖 140mg/dlと、高いですよ」
     「お酒は、沢山のみますか?」
おやじ 「飲まね〜な、おら、いつもビールだ。酒は飲んでね〜で」
いちご 「酒もビールもアルコールでしょう」
先生  「ご飯は、規則正しく食べていますか?味付けは濃くないですか?」
おやじ 「ご飯はたべてね〜な。おら、青山だからな」
先生  「何も食べないんですか?」
おやじ 「メシくわね〜けど、パン食ってる」
いちご 「モオ〜、まじめに答えてください!」

   
注) このような、うそのような問診、診察は当院では日常茶飯事である。

先生  「じゃあ、おやじさんの病気について説明しますね」
おやじ 「ゴクッ」生唾を飲む。
おやじ 「ドキドキ、ハラハラ、ワクワク」

   診察室は静まり返った。・・・・ このつづきは、また明日「おだいじに〜」

2004年2月21日(土)
 みサル 鼻ぐしゅぐしゅ、眼かいかい
     今日は、良く晴れた、暖かい日でした。

みサル 「ウッキッキ〜 おじさん、こんにちは」
おやじ 「よう、おサルちゃん、どったの〜?」・・・・なぜか、いつもおやじがいる。
みサル 「ウキッ おサルじゃないわよ、みサル!キキイ」
     「おじさんこそゴリラじゃない、ウッキキ〜」
おやじ 「おら、青山だ!」
クラーク「2ひきとも、おだまり!ほかの患者様に迷惑よ。私は綺麗、ホーホッホッ」

 注)  待合室には病気で苦しい患者様が大勢おられます。他の患者様に迷惑にならないように気をつけましょう

いちご 「みサルさん、診察室1番へどうぞ」
みサル 「ウキウキッ、クシュン、クシュン、おねがいします」・・・鼻水をなめながら。
クラーク「ホーホッホ、おサルさん、みっともないですわ。鼻水お拭きなさい」・・・テッシュペーパーっを差し出す。
みサル 「クラークさんは、鼻水、でないんですか?」
クラーク「ホーホホッ、おだまり!美人は、鼻水もウンコもでないのよ。ホーホッホ」
いちご 「なに言ってるんですか、ただ便秘してるだけでしょ。まったく」

先生  「みサルちゃん、鼻水は透明で突然タラーとでてくるんですよね?」
     「毎年、この季節ですか、それとも1年中ですか?」
みサル 「いつも、春先です、ウキッキ〜」・・・両方の鼻の穴にテッシュをつめて。

先生  「まず1番に考えられるのは、すぎ花粉症でしょう。通年性ならハウスダスト(家のホコリやダニ)が考えられ ます」  
     「最近では、いい薬がありますから、できれば毎年症状が出そうな2〜3週間前から抗アレルギー剤を内服していると症状が軽くすみますよ

     「プラセンタ治療もかなり有効です」
     「とりあえず、抗アレルギー剤を1日2回内服してみましょう。外出から帰ったらよく顔や眼を洗い洋服を着替えましょう」

いちご 「おだいじに」
みサル 「ウキッウキッウキキ〜、ありがとうでござ〜る」・・・診察室をでました。
おやじ 「なんだった?」・・・興味しんしんに。
みサル 「すぎ花粉症だって。ウキッ」
おやじ 「へ〜サルも花粉症になるんだ?」
みサル 「うるさ〜い!!キキイ〜」・・・・ガリガリウキイイ*!?

    おやじの顔に3本の赤いすじ状の引っかき傷ができたのであった。
  注)  病気の患者さんは皆さん苦しんでおられます。冗談は、ほどほどに。
2004年2月20日(金)
美しき番長!

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へどうぞ」
おやじ 「は〜い、おはよ〜レレッ?」・・・・おやじクラークを見て
     (戸狩診療所では、早くからBMLの電子カルテを使用。しかもクラークによる入力を行っています。)
おやじ 「おら、目が変だ、番長がやけに綺麗にみえるんがけど?」
クラーク「ホーッホホホッ、お黙り!女王様と御呼び」
おやじ 「やっぱり、おめえは、番長だ」・・・・驚いた様子で
いちご 「失礼よ、おじさん、クラークさんは、プラセンタ注射でさらに、綺麗になったのよ」
     「私も、最近プラセンタ注射始めたのよ」
おやじ 「どおりで、41歳には見えねえや」・・・・まじまじと、いちごちゃんをながめて。
クラーク「お黙り!失礼よ。いちごちゃんは38歳よ」
いちご 「んっも〜、二人とも。違います〜。私は28です」
   シ〜ン     診察室が一瞬静まりかえった。

