スモモの老木に登って撮影

昭和39年 ・・・ 我が家は、この時 築117年、右側の母屋は 茅葺・中門造り

季節は盛夏、庭一面に、タバコの葉を釣るして乾燥させてる、立ってるのは父・46歳

葉タバコの茎は2m以上に伸び、50pもある大きな葉を30枚ほどつける。

早朝、父母が朝露でびしょ濡れになりながら葉を摘み、ガートラで家まで運び、

今はオヤジの隠れ家になってるこの部屋で ・・・ 家族みんなで、縄の目に編んだ。

・・・ 農家の庭は作業スペース ・・・ ブルーシートがなかった時代 ・・・

秋、藁で編んだ3m四方ほどの 「ねご」 を庭一面に敷き、脱穀した籾の天日乾燥

朝晩、降雨があれば瞬時に、籾と重い「ねご」を、屋内へ出し入れする重労働だった。

左側 ・・・ たくさん実がなってる木は 国光(リンゴ) 自家消費用

正面の建物は、その後、茅葺屋根の上にトタン板を葺き、いまも現存