行けども、行けども、垂直に切り立った雪の壁。 
一昔前は、ブルドーザーで雪を押す除雪でしたから、数10mごとに壁の切れ目がありましたが、
ロータリー除雪が普及して、立山・黒部アルペンルートみたいな、垂直な壁だけになりました。

ちなみに、昔から飯山線では、線路に迷い込んだタヌキが、雪の壁で山に帰れなくなって、
あわれ、列車にひかれて頓死する事故が多発、
ストーブ上で、酒の肴・焼タヌキになったと聞きます。
 
・・・ おやーっ、ここは低くなってる ・・・

と、思ったら、橋のたもと。
除雪された雪が、下の河原に落とされるからです。
実は、これ、悲劇の始まるポイント。

山の獣は、こういうところから、道路に迷い込む。
すると ・・・ どこにも、隠れるところがない。
カーナビもスマホも持たないから、大パニック。

迷路にはまりこんで、
ただただ、走って、走って ・・・
気がつけば、市街地。
こんなことになる。

で、全国で初めて (報道されてないから、たぶん)
市役所・警察署・猟友会で緊急出動マニュアルを作成
いざという時は、迅速な行動が可能になりました。

・・・ さて ・・・ ヤツら雪で餌に窮してる頃 ・・・

・・・ 出動態勢ぬかりなし・・・