高源院沿革
寺伝によれば、当院の前身は、萬用山慈専院と称し、永仁三年(1295)尾崎城主泉弥次郎朝衝の開基にして、権少僧都慶学法印開山の真言密院であったが、応永七年(1400)尾崎城主泉左近太夫重歳が開基となり、同族出の通巖正禅師-東源寺三世・現米沢市-を請して開山とし曹洞宗に改め、三嶋山興源院と称したが、後更に大永五年(1525)興を高と改め三嶋山高源院とした。
本堂建立・享保四年(1719)
山門建立・天保元年(1830)
庫裡建立・明治十六年(1883)
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開創600年記念事業
- 大般若経新添
- 位牌堂新築/檀信徒位牌作成
- 本尊厨子/空殿改修/須弥壇修復
- 開山像修復
- 庫裡玄関屋根等融雪工事
- 100体観音像修復
- 開山歴住報恩塔建立
- 大間/内陣/開山堂天井板張り替え
- 駐車場造成
- 開創600年記念報恩大法要
近年の略年譜
昭和50年 26世遷化に伴い27世晋山
昭和52年 太平洋戦争により供出の梵鐘再鋳
昭和56年 本堂昭和大改修/山門屋根銅板葺き/本堂裏消雪池造成
昭和60年 27世遷化に伴い28世(現住職)晋山
昭和62年 前住の遺志により仁王尊修復