弘化4年(1847年) 善光寺地震で我が家が全壊した話の後日談。

仏壇も家の下敷きになった。
ところが、仏さまの掛け軸(写真中央)だけが、
庭の梨の木に無傷でぶら下がっていたという。

話してくれた爺婆だって生まれる前の話だから、
もちろん自分の目で見たわけではない。

聞かされた小学生の私が、
そんなん、ありえねー、と言うと、
我が家では、昔からそう言い伝えられているのだそうだ。

ふーん!

この話を思い出すたび、
作り話か否か、の問題ではなく・・・
 
我家に伝わる伝説として、子や孫に語り継いでゆかねば、と思う。