先生  「まあまあ、皆さん落ち着いて。これがプラセンタの未知なる効果ですよ」
おやじ 「おらも、プラモデルやりて〜お願い、お願い、おら、青山だ〜」
いちご 「プラセンタ!!」
先生  「今日はどうしたんですか?」
おやじ 「そうそう、へびイチゴちゃんが先生にお礼を言っといて、と言われて今日来たんだ」。
     「翌日には雪焼けした顔のヒリヒリもなくなり、しもやけも、すごく楽になったみたい」
     「それに、ひどかった肩こりも注射した数時間後には、不思議なぐらいなくなったてっさ」
先生  「プラセンタは、肩こりには即効性があるみたいですよ。そりゃあ良かった」
おやじ 「それでさ〜、へびイチゴちゃんが、プラセンタの飲み薬があったら、おらに買ってきて自宅に送ってくれって」

先生  「当院には、LAENNEC P.O.(ラエンネック ピーオー)という日本製のヒト胎盤エキスのカプセルがあります」
     「2カプセルで、プラセンタ注射1アンプルに相当します」
     「注射に比べると効果は少し劣りますが3カプセルで1アンプルと思えばいいでしょう」
おやじ 「その、ランチボックスてのは、あるんかい?」
いちご 「ラエンネック!」
先生  「逆輸入なので、なかなか入手しにくいのですが、ありますよ」・・・オシャレな箱を取り出して。
     「はい、これです。内服のしかたは・・・・」・・・ 薬についての説明を充分して、箱を手渡した。
おやじ 「よかった〜、さっそくへびイチゴちゃんに送ってあげよ」。「じゃあね〜バイバイ」
スタッフ一同 「おだいじに、へびいちごちゃんによろしくね」

スキップしながら、山へ帰っていく,わがままおやじであった。

2004年2月19日(木)
1.2の宮ちゃん、インフルエンザA

いつものように、診療所の待合室は、おやじの姿がありました。そこへ”しめじ”農家の1.2の宮ちゃんが、辛そうに待合室に入って来ました。

おやじ 「1.2のトリちゃん、どうしたの〜?」
1.2  「コーコッコッコケッ、トリじゃねえ宮ちゃんだ!」
おやじ 「おら、青山だ」
いちご 「1.2の宮ちゃん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「は〜い」・・・・さっそうと、立ち上がり診察室へ入ろうとする。
いちご 「おじさんじゃないてっば、モ〜ッ」
おやじ 「おら、青山だ」
1.2  「コケッ、オレオレおれだよ」
いちご 「どうなさました?」
1.2  「コケッ、昨日からさ〜急に寒気して身体の節々がいたいんだよ、コケッ」
先生  「いちごちゃん、体温はかってください」・・・・いちご耳(鼓膜温)で体温を測る。
いちご 「先生、39,2度もあります」。「トリは体温たかいのかな〜?」
1.2  「コケッ〜トリじゃないつーの!。具合わり〜ココココケッ〜」
先生  「インフルエンザかも知れませんね、検査しましょう」。・・・・細い綿棒で鼻の中を少しこする。
     「15分ぐらいで結果がでますので少しお待ちください」・・・15分経過
     「インフルエンザAですね。いまタミフルというインフルエンザに良く効く薬を処方しときますね。」
     「1日、2回朝、夕5日分出しときます」。・・・タミフルについての説明と飲み方の指導をする。
いちご 「充分な休養と栄養を取ってくださいね。
先生  「清潔と室内を加湿することでウイルスを減らすことができます」
     「家族や周囲の人たちに移さないよう注意してください、家族にもマスクしてもらってください」
     「早く帰って休みなさい。おだいじに」
1.2  「コケッツコ〜,は〜い」。・・・診察室を出るとおやじが居眠りをしていた。
おやじ 「フア〜イ、どうだった?」・・・・眠そうな眼をこすりながら
1.2  「インフルエンザAだぞ コッココケ〜ッ」
おやじ 「ひえ〜、トリ・インフルエンザだ〜」・・・・診察も受けずに去っていくおやじであった。
1・2  「ちがうっつうの!コココココケ〜」

