この舟、千曲川のカモ猟に使ってるが、もともとは海の釣用に作られたもの。 
だから、釣った魚を入れる 「生け簀」 があり、
常に新鮮な海水が、出入りできるようになってるが、
カモ猟には必要ないから、海水出入り口に蓋をしてある。

運搬で、河原を引きずったら、「蓋」 が壊れた。
メーカーから部品を取り寄せ交換したが ・・・
完全には塞がらない。

しかたなし。狩猟期間も終わったし、春まで冬眠させ、
暖かくなったら、FRP積層作業で修理しよう。
それにしても ・・・ 

これで、飯山市から長野市まで、最高速度15ノット(時速30q弱)で航行してカモを追ってると、強い殺気を感ずる。
岸を見れば、オレンジのベストを着た猟師が憎しみの目で、見てる。そーだよなー、昔から 「1犬、2足、3鉄砲」 という。
船だの、スノーモービル使うやつ
、猟師の風上にもおけねー、と思うんだろーなあ!と、考えつつ、全速で通り過ぎる。

どんな世界にも、昔ながらの方法にこだわる人と、新技術の導入に積極的な人とが存在する。
どちらがいいとは、もちろん言えないが、機械大好き人間が、少しでも楽できる方法を追求するには、訳がある。
猟師は足を使うが、身近で特別長生きな人はいない。どうも趣味猟師程度の 「足」 では、寿命に関係ないと思うからだ。

それに引き換え、中高年までスキーを続けた人は、長生きが多い。
「足だけ」 と 「全身を使う」 のバランスが大事なのか、と思う。
するってえと、ストックを使った 「ノルディックウォーク」 ・・・ あれ、「元気で長生き」 には、いいかもしれん。