建設省千曲川工事事務所中野管内安パトに参加して(その2)
去る、平成11年7月28日上記のパトロールが開催された。その様子と反省会について報告します。
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替佐護岸工事 (豊田村) |
まずそこの代理人が現場説明をし、続いて場内を15分程度巡視する。この日は4か所の現場を巡回した。 連日30℃を越す猛暑の中での作業なので、熱中症対策についての質問が多かった。この現場では立木があちこちにあり、その木陰を利用する工夫がされていた。 根固めブロック(四脚)を現場附近で製作作業中。 |
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飯山桜づつみ 工事現場 (飯山市戸狩) |
堤防の芝剥取りを行っているところ。特に指摘はなかったが、左側の堤防(車路)と工事箇所との境がはっきりしないのでロープ張り等を施すよう意見あり。熱中症対策は冷房の効いた事務所(写真右)も近くにあり万全。(うらやまし〜) |
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排水機場 上家工事現場 (飯山市常磐) |
ほぼ完成した現場。千曲川の増水時に支流の流水をポンプアップする施設で、ドデカイ発電機とポンプが2基ずつ建物内に配置されていた。ポンプ工事が未完で屋内ハシゴの置き方が×等の指摘。 |
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下河原護岸 工事現場 (飯山市飯山) |
根固めブロック(六脚)を現場附近で製作作業中。ミキサー車から直取りで打設するため写真中ほどの溝の中へ型枠を組立てる。その溝(一般作業床マイナス60〜70p)へ作業通路(桟橋、階段等)が無いことを指摘された。(替佐護岸も同じく) |
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同 上 | 型枠組立作業状況。 炎天下、繰り返し作業でこのブロックを1000〜3000個も製作するらしい。型枠も持ってみたけれどかなり重かった。 熱中症対策として移動式の屋根を作られたらと思ったのだけど。 |
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同 上 | このクレーンの左側アウトリガーの出が少ないとの意見があったのだが、機械自体に警告装置(リミット)があることと、吊荷の重量、移送距離、移送角(範囲)の面で問題はないとのこと。目一杯広げるのが原則だと思うけれど。(あまり気にしたことがなかったなー。) |
反省会では参加者20余名が前回と同様に感想などを発表しました。
この建設省のパトロールは3回目でしたが、よその現場を見るのは勉強になるし、いい刺激になります。これからも機会があれば出席したいと思いました。
99/7/28パト報告 以上