皆さんも風邪をひかないように気をつけましょう。
ところで、わがままおやじさんは、なにをしに来たんでしょう???。

2004年2月18日(水)
へびイチゴちゃん 来院

わがままおやじが、女性の患者様を連れて来院されました。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へおはいりください。」
     「おじさん、腰の痛みはどうですか?」
おやじ 「おら、青山だ。」
いちご 「違うでしょ、腰、腰の痛みはどうですか?」
おやじ 「あ〜あ〜、だいぶ楽になったで〜、いちごちゃん。」
先生  「それはよかった、このまま様子を見ましょう。」
     「まだ治ったわけではないので無理をしないでくださいね。」
おやじ 「ありがと〜、今日は、おらところに泊まってるお客さんお連れしたんだ。」
     「毒イチゴちゃ〜ん」・・・・おやじのロッヂに宿泊しているスキーの常連さん。
へびイ 「違いますう*へびイチゴです。」
先生  「へびイチゴさんは、どうしました?。」
へびイ 「いい気になってスキー滑って、ロッヂに帰ってきたら顔、手がガサガサになちゃいました。」
     「ヒリヒリ、カイカイですう〜。」・・・・顔は赤茶色、手はガサガサ
先生  「診察しますよ。ウ〜ン顔は雪焼けです、手はしもやけですね。」
     「特に昨日は天気がよっかたからね。日焼け止めを塗っとかないとだめですよ。」
へびイ 「先生、痕は残りますか。?」・・・・心配そうに。
先生  「顔は火傷で言えば、1度の火傷だから今回の治療とその後のケアで心配ないと思うよ。」
     「手も、しもやけは血流が悪くておっこっているみたい。」
おやじ 「先生なんとか良くしてやってください。」・・・・心配そうに
いちご 「おじさん、やさしいんだね。」
おやじ 「おら、青山だ。」
いちご 「モウ〜」
先生  「へびイチゴちゃん程の雪焼けと、しもやけならプラセンタ注射で短い期間でよくなるよ。」
おやじ 「プラモデル??」、「ぷらんたー??」、「プログラマー??」・・・???
いちご 「プラセンタ!、」
先生  「プラセンタとは、胎盤のことで当院では厚生省の認めたヒト胎盤エキスをつかっています。」
     「プラセンタの効果と副作用は・・・・・・・です。」・・・・説明と治療の同意をとる。
へびイ 「よろしくお願いします。」
おやじ 「お願いします。」
いちご 「おじさんじゃないっての!」

へびイチゴちゃんは腕にプラセンタ2アンプル注射し顔と手に抗炎症作用のあるクリームを塗ってもらい山に帰りました。もちろん、わがままおやじも一緒です。

2004年2月17日(火)
おやじ、腰痛い

おやじ 「先生、おら腰いて〜」
いちご 「おじさん、どうしたの?」・・・・いちごちゃんは看護師です。    
おやじ 「おう、いちごちゃんか、雪かきしてたら腰ひねちゃてさ〜、いてんだで〜」
いちご 「おじさん、いたいのはわかったけど、なまりすぎだよ。」
おやじ 「なにいってんの〜おら青山だ」・・・・おやじは青山出身らしい?
先生  「おやじさん、だいぶ痛そうだね?診察しましょう。」
     「ここかな?少し押しますよ。」・・・・患部を押したりして圧痛の有無を調べる。
おやじ 「押してもいたか〜ねんだ。動かすとイテんだ。」
先生  「一応、レントゲンで骨に異常ないか調べておきましょう。」
いちご 「おじさん、動けますか?こちらへどうぞ。」・・・・おやじおとなしくレントゲン撮影後診察室へ
先生  「よかったね、おやじさん。特に骨に異常はないですよ。」
おやじ 「おらの腰、どうなってんだい?」・・・おやじ不思議そうに。
先生  「症状、診察所見、レントゲンの結果より、急性腰痛症でしょう。」
     「強い痛みは、だいたい1〜2週間程で改善すると思いますよ。」
     「俗に言うギックリ腰ですよ。」
おやじ 「ギックラ腰??」
いちご 「違います、ギックリ腰です。」
おやじ 「びっくら腰??」
いちご 「ギックリ腰です。」
先生  「まあまあ二人とも、とにかく安静にして重たい物はしばらく持たないほうがいいですよ。」
     「姿勢よくして、お風呂で温めると楽ですよ。」
おやじ 「注射は、しなくていいかい?」・・・患部をさすりながら
先生  「あまり痛みがひどいようなら、湿布と痛み止めをお出しいましょうか?」
おやじ 「おら、胃が弱いんだ。湿布でももらってか。」
     「え〜っぺ(いっぱい)、くれて、くれや。」
先生  「たくさん湿布を貼ればよく効くというわけじゃないですよ。患部に1〜2枚程度でも充分ですよ。
     「とにかく無理しないように、おだいじに。」
おやじ 「今日のところは、これで勘弁してやる。」
     「おら、青山だ〜」
いちご 「なに言ってるんですか、おだいじに。」

     わがままおやじは、腰に湿布を2枚も貼ってもらい、うれしそうに湿布をもらい帰宅しました。

登場人物 先生(院長) いちごちゃん(看護師) クラーク(事務長・美人でニックネーム番長) 
       わがままおやじ(患者さん)
  技師(レントゲン技師・ニックネームはおばちゃん、カッショが口癖

へびイチゴ おやじのロッヂの常連客

1.2の宮ちゃん 地元のしめじ農家 痩せていて頭が鶏ににている

ゲスト

みサルちゃん いちごの同級生でかわいいが、しぐさがサルに似ている

診療所のお天気

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戸狩診療所過去の日記

過去の日記を疾患・治療別に分類し読みやすくまとめました

心: いちごちゃんの本音や思ったこと  怖いですねぇ・・・