戸狩診療所のシミ・そばかす、毛穴の開きやくすみなど、ホクロ(母斑細胞性母斑)の治療について                         2022年4月4日より下記料金です。
  T シミ・そばかす(雀斑)

年齢と共にお顔や体に気になる色素沈着やシミができてしまいます。原因の多くは紫外線です、できてしまったシミや雀斑、色素沈着に当院で行っているレーザー治療のパターンを紹介いたします。

1 薄く、沢山ある雀斑
レーザーフェイシャル2,100円(税込み)を2〜4週間に1回、気長に繰り返していくとかなり改善します。肌のダメージを極力少なくするためすこしづつ出力を上げていきますので続けることが必要です。

2 明らかに濃いシミが沢山ある場合
レーザーフェイシャル2,100円(税込み)を2〜4週間に1回、又はフォトRF4,590円を4週間に1回繰り返していただくと、かなり薄くなります。それでも頑固なシミは残る可能性があります、そのような時にはレーザーフェイシャル2,100円+スポット照射1箇所205円追加もかなり効果的です。

3 濃いシミ?又は扁平母斑
扁平母斑は茶アザなどと呼ばれシミとはすこし違います。以前は機械的にアブレージョン(皮膚の表面を削り取る方法)を行っていましたが、メラニン色素は毛穴や汗線のも存在するため薄くなりますが、高率に再発していました。
現在、レーザ治療でかなり好成績が得られるようになりました、当院ではアレックス(現在中止)(Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー)を使用して扁平母斑の治療を行っています、シミや単なる茶アザと思っていたものの多くに扁平母斑は存在いたします、この疾患には保険が適応されますので保険証をご持参ください。ただし単なるシミには保険適応はございません。
顔へのアレックスレーザー治療で2,000〜6,000円程の治療費が必要、照射後は黒いカサブタの様になりだいたい5〜10日くらいで剥がれ落ちます、剥がれた部分はピンク色か赤い皮膚になります、その後皮膚の防御作用でメラニン色素がその部分に集まり茶色〜黒くなります、この時期に皆さん心配になり、効果がなく更に悪くなったと思われる方もいらっしゃいますが、そこから少しづつ薄くなっていきます。半年〜1年後にはかなり薄くなっているはずです。
当院では、最初にレーザー治療を行ってから1〜2ヶ月後に2回目を行います、又は更に3回目を行いしばらく(3〜6ヶ月)経過をフォローさせていただいております。

4 黒い少し厚みのあるシミ(老人性ユウゼイ)
何となく茶色〜黒っぽく表面の凸凹したシミです。顔にあると結構目立ちます。皮膚の老化と思っていただければと思います。
保険適応になっておりますが完全なシミは保険適応ではありません。
当院では局所麻酔をしてCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で削る方法かアレックス(現在中止)(Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー)で治療しております。
CO2レーザーで削った場合は浅い擦り傷と同じ経過で治っていくと思ってください。アレックス(Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー)の場合は上記3のような経過をたどります、最近はこちら(アレックス)を御希望の方が多いようです。シミと違い1回〜2回で表面の凸凹がなくなりスムースになります。費用は、範囲にもよりますが1,500円〜5,000円程です。
  U 顔のくすみや毛穴開き

一般に汚らしいとか脂ぎった顔と言われています。まずは洗顔が大事です、石鹸を使用するのは1日1回で充分ですが、外出の後や汗をかいたときには軽く水で洗顔しましょう。

1 産毛や顔の毛が濃く毛穴が黒い場合
レーザーフェイシャル2,100円(税込み)を2〜4週間に1回、気長に繰り返していくとかなり改善します。レーザー施術中に焦げ臭いような脂くさいような臭いがします、コレは汚い顔の汚れやヒゲが燃えて綺麗になる臭いです。顔の毛の脱毛効果もありますのでできるだけ顔のヒゲは剃ってきていただければ効果的です。

2 黒ずみは少ないが毛穴の開きが気になる

レーザーフェイシャル2,100円(税込み)を4週間に1回又はフォトRF4,590円(税込み)を追加する野も効果的です。

  V 首の周りや胸などの小さな黒や茶色いイボ

よく年寄イボと一般には言われているものですが、特にお年寄りでなくてもこの疾患で治療を受ける方は多くおられます。
冬セーターが引っかかるとか、お子様に引っ張られる、汚いと言われるなど治療をご希望される方が多くおられます。この疾患も保険での治療が可能です。

1 頚部(首)に多数のイボ
当院ではCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で治療しております。数にもよりますが1回の治療でほとんどなくなります。しばらくニキビ跡ていどの赤みは残りますが時間と共に分からなくなります。料金はだいたい1,500円〜6,000円程度です

2 体幹に多数ある場合
上記1と同様CO2レーザーを使用するか、大きい場合はメスやハサミで機械的に切除します。料金はCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で治療の場合6,000円程度、局所麻酔をして切除する場合は通院が必要になる場合もございます治療費は5,000円〜6,000円ほどです。
  W ホクロ(母斑細胞性母斑)

黒子(ホクロ)は正式には母斑細胞性母斑といいます。慢性的に刺激を受けやすい部分や手のひら足の裏にあるホクロは稀に悪性化(悪性黒色腫)になる場合があります、急に大きくなったり何となく辺縁がぼやけて染み出した様になるようでしたら診察をお受けいただいたほうが賢明です。

1 顔の小さなホクロ
ホクロの治療は、原則外科的切除が第一選択です、もちろん保険治療ですが手術通院が必要です、消毒や抜糸も必要です。その代わりほぼ100%無くなります。通院や外科的手術はちょっとという方にはCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)が有効です。
直径1〜3mmくらいまでのホクロならかなり綺麗に治ります。直径5mmを超えるホクロでもCO2レーザーで可能ですが傷跡や再発を考えると切除をお勧めいたします。隆起したホクロが平らになればよいと言うのであればレーザーでも充分かもしれませんね。
レーザー治療費は6,000円くらいで済むようにいたしております。

2 顔の大きなホクロ(直径5ミリ以上)
外科的切除が第一選択です。
CO2レーザーでもかなり綺麗になりますが、やはり傷跡は残ります。どうしてもその傷跡が気になるようなら傷跡の修正を行えばいいのですがとりあえずレーザーでと言う方にはCO2レーザーで治療いたしております。レーザー治療費用は1,500円〜6,000円程です

3 顔の薄いホクロ?かシミか不明な場合
たいていの場合はシミとホクロの区別はつきますが、シミっぽいホクロの場合はCO2レーザー、又はQスイッチアレキサンドライトレーザーを使用する場合があります。治療費はCO2レーザーのみは上記1に準じます、Qスイッチを併用しますと2,000円〜3,000円追加加算されます。

4 体幹の小さなホクロ
上記1に準じますが数が多い場合(10個以上)は更に追加料金を頂きます。

5 体幹の大きなホクロ(直径5ミリ以上)
前胸部、頚部、肩周辺は、傷が赤く盛り上がり肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい部位です、外科的切除の方が綺麗になる可能性が大きいです。
CO2レーザーで治療を受けられる方がほとんどですが、数ヶ月間は傷が赤く盛り上がり肥厚性瘢痕の状態になるのを覚悟の上で施術させていただきます。治療費は大きさや個数にもよりますが6,000円くらいです。
アレックス(Qスイッチアレキサンドライトレーザー)
フォトRF
Vビーム
レーザーフェイシャル